TOKO ECOテクスタイルプルーフ
液体保護スプレー 布製品&木材用
パフォーマンスリペル
トレントシェル 3L ジャケット
ハイテクプルーフ ハンドスプレー300ml
撥水スプレー 靴用 シューズプルーフ&ケア
はっ水スプレー AX31
TX.ダイレクトWASH-IN
コロンブス アメダス2000
ヤマハ ヘルメットシールド撥水剤
最強撥水スプレーを早速ご紹介!
晴天でも登山中に天候が変化して、雨になることはよく起こります。山で雨に濡れると体力が急速に衰えます。疲労と疲労感が高まり、最悪の場合は遭難の原因。
山行に先立ってウィンドブレーカー、ザックカバー、オバーズボンなどに、撥水スプレーを振りかけて乾燥させておけば、取りあえずは雨に濡れずに済みます。その簡易性と利便性からも嬉しい商品ですね。そんな撥水性に優れた「最強」撥水スプレーをご紹介していきます!
最強撥水スプレー おすすめ①
TOKO ECOテクスタイルプルーフ
TOKO ECOテクスタイルプルーフ
「TOKO ECOテクスタイルプルーフ」は、フッ素成分を使わずに、撥水性は強力で持続力に定評があります。自然に優しい生分解成分で作られています。ブルーサイン(Bluesign)が、環境保護性と安全性を認められ、ドイツアウトドアショーで環境部門賞を2010年に受賞。
乾きは他と比較して早くありませんが、スプレー膜は透明であり、生地をパリッとさせたり、白っぽくさせたりしません。
最強撥水スプレー おすすめ②
エスデザイン 液体保護スプレー 布製品&木材用
液体保護スプレー 布製品&木材用
こちらの液体保護スプレーは、撥水加工を施したいものにスプレーするだけ。スプレーしたら放置しておくだけで、簡単に保護できます。抜群の撥水加工だけでなく、防汚としても効果を発揮するアイテムです。
布製品と木材どちらにも利用できるため、スプレーを1本持っていると重宝します。ただしシミになりやすいものや、初めから撥水加工が施されているものには適していないので、使用には注意してください。
最強撥水スプレー おすすめ③
パフォーマンス リペル スプレー
パフォーマンスリペル
グランジャーズ「パフォーマンス リペル スプレー」は、アクリルポリマーを使った環境に優しい撥水剤を使っていますが、撥水性は強力です。耐久撥水加工済み生地への撥水性再加工も可能で、透湿性も強力に保てます。
環境への負荷低減や人体への安全性が高く、ブルーサイン(Bluesign)認証を取得しています。スプレー後の撥水性低下はありますが、半時間はしっかりした性能を維持しています。
環境・安全面と撥水性
トレントシェル 3L ジャケット
他と比較しても、環境・安全面と撥水性ともに満足のできる性能で、パタゴニアやノースフェイスなど多くのアウトドア用品メーカーの推奨を受けています。
スプレーノズルは、吹きかけやすく細かい霧状に散布できる優れた設計です。乾き方が比較的遅く、過剰に散布した液では、生地が加工前と比較して白っぽくなることがあるので、注意しましょう。
最強撥水スプレー おすすめ④
モンベル SRスプレー
SW-420
お得に撥水スプレーを購入したいという方には、こちらのアイテムがおすすめです。2本セットで1000円程度で購入できるため、撥水スプレーを試してみたいという方にもピッタリ。
