検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

パタゴニア「キャプリーン」の選び方とおすすめは?モデル別の違いと特徴を解説!

パタゴニアが販売しているベースレイヤー、キャプリーンについて徹底解説! 耐久性や通気性に優れたキャプリーンの魅力と、それぞれのモデルによる違いを見ていきましょう。パタゴニアがどんなメーカーか知らない人もぜひその魅力を知っていってくださいね。
更新: 2021年6月12日
水城たんぽぽ
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

パタゴニア・キャプリーンライトウェイト

パタゴニアってどんなメーカー?

アウトドアを主軸に幅広い商品を扱うブランド

パタゴニアとは1965年に設立された、アメリカに本社を置くアウトドアメーカーです。取り扱っている商品は非常に多岐に渡り、アウトドア以外にも登山用品やサーフィングッズ、衣料品や果ては軍用品まで製造・販売を手掛けているんですよ。商品のバリエーション以外にも環境へ配慮する姿勢と活動が目立つブランドでもあり、環境保護団体との関係が強かったりビーチクリーン活動を行っていたりと商品展開以外の社外活動においても評価が高いのもパタゴニアの特徴と言えるでしょう。

パタゴニアの人気商品・キャプリーンとは

アウトドアから普段使いまで便利なベースレイヤー

今回紹介するキャプリーンというのは、パタゴニアブランドのベースレイヤーのことです。ベースレイヤーというと聞き慣れない人も多いかと思いますが、大雑把に言うなら登山用の肌着だと思っておいて間違いはありませんよ。行動中にかいた汗をそのままにしておくとどんどん汗冷えし、体温が下がってしまいます。それを避けるために汗を吸収・水分を排出していくのがベースレイヤーの役割ですね。汗をかきやすい夏場も、外気温が低いため体温の低下がそのまま命とりな冬の時期までキャプリーンは広く活躍しますよ。

キャプリーンはモデル別に4種類

2015年にリニューアル

キャプリーンには4種類のモデルがあって、以前はそれぞれに1から4の番号で呼び分けられていました。これが2015年にキャプリーン・デイリー、キャプリーン・ライトウェイト、キャプリーン・ミッドウェイト、キャプリーン・サーマルウェイトという呼び名に変わり、同時にそれぞれの仕様や性能も新しい物に変わったんです。2015年以前のいわゆる旧キャプリーンと比較して、新しくなったキャプリーンの変更点は主に3つ。素材が化学繊維のものからポリエステルやポーラテックといった素材になったこと、薄手になったことで全体的な軽量化をしたこと、そして取り扱うサイズが全てUSサイズで統一されたことでした。

キャプリーン モデル別の違い その1

パタゴニア・キャプリーンデイリー

キャプリーンの中でも特に日常着としての機能を考えられたベースレイヤーがこの「キャプリーン・デイリー」ですね。旧キャプリーンでは「キャプリーン1」という名前で販売されていたモデルになります。他のモデルと比較して最も伸縮性に優れていることが特徴で、さらにポリエステル素材を使用している事で吸湿発散性もバッチリ。ポリジン永続的防臭加工済みとのことで、公式サイト曰く「洗濯の回数を減らせ、長期にわたって着用できる」らしいですね。

涼しくて快適

キャプリーン・デイリーは特にその着心地も優れており、サラッとして涼しいと高評価なんですよ。実際に着用した人からは「キャプリーンに慣れたらコットン製Tシャツはもう着られない」なんて感想も出ているくらいです。激しい運動の時に汗をかいてもすぐ乾くこともあって、特に夏場には重宝する人も多いようですね。優れた伸縮性もあって、スポーツ時の着用もおすすめのモデルだと言えるでしょう。

