スパイダルコ|ハーピー 波刃
スパイダルコ| ドラゴンフライ2 ZDP189 (直刃)
スパイダルコ|デリカ 4
スパイダルコ| エンデューラ4 ZDP-189 フラット身 直刃 C10PGRE
スパイダルコ|レディバグ3
スパイダルコ |シビリアン G-10 波刃 C12GSZ
スパイダルコ|クリケット ステンレス 直刃 C29P
SPYDERCO|ストレッチ2 C90PGRE2
スパイダルコはアメリカ生まれ
あらゆるジャンルのアウトドアシーンで人気が高まるスパイダルコは、世界のどこで誕生して、今まで何を求めてきたのか。ナイフを使いこなすなら、スパイダルコの誕生の瞬間から知ってみましょう。
スパイダルコはアメリカのコロラド州に拠点を置く
スパイダルコは1976年、アメリカ合衆国でSal and Gail Glesserによって設立されました。1981年にはロッキー山脈が南北に伸びるコロラド州ゴールデンに本拠を構え、独特なサムホールの空いたスパイダルコナイフの製造と販売を開始します。現在のスパイダルコ製ナイフの多くが、日本の素材を使い、日本の工場で製造されているのを知っていますか。
日本と世界で人気を得たスパイダルコ
スパイダルコの独特な形状と性能を発揮するフォールディング(折りたたみ)ナイフは、アメリカを始め世界に普及し始めました。アジアでは日本、台湾、中国、欧州ではイタリアなど、いまでは世界各地で人気を博し、アメリカのヒマラヤ山脈遠征にも採用されました。登山などのアウトドアで、広く使いたくなるナイフです。
スパイダルコはスパイダーを由来とする
スパイダルコの社名とロゴマークを見ても一目瞭然ですが、スパイダルコは蜘蛛=スパイダーの名前を元にしている会社です。登山などのアウトドアで、あれは蜘蛛だ、いや、スパイダーマンだ!と言われる程に自在に動き回りながらナイフを使うことができる、そのへんを意図しているようです。かっこいいスパイダーのロゴが目を引きます。
スパイダルコのナイフの最大の特徴
スパイダルコのナイフは見た目からして明らかに、そこらへんにある普通のナイフとは違っています。一体どのへんに特徴があるのか、特に注目点を確認してください。
登山やクライミングで使いやすいサムホール
スパイダルコのナイフを見れば、どのブレードのモデルにも、1センチほどの穴が空いていることを確認できます。これはサムホールという名で、スパイダルコが特許を有している象徴的な構造です。サムホールは登山やクライミングの時、片手が塞がった状態でも、左右両側から片手一つでナイフの操作をしやすくする構造です。スパイダルコのほぼ全製品に採用されています。
独特なナイフのセレーション(波刃)
ブレードはストレート(直刃)と共に、大小のセレーション(波刃)が施されているナイフを多く見かけます。この構造はスパイダルコ・セレーションと呼ばれ、スパイダルコが誇る特徴のひとつです。この波刃によって、切りにくい厚手の布、濡れたロープなどの切断しやすさが得られています。
鋼材・ハンドル材・ロック形式が多彩
スパイダルコのナイフのブレードに採用している鋼材は、1種類ではありません。日本の武生特殊鋼材のVG-10(V金10号)、錆びないことで有名なH-1、クルーシブル社のCPM S30Vなど様々な鋼材のブレードがあります。ハンドル材も多種類が採用され、ロック形式もロックバック、ボールベアリングロック、スライドロックなどそれぞれのナイフで異なっています。
スパイダルコのおすすめナイフ①
シルバーがまぶしいハーピー
全体がシルバーの色合いで美しい光沢が特徴的なハーピーは、スパイダルコの中でも人気モデル。全長は165mm、ブレード長は70mmと中型な大きさです。ブレード素材には持久性や耐久性など全体のバランスが優れるVG-10が採用されています。ハンドル素材は、軽くて頑丈さを備えているステンレス素材です。
ハーピーの価格帯
日本ではスパイダルコの新品のハーピーは、おおむね12,000円~13,000円台で購入ができます。スパイダルコのナイフのなかでは中程度の価格帯であり、高額になりにくいことでハッピーになれる商品です。