布や靴だけでなく、革にも使用できるというのが特徴的です。水だけでなく汚れも弾いてくれるため、アウトドアや日常生活で大活躍すること間違いなしのアイテムとなります。
最強撥水スプレー おすすめ⑤
ホルメンコール ハイテクプルーフ
ハイテクプルーフ ハンドスプレー300ml
ホルメンコール ハイテクプルーフは、運動用品の撥水コーティングに最初にナノテクノロジーを導入して、ナノ粒子の特性を活用して安定した強力な超薄膜形成を実現しました。
スプレー直後の撥水性は、他との比較でも超絶に強力で、例え60分水に浸していても十分な撥水性を維持します。塗布後に生地が少し白っぽくなることと、摩耗耐久性が比較的低いことが強いて言えば難点です。
最強撥水スプレー おすすめ⑥
TOKO 撥水スプレー 靴用 シューズプルーフ&ケア
撥水スプレー 靴用 シューズプルーフ&ケア
TOKOから販売されているこちらの防水スプレーは、靴専用の製品です。ナイロンやコンビだけでなく、皮革にも対応しています。特に皮革には保革効果もあるのが特徴的。
アウトドアでは、突然の雨に見舞われてしまうこともあります。そんなとき、シューズに防水スプレーを施しておけば、靴の中に雨が入ってくる不快感に襲われることはありません。簡単なスプレータイプなので、日々のお手入れに取り入れてみてください。
最強撥水スプレー おすすめ⑦
AX-31 防水 超強力撥水スプレー PFOAフリー AXE アックス SOFT99
はっ水スプレー AX31
AXE(アックス) 超強力撥水スプレー ウォータープルーフプレミアム AX31は、衣類生地の通気性を維持したままで、撥水性の強力なコーティング膜を作ります。雨の日の通勤や通学の前に服に振りかけておくと、ほとんど濡れずに済みます。
最強撥水スプレー おすすめ⑧
シマノ ウェア撥水コートスプレー SP-006B
SP-006B
シマノ ウエア撥水コートスプレーは、シリコン系撥水剤を使っています。一般的にはシリコン系撥水剤では失われる、衣類の透湿性を保ったままで撥水性を高めます。速乾性のスプレーなので、素早く撥水性を発揮し、水分、油分や汚れが衣類生地に染み込むことを防ぎます。また、衣類生地の風合いを損なうことも有りません。
最強撥水スプレー おすすめ⑨
3M スコッチガード はっ水・防汚スプレー 衣類・布製品用
SG-P345i
「3M スコッチガード はっ水・防汚スプレー 衣類・布製品用」は、フッ素樹脂とシリコン樹脂を組み合わせて、強力な撥水性を確保しています。衣類生地を構成する各繊維の一本一本にしっかりと付着して、水滴や泥水などの水性汚れや食べ物の油汚れを弾きます。
このため、衣類にシミができるのを防いでくれます。また土砂降りで濡れても、衣類生地の折り目が崩れにくいので、ズボンなどの形を維持してくれます。
最強撥水スプレー おすすめ⑩
NIKWAX(ニクワックス) TX ダイレクトスプレー
EBE016
NIKWAX(ニクワックス) TX ダイレクトスプレーは、透湿防水性雨具や内側が吸汗加工された、衣類に適したPFC不使用の撥水スプレーです。成分のTX10iポリマーが、衣類の繊維一本毎に絡みつきますが、撥水成分は自由自在に動き、衣類生地の伸縮性や通気性が損なわれることもありません。
撥水性に強力な耐久性があり、熱を加えなくても定着し、自然乾燥で十分な撥水処理が可能で手軽。持続性が強く、汚れても水洗いで復活します。
気になる防水・撥水の違いとは?