サイズの選び方には特に注意


キャプリーン・デイリーの注意点として挙げられるとしたら、そのサイズについてでしょうか。前述のとおり規格がUSサイズのみとなっていることもあり、やはりどうしても日本人の体格ではサイズ選びが難しいようですね。使用者の評価の中にもサイズの選び方がうまくいかず、結局買ったものでは少し着心地を窮屈に感じるという声がちらほらと見受けられました。

キャプリーン モデル別の違い その2

パタゴニア・キャプリーンライトウェイト

キャプリーン・ライトウェイトは、キャプリーンの中でも特に軽量なベースレイヤーであることが特徴です。旧版では「キャプリーン2」ですが、リニューアルの前後で違いが最も目立つモデルとも言われていますよ。軽量なだけではなく、速乾性と吸湿発散性においてはキャプリーンで最も優れている点も購入者から高く評価されているポイントですね。通気性に優れたグリッド構造の生地が優れた着心地を提供してくれることもおすすめできる点と言えるでしょう。激しい運動時や夏などの暖かい季節におすすめとなっていおます。

着心地を徹底的に追求したベースレイヤー

キャプリーン・ライトウェイトの着心地に対する気遣いはとてもよく考えられています。襟ぐりは肌が擦れないように折り返したうえからテープ処理を施されており、わきの下部分も広い範囲の動きに対応できるよう余裕を持って作られているおかげで肩の動きを阻害しません。肩と両脇部分の縫い目の位置をずらしてあるため、バックパックなどを背負った時に肌が擦れない点は非常にアウトドア向けとなっています。動き回る事を考えられた設計が高い評価を集めるおすすめベースレイヤーがこのライトウェイトなんですよ。

キャプリーン モデル別の違い その3

パタゴニア・キャプリーンミッドウェイト

選び方としては夏場におすすめとして紹介したデイリーやライトウェイトとは違い、こちらのキャプリーン・ミッドウェイト(旧キャプリーン3)は冬の使用に最適なモデルとして販売されています。生地の内側が起毛仕上げのグリッド構造で作られており、高い保温性のおかげで冬でも寒くはありません。また冬向けとは言っても決して夏に着ると暑いというわけでもなく、吸湿発散性や通気性についても優れていますよ。単独でも、重ね着用としても使える万能ベースレイヤーとしておすすめできる商品ですね。

アウトドア用の細かな工夫もおすすめ

保温性や通気性だけに注目しがちですが、そもそも本来の選び方を考えた際に、ベースレイヤーとしてのキャプリーンは登山などアウトドアに使用するものであることを忘れてはいけません。キャプリーン・デイリーには無い特徴としてこのキャプリーン・ミッドウェイトとキャプリーン・ライトウェイトには袖の部分に親指用ループがついており、着た際に動き回ることが多くても袖がまくれあがったりする心配はありませんよ。

重量が気になる人も?

夏と冬どちらにも対応可能である点やアウトドア用の工夫をしてある事などおすすめポイントは非常に多いのですが、そのために生地をしっかりとしたものを選んでいるため、どうしても他のモデルのキャプリーンと比較したときに重くなる点は注意しましょう。参考までに違いを見てみると、キャプリーン・ライトウェイトの重量が99g程度・キャプリーン・デイリーのロングスリーブタイプでも156gであるのに対し、キャプリーン・ミッドウェイトは189gとなっていました。それほど大きな違いではありませんが、登山を含むアウトドア用であることを考えると気になるという声もあるようです。

キャプリーン モデル別の違い その4

パタゴニア・キャプリーンサーマルウェイト

旧版ではキャプリーン4と呼ばれていたキャプリーン・サーマルウェイトも、夏向けの別モデルであるデイリーやライトウェイトとは違い、夏よりは冬向けと言われるタイプのベースレイヤーと言えるモデルです。内側に施された起毛フリース面のおかげで水分は素早く外側へ発散し、高い保温性のおかげで体の芯から温まるように設計されています。キャプリーン中最も優れた保温性という売り文句は伊達じゃありません。肌触りの良さと保温性から人気も高いんですよ。

