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テントクリーニングとは?プロが手がけるクリーニング内容と料金をご紹介!

テントクリーニングしていますか?最近は冬キャンプも人気でキャンプに行く回数も増えてきたのではないでしょうか。そんなキャンプの時に欠かせないアイテムといえばテント。キャンプの後のテントのメンテナンスについて、テントクリーニングをご紹介します。
2020年8月27日
あちゃ
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テントクリーニングって必要なの?

キャンプの醍醐味は、自分の好きな時に、好きな場所で寝泊まりできるところ。以前は「テントの組み立てがめんどくさい」「重くて持ち運びも大変」「準備が一苦労」と、嫌煙されていたテント泊ですが、近年、組み立ても簡単で軽くておしゃれなテントが続々登場!インスタグラムの人気で、マイテントでおしゃれにグランピングを!と、テント購入する方も増えています。

気になるテントのメンテナンス

そんなに頻繁に使うわけじゃないし、テントクリーニングなんて必要ないのでは?汚れ落としは、さっと拭き掃除ぐらいでよいのでは?と思う方も多いかもしれません。多少の匂いや汚れは、アウトドアの醍醐味だし、気にしない!という方も多いかもしれません。しかし、雨風をしのいでくれる大事なテント。長持ちさせるためにはやっぱりメンテナンスが欠かせません。テントクリーニングを利用するメリットについて下記でご紹介します。

テントクリーニングで生地の劣化を防ぐ

そもそもテントの生地は、撥水加工やUV加工のような特殊加工が施されています。夜露や砂埃などで汚れてしまったテントをそのまま放置しておくと、加工や生地の劣化が早まります。例えば代表的な劣化の原因は以下の2つ。

「経年劣化」

年数が経ったテントを使用していると、なんとなくテントがベタベタするような体験をした方もいるのではないでしょうか。テントの防水加工剤が溶け出してしまう状態です。使用頻度や使用年数により差はありますが、年数の経ったテントには避けられない現象です。

生地の防カビ・消臭効果

テントを利用するときに気になるのが、なんといっても臭い。カビによる原因が多いようですが、前回のバーベキューの臭いや炭の香りとカビが混ざって、なんとも不快な気分になります。一度発生してしまうと厄介なカビ。なかなか素人での防カビは難しいです。プロのテントクリーニングに任せれば、特殊加工生地のカビ防止にかなり効果的です。

「加水分解」

雨や夜露で濡れてしまったテントを、しっかり乾燥させずに畳んで保管・放置してしまうと起こる現象です。これもコーティング剤が溶け出して、水と反応することによって発生し、将来的にはカビの原因となっしまいます。

自宅のメンテナンスは難しい?

なんといっても大きなテント。乾燥させる場所を確保するのも一苦労です。また自宅用の洗濯機で洋服と同じように洗濯するのは危険です。UV加工等の特殊加工が剥がれてしまったり、洗剤液がいきわたらずムラになったり、金具で生地を傷つけてしまう可能性があります。

汚れ落としについて

市販でもさまざまな用途に合わせた洗剤が販売されていますが、すべて揃えると料金もかなり高額に。また、屋外で様々な原因でついてしまった汚れは素人では何の汚れなのかの判別が難しいです。汚れ落としにも一苦労といったところではないでしょうか。

洗濯について

お洋服と同じように洗濯機で洗ってもらえばきれいになるでしょ!と思う方は危険です!洗濯機の回転数などで、撥水・UV加工の特殊加工が剥がれてしまうだけでなく、生地を傷める原因になります。また、生地の損傷の原因になりますのでむやみに洗濯機で洗わないで下さい。

撥水・UV加工について


市販で販売されている加工用洗剤は、スプレータイプのものが大半です。大きなテントすべてに均等にスプレーするのはとっても大変。シミやムラの原因となってしまいますので、こちらもなかなか一苦労。

乾燥について

とにかく乾燥が一番大変。せっかく洗っても、しっかり乾燥させないと、カビや細菌の繁殖の原因になってしまします。また、濡れた生地を直接日光に当てすぎると、紫外線により生地を傷める原因にもなってしまいます。日陰の広い場所のある大きなお宅なら可能かもしれませんが、一般住宅やアパートで乾燥させるのは、はなかなか難しいかもしれません。

テントクリーニングとは?

クリーニング専門の会社で「汚れ落とし」「カビ防止加工」 「撥水加工」「UV加工」「 乾燥」 をしてもらうサービスのことです。高額なテントや大型テントから1人用テント、丁寧にかつスピーディーにきれいにしてくれるサービスのことです。一般的なテントクリーニングの手順と、気になる料金をご紹介します。

テントクリーニングの手順をご紹介

テントをお店へ郵送

キャンプで汚れたまま・濡れたままのテントを、郵送や店舗へ持ち込みます。送料や配送方法は、会社ごとに指定がありますのでご確認下さい。その後、汚れ落とし~乾燥の一般的なコースのほかに、オプションでクリーニングコースがあります。下記で詳しくご紹介します。

テントクリーニングの洗濯

職人さんが丁寧に検品します

熟練の職人さんが、一つ一つ丁寧に検品をしてから汚れ落しに入ります。取り忘れた金具で大事なテントが傷つく心配はありません。 落ちにくい汚れは、専用の洗剤で丁寧に汚れ落としをしてくれます。