防水は衣類などの生地を薄い塗膜で被った状態で、生地の目、繊維の隙間を潰してあるので、比較的強い水圧がかかっても水を通しません。ただ空気も遮断されるので、着蒸れに気を付けなければなりません。
これに対して撥水は、生地の表面に付着した撥水剤が水を弾き、ある程度まで水を通さずに、透湿性や通気性を保ちます。水圧がかかると水を通すので、防水性はありません。
撥水とは
衣類などの生地は、フッ素系樹脂やシリコンを塗布して撥水加工されると、撥水剤は水より著しく表面張力が小さいので、表面張力の差が大きいので水を弾きます。水滴は玉状となって、生地に付き難くなって転がり落ちるので、生地の内側には通り抜けません。
但し、長時間にわたって雨の中などで使用すると、生地表面の撥水剤が剥がれ落ちて撥水性が衰えてしまいます。
超撥水
超撥水とは、上記の玉状の水滴が生地などの素材と接触する角度が、生地と水、水と空気および空気と生地各々の界面張力(表面張力)によって、150度よりも大きい場合です。この接触角が150度より大きい程、水滴はさらに玉状となります。
即ち、撥水性がより強くなって、水滴は生地に付き難くなって、生地を通り抜けられません。反対にこの角度が30度よりも小さいと、親水性が高くなり、水滴は生地を通り抜けて、生地は濡れた状態になります。
防水とは
衣類生地の表面に被膜を作って、繊維の隙間や生地の目を被って水を通しません。完全に防水加工された生地は、多少の水圧がかかっても、時間が経過しても外部の水分を通しません。
ただ雨傘や雨衣のように水を通さないと、同時に空気も通さないので着蒸れします。防水生地の代用例としてはゴアテックスが有りますが、ゴアテックスは特殊な加工で高い透湿性も持っています。
撥水加工と防水加工の違い
衣類生地などの表面が水を弾くように、フッ素樹脂やシリコンなどの撥水剤を、熱などにより付着あるいは固着させる加工です。一般的には撥水加工済みの衣類を購入しますが、手軽にはアイロンで熱を加えたり、撥水スプレーしたりしても自宅でできます。
撥水性を強力にして長持ちさせるためには、自宅でも洗濯した後に、ウォッシュイン(水浸し)タイプの撥水剤に浸して乾燥させる方法がおすすめです。
防水加工との違い
防水加工は撥水加工と異なり、防水樹脂を衣類生地に塗り込んで目を潰したり、防水樹脂液に生地を漬け混んだ後に圧力や熱を加えたりして、防水樹脂膜で生地を被う加工です。
他に生地に防水フィルムを密着(ラミネート)する方法もあります。防水加工は完全防水で水も空気も通さないので、主には通気性の必要のない雨傘や雨衣などに使われます。
透湿性と防水性
これに対して撥水加工は、通気性と透湿性を持たせるために、土砂降りや長時間濡れている状態は想定していないので、そのような状況では、撥水性が劣化して水を通してしまいます。その対策としては、防水加工したフライシートの使用がおすすめです。
このためにレインウェアなどでは、水滴は通さずに湿気は通す「防水性」と「透湿性」を併せ持つ透湿防水加工求められ、ゴアテックスやダーミダックスのような素材が、登山用雨衣に使われています。
撥水加工のメンテナンス
TX.ダイレクトWASH-IN
衣服などの生地への撥水加工は、使用や洗濯に伴う擦れによる摩擦や紫外線によって、次第に撥水性が劣化してきます。フッ素系撥水剤なら、洗濯乾燥後にアイロンで熱を加えるだけで撥水効果は長持ちします。
しかし、失われた撥水性を取り戻すには、ウォッシュイン(水浸し)タイプでメンテナンスする必要があります。もっとお手軽にスプレータイプで撥水性を復活できます。
撥水スプレーと防水スプレーの違い
撥水スプレーとは、生地に一吹き振りかけるだけで、手軽に衣類などを雨などで濡れることを防ぐスプレーです。その効果が実際に体感できるので多くは、「最強」「超強力」や「強力撥水」との名で売られています。
実際の効果は大同小異で、ずぶ濡れの雨に1時間以上も耐えたり、雨天に一日中耐えたりできるような撥水性を持つ製品はありません。とは言え、急な雨や飛沫などから、衣類やバック類を短時間ながら有効に守ってくれます。
撥水スプレーと防水スプレーの違い
コロンブス アメダス2000
市販されている撥水スプレーと防水スプレーは、実際には撥水スプレーで値段も用途もほぼ同じです。
メーカーによる名前の付け方ですが、防水スプレーとして売られている製品は、靴などの生地の内部に水が浸透しないことを目的に開発されて居り、防水性と共に防汚性が強調されています。靴の老舗「コロンブス」が販売している「アメダス防水スプレー」などはその典型です。
撥水スプレー おすすめの用途
ここでは、衣類生地に使う撥水スプレーに関して述べていますが、撥水スプレーは、革製品・傘・雨具など以外にも、家電製品、自動車、自転車、スキー板、フライパンなどのテフロン製品、ガラスなど広い用途があり、水気、油、土埃による濡れや汚れを防いでくれています。自動車の窓では、ワイパーがほとんど必要ない程の効果があります。
撥水剤の成分ってなに?