伸縮性も優れたベースレイヤー


キャプリーン・サーマルウェイトは伸縮性もかなり優れている商品で、例えば身長172㎝くらいで筋肉質な人がXSサイズを着ても、窮屈に感じることは無いとのことです。むしろ保温性を求める時には服と肌に隙間を作るよりも密着させた方が良いため、ぴったりフィットするサイズ感は購入者からかなり喜ばれているんですよ。保温性だけでなく、着た状態で汗をかいても生地が肌に張り付くことはなく、速乾性に優れているおかげですぐに乾いてくれることも魅力ですね。べたつく不快感や汗冷えとは無縁の着心地を提供してくれますよ。

キャプリーン購入者からの評価 1

パタゴニア・キャプリーンデイリー

着心地ですが、かなりサラッとしていて期待通りの涼しさ。これに慣れてしまうとコットン製のTシャツは辛く感じてしまうかもしれません。また、素材に伸縮性がかなりあるので、スポーツにもそのまま使えそうです。

キャプリーン・デイリーのレビューで目立つのはその着心地についてでしょうか。基本的んは普通のTシャツとしての用途がメインになるのですが、下着としても使えないことはない、という意見も複数見受けられました。薄くて吸汗性・速乾性に優れたモデルなので夏場にスポーツ用として着るといった選び方をする人が多いようです。普段着としての使い心地もかなり優秀なので、持っておくと夏場には重宝する事間違いなしですね。

キャプリーン購入者からの評価 2

パタゴニア・キャプリーンライトウェイト

パタゴニア・キャプリーンライトウェイト

出典:Amazon

購入者からの口コミでは、キャプリーン・ライトウェイトの購入時には通常よりも1サイズ小さいものを選ぶことをおすすめする、という意見があります。やはりキャプリーンはどうしても元々のサイズが日本人向けではないこともあるので、そこは注意しましょう。汗を多くかく人には特に好評で、汗をかいてから乾くまでの時間の速さを喜ぶ声が多いですね。キャプリーン・デイリー同様に、特に夏場は活躍しそうです。選び方としては夏場の登山にはこれ1枚でも問題なし、冬にはベースレイヤーとして重ね着用にというのがおすすめですね。

170cm60kgでUS-XSサイズがジャストフィットでした。 私は季節を問わず脇汗でインナーがぐっしょりになるのが悩みの種でしたが 当製品は汗で濡れてから乾くまでが早い為、不快感が大幅に軽減されました。 いい製品です。

キャプリーン購入者からの評価 3

パタゴニア・キャプリーンミッドウェイト

キャプリーンのベースレイヤーの中でも万能タイプのモデルとして販売されているだけあって、口コミを見てみてもミッドウェイトはその機能性を高く評価している人が多いですね。旧キャプリーンの2と3の中間的な性能だ、という声もあるようです。選び方も登山用から寒い日のランニング用・上からTシャツを重ね着して普段着用など多岐に渡り、どの選び方をした人も総じて満足のいく性能や着心地だという評価をしていますよ。キャプリーン・ミッドウェイトを買った人の中には「他の物に買い替えようという気持ちを失うほどいい」なんて意見も。

乾きやすさという点は、劇的というほどでもないが、濡れているときの不快感があまりない、 という印象でした。上にフーディニを来て10kmほど走った後の感想で、フーディニの内側が 水滴だらけになっていたので、あまり参考にならないかもしれません。 山やスキーではほとんど問題ないと思います。

キャプリーン購入者からの評価 4

パタゴニア・キャプリーンサーマルウェイト

キャプリーン・サーマルウェイトの評価として目立つのはその保温性ですね。着心地も決して悪い物ではないのですが、サイズの変更があってからは日本人向けの丈ではない分購入者からは少し気になるという意見もあるようですので、購入時には自分に合ったサイズをちゃんと考えて購入しないと後々後悔する事もあるようです。サイズさえ適切ならその保温性は非常に素晴らしく、真冬にこれだけでランニングできるなんて評価も決して大袈裟なものではないようですよ。主な使い方も真冬のトレイルランニング用だという人が結構多く、アウトドアでも問題なく活躍できます。

