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自宅の駐車場をDIY!基本の作り方を徹底解説!空きスペースの活用術もご紹介!

自宅の駐車場を自分でDIY出来ることはご存知でしょうか?DIYなら自分のペースで、自分の好きなように変えることが出来ます。しかし、駐車場のDIYはかなりハイレベルなもの。そこで、今回は駐車場のDIYの基本をまとめました。また、空きスペースの活用術も紹介します。
更新: 2021年6月8日
T・S
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自宅駐車場をDIYしよう!

駐車場を業者に頼むと高い

自宅の駐車場、もっと自分好みのスペースに変えてみたいと思いませんか?駐車場は家の玄関のようなもの。駐車場がおしゃれだったりお気に入りだったりするだけで、帰ってきた時の気持ち良さが変わります。しかし、駐車場や庭などの改装を業者にお願いすると、大きなお金がかかってしまいますよね。

駐車場はDIY出来る

DIYは簡単なものしか作れないと思っている方が沢山います。

しかし、DIYは自分で行っているだけで、ハイレベルなものだって作れるのです。駐車場のDIYはハイレベルではありますが、一つ一つ行っていけば味のある駐車場が出来ますので、是非チャレンジしてみて下さい。レンガブロックを使うと格段にオシャレになりますよ!

簡単にDIYしたい場合は?

駐車場DIYはハイレベル

DIYの中でも、駐車場はかなりハイレベルな部類です。釘を打つだけで作れるものもDIYと呼ばれますが、駐車場の場合はコンクリートを使ったり、機械を使ったりと、作業の工程も色々あります。そう考えると怖気づいてしまいそうですが、難しいものを選ばず、かつ焦らずに行っていけば大丈夫です。

簡単なDIYがおすすめ

もしもあなたがDIYに不慣れで、根気強くないと自分で思う場合は、簡単なDIY駐車場を選びましょう。コンクリートも使ってレンガブロックも使ってとなると、結構大変な作業になってきます。

また、人数を要することもありますので、まずは簡単なDIY駐車場を作ってみてはいかがでしょうか。

砂利駐車場の作り方

ここからは砂利を使った駐車場の作り方の基本的なことをまとめていきます。作り方は簡単ではありますが、手順がいくつもありますので、飛ばさないように一つ一つ行って下さい。

砂利駐車場DIY手順①敷きたい場所の計測

まずは砂利を敷きたい場所の面積を計りましょう。ただ縦と横を計るだけですので簡単です。平方メートルが分かれば砂利の必要量が分かります。多少の計り間違えがあったとしても、砂利の量が少し上下するだけですので、あまり精密すぎなくても大丈夫です。

砂利駐車場DIY手順②必要量の計算

次に必要量の計算をしましょう。基本的には1平方メートルあたり60㎏~80㎏を目安とします。この量であれば、地面から砂利が3~4㎝ほどの厚みになります。

少なめに調節した場合、地面が見えてしまう場合もありますので、目安として80㎏がおすすめです。もしも10平方メートルであれば800㎏ですね。

砂利駐車場DIY手順③整地・転圧

次に、地面を転圧・整地しましょう。地面が土ですと、踏み固めないとあとでボコボコになってしまいますので、この作業はとても大切です。ホームセンターに行くと転圧の機械が売っていたりレンタルしていたりしますので、手間ではありますが転圧は必ず行って下さい。

実際にやってみると、広い面積でなければ結構簡単に終わります。

砂利駐車場DIY手順④防草シート敷き

庭のDIYでもそうですが、防草シートはとても大切です。防草シートを敷くことで雑草が生えてこなくなりますので、是非防草シートを使いましょう。防草シートを敷く際は、シートとシートを10㎝はかぶせることをおすすめします。隙間から雑草が生えてこないようにする為です。

砂利駐車場DIY手順⑤砂利を撒く


最後に砂利を敷きます。予定していた自宅駐車場の場所にまくだけですが、その前に買ってきた砂利の商品名とお店をメモしておきましょう。

砂利は少しずつ減っていきますので、何年か経った後に買い足そうと思ってもどこの砂利だったか分からなくて困るケースがあります。メモしたら、必要量をまいて、簡単にならして終わりです。

おすすめの砂利は「砕石」

砂利の駐車場を作るにあたっておすすめなのは「砕石」です。

庭の場合は丸い石でも大丈夫なのですが、駐車場は重さがかかりますので、しっかりと石同士が密着する必要があります。砕石は尖っているため、石と石がよく密着するのです。庭と駐車場ではこういった感覚が少し違いますので注意しましょう。

コンクリート駐車場の作り方

次に、コンクリート駐車場の作り方です。コンクリート駐車場の作り方は砂利駐車場よりも大変ではありますが、基本を抑えて行っていきましょう!

