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ブレーキフルード(ブレーキオイル)の交換方法&時期とは?基本情報まとめ!

日頃乗られている車、バイク。ブレーキフルード(ブレーキオイル)の交換はしていますか?実は結構多くの方が、ブレーキオイルの事は気にされていない方も多いようです。ですがブレーキは最大の重要な部品です。ブレーキフルードの大切さと交換に関する事を紹介したいと思います。
2020年8月27日
shin_kasahara
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ブレーキフルード(ブレーキオイル)って何?!

出典: http://www.honda.co.jp/auto-archive/partner/2010/safety/diskbrake/index.html

ブレーキフルード(ブレーキオイル)とは、簡単に説明すると、自動車やバイクなどの油圧式ブレーキに使用されているブレーキに油圧を掛ける為にブレーキ内部に補充するブレーキのオイルです。油圧式ブレーキは一般的に油圧式ディスクブレーキの事を指しています。 程んどの自動車、バイクのブレーキに使用されている一般的な制動装置(ブレーキ)です。

ブレーキフルードの重要性

出典: http://www.akebono-brake.com/product_technology/product/automotive/disk/

油圧が掛かるとブレーキキャリパー内のブレーキパッドがディスクローターを挟む構造になっています。

このブレーキフルードが無いと油圧が掛からず、ブレーキが作動しないという事になってしまいます。走っている自動車、バイクが止まらないのです。非常に危険極まりない状況ですよね。 通常このブレーキフルードはブレーキ内部に閉じ込めているオイルなので、勝手に減ってしまうオイルではありません。ですが、何かの弾みでブレーキ内のパッキン等に傷が入ったりといった故障によって、オイルが漏れてしまう場合もあります。

フルードの量の管理も大切!

大抵の自動車、バイクには画像の部分にブレーキフルードを補充するフルードタンクが装着さてれいます。このタンク内のフルード容量を点検する事で、ブレーキ内に入っているフルードの量を確認する事が出来ます。 ブレーキの故障が原因のオイル漏れなどで減ってしまっていないか時折、確認する事も安全の為に大切な事です。フルードがなくなれば油圧が一切掛からず、ブレーキペダルが「スコン」っと何の抵抗もないまま床に着いてしまう事態になってしまいます。ブレーキが一切使えないのです。この様な状況にならない為にも点検しましょう!

交換しないとブレーキの利きに影響する?!

ブレーキフルードは自動車、バイクのブレーキを使用する際に常に動いています。ブレーキ内部の密閉空間に入っているため、ブレーキに傷が入っている場合やブレーキフルードを補充する為のフルードタンクなどから異物等が入らない限り、外部から直接的な汚れは入りにくい構造ですが、湿気を吸着しやすいオイルです。また非常に高温になるブレーキを常に動かしているので、熱による老化やオイルですので、少しずつですが酸化が起こったり湿気による老化もしていきます。

油圧式ブレーキは避けれない「ベーパーロック」現象

油圧式ディスクブレーキではある程度、避けられない現象で「ベーパーロック」という現象があります。強い頻繁なプレーキ操作や長い距離のブレーキ操作での際に発生する事が多いです。ブレーキフルードか酸化していたり湿気で老化が進んでいる場合、特に注意が必要です。

最悪ブレーキが利かなくなってしまう!

これは、ブレーキ本体が持った熱の冷却が間に合わずに制動力を伝達するブレーキフルード中の水分が沸騰してしまい、ブレーキ配管内に気泡が発生することによって起ります。最悪、気泡が油圧の邪魔をしてしまい、圧力が掛からずにブレーキが利かなくなってしまう事も!

交換時期は、いつぐらい??

交換時期は、一般的に「自動車で4年」「バイクで2年」と言われておりますが、フルードタンク内のオイルが濁っていたり、長距離運転でブレーキを多用する事が多い場合や、ブレーキが熱を持つような運転に使用される場合には一般的な年数の半分程の時期での交換をおすすめ致します。交換時期になっても面倒がったり、勿体ない等と考えずに「ブレーキは命を守る安全装置」と考え、ブレーキフルードは重要なオイルと心掛けて交換時期を管理するようにしましょう。

オイル交換時期にとらわれ過ぎないで!

