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スノーボード板を選ぶときの4つのポイント!人気ブランドと特徴もご紹介!

スノーボードの板を選ぶときの基準ってサイズだけだと思われてる方大きな間違いです!サイズや形状、固さやビンディングの位置まで様々な選び方のあるスノーボードの板。あなたに合ったスノーボードの板を見つけるためのコツをご紹介します。
2020年8月27日
田中 健
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スノーボード板を選ぶときのポイント4つ!

一口にスノーボードの板といってもその種類と選び方は無限大にあります。板のサイズや固さやそれによる反発などの特性、形といっても板自体の幅や形状、初心者が見ただけではわからないような違いが多くあります。ここからはスノーボード選びの際に抑えておきたいポイントをいくつかご紹介していきます。

自分のスノーボードレベルの板を知る

ご自身のスノーボードのレベルを把握していますか?そのレベルによって使う板の選び方は全く違います。全くの初心者なのか、ジブやグラトリをどんどん攻める滑りなのか、はたまたフリーライドのようにまっすぐ早く滑ることをスタイルとしているのかなど様々です。プロの方ですらここをきっちり把握しているのでまずしっかり確認しましょう。それによって大きくスノーボードの種類が変わってきます。

スノーボードの板は大きく分けて6種類

一般的にスノーボードの板はその形状によって、「キャンバーボード」「ロッカーボード」「フラットボード」「フラットロッカーボード」「ミニキャンバーボード」「ダブルキャンバーボード」の6種類に分けられるとされています。スノーボードの板を床に平置きしてみてみるとその違いがよくわかります。フリーライドやトリックなど自分の分野に合わせてるという選び方が大切です。長さだけではないんです。

①自分のスノーボードのスタイルを知る

ここではまず自分のスノーボードのスタイルの種類を知っておきます。どんどんフリースタイルでトリックを決めるようなスタイルで滑っているのか、直滑降で気持ちよく滑る落ちるスタイルなのかによってスノーボードの板の作りは全く違った種類のものになります。レベルによってさまざまなスタイルがあるかと思いますがここで友人などに流されず自分のスタイルを決めておくことで進んだスノーボードの一員になれます。

「フリースタイル」のスノーボード板なら

どんどんトリックを決めたい!というフリースタイルのスノーボードの板をお探しであれば固めで反発の強い種類の板を基準にという選び方をおすすめします。固い反発性は板の反応がいいとも言い換えられますがトリックの際にいい反応をしてくれるものがかなりおすすめ。形状でいうとダブルキャンバー型といってスノーボードの板の側面がⅯ字型に波打っているものがおすすめです。

「フリーライド」のスノーボード板なら

フリーライドをメインにただ気持ちよく滑り降りるというスタイルのスノーボードの板であれば、板の堅さはあまり気にしないという選び方でもよいでしょう。キッカーなどを使いスピードにこだわるのであれば細い種類のスノーボードの板の方がそのスピードは増しますが安定性が失われるので自信がなければ太めの板をという選び方をおすすめ。長さもある程度の長さの板の方がスピードが出るのでおすすめ。

②スノーボードの板の長さを知る

こちらは一般的にもよく言われる選び方の1つですよね。長さは、自分の体の長さ(身長)から-10~15cmほどのスノーボードの板の長さが理想的といわれています。スキーの板でもおおよそこの基準の選び方がいいとされていますよね。このサイズなら外から見ていてもちょうどいいサイズ出ることがわかります。明らかに間違ったサイズの選び方をされている方は外から見てもすぐにわかってしまいます。

あえてスノーボードの板のサイズを短くすることも

なにも、板の長さを確実にcmで指定するべき!ということではありません。一般的な長さというのはその長さのスノーボードに板が滑りやすいということだけであってあえて長さの短いサイズのスノーボードの板をという選び方もできます。滑っているときは短い長さのサイズの方が小回りが利いて板を扱いやすいというメリットもあります。

③スノーボードの板の固さを知る

スノーボードの板の固さという選び方も重要です。この板の固さというのは板の反発性とも言い換えることができます。この反発性が強いとオーリーやギロチンなどのトリックがしやすいような板といえます。トリックをどんどん決めたいというフリースタイルの方は固いスノーボードの板をという選び方をおすすめします。

フレックスとトーション


スノーボードの板の固さには方向によって言い方が2種類あります。フレックスという固さはしなる方向への固さで、フレックスという固さはねじれる方向への固さです。実際には2種類の固さは比例します。補足的に覚えておくといいでしょう!

