マグライト（MAGLITE）とは？
熟練職人が作る「タフで精密」なハンディライト
1955年創業のMag Instrument社が生産するマグライト（MAG-LITE）は、豊富な種類とその絶対的な信頼から、世界各国の軍隊・警察・スポーツマンに評価・支持されている懐中電灯です。 シンプルで頑丈なボディには、航空機に使用されているエアークラフトアルミ（アルミ合金）を採用。また、外側と内側に特殊コーティングを施し、耐腐食性も強化したマグライトの懐中電灯は、今やハンディライトの世界基準となっています。
マグライトの歴史「平和と希望の灯」
「厳しい状況の中で人が一番必要とするものは『光』」という信念のもと誕生したマグライト。現在の軍隊や警察に支持されているマグライトの歴史を辿ると、沢山の種類のライトが彼らの活動を支え、災害時や戦時下での平和と希望の「光」として活躍してきました。
湾岸戦争・9.11テロ・東日本大震災
●1955年：Mag Instrument社が創業を開始。 ●1979年：初期モデル「マグライト」誕生。 ●1984年：日本にマグライトが上陸。 ●1991年：湾岸戦争が勃発。多くの兵士の活動を支える。 ●2001年：9.11テロ。「ATTACK ON AMERICA」と刻印された3000本のマグライトを緊急生産し、WTCとペンタゴンへ 出荷する。 ●2007年：マグライトLEDを導入。 ●2011年：3.11の東日本大震災後、被災地にマグライトを寄付。
おすすめその1.アウトドアや防災セットに！
小型で頑丈なマグライトは、ホルダーを付けて釣りや自転車などのアウトドアで利用するだけでなく、災害時に役立つ防災セットのアイテムとして加えたいアイテムです。多くの種類のマグライトは、ハイパワーから省エネモードまで段階を簡単に切り替えられることで、災害時の様々な場面で活躍します。また、懐中電灯を点滅させることで非常時のSOSサインになりますので、ぜひ常備しておくことをおすすめします。
おすすめその2.豊富な種類から選べる！
マグライトには、手のひらにすっぽり収まってしまうほど小型のライトから、単1電池採用の重量感のあるライトまで種類がとても多いのが特徴です。小さなサイズは、お子様のお守りにもピッタリ。また、そのサイズ感だけでなく、明るさやモード切り替えなどの機能面でも種類が多く、価格や仕様するシーンに合わせて選べるところに評価も高くなっています。サイズや活用シーンで、色を変えてコレクションしたくなるかも！
おすすめその3.プレゼントにも！
マグライトのメーカーサイトや取扱いのある通販サイトでは、レーザー刻印による名入れでオリジナルのマグライトを作ることも可能です。専用のギフトボックスに入れて、また高級感のあるレザーのホルダーとセットで、贈り物や記念日に購入するのもおすすめです！
メタリックなピンクのライトもプレゼントに最適！
お世話になった方へのプレゼンとして購入しました。刻印はシッカリされており、きれいな仕上がりでした。値段を考えると十分な仕上がりでした。
懐中電灯 4つのチェックポイント
マグライトだけでなく、ヘッドライトやその他懐中電灯を購入の際にも役に立つ、光とスペックについての説明です。数値や通販サイトの評価だけでは分かりにくいですが、光束や最大照射距離の違いは、フィールドで使用すれば一目瞭然！多くの種類がある懐中電灯ですので、購入の際は参考にしてみて下さいね。
4-1.ピークビームインデンシティ（光度）
「ピークビームインデンシティ（光度）」の単位はカンデラ（candera）。光源からある角度への光の強さを表しています。以降ご紹介するモデルには、cdと省略して記載しています。
4-2.ビームディスタンス（最大照射距離）
「ビームディスタンス（最大照射距離）」の単位はメートル（ｍ）。懐中電灯によって照らされた面が、0.25ルクスになる距離を示します。また、0.25ルクスとは、大体、満月の時の月の明るさです。
4-3.ランタイム（連続点灯時間）
「ランタイム（連続点灯時間）」は、60分以下ならば単位はM、10時間以内ならばHとM、そして10時間以上ならばHで表されます。これは、新品の電池で点灯させた30秒後の光量を100％として、10％に落ちるまでの時間を指します。フルパワーで使用した時と、省エネモードで使用した時で、大きく異なってきますのでご注意ください。
4-4.ライトアウトプット（光束）
「ライトアウトプット（光束）」の単位は、ルーメン。単位面積を単位時間内に通過する光のエネルギーを、標準的観測者の目に感ずる明るさによって測った量。簡単に言えば、光源から放射される、全ての方向の光の量を表しています。
おすすめマグライト 10選ご紹介！