ブレーキフルードの交換時期を書きましたが注意点として、この時期はあくまでも目安です。ブレーキのタッチがいつもと違う感じがしたり、長距離運転などでブレーキを酷使した後にブレーキが効きにくい感じがした場合には、気泡が入ってしまっている可能性があります。

安全性に考えて交換を

その際には交換時期と考えてもよいでしょう。「ベーパーロック現象」を起こして恐い思いをする前に、安全を優先に考えて、交換をおすすめします。交換時期にとらわれ過ぎずに、自動車、バイクのブレーキの状態を良く把握する事が大切です。

交換費用は、いくら位掛かるの?!

ブレーキフルードの交換費用ですが、お店や車種によってもピンキリといった感じですので、カー量販店などでフルード交換した際の、平均的な交換費用は自動車で4000円~6000円程です。大型のブレーキキャリパーを装着しているスポーツカーなどでは、オイルの量が増える為プラスの料金が掛かる場合があります。 バイクでは、前後で3000円程のようです。

他のオイル交換よりも少々高めの費用・・・

ブレーキフルードはエンジンオイルや他のオイルよりも少々高めの交換費用ですよね。通常、ホイールを外す作業が必要ですので、どうしても費用が上がってしまいます。ですが、一度交換すれば、ブレーキのトラブルが起こらない限り非常に長い耐久性があるオイルです。次の交換時期までを考えるとエンジンオイルなどに比べれば、そこまで高い金額では無いのかもしれません。ブレーキ性能が復活して「安心して運転が出来る」という事を考えると、この値段にも納得出来ますよね。

自分で交換出来るの?!


自動車の場合、通常はホイールを外す事が必要になりますので、タイヤ交換などをされた事がある方なら、交換作業は可能です。(スポークホイールを装着されている方は、隙間から作業が可能な場合もあるので、その場合は更に交換作業は楽になります) バイクの場合は殆どの場合ブレーキキャリパーが直接見えている状態ですので、作業自体は難しくありません。 ですが、自動車もバイクも自分で交換する際の注意点や必要な工具等がいくつかありますので、その事についても、ご紹介致します。

自分で交換すると、費用の差はどれ位違うの?!

まずは、ブレーキフルードの費用ですが、amazonなどのネット通販では500ml入った物が1000円~1500円程で売られています。ホームセンターやカー量販店では、1200円~2000円程の金額で販売されています。オイルの価格自体はエンジンオイルとあまり変わらない位の費用ですね。

自動車は基本的に二人で作業

ブレーキ内に気泡が入ってしますとダメなので、自動車の場合、ブレーキペダルを踏む人とオイルを排出させる作業をする人が必要ですので、2人での作業となりエア抜き(気泡をブレーキ内から抜く)をしながら作業します。ですが、ブレーキ交換専用の工具を使用すれば、1人で作業する方法もあります。 この工具の価格は1000円~3000円程の料金で販売されています。私の個人的な意見ですが、休みの日などに1人で、のんびりと交換する事が出来るのは嬉しいですね。

1人で交換作業する際に、必要なブレーキ交換専用工具。 抜いたオイルの逆流を防ぎ、気泡が混入しない為に使用します。

先程のワンウェイホースに廃油タンクがセットになった物です。 廃油する容器を用意しなくて良いので非常に便利です。 2000円~3000円程で販売されています。

他にも整備をするにあたって、必要な工具があります。工具を持っている方なら安く済むかもしれませんが、注意点として、一から全ての工具を揃えるとなると・・・結構な金額になってしまうでしょう。 ですが、「これから先も自分で交換したい!」と、言う方であれば数回の交換で元は取れるかもしれません。

知識を上げたい人におススメ

整備を自分でやると手間や工具の費用などは掛かってしまいますが、それ以上に自動車、バイクの知識や整備の技術を身に着けるという部分が大きいので、フルードの交換は「費用より知識を上げたい!」と言う方向けかと思います。

ブレーキフルードを交換作業する準備

まずは工具を準備しましょう!

