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ステンシルシートを自作しておしゃれDIY!基本の方法をご紹介!

様々なものに文字や模様などを転写できる型紙「ステンシルシート」。好きなところへおしゃれなデザインを簡単に写せるんです。雑貨や家具などのリメイクにもぴったり!100均でそろう道具で自作できちゃいます。ステンシルシートの基本的な作り方や使い方をご紹介していきます。
2020年8月27日
gauyorim
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ステンシルシートについて

英語の文字って、意味はよく分からないけどおしゃれですよね。なんでもサマになります。この英語の文字をどこへでも簡単に描ける方法があるんですよ。それはステンシルという手法で、文字に限らずイラストや模様などを切り抜いた型紙ごしに、色をつけて転写していきます。この型紙のことをステンシルシートやステンシルプレートと呼んでいます。

簡単に転写できる

ステンシルシートに切り抜かれている文字や模様をステンシル(転写)するだけだから、使い方はとっても簡単です。例えば英語の文字を植木鉢に描きたいのであれば、そのステンシルシートを植木鉢に当てて、上から好みの塗料をぬるという使い方になります。ぬり方はスポンジを使ったり、スプレーで吹きかけたりなど色々とあります。文字や模様、色などの組み合わせは無限大!リメイクに大活躍してくれますよ。

ステンシルシートを自作する

ステンシルシートはたくさんの種類が販売されています。ですがフォントやサイズなど、希望のデザインはなかなか見つけられません。欲しい型紙を探し続ければ、いつかゲットできるかもしれませんが、それだけで大変な作業になってしまいます。というわけでステンシルシートを自作しちゃいましょう!好みのフォントやサイズ、文章の型紙を作れます。素材や道具は100均でそろえられますよ。

自作の問題点

ステンシルシートを自作すれば、希望の型紙にできるというメリットがあります。ですがデメリットも避けられません。それは時間と手間がかかるということ。ステンシルシートのもとの素材に、好みのデザインを切り抜いていきますが、それが結構疲れる作業なんです。切り抜く量と素材の材質によって変わってきますが、なれるまでは長い文章や細かな模様はやめておいた方がいいですね。

ステンシルシートの作り方/必要な道具

ステンシルシートを作り始める前に用意しないといけないのが、道具と素材です。まずは道具をご紹介していきます。道具といっても、ほとんど新たに買いそろえる必要はないぐらい身近なアイテムです。ハサミ、カッター、カッティング用マット、油性ペン、金属製の定規、マスキングテープ、塗料、塗料をぬるためのブラシやスポンジなどが必要になりますよ。

ステンシルシートの作り方/型紙になる素材

道具がそろったら、主役のステンシルシートを作っていきます。この型紙に適した素材をご紹介します。やわらかすぎると、ふにゃふにゃして切り抜きづらく、色がうまくぬれなくなります。カタすぎれば、切り抜くことはできないでしょう。自作する上で王道なのがクリアファイルです。ステンシルした後に洗うなどしてメンテナンスをちゃんとおこなえば、何度でもステンシルできます。

クリアファイル以外の素材

クリアファイルは、やわらかさやカタさがちょうどよく、塗料(水分)をはじくことから最適な素材です。でも他に使える素材もありますので、使いやすいものを選んでください。クリアファイルに近い素材としては、プラバンシートがあります。ご存知プラ板というもので、焼くまえの状態で使います。使い切りになりますが、マスキングテープやシール用紙も型紙として使えます。

ステンシルシートの作り方/100均アイテム

ステンシルシートの作り方として、必要になる道具と素材をご紹介しました。初めてステンシルシートを作るなら、これらは100均でそろえれば十分です。ステンシルシートの完成品も100均で販売されていますが、種類が少ないので満足に使えないと思います。100均のステンシルシートはワンポイントなど、補助的な役目でなら使えるかもしれません。

素材は100均などで安く済ます


ステンシルシートづくりになれて今後もたくさん自作するなら、メイン道具のカッターは良いものを準備すれば作業がラクになります。でもクリアファイルなどの素材は、型紙作りに失敗することもふまえると100均で売られている安いものがいいですね。専門店やネットショップなどでまとめて購入すると、100均よりも安くなる場合があるので調べてみましょう。