マグライトには、旧LED採用商品と、白熱球採用商品、そして現行のLED採用商品など沢山の種類があります。ここでは、正規品として購入しやすい現行モデルの、「LEDシリーズ」を10選ご紹介します。 ●【マグタックLED】シリーズ ●【ミニマグライトLED】シリーズ ●【マグライトLED】シリーズ ●【マグライトプロ】シリーズ
【マグタックLED】シリーズ 2選
「マグタックLED クラウンベゼル」と「マグタックLED プレーンベゼル」があり、マグライトのラインナップの中で、照度や堅牢性を実現したハイスペックな最上位機種になります。カメラ用リチウム電池を2本使用。
マグライト1:マグタックLED クラウンベゼル
ベゼルがクラウン（王冠）状になった「マグタックLED クラウンベゼル」。320ルーメンという明るさに加え、片手で操作できるテールスイッチや2つの点灯モードを備えたハイスペック商品です。また、適度な重量感と高級感のあるデザインには、緊急時にガラスを割ることができる強度も備えています。
明るいのはもちろんのこと、このずしりとくる重量感、色、マグライトファンにとってこれほどの満足感はないです。
マグライト2：マグタックLED プレーンベゼル
ベゼルが平たい形状の「マグタックLED プレーンベゼル」。省エネモードを備え、17時間の使用が可能です。310ルーメンという明るさや、操作性、デザインは上のクラウンベゼルと遜色なく、こちらもハイスペックな懐中電灯です。
【ミニマグライトLED】シリーズ 3選
シンプルな機能とコンパクトなデザインで、携帯におすすめの種類です。キーホルダーに付けたり、かばんの中に常備しておいても邪魔にならないサイズ感が高評価。
マグライト3：マグライト ソリテールLED
単4電池1本を使用し、わずか13gというマグライトの中で最小モデルの「ソリテールLED」。37ルーメンという明るさは、同タイプの白熱球仕様モデルに比べると、約18倍という、小型で優秀なライト。
旅行時に持って行きたくてコンパクトなものを探していました。 電池を入れると掌に収まった感じが大きさ重さ共に丁度良くて使いやすそうです。 思った以上に明るくて重宝しそうなので防災・防犯用としても常に持ち歩こうと思います
マグライト4：ミニマグライトLED 2AAA
単4電池を2本使用し、こちらも28ｇと軽量な懐中電灯「ミニマグライトLED 2AAA」。ホルダーを利用してもかさばらない12㎝サイズに、ポケットクリップが付属してさらに携帯に便利になりました。また、同タイプの白熱球仕様と比較すると、約9倍の84ルーメンという明るさ！
マグライト5：ミニマグライト2ndLED 2AA
マグライト｜ミニマグライト 2nd LED 2AA
出典:Amazon●本体全長: 168mm ●重量（電池なし）: 70g ●使用電池:アルカリ単3×2本 ●ピークビームインデンシティ：4990cd ●ビームディスタンス：141m ●ランタイム：10時間45分/LOW・31時間30分 ●ライトアウトプット：77ルーメン
小型で軽量ながら、「通常モード・フラッシュモード・省エネモード・SOSモード」と4モードの切り替えができる懐中電灯「ミニマグライト2ndLED 2AA」。単3電池2本で最長31時間30分も使用可能な点も、非常用ライトとして心強いですよね。
【マグライトLED】シリーズ 4選
主に単1電池と単2電池を使用するモデルで、照射距離・時間共に優れた高い機能性が特徴です。こちらは、実用的で様々なシーンに活躍してくれるという点で好評価。
マグライト6：マグライトLED ML25LT
「ML25LT 3C.CELL LED」は単2電池を3本、「ML25LT 2C.CELL LED」は単2電池を2本使用するモデルです。どちらも300ｍ先まで照らし出す、驚きの照射距離を備えています。抜群の明るさで、災害時にとても心強いおすすめの懐中電灯。
マグライト7：マグライトLED ML300L
Maglite｜ML300L LED 3-Cell D Flashlight
出典:Amazon●本体全長:298.45mm ●重量（電池なし）:328g ●使用電池:アルカリ単1×3本 ●ピークビームインデンシティ：41200cd ●ビームディスタンス：406ｍ ●ランタイム：16時間/LOW・77時間/ECO・117時間 ●ライトアウトプット：625ルーメン
「ML300L 3.CELL D LED」は単1電池を3本使用するモデルです。こちらは、通常/アウトドア/警察/タクティカルという4つのファンクションを備え、それぞれに3つのモードからシーンに合わせて選択することが可能です。