ブレーキフルード交換の前に必要な工具を準備しましょう。 必ず必要な工具から、あれば便利な工具まで、ブレーキフルード交換に使用する工具をご紹介致します。

自動車を持ち上げるジャッキ

車を持ち上げる工具。車載工具として殆どの車に積まれています。

自動車のホイールを外す際に必要なのが、このジャッキです。 自動車を持ち上げてホイールを外す必要がありますので、ブレーキフルードの交換では、必須工具です。(※スポークホイールなどを装着している場合はホイールを外ささなくても作業出来る場合がありますが、特殊な場合となりますので、今回は通常の交換方法を記載致します)

油圧ジャッキでラクラク交換

出典: https://www.amazon.co.jp/dp/B000T0FI9O/ref=sspa_dk_detail_2?psc=1

ガレージジャッキなどとも言われ、油圧の力で簡単に自動車が上がるので、更に整備性が高くなります。 普段から自動車整備をされる場合は、1つは持っておきたいジャッキです。

パンタグラフジャッキでも勿論作業は問題なく出来ますが、油圧式のジャッキがあれば軽い力で自動車を上げれますので楽に作業をする事が可能です。バイクのフルード交換には必要ありません。

ホイールを外すためのホイールレンチ

殆どの自動車の標準車載工具に入っているホイールのナットを外す為の専用工具です。

ホイールを止めているナットは約9~ 11kgf・mという強い力で締め付けられています。 このナットを外す為の専用レンチが「ホイールレンチ」です。殆どの自動車の車載工具の中にもホイールレンチが車載されているかと思います。

クロスホイールレンチがおすすめ

画像は17~21mmまでのホイールナットに対応したクロスホイールレンチです。 各サイズに対応しているというだけでは無く、非常に力を加えやすく、締め込む際にも形状から安定した作業が可能です。

この標準ホイールレンチより更に作業性を考えると、クロスホイールレンチと言う物が力も入りやすく、簡単に作業を行う事が可能です。1000円~2000円程でカー量販店やホームセンターなどでも購入する事が可能です。タイヤを外す作業を多く行う予定がある場合は、おすすめな工具です。 こちらもバイクのフルード交換には必要ありません。

オイルを排出するボルトを回すスパナorレンチ

スパナとメガネレンチがミックスになったレンチ。基本的にメガネレンチを掛けて作業を行うので、作業効率を考えるとフルードの交換にはコンビネーションレンチが、おすすめです。

ブレーキキャリパーの下側にあるオイル排出口を閉じる為に「ドレンボルト」というネジが付いています。 そのネジを回す為のレンチが必要です。大体のバイク自動車のドレンボルトサイズは8mm~10mmですが、外車などでは異なる場合もありますので、ご自身の愛車に合った物をご用意下さい。


オイル廃棄用のホース

周りを汚さずスムーズに作業を行う為にもホースは必要です。 ワンマンブリーダータンクを使用する方法の場合は耐油ホースを用意する必要はありません。 耐油の物でもホームセンターなどで1m300~500円程度で販売されています。

専用の耐油の物がおすすめ

ブレーキフルード交換はオイル交換を行う訳ですので、キャリパーのオイル排出口からオイルが排出されてきます。 そのままでは廃油を受けにくいので、足回りや床を汚さないようにホースは必須です。アクアリウム用のぶくぶくに使用するホースを使う方法の方もいますが、ホースに穴が開いてしまって周りがベタベタに!なんてことも考えられるので、出来る限り耐油の物を使用した方法をお勧め致します。ワンマンブリーダーを使用する際には用意しなくて大丈夫です。

廃オイル処理用の容器

廃油の注意点としては絶対に排水溝等に流さないで下さい! 廃油は少量であれば、ウエスなどの大きめの布に染み込ませて燃えるごみとして出す方法もありますが、自動車のフルード交換では一回の交換で約500ml程の廃油が出ます。布などに染み込ませる方法では、結構な量ですよね。

きちんとした処理方法を

ペットボトルなどに廃油を入れてガソリンスタンドなどでも引き取ってくれる場合もありますが、廃油手数料などの有料なところもあります。画像の様な、廃油の処理専用の処理箱も販売されています。 画像の物は、2.5Lまで対応のもので、燃えるゴミに出せるので費用は少し掛かりますが、一番手軽でお勧めな方法です。

実際、交換している動画を見てみましょう!