コンクリート駐車場のDIY手順①堀削・整地

コンクリート駐車場は、まず深めに地面を掘る必要があります。地面を25㎝ほど堀削するのですが、その内15㎝は砕石を敷く層で、上の10㎝がコンクリートを投入する層です。

また、掘るだけではなく、綺麗にならしておくことも重要です。この作業が結構大変かと思いますが、必ず行って下さい。また、残土処分を業者にお願いすることも出来ますので、市役所に問い合わせをしてみましょう。

コンクリート駐車場のDIY手順②水勾配を整える

次に、水勾配を整えます。水勾配とは、少し地面を斜めにすることで雨が流れるようにする仕組みです。一般的には2%の水勾配をつけます。例えば、駐車場の端から端までが5mの長さの場合、水勾配を10㎝つけるのが一般的です。

これは庭などの場合でも同様にすることをおすすめします。

コンクリート駐車場のDIY手順③砕石を撒く

次に、砕け石を厚み15㎝で投入します。この砕け石をしっかりと敷き詰めることで地面が安定しますので、ここはケチらずにたっぷりと入れましょう。

砂利駐車場の場合は1平方メートルあたり80㎏をおすすめしましたが、今回は15㎝も必要ですので、1平方メートルあたり300㎏ほどは必要です。

コンクリート駐車場のDIY手順④転圧

砕石を敷いたあとは転圧をしましょう。建設機械はレンタルされていますので、DIYではレンタルすることをおすすめします。一日数千円程度が一般的ですので、費用もあまりかかりません。

15㎝の砂利ともなると厚みがありますので、しっかり転圧を行わないと、地盤が沈下したりデコボコになったりします。大切な作業ですので入念に行って下さい。

コンクリート駐車場のDIY手順⑤型枠作り

転圧が終わったら、コンクリートを流し込む為の型枠を作ります。型枠を作る為のコンパネをホームセンターに行って購入しましょう。

予めサイズを計算して購入しても、丁度良いサイズは中々無いかと思いますので、ホームセンターで切断するか、もしくは自宅で加工して設置していきます。

コンクリート駐車場のDIY手順⑥ワイヤーメッシュ

型枠を作った後は、ワイヤーメッシュと呼ばれる溶接金具を敷きます。このワイヤーメッシュがあることでコンクリートのひび割れ防止が出来ます。

こちらもホームセンターで購入出来ますので買ってきましょう。画像のように、ピンコロと呼ばれるサイコロのようなコンクリを置いてワイヤーメッシュを置きます。

コンクリート駐車場のDIY手順⑦コンクリート

ワイヤーメッシュを置いたら、コンクリートを投入しましょう。しかし、コンクリートを手練りして入れていくのではかなりの労力を要しますので、ミキサー車に来てもらうのがおすすめ。

コンクリート業者から直接購入出来ますので、業者に問い合わせしてみて下さい。DIYではありますが、こうして業者を上手く活用することで簡単に作ることが出来ます。

コンクリート駐車場のDIY手順⑧皆で地均し

コンクリートがいざ自宅駐車場に入ったら、駐車場スペースを全て地均ししましょう。コンクリートを慣らすヘラのようなもので、綺麗に整えます。

コンクリートは30分から1時間程度で固まってきてしまいますので、区画の大きさに応じて友人を呼び、皆で一瞬で地均しを完了させることをおすすめします。この作業も業者にお願いすることが出来ますが、DIYの醍醐味があるかと思いますので、友人と一緒にやってもいいですよね。


レンガブロック駐車場の作り方

次に、レンガブロックを使った駐車場の作り方です。レンガブロックを使った庭作りも同様の手順を踏みますが、あまり強度の必要の無い庭であればコンクリートが無くても大丈夫です。

レンガをくっつけるドライモルタルを敷く

地盤を15㎝ほど堀削し、砕石を10㎝、コンクリートを5㎝ほど敷いたあとに、ドライモルタルを3㎝ほど敷きます。このモルタルはレンガブロックを付着させる役割があり、一度レンガとくっつくと簡単に剝がれることはありません。

そのため、一度レンガを敷いてしまうとやり直しが大変なので注意しましょう。

ドライモルタルの上にレンガを

ドライモルタルの状態ではまだくっつきませんので、気楽にレンガを置いていきましょう。レンガブロックの敷き方は様々ありますので、色んな画像を見て、おしゃれに敷いてみて下さい。

また、レンガではなくブロックで作ることも可能です。ブロックの場合は深さも変わってきたりしますので、ブロックに合わせて堀削などの作業を行いましょう。

レンガの隙間に珪砂&水撒き

レンガとレンガの間のスペースに珪砂というサラサラした砂を詰めます。そして水を撒くことで、ドライモルタルが固まり、珪砂も締まっていきます。

またスペースが空きますので、珪砂をもう一度詰め、また水をかけて下さい。これを何度も繰り返して完成です。自宅をレンガブロック敷きにするととてもオシャレになりますので、是非チャレンジしてみましょう。