スパイダルコ|ハーピー 波刃
スパイダルコのおすすめナイフ②
軽量で小型のドラゴンフライ
軽量かつコンパクトで、ベストセラーの人気を見せるスパイダルコの種類がドラゴンフライ。このナイフは1種類のみならず、ハンドルカラーも多様、防水性や耐久性に特価した種類など、さまざまな素材と特徴を持っています。そんなドラゴンフライの中でも、おすすめなのが次のナイフです。
ドラゴンフライ2
アウトドアに人気のドラゴンフライが、バージョンアップしたタイプがこれです。全長141mm、ブレード長57mmとコンパクトな大きさで、重量は従来型に比べてますます軽量化して34gしかありません。ブレード素材にはVG-10、ハンドル素材にはFRNが使用されています。
ドラゴンフライ2ソルト
ドラゴンフライでも、海の中で使っても錆びない耐海水性の特徴をもっているのが、ドラゴンフライ2ソルト。全長143mm、ブレード長65mmの大きさで、直刃、波刃の両方があります。ブレードが錆びない秘密は、耐食性の高いH-1鋼材を採用しているためです。ハンドルにはザイテルという滑らない素材が使われています。釣りや水中作業にも適しているモデルです。
ドラゴンフライの価格帯
ドラゴンフライの手に入れやすいモデルは6,000円台からと、低予算に抑えたい人にも嬉しい低価格です。ほとんどのモデルは1万円以下で購入ができます。しかし中には12,000~15,000円台と、若干高めな仕様も存在しています。
スパイダルコ| ドラゴンフライ2 ZDP189 (直刃)
スパイダルコのおすすめナイフ③
やや大きめサイズで軽量なデリカ
スパイダルコのデリカは全長180mm前後で、ハーピーやドラゴンフライより若干大きめなサイズのフォールディングナイフです。カラーバリエーションが色々あり、全体として若干サイズ感があるとは言っても軽量さが抜群です。
デリカ4チタンコーティング
ブレードはハーフセレーションが付き、素材はVG-10で納得な上、チタンコーティングまでしてあるので強度は十分。全長178mm、ブレード69mmの大きさは、小さすぎないことを求める人にうってつけです。ハンドルは滑りにくいザイテルが使われています。
デリカの価格帯
デリカ4の一番安いモデルは7,000円台からと、様々なアウトドアで利用したい人が、無理なく購入できる価格帯でおすすめです。また、若干高いモデルではZDP189鋼を使用したものが、13,000円前後のお値段です。
スパイダルコ|デリカ 4
スパイダルコのおすすめナイフ④
大型なエンデューラ
全長220mmを超える、スパイダルコのナイフでは大型な種類に入るのがエンデューラのシリーズです。お手頃なタイプが多いですが、チタンハンドル製の高級モデルが存在しています。手に持ってしっかり感を得たいアウトドア派な人におすすめです。
エンデューラ4 ZDP-189
ブレードは日立金属が開発した、粉末鋼材ZDP-189が採用されました。ロックウェル硬度67~68というブレード高硬度が実現されています。これにより、長期間も研ぎ直さずに切れ味が鋭い状態を維持できます。全長221mmで、長さ96mmのブレードの厚さは約3mmと厚手です。ハンドルはスチールライナーが埋め込まれたザイテルが採用されています。
エンデューラの価格帯
大きさの割には9,000円台から、おおむね12,000円程度で手に入るナイフです。しかしチタンの素材を使ったものは、2万円を超える価格で高級モデルとなります。
スパイダルコ| エンデューラ4 ZDP-189 フラット身 直刃 C10PGRE
スパイダルコのおすすめナイフ⑤
超小型なレディバグ
小さな手をした女性でも、サイズが合って使いやすいのがレディバグです。全長は110mmを上回る程度で、女性の手のひらにすっぽり収まります。スパイダルコのナイフの種類では、一番手の超小型なのが特徴的です。
レディバグ3
重量わずか20グラムという500円玉3枚程度の、信じられない軽さが魅力です。全長は111mm、ブレード長49mmなので、女性の手にはピッタリフィットするでしょう。ブレードの素材はVG-10、ハンドル素材はザイテルが使われています。ハンドルのカラーはブラック、フォリッジグリーン、パープルがあります。
