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防音シートの効果とは?おすすめ商品もご紹介!貼るだけでOKって本当なの?

生活する上で多くの人が悩む騒音問題。壁のうすいマンションやアパート住まいの人は特に気になることです。でも防音シートやフィルムを窓に貼ることで騒音は軽減できるんですよ。素材によって効果や値段は様々。遮音と防音の違いや、おすすめの防音シートをご紹介していきます。
更新: 2023年4月25日
gauyorim
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騒音の悩み

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家にいる時に聞こえてくる音は、気になりだすと自分にとって騒音になります。うすい壁の防音効果のないマンションやアパートに住む人にとって、騒音は悩みのタネ。隣室から聞こえるテレビの音や話し声、ドアや戸棚を閉める時の音など、ナイーブな人はガマンできないことでしょう。

木造や軽量鉄骨だとなおさらです。加えて外の音も騒音のひとつ。これに関しては、一軒家に住む人も苦労することがあります。

自分も騒音を出している

騒音の悩みを抱えている自分自身が、隣家やご近所さんにとっては騒音の原因になっている可能性もあります。何気なく生活している中で、知らず知らずのうちに音を立てることがあるからです。

騒音を聞きたくないし、出したくないという場合、何かしらの対策をとります。騒音が聞こえないようにする方法は、そのクレームを伝えるか、防音対策をとるしかありません。

防音対策について

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騒音のクレームを伝えるのはおすすめできません。騒音と感じる基準は人によって違いますし、お互い様の部分もあります。それにクレームを伝えたところで、自分だけが満足できる円満な解決になることは少ないです。トラブルに発展する恐れもでてきます。

そこで残された道は防音対策です。防音のガードができれば、外からの音を防げて、自分が出す音を減らせます。

完全防音は難しい

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防音対策をとれば、壁や外からの音が聞こえなくなることでイライラすることがなくなり、ムダなストレスを抱えなくて済みます。それに、音を出さないようにと気を使って生活しなくてもよくなるので、快適な生活を送れるようになります。ですがこれは完全防音をした場合の話です。

完全防音はもはやリフォームレベルのことで、業者に工事を頼むしかありません。高い費用がかかりますし、賃貸なら勝手にやるのはNGです。

簡単にできる防音対策で騒音が軽減

賃貸の物件に住む人は、残念ですが完全防音をあきらめてください。ですが、それでも防音対策はとることができます。簡単で費用も安く済む方法です。

騒音が完全に防げるわけではありませんが、軽減させることは可能!何もしないよりはずっとマシになります。

防音シートが活躍

簡単に防音対策するための方法は、壁や窓に防音シートやフィルムを貼ることです。

家にいて騒音が聞こえてくるのは、隣室か外になりますよね。隣室とは、マンションやアパートに住んでいる場合で隣接(りんせつ)している号室のこと。騒音の聞こえる隣室側の壁一面に、防音シートやフィルムを貼って対策としますが、想像できる通りちょっと大変です。まずは外の騒音を防ぐようにしてみましょう。

外からの騒音を防ぐ

外から聞こえてくる音だけでも防げれば、騒音で受ける心の負担はずいぶんと軽くなりますよ。外からの騒音は窓から聞こえてきます。この窓へ防音シートやフィルムを貼り、防音対策とするわけです。

基本的には対象が窓だけなので、設置が大変になることはありません。防音シートやフィルムは多くの素材と種類があり、サイズや防音性などを費用に合わせて選ぶことが可能。なのでムリをせずに防音できます。

床にもおすすめ


防音シートを壁や天井一面に貼るのは大変です。なので窓へ貼って、外からの騒音のみ防ぐ方法をおすすめしました。もう一箇所、防音シートを簡単に使用できる場所があります。

それは床です。下にしくだけだから、壁や天井に貼るよりもラクです。階下の部屋の音は意外と聞こえるもの。当人も物を落とさないようにしたり、歩行の際など気を使う必要がありますよね。それが軽減されますよ。

遮音+吸音=防音

防音に関して「遮音(しゃおん)」「吸音(きゅうおん)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。どちらも漢字の通りの意味になります。遮音は音をさえぎることで、内・外ともに音を通さないということです。

例えば部屋全面が完全遮音されている場合、その部屋から出た音は外へはもれずに、部屋の中で反響し続けます。この反響音を吸収するのが吸音になります。遮音と吸音を合わせて防音と呼べるのです。

簡単防音には遮音が重要

防音シートやフィルムを窓に貼るだけの場合、反響音と吸音のことはあまり考えなくても大丈夫です。外からの音をさえぎることが主な目的のため、遮音効果の高いものが良くなりますよね。

