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ウッドチップとは?雑草や虫対策になる、その使い方と効果を解説!

ウッドチップで面倒な草抜きが楽になるということをご存知でしょうか?その敷き方や自宅の庭が簡単にインスタ映えする方法をお教えします。愛犬家の方も必見!知って得する家庭でのウッドチップの使い方をご紹介します。
2020年8月27日
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これで我が家もインスタ映え!知って得するウッドチップの使い方

皆さんは一年に何回程度、草むしりをしていますか? 筆者は田舎に小さな持ち家があり、田んぼをつぶして作った駐車場と、煉瓦敷きの駐車場、コンクリートの庭があるのですが、一年中生えてくる雑草って本当に厄介ですよね!田んぼをつぶして作った駐車場は、土を入れて埋めたのでそれはそれはよく雑草が生えます。そして、虫の数もすごいことになってしまいます。(夏は蚊が飛ぶし、稲刈りの後は大量のバッタが雑草と同化しています。)

雑草駆除も大変

雑草は、夏の暑く湿気のある時季に青々と生い茂りますが、草抜きというのはなかなか気合いと体力がいる仕事ですよね。いっそのこと、除草剤でもまいてやろうか…と思うのですが、現役の田畑に囲まれているので出来ません。除草剤は便利ですが、近隣の方の許可を得ないといけない場合もありますし、小さなお子さんが近くで遊ぶなら、少なからずその影響も気になるところですよね。 ここでは、そんな場合にも役立つウッドチップの利点や敷き方、価格など様々な使い方をお教えいたします!

そこで役立つのがウッドチップ

ウッドチップの種類とは

そもそもウッドチップとは、主にヒノキや桜、ヒバ、杉などの木の幹を細かく砕いたもので「おかくず」とも言いますが、ウッドチップは木材を細かくチップ状にしています。大きいものから小さいサイズまでさまざまです。 最近では自宅で燻製をする人も増えたので、耳にする機会が増えたのではないでしょうか。 ウッドチップの中には、赤松や黒松の樹皮を原料としたもで、バークチップと呼ばれるものもあり、ウッドチップよりも丸みを帯び、大きめのサイズのものがあります。雑草といえば草むしりか除草剤と思っている方も多いと思いますが、ウッドチップで効果があるのなら、環境に優しく、作業も少ないので、体力的にも優しくいいですよね。

ウッドチップの使い方

それは、ずばり雑草が生えてくる場所にウッドチップを敷くだけです。至って合理的な方法なのです。 そんなウッドチップのメリットをご紹介していきます。


ウッドチップのいいところ

その1.香り

ヒノキなどの木の香りには、自律神経の副交感神経に作用し、脳内のα波の発生させるほか、呼吸を正常に整え、不眠を解消するなどの効果があります。また、これらの成分には、殺菌・防腐作用 のほかカビやダニを防ぐ効果や消臭効果などもあります。 人間がウッドチップの香りを体内に取り入れることでナチュラルキラー細胞が活性化し、自己免疫力が高めることに効果があると言われています。 ウッドチップをオフィスや会議室に置き、その香りで仕事の効率アップをはかったり、病院に置きリラックス効果をもたらしたり、ヒノキの香りは様々な場所で仕様されています。 ウッドチップの香りの持続性は、使用する場所は材質によっても異なりますが、一般的に2ヶ月程度で、香りが消えたからといって、雑草対策に効果がなくなるわけではありません。また、敷き詰めたウッドチップは、雨に濡れてもにおいを発したりするはありません。

その2.エコ

敷き詰めたウッドチップは、約1~2年ほどで土と一体化し、やがて土の養分となって土に還るので、とてもエコなのです。また、雨水に流されづらく冬の寒い時期にも凍りづらいという利点もあります。

ウッドチップの具体的な敷き方は?

ウッドチップの敷き方は、雑草が生えてくる場所に約10センチの厚さでウッドチップを敷き詰めます。そうすることによって、太陽の光を遮断することが出来ます。これにより、雑草が生えるのに必要不可欠な光合成を遮断し、雑草を生えにくくするのです。 ウッドチップ敷き詰める前に、防草シートを敷くとなお一層の効果を得ることができます。

ウッドチップの雑草対策以外の使い方とは?