汗抜けはどうでしょうか新しいモデルの方が良くなったと思います。 総合的に見ればこの商品はベースウェアとして素晴らしいです。 一歩抜きん出た存在です。 キャプ4と比べるのは止めました。  真冬でもこれ一枚でランニング出来ます。  気温零℃近くでもです。 風速五メートルまでなら下にミレーの網を着ればある程度風が強くても快適に走れます。  それと、、毛玉は出来ませんよ。 

キャプリーンのモデル別 選び方の違い・その1


夏場はライトウェイト・デイリーがおすすめ

4種類あるキャプリーンはそれぞれ特徴が異なるので、選び方に迷うという人もやはり一定数以上はいます。あくまで参考ではありますが、特におすすめの選び方として購入者からよく聞くのは「キャプリーン・デイリーとキャプリーン・ライトウェイトは夏用」というものですね。キャプリーンは全体的に保温性にも優れてはいますが、どちらかと言えば速乾性の吸湿発散性のほうに重点を置いているタイプなことがその理由です。普段着として以外にも発汗量の多いランニングでもキャプリーンとしての良さを発揮してくれるでしょう。

キャプリーンのモデル別 選び方の違い・その2

冬のおすすめはサーマル・ミッドウェイト

夏場におすすめと言われるキャプリーン・デイリーとキャプリーン・ライトウェイトに対して、冬にこそ真価を発揮するのがキャプリーン・ミッドウェイトとキャプリーン・サーマルウェイトの2つですね。特にミッドウェイトは「キャプリーンでも最も暖かい」という評価があるだけあって購入した人の選び方も冬の使用が目立ちます。ミッドウェイト・サーマルウェイトの特徴でもある起毛グリッド構造は冬の寒さを気にせず動き回れるため重宝する人が多いようです。反面、夏向けの二つと比べて暑い時の調整は難しいようですから気を付けましょう。

購入はパタゴニア公式サイトがおすすめ

サイズ交換への対応ができるのが高評価

キャプリーンの購入をする際にはパタゴニア公式サイトでの購入をおすすめします。インターネットで検索すればAmazonや楽天などでも取り扱ってはいるのですが、公式サイトのみの特徴として「サイズ交換が無料で行える」というものがあります。実はパタゴニアの商品はサイズ選びが難しい事で有名で、特にキャプリーンはリニューアル後はUSサイズのみの取り扱いなため、日本人だと自分に合うサイズを見つけるのがなかなか大変なんですよ。そのため無料でサイズ交換に対応してくれる点は結構重要なんですね。もちろん自裁委に試着できるお店で直接購入できるのなら、それが一番確実ですよ。

公式サイトで購入者からの評価も確認可能

パタゴニア公式サイトの特徴としてもう一つ挙げられるのが、公式サイト内で販売商品について購入者からのレビューを確認できることですね。実際に買って使用した人からの直接の評価は自分がそれを購入するかどうかを決める時の判断材料としてかなり優秀です。キャプリーンだと買ったサイズに加えて購入者の身長や実際来た時のサイズ感までレビューに並べて表示してくれるので、そのサイズが自分の身長に合っているかの判断基準としても使えますよ。

パタゴニア・キャプリーンについてのまとめ

キャプリーンはアウトドア用のベースレイヤーとしても優秀ですが、どれも基本性能が優れているため普段使いやスポーツ用として愛用する人も多い、優れた商品と言えるでしょう。デザインも豊富ですし、今までアウトドアに縁がなかった人にも是非ともお勧めしたいアイテムなので、もし興味を少しでも持ったなら購入を考えてみてください。買っても決して損はしませんよ。