ただ、遮音効果の高い素材は、鉄やコンクリートなど重量の重いものになります。とはいっても、あまりに軽いものでなければ、防音シートやフィルムの遮音性もあなどれません。

防音シートの効果と特徴

防音シートやフィルムを貼ることで、遮音効果が期待できます。シートやフィルム状になっているのでカットが可能。貼りたい場所にサイズを合わせられます。それに貼るだけだから、工事の必要がありません。

キレイにはがせる防音シートやフィルムなら、アトが残らないので賃貸でも気兼ねなく使用OK!水にぬらして貼れるものもあるんですよ。値段が高いものではないから、気軽に試せます。

防音以外の効果

防音シートは窓に貼ることで、防音以外の効果も得られます。冬になると出てくる厄介な窓の結露(けつろ)。カビの原因にもなるものです。これを防音シートで防げます。それと部屋の適温をキープするのにも役立ってくれます。

部屋と外をガラスで仕切っているだけの窓に防音シートを加えることで、外の気温が室温に伝わりづらくなるというわけです。

防音シートの効果を上げるポイント

防音シートの遮音効果を上げるためには、おさえておくポイントがあります。防音シートの性能を高めるということではなく、貼る時に意識しておくべき点になります。

防音シートを貼ってもスキ間があると、そこから音が出入りしてしまいます。なので、スキ間なくきっちりと貼らないといけません。スキ間を作らないことは、防音シートだけではどうしても難しいので、防音テープやスキ間テープなどを使用します。

防音シートの注意点

防音シートが遮音できる音は、高音です。人の声やテレビの音声、高音域の楽器音などがあたります。それよりも低い音に対しては防音が期待できません。扉や戸棚の開閉音、車のエンジン音、工事の音、振動音などです。

それと鉄筋コンクリート造のような防音性のある建物で、より防音の効果を得ようと防音シートを貼っても、あまり意味はありません。防音性のない建物に貼ることが適しています。

防音シートの貼りすぎに注意

防音シートはスキ間のないように貼るのがポイントと説明しました。ですが部屋の壁一面に防音シートを貼り、換気口を含め全てのスキ間を埋めてしまうと、空気が入れ替わらないため、酸欠におちいったり一酸化炭素中毒になる危険があります。

換気ができる場所は確保しておいてください。また、素材によってはニオイの強い防音シートが存在します。ニオイに敏感な人は防臭加工されたものがおすすめです。

防音効果の高い防音シートは?


防音シートは素材の違いなど様々な種類があります。わずかに聞こえる話し声ぐらいのちょっとした高音を防ぐ程度なら、安い値段の防音シートでも大丈夫です。このクラスのものは、0.3mm程度のうすくて軽いことが特徴です。貼るのが簡単というメリットはあるものの防音効果は低くなります。

防音効果が高い防音シートの特徴

重いものが高い遮音性を持つと説明した通り、防音シートも厚みがあって重い方が防音効果は高くなります。素材として金属粉や鉛の入っていることが特徴です。いかにも重そうですね。そのため貼るのに力がいりますよ。

男性でも一人では難しい可能性があります。何人かで取り組むとしても、キレイな仕上がりのイメージは描かないようにしましょう。それと金属粉や鉛は、人体への悪影響が不安視されいます。

防音シートに組み合わせる

防音シートを壁全面に貼って高い防音効果を望むなら、上項の「遮音+吸音=防音」をもとに、吸音材を組み合わせましょう。ガラスの繊維(せんい)が素材のグラスウールは吸音材として有名です。

グラスウールをフェルトや布などでくるんで吸音シートを作れます。吸音目的の商品もあるので検討してみてください。ウレタンスポンジが素材のものや、ゴム素材の防振材も有効です。

簡易な防音シート・フィルムおすすめ3選

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簡単に貼れる安い値段のおすすめ防音シートやフィルムをご紹介します。本来は窓に貼る断熱材なので防音効果はあまり高くなく、壁には不向きです。でも短時間に一人で貼れるのは、お試しにもぴったり!断熱材としての効果も得られます。

多少なりとも騒音をさえぎってくれるので、何もしないよりは気持ちがラクになるはずです。

簡易なおすすめ防音シート①

TRUSCO(トラスコ) 窓用防音透明シート

出典:Amazon
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こちらは窓専用の防音シートとなっています。窓部分に貼っておくことで、部屋全体の音を軽減することが可能。厚みが2mmもあるほか、防炎処理加工が施されているので、万が一火事が起きてしまったときも安心です。

基本的には両面テープが必要となりますが、平滑面のガラスであれば、そのまま取り付けることもできます。動物を飼っている人にも人気の商品なので、いろいろな場面で使ってみてください。