その1.マルチング

ウッドチップの別の使用方法として、ガーデニングのマルチングにも利用することができます。ガーデニングをされている方なら聞いたことがあるかもしれませんが、マルチングについてご説明します。 マルチングとは、植えた植物の地表面をビニールなどで覆うことで、雑草の発生を防ぐことはもちろん、水分の蒸発を防ぐことで土の乾燥を防ぐことができます。また、急激な温度変化を防ぎ植物を守りり、飛来する害虫の防ぐことができます。 一般的にビニールで覆うことが多いマルチングですが、ウッドチップやバークチップでも代用が可能なのです。 特にバークチップは赤みを帯びているので土の色に近く、ガーデニングに使用すると景観もよくなります。


その2.グランドカバー

グランドカバーとはその名の通り、地表を覆い隠す、野球場で言うなれば芝生のようなものです。一般的に、草丈が低く、横に広がる性質をもつ植物を植えます。フェンスや塀にはわせる、つる性の植物を植えることもあります。雑草の対策にはもちろん、庭石などの根占めや、ぬかるみや泥跳ね、土壌流出の抑制に役立ちます。海外のドラマや映画で、草刈り機で手入れをしているシーンをよく見かけませんか?

日本では、海外のような広い芝生のある庭少ないですが、一般家庭では芝の手入れは大変なのです。 そこで庭にウッドチップを撒けば、芝刈りなどの手入れもいらず、手軽にグランドカバーとして使用することができます。芝生のグランドカバーと同様の効果が得られ、またウッドチップ独特の優しい木の色合いで、庭の景観もよくなりす。

その3.ドッグラン

ウッドチップにはドッグラン用に長いチップが省かれたものも売られています。(長いチップが混入していると、ワンちゃんの肉球に刺さったりと、けがの原因になります。)砂や芝生のドッグランはお手入れが大変で、日頃からメンテナンスをしていないと維持が出来ません。専用のウッドチップやバークチップをドッグランに使用すると、 ①ふん尿に対して消臭効果がある ②土と違い雨の後でもぬかるみがないので、ワンちゃんが泥まみれにならない ③アロマ効果により蚊を防ぐ防虫効果があるので、ワンちゃんの病気予防になる ④ワンちゃんが遊んだ後の土落としの必要がない といったようなメリットがあります。

ウッドチップのお手入れ方法は?

その1.水を撒く

天気のいい日が続いたり、夏場になると、ウッドチップが乾燥しほこりっぽくなってしまいます。 庭の植物に水をやるついででもかまわないので、乾燥しているなと思った時に水を撒きましょう。

その2.補充


気象条件によっては断言できませんが、一般的な強風ですべて飛んでいってしまうことはありません。また、水を撒くことで風で飛ぶのを抑えることができます。しかし、自然のものなので時間が経てば土に還ってしまうので減っていきます。ウッドチップの下の土が見えてくる頃に、厚さ5cm~10cmになるように補充しましょう。 補充することでまたウッドチップのいい香りが広がります。

カビは?シロアリは大丈夫?

自然素材を使用したウッドチップなので全く心配ないわけではありませんが、カビが生える速度よりも、ウッドチップが土に還る速度の方が速いと言われています。日当たりの良い場所に撒くと、カビを抑制することができるでしょう。 シロアリは1cm以上の厚みがある木材に巣を作り繁殖します。薄く小さなウッドチップにはシロアリが暮らせる場所がないので繁殖はしません。しかし、食事の場にはなってしまうので、大きなサイズでもシロアリの嫌う素材や加工が施してある木材を購入することをおすすめします。最近ではオーストラリア産のひのき【サイプレス】を使用したウッドチップやバークチップがシロアリに強いといわれています。

ウッドチップの価格は?

気になるのがウッドチップの価格ですよね。大手ホームセンターなどを比較すると50リットル1980円から3000円程度であったりと少し価格に幅があるようです。インターネット通販などでは、何種類か少量で低価格で売っているサイトもあるので、大量購入する前に一度触ってみたり、においを嗅いでみて好みなものを見つけるのもいいですよね。

雑草や虫対策になるウッドチップ、その使い方と効果【まとめ】

ウッドチップを使用することで、草むしりや防虫対策の手間がかかりにくくなることがおわかりいただけたでしょうか?外から見える「庭」はできるだけキレイにしてきたいものです。庭が汚いと近所の人が悪い印象を持ってしいます。ウッドチップを使用して手軽に庭を管理し、自然の香りで癒やされるということは、とってもいいことだと思います。ガーデニングを始めたいけど草むしりの手間が…と思われてる方々や、愛犬家の方々、筆者のように除草剤に抵抗のある方々にはぜひ試していただきたいです。(インスタ映えを気にしてる筆者は、インスタ映えする庭が手軽に作れるというのが一番です!)