④スノーボードの板の幅を知る

スノーボードの板の幅のサイズについて、ずばり広い種類のほうが滑りやすいという方が多いです。特に初心者には幅の広い板が人気でおすすめします。なぜかというと雪面とスノーボードの板の接地面が広い方が安定して滑ることができるからです。とはいえ、滑りがなれているような中級者かそれ以上の方になってくるとトリックやスピードを求めてくることとなりますよね、そういった方にはあえて幅の狭いスノーボードの板をという選び方をすることで自身の滑りを助けてくれるはずです。

初心者がスノーボード板選びを失敗しないには

これから初めてゲレンデに行く方やマイスノーボード板の購入を検討されている方には上記の理由を含めてこのポイントを押さえておけば間違いなく良いスノーボードの板に出会えるでしょう!!

柔らかく幅の広いフラットボード型のスノーボード板

前述した通りです。まずスノーボードの板の柔らかさについてですが、初心者にとって固いことは意味がありません。固さは反発性というトリックの完成度をあげるための指標に過ぎないので、トリックのうまい下手のない初心者の方は柔らかいスノーボードの板で後悔するようなことはありません。また幅広のフラットボードについてですが安定性のない初心者にはまずゆくに上に立つことが最重要課題なので安定感の高い種類のスノーボードの板をという選び方がおすすめです。

中級者がスノーボード板選びを失敗しないには

何年も前にスノーボードをしていたよという方や、ここ数年何度もスノーボードにはまって毎年シーズンになると週1回は通っているよという方には次の段階のスノーボードの板の選び方をおすすめします。

フリーライドが目的のあなた

ちょっぴりゲレンデに慣れてきて次のスノーボード選びを検討されている方には初心者のスノーボードの板よりも幅の狭いサイズのスノーボードの板をおすすめします。慣れてきたことでよりスピードを重視するには雪面との接地面をより少ないようなサイズのスノーボードの板を選ぶことでさらなる疾走感を得られます。少しだけグラトリにも挑戦しやすいフラットロッカーボードの形状を選ぶとより楽しめるでしょう。

フリースタイルでトリックを決めたいあなた

ゲレンデにも慣れて、ある程度のスピードがあれば今度はフリースタイルのグラトリに挑戦していきたいという方には、反発性の強いスノーボードの板をおすすめします。形状でいうとダブルキャンバーボードといわれる種類のⅯ字型のスノーボードの板を使うことでより板からの反応が返ってきやすくなります。

スノーボード板おすすめブランド!

ここからは実際にブランドがどのようなスノーボードの板を取り扱っているのでしょうか。そのブランドごとのスノーボードの特徴もあわせてみていきましょう。

バートンのスノーボード板

こちらは今となっては日本国内ではスノーボードブランド1位の人気を誇る定番ブランド「BURTON」です。皆さん知っている方も多いスノ-ボードブランドの板はデザイン性も高くその強度も定評があります。


バートンのスノーボード板なら間違いない

皆様口をそろえてこう言った評価をよく聞きます。実際にバートンというブランドはスノーボードの板だけでなく帽子から手袋まで全身を同じブランドでそろえることができるアパレルブランドとしても有効です。初心者にはわかりづらいビンディングの相性なども一式バートンブランドでそろえてしまえば問題ありません。人気のデザインのアパレルとして統一するのであれば問ううブランドという選び方はありでしょう。

バートンのスノーボード板は中級者向け

バートンのスノーボード板の特徴について、比較的中級者向けのモデルが多いです。人気と長い歴史があるうえそのこだわりに技術は初心者にはわかりにくいポイントもあるようで、また価格もそれなりにします。上位モデルになるとスピードとトリック両方に特化したプロモデルが存在するので自信がある方はぜひ挑戦してみてください。

サロモンのスノーボード板

こちらのブランドはスノーボードの板というイメージよりもスキーの板のイメージを持つ方もいらっしゃるとはおもいます。ですがこのサロモンというブランドのスノーボード板も人気がありおすすめです。個人的にもこのブランドには愛着があり、周りの資格検定員などにも機能面などが特に高く評価されています。