代表的な撥水剤に、フッ素系撥水剤とシリコン系撥水剤があります。いずれも呼吸器に対する害を及ぼすので、現在ではフッ素系撥水剤とシリコン系撥水剤使用量を抑え、生地繊維の表面に、ナノテクノロジーで超耐久撥水撥油層を直接作りあげる加工技術が確立してきました。
また、フッ素系撥水剤とシリコン系撥水剤を使わない、人体や環境に優しい新たな撥水剤も開発されています。
フッ素系撥水剤
DBS-420
撥水性を持つフッ素樹脂を主成分とした撥水剤です。フッ素樹脂はトゲ状の腕を持っています。このトゲが生地の表面に毛羽立ちして水や油を弾いています。フッ素系撥水剤は、アイロンなどで熱を加えると、樹脂が生地を構成する繊維の表面との密着性を強まります。
これにより、トゲはさらに毛羽立ち、撥水性を高めます。生地が擦れたり、汚れたりすると生地表面に付着したフッ素樹脂が剥がれ落ちて、撥水性が衰えるのでメンテナンスが必要です。
シリコン系撥水剤
ヤマハ ヘルメットシールド撥水剤
撥水性を持つシリコン樹脂を主成分としています。この樹脂は、生地を構成する繊維の表面を疎水性の膜で覆って水を弾きます。樹脂自身が油性なので、油を弾く性質はありません。
剥離し難く、撥水性はフッ素樹脂よりも長く持続します。生地の表面に吸着し易いので、生地表面が白濁したり変色したりすることがあり、注意が必要です。フッ素樹脂ほどに毒性はありませんが、肺に吸い込むと有害であることは変わりません。
撥水スプレーのおすすめの使い方と注意
撥水スプレーは、使用前や洗濯・クリーニングし立ての衣類への使用が、効果的でおすすめです。衣類の擦れる部分は、撥水剤が剥離し易いので、念入りにスプレーしましょう。撥水性が落ちてきたら、再度スプレーしますが、その際にも洗濯・クリーニング後にスプレーするとさらに効果的です。
撥水スプレー おすすめの液ダレやシミへの注意
スプレーはできるだけ風通しのよい場所で、液ダレをさせずに、ムラなくしっとりと濡れるように行い、十分に乾燥させます。一度に大量にスプレーすることはできません。シミや白濁を避けるため、特に化学繊維の生地などは、目立たない個所であらかじめスプレーして、試してみることをおすすめします。
まとめ
撥水スプレーは、撥水加工の最も手軽な方法です。山行中の急な驟雨などで、取りあえず濡れることを防げるので、体感から最強や強力といった表現がされています。ここではその最強撥水スプレーを10商品紹介しました。その他にも最強と評価したい商品は少なくありませんので、代表例として挙げました。
一昔前は、C8フッ素系が主力でしたが、人体への安全性や環境保全の観点から、もっと穏やかなC6フッ素系やシリコン剤を使い、ナノテクノロジーなどを駆使して、C8フッ素系と同じ撥水性を確保しています。
いずれも比較的穏やかとは言え、人体への安全性や環境保全には問題が残ります。現在ではアクリルやTX.10i、生分解成分やシリカなど、新素材を使った最強撥水スプレーが開発され、市販されています。
接触角度150度以上で超撥水となる