ForeAthlete® 935
ランニング/トライアスロンウォッチ
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」
スポーツやフィットネス、アウトドアに始まり、車載用製品や船舶用製品、地図製品のナビゲーション及び通信デバイスを主に取り扱うブランド「GARMIN(ガーミン)」。多くの方がご存じかと思います。 今回は、そんなガーミンが展開する様々な製品の中でも、スポーツ・フィットネスに着目します。さらにランニングにおける画期的なウェアラブルアイテムとして活用できるスマートウォッチ「ForeAthlete935」にスポットを当ててみたいと思います。
GARMIN(ガーミン)というブランド
「ForeAthlete935」をご紹介する前に、ガーミンというブランドについてもう少し詳しく見ていきましょう。「ForeAthlete935」の魅力を知るうえでは、ブランドのコンセプトなどが重要になります。
GARMIN(ガーミン)とは創設者の名前が由来
GARMIN(ガーミン)というブランド名は、共同創設者である「Gary Burrell」および「Min Kao」の名前が由来となっています。この二人によって、革新性、利便性、性能、価値、サービスの5本柱で、GARMIN(ガーミン)が設立されました。
人々の生活を豊かに
Garmin(ガーミン)には、設立当初から変わらない目標があります。それは以下の通りです。
「お客様の生活を豊かにすることができるナビゲーションおよび通信デバイスを作ること」
そして、Garmin(ガーミン)はこの目標に従いこれまで数多くの製品を多岐にわたり開発、販売してきました。冒頭にもあるように、スポーツやフィットネス、アウトドアに始まり、車載用製品や船舶用製品、地図製品のナビゲーション及び通信デバイスに関しては、非常に自信のあるブランドなのです。 あらゆる角度からアプローチすることで、画期的なアイデアが生まれ、今日のGarmin(ガーミン)まで成長し、多くのユーザーから支持を受けるようになりました。
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」を徹底解剖していこう!
では早速Garmin(ガーミン)が展開する「ForeAthlete935」を徹底解剖していこうと思います。ランニングなどの運動のお供におすすめなウェアラブル端末として、Garmin(ガーミン)社製のスマートウォッチ「ForeAthlete935」が挙げられるわけですが、スペックや価格、レビューのほかに、細かい活用方法や機能、そして他製品との比較をご紹介できたらと思います。
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」のスペック
「ForeAthlete935」のスペックと価格
ForeAthlete® 935
製品情報 □レンズ素材:ガラス □ベゼル素材:繊維強化ポリマー □ケース素材:繊維強化ポリマー □QuickFitウォッチバンド:対応可能(22mm) □ストラップ素材:シリコン □サイズ:47x47x13.9mm □重量:49g □防水等級:50m □バッテリー:充電式リチウム電池 □ディスプレイタイプ:太陽光の下でも見やすい、半透過メモリインピクセル(MIP) □ディスプレイ:直径1.2インチ(30.4 mm) □解像度:240x240ピクセル □カラー表示:可能 □稼働時間:Smartモード:最大2週間 □GPS/HRモード:最大21時間 □UltraTracモード:最大44時間 □内蔵メモリ/履歴:64 MB
上記が「ForeAthlete935」の簡単なスペック紹介になります。価格は12月の時点で¥57,800(税別)となっています。上記スペックの他にも時計機能、センサー、デイリースマート機能、ライフログ機能、トレーニング・計画・分析機能、心拍計機能、ランニング機能、アウトドアレクリエーション機能、サイクリング機能、スイム機能、ゴルフ機能といった多くの機能が備えられています。それぞれの機能詳細は下記リンクからご確認ください。機能詳細に関しては以下の章でもご紹介していますので、良ければご覧ください。
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」のレビュー
では、ForeAthlete935を購入したユーザーのレビューを見ていきましょう。レビューはAmazonレビューを参考に、高い評価と低い評価に分けてまとめてみました。
評価の高いレビュー
Amazonレビュー星4.5以上から選んでいます。