レンガ駐車場の注意点

コンクリート無しだとガタガタになる

レンガブロックで駐車場を作る際の注意点として、コンクリート地盤を作らないとガタガタになってしまうことが挙げられます。

自宅の庭程度であれば、あまり重みもかからないのでコンクリート地盤でなくても大丈夫なのですが、車が乗るとなるとやはりコンクリートが必要です。

庭の場合も転圧などをしっかり

また、自宅の庭をレンガ敷きにする際は、コンクリートはなくとも転圧などはしっかり行いましょう。転圧を行っていない地面はすぐにガタガタになってしまいます。

自宅の庭をレンガで敷き詰めてオシャレにしたつもりだったのにガタガタになってしまってオシャレじゃなくなってしまったというケースが多いので、時間と手間を惜しまないのがおすすめです。

「固まる土」で空きスペースも

画像の茶色い部分で使われているのが「固まる土」と呼ばれるもの。ホームセンターやネットショップでも販売されていますので入手は容易です。

この固まる土を使うと、雑草が生え放題だった空きスペースをおしゃれに、かつ雑草が生えない状態に出来ます。コンクリートのように固まるので、とても便利ですよ。

枕木風コンクリートも空きスペースに

画像の枕木のようなものが、枕木コンクリートです。まるで本物の木のようですが、コンクリートで作られており、とても頑丈なのが特徴。

普通の枕木は2~5年ほどで腐ってしまうことが多く、お手入れがめんどうだと考える方は枕木コンクリートを検討しましょう。空きスペースに敷くだけでとてもおしゃれになりますよ。

外溝業者に頼んだ場合の費用

外溝業者は日本に沢山ありますが、外溝業者にお願いした場合の費用は高めです。コンクリート駐車場舗装を外溝業者に頼んだ場合は、30~40万円ほど。

アスファルトや砂利であれば10万円~となっていますが、自分で出来るのであれば外溝業者に頼むよりもやすく済みます。しかし、外溝業者はプロですので、仕上がりはやはり綺麗です。

防犯効果のあるDIY駐車場は?


駐車場作りを考える上で「防犯面」も大切です。コンクリート駐車場ですと不審者が近づいてきても音がしませんよね。しかし、砂利の駐車場であれば足音がします。

この音がうるさくて砂利駐車場が嫌いな方も多いのですが、防犯を考えると音がした方がいいのです。もしも防犯対策をしたい場合は砂利駐車場を検討しましょう。

撤去しやすいDIY駐車場は?

駐車場をDIYする時は、同時に撤去する時のことも考えておきましょう。撤去する時に自分でどうしようもなくなると困ってしまいます。

コンクリート駐車場であれば業者にお願いすることになりますが、砂利の駐車場であれば自分で撤去することも可能です。作る時も撤去する時も簡単な駐車場を望むのであれば、砂利駐車場がおすすめですね。

DIY駐車場を作る時は「惜しまない」

DIYで駐車場を作る際は「惜しまない」ようにしましょう。外溝業者にお願いせず、DIYで駐車場を作るきっかけは「安上がり」かもしれません。

ですが、あまりにも安上がりを意識しだすと、材料を少なくしたり、雑になってしまったりします。材料が適切な量でなかった場合、耐久性にも問題が出てきたりしますので、目安量を守りましょう。

建築協定に注意!

自分の家の敷地だから自分の好きなようにしてもいいと考える方も多いのですが、自治体や団地などには建築協定がある場合があります。その際は、外溝に制限がある場合があるので、外溝DIYをする時はよく確認する必要があります。

役所などに聞けば分かりますので、外溝の際は注意して下さいね。

瓦チップでおしゃれな駐車場に

おしゃれな駐車場DIYでよく使われているのが、画像のような「瓦チップ」です。

瓦チップは価格もあまり高くなく、エコなものでもあります。用途がなくリサイクルされていなかった廃瓦を砕いたもので、防草効果があり、消臭効果まである優れたもの。おしゃれな駐車場DIYの空きスペースに是非使いたいですね!

まとめ~駐車場DIYをやってみよう~

今回の「自宅の駐車場をDIY!作り方の基本と空きスペースの活用術をご紹介!」はいかがでしたでしょうか? 駐車場DIYはハイレベルではありますが、一つ一つ確実に作り方をなぞっていけば自分でも作れるものです。

簡単とはいえないものの、ある程度DIY慣れしている方なら出来るかと思いますので、是非チャレンジしてみて下さい。

また、外溝作業をする際は建築協定にひっかからないよう、外溝出来るかどうかを確認してから行いましょう!

DIYが気になる方はこちらもチェック!

今回は駐車場のDIY記事でしたが、家の周りは駐車場だけではありませんよね。下記リンクには庭や玄関のDIY情報がまとまっていますので、気になる方は是非チェックしてみて下さい!