●通常（フルパワー/ローパワー/省エネモード） ●アウトドア（フルパワー/ローパワー/ストロボ） ●警察（モーメンタリー/フルパワー/省エネモード） ●タクティカル（モーメンタリー/フルパワー/ストロボ） モーメンタリーとは、スイッチを押している間だけ点灯。
25年くらい前に購入した３Ｄを、白色ＬＥＤに交換しました。今迄と比べ物にならない位、明るいと思いましたが、こちらのＭＬ３００Ｌの明るさには驚きました。3段階調光の中の明るさと、交換した方と同じ位の明るさです。大満足です。購入して良かったです。
マグライト8：マグライトLED XL50
単4電池3本を使用するモデルの「ミニマグライト XL50 LED」。小型でシンプルなデザインながら、200ｍを超える照射距離や十分な明るさを備えた高機能懐中電灯です。また、テールキャップのスイッチ操作で、オン・オフ、ハイパワーモード、25％ローモード（省エネ）、ストロボモードの切り替えが可能です。
マグライト9：マグライトLED XL200
「マグライトLED XL200」は、「XL50」と同じく単4電池を3本使用し、122㎜とコンパクトなデザイン。XL50の3モードの切り替え機能に対し、こちらは「ハイパワーモード、ストロボモード、ナイトライトモード、シグナルモード、SOSモード」の5つのモードを搭載。切り替えはテールキャップの簡単なスイッチ操作で可能になっています。また、下の動画にあるように、手首を傾けることで明るさの調節ができるところも秀逸！
車用に購入しました。質感も良く、サイズもコンパクトで明るさも十分です。点灯システムが搭載されているので、万が一の時も使えそうです。
【マグライトプロ】シリーズ 1選
オン・オフのみのシンプル機能に、高い照度を備えたプロフェッショナルシリーズです。クラシカルなデザインに高評価！
マグライト10：ミニマグライトLED PRO（2AA）
「ミニマグライトLED PRO（2AA）」は、四半世紀以上前に発売されたマグライトのデザインを引き継ぎながらも、LED搭載で機能性は大幅にアップしています。単3電池を2本使用し、そのアウトプット量は226ルーメンと高照度。ヘッドを回してオン・オフ、焦点調整を行える操作性のシンプルさも魅力的。
活用シーンが広がる「マグライトホルダー」
両手が解放されるホルダーを利用すれば、マグライトの活用シーンが広がるのでおすすめです。突き刺すだけのマグライトホルダーから、巻き付けられるホルダー、レザー素材やビニール素材など種類も豊富です。 自転車やナイトハイク、夜釣り、ガレージでのDIY。ホルダーの利用で趣味の時間がより充実すること間違いなし！
モカ｜マグライトホルダー
●サイズ：全長 16cm（金具部分除く）・幅 4.5ｃｍ ●素材：革
マグライト｜本革製ホルダーミニ 2AA 2AA LED 用
●ベルト・ループは、スナッ・ボタン脱着式。 （ライトの収納方向は、ヘッド部が上）
ホルダー利用時は、挿入方向や装着方法をしっかりと確認し、安全に利用してください。
マグライトのメンテナンス
1.点検.メンテナンス方法
マグライトを長期にわたって愛用するためには、定期的に点検と正しいメンテナンスを行う必要があります。マグライトのメーカーサイトから点検・メンテナンス方法をご紹介します。また、非常時にきちんと活用できる安心のためにも、不用意にパーツの交換や改造をすることを控えましょう。
1. 点検： アルカリ電池は液漏れ、または破損する可能性があります。最低でも1ヶ月に1回は電池を取り出しライトの中身に液漏れがないかを確認してください。 2. 電池の別保管： 製品の使用頻度が少ない場合は、本体と電池を別で保管する事を推奨します。これにより、液漏れによる破損防止、電池の寿命を延ばす事が出来ます。 3. メンテナンス： 6ヶ月に一度、少量のワセリンを全てのネジ溝とゴム製O-リングに塗付してください。これによりゴムの劣化・破損を防止します。 4. 信頼のおけるメーカーのアルカリ電池のみを使用する。 5. 蓄電池や再利用できるアルカリ電池を使用しない。 6. 電池は正しく差し込んで下さい。正しく差し込まれていない場合、ランプ・LEDモジュールに損害を与える恐れがあります。 7. MAG社純正パーツ以外は使用しないでください。
2.マグライトの保証
マグライトには、安心の10年間の保証が設けられています。電池の寿命や消耗パーツの損傷など、対象外となる項目もありますので、確認の上メーカーに問い合わせてみて下さい。お気に入りの1本が趣味の相棒となり、緊急時のお守りとなりますように！
まとめ
いかがでしたか？明るさと操作性、耐久性抜群のマグライト。豊富な種類展開から、様々な場面で高い評価と信頼を得ているその「安心の光」を、一度体験してみてください！