レディバグ3ソルト
優れた耐腐食性を誇るH-1を採用しているため、真水や海水に濡れて放置しても、錆びることがありません。水辺のアウトドアシーンで、キャンプの料理でも使って行ける、女性向けのおすすめな一品です。
レディバグの価格帯
価格面を見ても、スパイダルコ製ナイフでは最安で手に入るのがレディバグです。一番安いレディバグ3のモデルは3,000円台後半から、もっとも高価なレディバグ3 ZDP-189でも、6,000円台から購入できます。
スパイダルコ|レディバグ3
スパイダルコのおすすめナイフ⑥
くの字で大型シビリアン
スパイダルコのシビリアンは、ブレードの先端がくの字に曲がっている特殊な形状を持っています。この形状が、ロープを切りやすくする構造なのです。全長230mmと、スパイダルコ製ナイフでは最大のサイズを持っているのも、シビリアンでシビレちゃう特徴です。
シビリアンG-10
ブレード素材は人気のVG-10が、ハンドル材にはG-10が用いられています。全長は230mm、ブレード長100mmと、ハーピーやドラゴンフライと比較してみても、非常に大きめな種類のナイフです。それでいながら重量は105グラムとかなりの軽量感があります。大きいので、手のサイズが小さい方は選ぶ時に注意が必要です。
シビリアンの価格帯
大型のシビリアンG-10は、スパイダルコでも高級な種類に入るナイフです。通販では店舗によって価格幅は広く、15,000円台から24,000円台程度を考えておくと良いです。
スパイダルコ |シビリアン G-10 波刃 C12GSZ
スパイダルコのおすすめナイフ⑦
丸みを帯びたクリケット
レディバグと並んで、スパイダルコのナイフでは小型で安価な種類に入ります。クリケットのナイフは全体的に丸々とした形で、折りたたんだ時にクリケットグラウンドのように楕円形になるのが特徴です。
クリケットカーボンファイバー
クリケットのカーボンファイバーモデルは、全長が118mm、ブレード長さ48mmとコンパクトです。ブレード素材にはATS-55が、ハンドル素材にはカーボンファイバーが用いられています。ロックは引っかかりのあるライナーロックで、折りたたむとほぼ手のひらにすっぽりと隠れてしまいます。
クリケットの価格帯
クリケットカーボンファイバーならば、6,000円台の価格です。最も高価なクリケットステンレスでも1万円を切る値段であり、全体的に価格帯は低めで購入できるでしょう。
スパイダルコ|クリケット ステンレス 直刃 C29P
スパイダルコのおすすめナイフ⑧
渋さを見せるストレッチ
全長200mm程度とハーピーより大きい、スパイダルコの中では中規模なモデルがストレッチです。ハンドルカラーは派手さを抑えた大人仕様で、ものによっては高級なモデルも存在しています。
ストレッチ2 ZDP-189鋼
ブレードには最高品質と名高い、日立金属の鋼材ZDP−189が使われる、高い硬度を誇るフォールディングナイフ。全長は208mm、ブレード長さは88mmとやや長めで、非常に頑丈にできているので切れ味が持続します。ハンドル素材には滑りにくいと評価のある、FRNが使われています。
ストレッチの価格帯
スパイダルコのストレッチでもっとも安いモデルなら10,000円台で求めることができるので、初心者からもおすすめです。高級な種類の価格帯は25,000円程度になります。
SPYDERCO|ストレッチ2 C90PGRE2
アウトドアでスパイダルコ使ってみよう
アウトドアを追求していくほどに、色んな場面でナイフが必需品なことに気が付きます。そこでスパイダルコの片手で使いやすいフォールディングナイフがあったら、アウトドアの時間はスムーズに進行して行くでしょう。スパイダルコには膨大な種類のナイフがあります。これを使ってみたいと心から思う、理想のスパイダルコのナイフを求めてみてください。
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