いままではPOLARを使用していて、GARMINはEDGE(自転車専用)のみでした。今回はこちらを使用してみて、RUNPODの活用や電池の持ち方、分析解析などなど、最高の出来と思います。値段で躊躇してましたが、早く買っておくべきです。
初めてのガーミンです。ランニング用に購入しました。Apple Watch Series 2を持っていましたが、その機能の差にApple Watch Series 2を購入した事を後悔するほど素晴らしいです。 自分のランが細かくデータ化されるので、モチベーション維持に大きな効果があります。スマホとの連動も素晴らしく、ランニングアプリとの連携(NRCやガーミンコネクト、TATTAなど)も秀逸です。
評価の低いレビュー
Amazonレビュー星2以下から選んでいます。また、以下のレビューに関して、こちらも参考にしてください。
まず充電ケーブルが独自形式であること、かつそのケーブルが高い。。。。ここはなんとかならなかったでしょうかね。 あと5カ月ほど使っているうちにスタートボタンのストロークがなくなってしまいました。はじめはよかったのですがだんだんと 押し込まれたままの位置で動くようになり、クリック感がなくなってしまいました。
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」のレビューまとめ
以上が、「ForeAthlete935」に関するレビューまとめになります。Amazonレビューの評価は星5のうち"4.3"と非常に高評価で、低評価のレビューはほとんどありませんでした。 コンピューターの処理速度やGPS機能、またウェアラブル端末の競合製品と言っても過言ではないAppleWatchと比較しても、勝る性能であることが分かりました。
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」の活用法や機能詳細
では、Garmin(ガーミン)「ForeAthlete935」のレビューがなぜ高評価ばかりなのか暴いていこうと思います。「ForeAthlete935」の活用法や機能の詳細をご紹介します。「ForeAthlete935」の魅力のご紹介とも言えるでしょう。
"光学式心拍計"を備えたスマートウォッチ
ランニング/トライアスロンウォッチ
□重量49gの軽量で着け心地抜群デバイス □ランニング、マルチスポーツ機能を搭載 □高精度な気圧高度計と電子コンパスを内蔵 □トレーニングステータス機能搭載 □パフォーマンスモニタリング機能搭載 □走行中のランニングフォームを解析 □バッテリー寿命:ウォッチモードで最大2週間、GPSモードで最大21時間、UltraTracモードで最大44時間
「ForeAthlete935」は、上記のスペック一覧を見ていただけるとわかるように、ランニング/トライアスロンに特化したスマートウォッチと言えます。では、それぞれの機能の詳細や活用方法を見ていきましょう。
トレーニングステータス機能
その瞬間のトレーニング管理以外にも、次のトレーニングに備えて準備ができるように、ユーザーのトレーニングやリカバリーを瞬時に確認できる「トレーニングステータス機能」が搭載されています。 このトレーニングステータス機能とは、ユーザーのトレーニング履歴や、履歴から解析したトレーニングのパフォーマンスを評価してくれる機能です。健康状態やトレーニングの頻度、またその頻度による過剰トレーニングの警告など、ユーザーのトレーニングをあらゆる視点からサポートしてくれます。
ランニングデータ分析機能
ユーザーのトレーニングパフォーマンス向上のため、ランニングデータを測定し、解析することで、目標とするレースに最大限の力が発揮できるようサポートしてくれます。ランニングデータとは、「ピッチ」、「歩幅」、「接地時間とバランス」、「上下動や上下動比」を指し、これらのデータをもとにユーザーのランニングフォームなどを見直すことができます。 さらに、スイムやサイクリングにも活用可能なデータ解析は、様々なトレーニングで活躍してくれることでしょう。
長時間稼働可能なバッテリー
トライアスロンや長距離マラソンの際には、長時間稼働してくれるバッテリー性能が必要です。その点「ForeAthlete935」のバッテリーは全く問題ありません。
アクティビティプロファイル搭載
「ForeAthlete935」には、様々なスポーツやトレーニングに対応した「アクティビティプロファイル」が搭載されています。その種類は多岐にわたり、ランニング、サイクリング、スイム、クロスカントリースキー、パドルスポーツ、トレイルランニング、ハイキング、筋肉トレーニングなどに対応しています。 また、それらのスポーツやトレーニングに関する測定データを、無料提供されているフィットネスコミュニティ「Garmin Connect」に読み込むことで、自分だけのワークアウトデータを作成、管理することができます。さらに、ワークアウトデータは他人にシェアすることが可能となっているため、モチベーション保持、向上のためにもぜひ活用してみてください。