初めて行う整備の場合、文章で説明をしても、「なかなか手順が頭に入ってこない!」となられる方も多いかと思います。動画投稿サイトで、フルードの交換方法の手順をわかりやすく解説している方の動画がありましたので、自分で交換をする前に、実際の交換寳方法手順を見てみましょう!

自動車のブレーキフルード交換

先ほどご紹介したワンマンブリーダータンクを使用した動画でした。 動画では、説明があまりありませんでしたが、この工具を使用すると廃油後の逆流を防げますので、気泡が入ってくる事が無く安心して一人でも作業出来ます。2人で作業する場合はブレーキを踏む人と、オイルを廃油して補充する人とで作業します。作業内容としては「ブレーキを踏んで貰ってオイルを抜く→逆流防止に一旦ドレンボルトを締めてオイルを補充」の工程をオイルが綺麗になるまで繰り返します。

バイクのブレーキフルード交換

こちらもワンマンブリーダータンクを使用した動画でしたね。ただ、バイクの場合はブレーキが近くにあるので、ホースと廃油受けでも逆流させないように作業する事は可能です。注意点としては「逆流させて絶対に気泡を入れない」という事が重要です。ですので、馴れない内は、逆流防止の工具を使用する方法が安心かもしれませんね。

ブレーキフルードには規格がある

自分の愛車に適合した規格のブレーキフルードを補充しましょう!

注意点として、ブレーキフルードにはオイルの規格があります。 自分の愛車に誤って、違う規格の物を補充すると、以前入っていた規格のオイルと混ざってしまい、本来のブレーキ性能が発揮出来なかったり、最悪オイルが分離されてしまいブレーキ内でトラブルが発生したりと、老化を早めてしまう場合があります。必ず適合した規格のフルードを補充しましょう。

ブレーキフルードのオイル規格

出典: https://www.imgrum.one/hashtag/%E5%A4%A7%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC

基本的にはフルードタンクのキャップ部分に適合規格が記載されています。 【規格は以下の様な種類があります】 DOT3、DOT4、DOT5(グリコール系は、DOT5.1と表記されています)、JIS6種(BF-6)の種類があります。一般的な車両にはDOT3、DOT4のグリコール系が使用されています。DOTのグレードが上がるにつれて対応沸点が上がる傾向にあります。ですので、DOT数が高いものはサーキットなどでの使用などで多く使用されています。全ての規格で、ブレーキが効き始める速さや高温に耐える強さ等が違います。必ず愛車にあった規格の物を選びましょう。

オイルの規格には成分の違いがある

フルードの成分には、グリコール系成分、シリコーン系成分、鉱物油系成分があります。 特性に優れることから、主流のフルード成分はグリコール系成分の物を多く使用しています。その中でも、グリコール系成分のDOT3、DOT4が多くの自動車、バイクに使用されています。 交換の際にはDOT規格を注意点として良く確認して、補充して下さい。 また、成分の表記も確認が必要です。

フルードの成分によって、特性が異なる

グリコール系成分オイル

グリコール系はポリエチレングリコールモノエーテルというものが主成分です。これに酸化防止剤や防錆剤等が添加されたオイルです。グリコール系は吸湿性が高いという難点がありますが、それを補う為、吸湿しても沸点を出来る限り高く維持できるようにホウ酸で加工してあります。また、塗装面を浸食しやすい傾向にありますので、塗装面に付着した場合は、できるだけ早く洗浄しましょう。レース用などのDOT数が高いオイルほど沸点は高く、低粘度での応答性が良いのですが、吸湿しやすく寿命が短くなってしまいます。

シリコーン系成分オイル


シリコーン系はジメチルポリシロキサンを主成分とするオイルです。 レース用のフルードとして使用される事があります。吸湿せず、塗装を侵すことも無く一見優秀なオイルですが、ブレーキ本体内のゴム類パーツに対して攻撃性が高いのが難点です。また吸湿性がないため、混入した水分はオイルに吸湿されませんので、水分が混入した場合、水滴が沸騰や凍結を起こしてしまう可能性があります。 使用する車両が限られてくる、あまり一般的ではないブレーキフルードです。