簡易なおすすめ防音シート②

隙間テープ D型 ブラウン(3m x 2本)

出典:Amazon

こちらはしっかりと音を防いでくれる吸音シールです。厚みがあるため、ドアや窓を閉めた時に大きな音が出るのを防ぎます。特に、賃貸ではドアの開け閉めだけで音が響くことも。

騒音トラブルを避けるためにも、ドアの開け閉めを行う部分に取り入れてみてください。少しの変化ではありますが、かなりの変化を実感できることでしょう。

簡易なおすすめ防音シート③

コットンカラーズ 窓用フィルム 目隠しシート

出典:Amazon
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出典:Amazon
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断熱や防音の効果以外に、普通の窓をすりガラスへ変身させられるフィルムです。窓のリメイクにも使えますね。

外から部屋の中が丸見えになってしまう場合、カーテンで隠さないといけませんが、昼間は日光を入れたいものです。このフィルムなら透けて見えないので、レースのカーテンを購入する必要がなくなります。

簡易な防音シートの貼り方

断熱材を防音シートとして使う簡易なものは、水にぬらして貼る場合が多いので、その基本的な貼り方を説明します。窓の寸法を測り、その寸法よりも数センチ大きめに防音シートをカットします。

きり吹きで窓の全体へ水を十分にかけましょう。フィルムにも水を吹きかけ、窓へ貼っていきます。真ん中から外へ向けてタオルなどでおさえて気泡をなくしてください。シートのあまった部分をカットして完了です。

本格的な防音シートおすすめ2選

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ご紹介した簡易な防音シートは、断熱シートやフィルムを代用するものでした。それでは防音効果が低すぎるという場合には、ちゃんとした防音シートを貼る必要があります。

防音効果が期待できる分、値段は高くなりますよ。購入した後でサイズが足りない、多くあまったという事態になることを避けるため、先に貼る場所のサイズを測っておきましょう。

本格的なおすすめ防音シート①

大建工業 遮音用下地シート 940SS

出典:Amazon
出典:Amazon
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ちゃんとした素材でできています。音の漏れを軽減してくれるでしょう。防音内装材と組み合わせるとより効果を発揮できるので、より高い防音効果を求めている方はさらに別のアイテムをプラスして使用しましょう。

本格的なおすすめ防音シート②

ゼオン化成 軟質遮音シート サンダムCZ-12

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出典:楽天
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壁や床に使えます。吸音材と組み合わせてこそ防音効果を発揮するタイプです。吸音材と1セットにしてそれを2重にすれば、高い防音効果が得られます。

簡単にカットできる素材ですが、重さがあるため貼る作業はちょっと大変になります。壁や天井に貼る場合は、イスや脚立へ乗ることになります。転倒しないように気をつけてください。

本格的な窓用防音シートの貼り方

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%BA-E0590-%E7%AA%93%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E9%80%8F%E6%98%8E%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0/dp/B00476HMHC/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1516523308&sr=8-3&keywords=%E7%AA%93%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E9%80%8F%E6%98%8E%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0

ご紹介した窓用の防音シートには、注意点を含んだ貼り方がありますので説明します。このタイプは窓ガラスへ貼ってはいけません。直接貼ると熱によってガラスが割れてしまうことがあります。

そのため窓の枠に貼り、ガラスと防音シートの二重構造にして、間に空気の層を作ってあげます。窓の枠に両面テープをスキ間なく貼って、そこへぴったりと防音シートを接着してください。

気をつけること

本格的な防音シートは厚みを持ちます。そして窓用の場合は窓の枠に貼りますが、防音シートの厚みが引っかかって窓の開閉ができなくなることがあります。

防音シートの厚みを調べ、窓へ実際に定規を当てて、問題がないか先に確認しておきましょう。値段が高いので特に失敗できません。それにサイズや重量から考えると、返品するのも大変になります。

本格的な防音シートは、厚みに加えて重さがあるのも特徴です。一人で貼るのは難しいので、手伝ってくれる人を探しておいてくださいね。それから防音シートを貼る時の気候も重要になってきます。

窓枠にスキ間なく貼るため、ガラスとの間に空気が密閉されます。貼った時に湿度が高いと、湿気を閉じ込めてしまうことになります。乾燥した日に貼るのがいいですよ。

まとめ

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騒音の悩みを解決するための方法として、防音シートについて解説してきました。とりあえず簡単に外の騒音を軽減させるだけなら、安い値段の断熱材を窓へ貼ればOKです!

しっかりと騒音を防ぎたい場合には、ちゃんとした防音シートを貼りましょう。吸音材と組み合わせれば効果がアップします。さらにスキ間を作らないことがポイントです。厄介な悩みから解放されて、快適な生活を送ってくださいね。