ステンシルシートの作り方/文字や模様を描く

道具と素材が用意できたら、ステンシルシートを自作していきます。まずは型紙になる素材へ文字や模様を描きます。ステンシルしたい文字や模様の上へ、クリアファイルなどの素材をかぶせてください。ズレてしまわないようにマスキングテープで固定します。油性ペンと定規を使って、文字や模様をなぞりながらクリアファイル上に描きます。切り抜いてしまう部分は、分かりやすくぬりつぶしてしまいます。

フォントやサイズは自由自在

ステンシルしたい文字や模様は、パソコンで作ると簡単です。好きなフォントや模様などを選びますが、権利的な内容を確認して問題がなかった場合に限り利用することができます。フリーフォントやフリー素材は多くの場合、販売目的でないなら利用可能です。作ったデザインは基本的にプリントアウトすると思いますが、ディスプレイ上からでもデザインを写せますよ。希望のサイズに拡大縮小してから描きます。

ステンシルシートの作り方/文字を切り抜く

文字や模様のデザインをクリアファイルなどに描いたら、それをカッターで切り抜いていきましょう。クリアファイルの場合、そこそこのカタさがあります。なのでカッターを1回ひいたぐらいだと切れませんし、切ろうと思わないでください。丁寧に何度かカッターを当てるとキレイに切り抜けます。小さかったり細かい文字や模様は、なれていないと難易度が高め。大きくて単純な文字で練習するのがいいですね。

気をつける文字がある

クリアファイルなどの素材を切り抜く際に、気をつけないといけない文字があります。アルファベットの場合は、A、B、D、O、P、Q、R、です。これらの文字に共通していることが分かるでしょうか?文字の外側を全て切り抜くと、中の空白部分までなくなってしまう文字です。途中に線を入れるなどして中の空白部分を残し、どんな文字か分かるようにする必要があります。

ステンシルシートの作り方/ステンシルする

型紙に描いた文字や模様を切り抜けば、ステンシルシートの完成です。この型紙でいたるところにステンシルすることができますよ。楽しすぎて必要のないところまで、ステンシルしないように気をつけてくださいね。ステンシルシートの構造はシンプルなのでコツをおさえさえすれば、おしゃれにステンシルが可能!いらなくなったものへ試しにステンシルして、リメイクしてみるのもいいですね。

塗料について

ステンシルに使う塗料は、アクリル絵の具やペンキなどが適しています。ポスターカラー用を使うと、ステンシルした文字や模様がにじんでしまうことがあるので注意してください。塗料をぬるためのブラシやスポンジは、ステンシルの対象になるものに合わせましょう。木材の場合は、ステンシル後にヤスリをかけるとヴィンテージ感がでます。こういったワザも取り入れると、よりおしゃれに仕上がります。

ステンシルシートの作り方/コツ

ステンシルシートの基本的な作り方と使い方を説明しました。上手な仕上がりとは、塗料がむらなくぬられていて、にじんでいない状態になります。そのためのちょっとしたコツをご紹介します。ステンシルする文字や模様がにじむ原因は、塗料の種類だけでなく単純にぬりすぎの可能性もあります。それと型紙がズレてしまうこと。型紙はマスキングテープで動かないようにしてください。

ステンシルシートの作り方/スマホで作る


スマホがあればパソコンは必要ないという人が多くなりました。パソコンがない場合、プリンターも持っていないことと思います。でも大丈夫です。ステンシルシートはスマホだけでも自作することができます。やり方は簡単で、スマホ上でステンシルしたい文字や模様のデザインを作ります。そのデザインを表示させたまま、ディスプレイに型紙の素材をのせて写していくだけです。

制約がある

スマホだけでもステンシルシートは自作できますが、使えるフォントの少なさや、ディスプレイの大きさ以内というサイズの制約がでてきてしまいます。それを解消するのが、アプリとコンビニプリントの利用です。下項目で詳しく説明していきます。

ステンシルシートの作り方/無料アプリで作る

ステンシルシートを自作するのにぴったりな無料アプリがあります。このアプリ上でステンシルしたいデザインを作れるんです。それとアプリに入っているフォントはおしゃれなものばかり。しかもネット上にあるフリーのフォントも組み入れることもできます。スマホでもオリジナリティーの高いおしゃれなステンシルシートを自作できるわけですね。

コンビニプリントを利用する

スマホでおしゃれなステンシルシートのデザインができた!としても、スマホのディスプレイから写すと小さすぎてしまうことがあります。プリントアウトすれば大きなサイズで出力できますし、クリアファイルなどの素材へ写しやすくなりますよ。でもプリンターを持っていない、ということであれば、コンビニでプリントアウトが可能です。デザインを保存したスマホをコンビニへ持って行って出力しましょう。