サイズも含め高い機能性

サロモンというブランドのスノーボード板は高い機能性が人気の秘密でもあります。例えばウェアにしてみてもシンプルでストリートのようなデザインではなくスタイリッシュなシンプルなものが目立ちます。スノーボードの板もそういった傾向が強く感じ取れます。

ヨネックスのスノーボード板

卓球やテニスといえばこのブランドヨネックスですよね。そんなヨネックスというブランドは実はウィンタースポーツにもスノーボードの板に限らずアパレルなどを展開しているのです。意外と知られていないのですが独自の技術やデザインで日本のスノーボードシーンを引っ張ってきた存在でもあります。

ラケット技術をスノーボードの板に

テニスや卓球のラケットで有名なヨネックスブランドはその知恵を活かしてラケットのカーボン技術をスノーボードの板に取り入れることに成功しました。そんなオリジナルの技術で出来上がったスノーボードの板がオールカーボンといってものすごく軽い板なんです。そんな独自の技術を取り入れているのがこのヨネックスブランドのスノーボードの板です。

ライドのスノーボード板

こちらもスノーボードの経験者の中では有名なライドというブランドのスノーボードの板になります。もし知らなければこの際に是非覚えておきましょう。特に若い人向けに作られた流行のデザイン性はシンプルなものが多く初心者にも使ってみやすいブランドのスノーボードともいえるでしょう。

フリースタイル向けのスノーボード板

このライドというブランドのスノーボード板はカービングやトリックをしやすくかつスピードも出るような作りになっているのでどちらかというと経験者向けのスノーボード板といえるでしょう。価格もバートンと同じくらいかそれより少し安い程度で比較的に高級な位置のブランドといえるでしょう。デザインはシンプルですがストリート要素の強いデザインが多いです。

ノーベンバーのスノーボード板


こちらはあまりご存知ではない方が多いブランドかと思います。ノーベンバーというブランドで主にフリースタイル要素の強いスノーボード板の展開をしていますが、そのレベルは広く比較的初心者に向けたような板も作られています。

超実力派国産ブランド

実はこのノーベンバーというブランドは国産のブランドなのです。OGASAKAというブランドを聞いたことがあるでしょうか?そのOGASAKAと同じ製作所で作られているこのブランドのスノーボード板は信頼も厚く技術力も高いです。さらに国産ブランドのためサイズ展開などが日本人向けでわかりやすいといったメリットもあります。

広いレベルに対応

またこのノーベンバーというブランドの大きな特徴である広いレベルへの対応は初心者でも使いやすい板もあり、中でもオールラウンドというモデルの板は人気も強く近年その人気は広がり続けています。どちらかというとフリースタイル向けの板ですがとがっていないブランドのため大きく選択肢を構えているブランドともいえるでしょう。

ローム エスディーエスのスノーボード板

こちらは北米からやってきたスノーボードブランド「ROME SDS」です。このブランドこそコアですが人気のあるブランドの1つでもあり、なかでもおしゃれなデザイン性を重視する板がスノーボードプレイヤーに人気のブランドでもあります。

スノーボード・デザイン・シンジケート

これはブランド名の「SDS」の略称のことですが、このブランドの特徴はすべてのユーザーの声をスノーボードのデザインに落とし込むという信念が込められています。より身近にユーザーと接しているブランドのため本来の1番の目的である楽しさの追求を求めて活動しているブランドになります。自分たちの意見を板をはじめとしたその製品づくりに活かしてくれるという点ではこのブランド名自体が人気の秘密の1つともいえるでしょう。

スノーボードアクセサリーが一式そろう

2018年度平昌オリンピックにも出場予定の青年大久保選手のサポーターにもついているこのブランドは板だけでなくスノーボードのアクセサリーの一式をそろえられることも大きな特徴であると考えます。高いデザイン性も人気なこのブランドはウェアからスノーボード板までもが統一されることでより存在感を与えられることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?このようにスノーボードの板の選び方にはさまざまなな基準がありサイズや人気だけでは選ぶことは難しかったかと思います。自身のスノーボードのスタイルに合わせてよりベストな滑りができるようにスノーボードの板探しに励んでください!くれぐれも無理はしないようにゲレンデに向かいましょう。