鉱物油系成分オイル

鉱物油系は石油から生成された鉱物油を主成分としたオイルです。ミネラル系、鉱油系フルードとも呼ばれています。シトロエンのハイドロニューマチックシステムが搭載された車種では、サスペンションやステアリングとブレーキのオイルを共用していたため、鉱物油が使用されています。ブレーキ単独だけでは無くオイルポンプなどを潤滑する構造上の問題があることからグリコール系を使用することは出来ないので、この鉱物油系オイルが使用されています。また、注意点としてグリコール系と混ざると分離してしまいます。

交換する際の注意点

通称ウマと呼ばれています。車体をジャッキアップして車両を浮かせている際に車体が落下しないように安定させる為の工具です。

自動車の交換作業の中で、ホイールを外しての作業が入ってきます。その際には出来る限り画像の様なリジッドラック(通称ːウマ)を使用しましょう。浮かせた車体を安定させる為に必要な工具です。ジャッキアップ時の車両の落下事故を防ぐ為にも大切な工具です。今後、ジャッキアップをする整備でも活躍してくれる工具なので、注意点と考えて出来る限り安全な整備体制で行いましょう。

フルードのエア抜きは十分に!

ブレーキフルードの交換で最も大切な注意点のひとつがエア抜きです。 エア抜きが不十分で気泡が入ってしまうと気泡が油圧の邪魔をしてしまいブレーキに本来の圧力を掛ける事が出来なくなってしまいます。フルードの交換=エア抜きを行うという気持ちで確実なエア抜きを行って下さい。 チューブ内を確認して、出てくるオイルの気泡が完全になくなるまで行いましょう。

1人で作業する時は専用工具で確実なエア抜きを!

今回、何度もご紹介していますが、1人で作業する場合のエア抜きにはワンマンブリーダーなどのチューブに一方向弁が付いた工具を使用するのが、最も安心です。抜いたオイルの逆流が原因のエア混入が失敗談としては、非常に多いようです。また、フルードタンク内のオイルを補充し忘れていて、エアが混入するミスも多いので、エア抜きがブレーキの整備では非常に重要だという事を常に忘れないようにしましょう。

注意点さえ守れば自分で交換できる!

注意点その1【ジャッキアップには危険が伴う】

安全な場所と工具を揃える!ということです。特にジャッキアップ時には注意をしましょう。 ジャッキアップは必ず、平坦で舗装された場所で行います。少し坂になっている場所やゴツゴツした無舗装な路面などでのジャッキアップは事故の元です。絶対にやめましょう。また安全の為にリジッドラックを使用して安心できる設備を整えましょう。また、馴れない内は画像の様に一気に車両を上げてしまわずに一本一本交換するホイールを外しながら確実に作業するようにしましょう。

注意点その2【オイルの規格と成分に気を付ける】

愛車に合った規格のオイルを補充しましょう。間違ったオイルを補充すると本来のおブレーキ性能を発揮できなかったり、最悪ブレーキ本体へのダメージを与えてしまう等の思いもよらないトラブルを引き起こします。 必ず購入するフルードの規格と成分を確認して間違いの無い整備を行う事が大切です。

注意点その3【オイルのエア抜きは確実に行いましょう!】

これは本当に大切ですね!エア抜きが不十分で気泡だらけにしてしまっては、ブレーキの整備をした意味が無くなってしまいます。そうならない為にも、作業前にはフルード交換方法の手順をもう一度確認して確実なエア抜きを行うようにしましょう。

ブレーキフルードの管理で安全なカー&バイクライフを!

今回はブレーキの交換時期、交換方法や掛かってくる費用、ブレーキフルードのオイル規格まで一通りご紹介させて頂きました。ブレーキフルードの大切さはおわかり頂けたかと思います。 ブレーキは自分と周りの命を守る大切なパーツです。ブレーキフルードの管理ひとつでブレーキの本来の性能が戻り、トラブルも減って確実に安全性が増します。 安心の出来る愛車で、カー&バイクライフを楽しみましょう。