ステンシルシートでオリジナル雑貨を作る:2選

ここからはステンシルシートの使い方や、ステンシルしたものを紹介していきます。もとは100均の素材で作ったステンシルシートで、いろんな雑貨や道具をおしゃれにステンシル&リメイクしちゃいましょう!ステンシルの方法は難しくないので、どういったものへどんなデザインをステンシルするかなど、参考にしてみてください。

ステンシルシートで作る雑貨.2-1

レンガにもステンシルできるから、ガーデニンググッズもリメイクできます。使い方は簡単です。正方形のレンガ1つに、アルファベットを大きく1文字ステンシルするだけ。多くの文字を1度作ってしまえば、時期やイベントなどにあわせて、組み合わせを変更しいろんな文章を作れます。

ステンシルシートで作る雑貨.2-2

ステンシルの定番であるブリキ缶。ステンシルシートを作ったら1度は試したいリメイク用アイテムです。ちょっとしたものを入れる容器やゴミ箱として、さらに植木鉢など使い方は様々あるので、おすすめです。ステンシルしたブリキ缶を置くだけで、流行りの男前インテリアを演出できますよ。

ステンシルシートを布に使う:2選

ステンシルシートを使えば、布へもステンシルできます。おしゃれリメイクの幅がグーンと広がりますね。スリッパやクッションカバーなどの小物から、洋服までも!ステンシルすることを想定して古着などを用意し、お気に入りのデザインをほどこせば、個性的なファッションアイテムが作れます。オリジナリティーを出したいなら活用しないともったいないですよ。

ステンシルシートを使った布.2-1

布に英字のステンシルをほどこして、クッションカバーを作るという例です。デザインがあきてしまったクッションをリメイクするのに最適ですね。わりと大きなものなので、ステンシルシートを作ったりステンシルする時、ともにやりやすいですよ。デザインセンスも活かすことができますね。


ステンシルシートを使った布.2-2

シンプルな古着へ大胆にステンシルすれば、おしゃれな洋服にリメイクできます。好きなロゴマークを入れるだけでも印象はガラッと変わりますね。素材にはシールシートを使用するのがポイントです。布地によっては、しわがよりやすかったりするので、慎重にステンシルしてください。

ステンシルシートを様々なものに使う

どこへでも自由にステンシルを楽しみましょう!ちょっとスペースが気になるなと思ったら、そこへステンシルしてデザインを入れてみてください。英語の文字だけでもおしゃれなものに変身してくれます。それらはステンシルの前後で使い方が変わるわけではありません。見た目がおしゃれにリメイクされただけです。100均アイテムにステンシルするのもおすすめで、デザインのグレードが一気にあがります。

ステンシルシートで作るオリジナルコースター

コルクをカットしたり布地を型取って、ステンシルで絵柄を描けばオリジナルのコースターができあがります。絵柄のない無地のコースターをステンシル&リメイクするのもおすすめ。同じ絵柄でも塗料の色を変えるだけで、違ったものになりますよ。オリジナルアイテムを増やして個性的な生活を楽しみましょう。

ステンシルシートでお部屋をおしゃれに

ステンシルシートの使い方、最後に紹介するのはインテリア。この使い方はステンシルに慣れてからの方がいいです。ここでいうステンシルするものとは主に家具や壁などのことになります。失敗すると大変なので、ちゃんとデザインの計画を立てて、慎重におこなってください。うまくいけば人気の男前インテリアや、おしゃれカフェのような空間をステンシルで作り上げられます。

ステンシルシートで作るおしゃれなお部屋

空いたスペースに英字をステンシルするだけで、おしゃれな奥行きができます。壁や棚の引き出しなど、無地だとさみしく見えるところへ英字や模様をステンシルしてみてください。雑貨や小物との相性もぴったりです。ステンシルを加えると、なかなか真似のできない素敵なお部屋にすることができます。

まとめ

ステンシルシートについて、道具や素材、作り方や使い方を説明してきました。おしゃれな英語の文字や模様をどこへでもステンシルできる。それも100均のアイテムで自作できる上、パソコンがなくてもスマホで作れる。となれば、おしゃれに敏感な人はすぐにでも試したくなると思います。オリジナリティーあるデザインの型紙を作り、正しい使い方をして、素敵なリメイクにぜひ活かしてください。