テントクリーニングのカビ対策

抗菌剤

ここからは、オプションになりますが利用することが多いサービス。 一度発生すると、繁殖してしまう厄介なカビ。特にコットン素材のテントをお持ちの方が気になるカビ問題。 素材に合わせた抗菌剤を使用して、カビの発生を防止してくれます。カビ取り効果はないですので、くれぐれもご注意を。

テントクリーニングの撥水加工

こだわりの撥水剤

こちらもオプションメニュー。 市販されているスプレータイプと違い、漬け込み方式で全体にムラなく均一に撥水加工が施されるようです。人気のメニューだそうです。各社それぞれ、撥水剤にはこだわりがあるようで、撥水力は日々進化しているようです。

テントクリーニングのUV加工

テント長持ちの秘訣

こちらも人気のオプションメニュー。 キャンプ場の強い紫外線から肌を守ってくれるだけでなく、紫外線によるテントの劣化も防止してくれる効果があります。テントを長く使うためには、是非テントのUV加工を。取り扱わない会社のありますので、要ご確認下さい。


テントクリーニングの乾燥

仕上がりを決めるキーポイント

そして、テントクリーニングに欠かせないテントの乾燥。ここも各社で大きくこだわりが違います。次のキャンプまで時間がない!という方は、乾燥機を利用している会社をお選び下さい。時間に余裕があり、丁寧に仕上げたい方は自然乾燥してくれる会社を選ぶのもおすすめです。

テントクリーニングの料金は?

大きさや加工料によって違います。

テントの大きさや生地の素材、撥水加工などのオプション選択によって各社さまざま。テントのほかにタープやマット、シェラフもクリーニングしてくれる会社も。 家族用なら、テントのみのシンプルな汚れ落とし~乾燥で3,500円~10,000円といったところでしょうか。団体用の超大型テントのクリーニングも行ってくれるようです。オプションも、コースで選択できたり、必要なものを個別で選択できたり、各社様々ですので、必ずご確認を。クリーニングにかかる日数も要ご確認ください。

テントクリーニングができる会社は?

キャンプ人気に伴い、ここ10年ぐらいでテントクリーニング を行なってる会社は益々増加中のようです。クリーニングや、テントに関する専門知識を持った企業が実施しているようです。 ・クリーニング業者 ・アウトドアレンタル業者 ・アウトドア専用クリーニング業者 ・アウトドアブランド ・業務用クリーニング業者 … 上記3つが、主力のクリーニングのようです。 代表的な業者のご紹介。

テントクリーニング .com

出典: https://tent929.com/index?4

テントクリーニングで有名ない会社。 山梨県富士河口湖町にある老舗のクリーニング店。店主がキャンパーというところから始めたそうです。

そらのした

こちらも山梨県富士吉田市にあるアウトドア用品レンタルの会社。こちらも山登り好きの社長が脱サラして企業した会社。河口湖の駅前にレンタル店舗もあって、富士登山に便利。

洗匠屋

出典: http://www.sentaku-ya.jp/products/list.php?category_id=7

島根県飯南町にある老舗のクリーニング店。近隣のスキー場のウエアクリーニングを主としていましたが、今はネットで全国からクリーニングを請け負っています。

テントクリーニングに出す際の確認事項

各社、汚れ落としのこだわり方や料金・コースも違いますので、テントメンテナンスをお考えの方は一度各社ホームページをご覧ください。 アウトドアの人気とともに、メンテナンス専門店も多数出現していますので、お住いのお近くでも是非探してみてください。


確認事項1・支払方法について

最近では、料金をクレジットカードや銀行振り込みの可能です。クリーニング後の支払いか、注文時の支払いか、予約前に必ずご確認ください。

確認事項2・オプションについて

汚れ落とし→乾燥は各社基本のメニューになっていますが、その他オプションをご希望の方は、「個別に必要なオプションが追加できるのか」「コースメニューで分かれているのか」必ずご確認ください。

確認事項3・テント以外のクリーニング

各社それぞれ違いますが、シートやタープもクリーニングしてくれる会社が多いです。また、テントとタープセットになっているような会社もありますので、要チェックです。

確認事項4・仕上がり時期について

これは一番大事なポイントかもしれません。洋服のお洗濯と違って、各工程時間がかかってしまいます。また、夏の終わりの繁忙期では、指定しないと何週間もかかる可能性があります次のキャンプに間に合わない!といったトラブルになりかねません。事前にしっかり確認しておきましょう。

確認事項5・送料について

上記でも触れましたが、商品配送の際は、「配送料無料」と「別途配送料」と2パターンあるようです。大きくて重いテント。料金も高額になってしまいますので、こちらもご確認を。

確認事項6・付属品の確認

なかなか見落としがちですが、トラブル回避のために気を付けたいポイント。こちらは、クリーニングに出す前と帰ってきた後に、ポールなどの付属品がちゃんとあるかどうかご確認下さい。せっかく綺麗なテントで気持ちよくキャンプに出掛けて、ポールが不足してテントが立てられない!という悲しいことにならないように・・・

テントクリーニングのまとめ

なかなか自宅でお掃除するのことが難しいテントクリーニング。頻繁にキャンプに出かける方はなかなか難しいかもしれませんが、季節の変わり目や年に何度か、テントクリーニングの「プロの技」をお試しいただいてはいかがでしょうか。テントクリーニングサービスを賢く利用して、キャンプライフが益々快適になること間違いなしです。