ペアリング機能
「ForeAthlete935」と互換性のあるスマートフォンと接続することで、先ほどご紹介した無料アプリ「Garmin Connect」へ、測定データを自動アップロードすることが可能になります。また、通知表示機能やアラート、ミュージックなど、様々な機能が利用できるようになります。 さらに、「LiveTrack」や「GroupTrack」を活用することで、他人のランニングデータなどを瞬時に把握することも可能となります。Wi-Fi接続も可能です。
心拍ベルトの活用
「ForeAthlete935」に内蔵されている「光学式心拍計」によって、簡単にハートレーと(心拍)を計測することが可能です。さらに、別売りアクセサリの心拍ベルトを活用することで、乳酸閾値などより多くのデータが取得可能となります。
トレーニング以外でも使用可能
もちろんトレーニング以外の使用も可能となっています。軽量でありながら飽きないシンプルなデザインは、様々なベルトと組み合わせることで、シーンに合わせた普段使いも可能となっています。
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」の機能・活用法まとめ
以上が、「ForeAthlete935」に搭載された機能や活用法のご紹介でした。ランニングやスイムといったトレーニングの他にも、多岐にわたり活用できる「ForeAthlete935」。日頃トレーニングを欠かさない方向けのスマートウォッチと言えるでしょう。 また、「ForeAthlete935」であれば、アスリート並みのトレーニングでも十分効果を発揮してくれます。これまでご紹介した「ForeAthlete935」の魅力をご覧いただければ、レビューの評価が高い理由は一目瞭然でしょう。価格は約60,000円と高価なものですが、その価格以上の価値が「ForeAthlete935」にはあります。
GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」と「ForeAthlete920XTJ」の比較
さて、Garmin(ガーミン)のスマートウォッチにおいて、「ForeAthlete935」と良く比較される製品「ForeAthlete920XTJ」がありますが、「ForeAthlete935」は「ForeAthlete920XTJ」の進化版として人気を得ています。簡単に比較した結果を以下にまとめておきますので、参考程度にご覧ください。
「ForeAthlete935」と「ForeAthlete920XTJ」の違い
「ForeAthlete935」にはあって「ForeAthlete920XTJ」には無かったものを比較対象とし、以下にまとめてみました。 □価格アップ □光学心拍計 □四角型から丸型へのデザイン変更 □乳酸性閾値の予測機能 □ディスプレイのカラー化 □様々なトレーニングに対応 □軽量感 □ランニングダイナミクス機能が心拍ベルトなしで使用可能(準付属のRunning Dynamics Pod) 大まかな比較結果は以上になります。全体的な比較結果としては、スペックが大幅にパワーアップしています。特にディスプレイのカラー表示が可能となったことで、スマートウォッチとしての使い心地が大きく変わったことでしょう。また、Running Dynamics Podという準付属のアクセサリによって、心拍ベルトに違和感を感じていた方にとっては、心拍ベルトなしでランニングダイナミクス機能が使えるため、非常にうれしい変更点となっています。しかし、スペックアップということで、どうしても価格には差が出てしまっています。
結論はスペック、デザイン性、機能性、活用性は文句なし!
以上が、GARMIN(ガーミン)「ForeAthlete935」のご紹介になります。 「ForeAthlete935」の徹底解剖ということで、ここまでご覧いただければ十分に魅力が伝わったかと思います。基礎的なトレーニングのほかにも、トライアスロンや長距離マラソンといったアスリート並みのトレーニングにも対応した「ForeAthlete935」。光学心拍計の搭載により、測定可能なデータが大幅に増え、ユーザーのトレーニングをよりサポートしてくれます。 ぜひ、トレーニング好きの方は一度検討してみてはいかがでしょうか。登山などのアウトドアにもきっと役に立ってくれます。
"右:Gary Burrell、左:Min Kao"