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【2021】車中泊におすすめの車種11選!快適に過ごすには広さ&高さがポイント!

車中泊でイメージする車はキャンピングカーや、ワンボックスカーでは無いでしょうか?でも最近ではミニバンやコンパクトカーでも、ぐっすりと寝れるレベルの快適空間を演出する、優れた車があります。時間やお金の節約が出来て、車中泊が楽しめる「特選車」をご紹介します!
更新: 2021年4月5日
adanokinawa83
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車中泊のすすめ

旅行の強い味方

車中泊は旅行に行きたくても、お金が惜しい時や、急に行こうと思い立った時に、とても便利な宿泊手段なのです。高速道路を使わなければ旅行に掛かるお金はガソリン代とお食事代とお土産代だけで済みます。旅行費は多く見ても、「通常の旅行の半額」で済みますので、これなら思い立った時に行けますね。また最近では、サービスエリアや24時間空いているスーパー銭湯がありますので、衛生面も安心です。車内で快適にぐっすりと寝れるのであれば、行かない手はありませんね。

車中泊のメリット

車中泊のメリット① 旅費の軽減

旅費の軽減は上述でも触れましたが、具体的に金額を出して御説明します。例えば大阪に観光旅行を二人で行くとします。まず普通に電車で行った場合ですが、交通費6万円(新幹線+電車2名往復)+宿代4万円(2名×2日)飲食代2万円=合計12万円です。車内泊ですと移動費は燃料費だけですので、多く見ても燃料費1万円、飲食代3万円(朝昼夜7回×2名)計4万円です。電車+宿で「計12万円」車中泊で「計4万円」とどちらも最低限の(移動宿泊とご飯のみ)費用ですが1/3の費用で済み、圧倒的にお得です。

車中泊のメリット② 自由な空間

車中泊では気の合った人間以外とは接しませんので、家族やカップルや友達同志の、完全にプライベートな自由な空間になります。車の中から海をや月を眺めておしゃべりをしたり、夜景の見えるスポットで夜景を楽しみながらくつろぐなど、車中泊でしか実現できない楽しみもあり、そのどれもがケンカさえしなければとても「自由な空間」なのです。

車中泊のメリット③ 時間の制約他

車中泊での旅行では、車内の人間以外との約束に縛られる事が少なくなりますので、自由度があがります。例えば、宿に着くために、観光を諦めたり、朝ごはんの為に叩き起こされる事はありません。時間に縛られずに自由に旅行出来ることは、忙しい現代人には最適の癒しでは無いでしょうか?また、チェックアウトで慌てたり、支払で待たされたり、忘れ物でおろおろとする事もありません。

車中泊のメリット④改造や設営

ハイエースなどの大型の車だと特に車内が広いので改造したり、持ち込む物を用意したり、楽しみが広がります。PCやDVDプレイヤーなどは一般的で、最近はプロジェクターで車中泊で映画を楽しむ人も増えています。家族で車中泊のアイテムの買い物や、改造は非常に盛り上がり、大きなメリットです。

車中泊のデメリット

車中泊のデメリット① プライベートの時間

車中泊では一人きりになる時間がトイレの中位しかありませんので、一人の時間が必要の方は向いてません。旅行中に同乗者とケンカなどしたら、狭い空間なので一層しんどい思いをするので、旅行を計画する時の人選はくれぐれも大事です。着替えも仲の良い関係なら気にせず行えますが、そういう関係でない時はトイレに行ったりと面倒です。トイレもついでに面倒と感じます。

車中泊のデメリット② 衛生面

車中泊ではお風呂や歯磨きが外で行う必要があり、面倒です。最近ではドライブインや24時間の健康風呂が増えて便利ですが、探す手間や忘れてしまうと大変です。また車にいる時間が長いので、車内の清掃も必要になってきます。ゴミの持ち帰りも必要で、ハイエースやミニバンの様な大きな車なら気になりませんが、コンパクトカーなどではゴミと荷物で空間が圧迫されますので、ゴミは都度、可能なら捨てる事が必要です。SUV車やコンパクトカーでは車内が狭く、体が自由に動かない可能性があるので、旅行中にラジオ体操的な行動も必要になります。

車中泊のデメリット③ トラブルその他

車中泊の旅行では車の移動時間が非常に長いので、その分事故の可能性もあるという事で、疲れもある為、普段以上に安全運転が必要です。サービスエリアなどで車中泊をする場合は、お店から極力遠い場所で、誰にも迷惑が掛からない場所に駐車しましょう。最近ではこういう所から事件につながる様で、マナーは守りトラブルを避けたいものです。

車中泊の危険・注意事項

一酸化炭素中毒

冬季に窓を閉め切ってエンジンをかけ、暖房を付けて就寝をすると、排気ガスを室内に吸い込み一酸化炭素中毒の危険がありますので、窓を少し開けて寝るか、アラームを付けて一旦起きて換気をしましょう。いずれにしても窓は少し開けておきます。


エコノミー症候群

ハイエースやミニバンなら心配ありませんが、SUVやコンパクトカーで、足を延ばせない状態で何日かいるとエコノミー症候群の危険があります。旅行前にシートを改造し、全身を伸ばして寝れる状態にする事が、リスクの軽減と旅行の疲れを就寝で取る事が可能になるので、事前に行う事が必要です。

燃料トラブル

燃料のトラブルに気を付けましょう。最近の車は燃費が良いのでアイドリングで就寝中にガス欠は考えにくいですが、それでも半分以上は燃料を入れておきたいものです。夜間過ごして次の給油の事も頭に入れて、車中泊を行います。またエンジンを切ってエアコンやライトのつけ忘れはNGです。両方付けたままではすぐにバッテリーが上がってしまいます。

その他

雪の降る時期は気を付けましょう。正月等は天気が崩れればどこへ行っても雪は降りますので、防寒対策と冬タイヤ対策は必須です。東京~大阪間なら山間部はどこでも降ります。サービスエリアでの深夜帯はなるべく周りに車がいる店の遠くに止めましょう。万が一置き引きや犯罪者が居ても、対応が可能なようにする為です。また犯罪を予防するために、就寝中はロックやカーテンをする事は必須です。車中泊で寝不足になるのは深刻な問題です。寝不足にならない万全な用意をして、車中泊と運転を安全に楽しみましょう。

車中泊に便利な道具

寝具や照明具や小物

車中泊では寝具が必要ですが、家の布団ではかさばってしまい、邪魔になります。ですので車中泊用のコンパクトなマットや、エアーベットが便利で重宝します。サンシェードは側面のカーテンも安心して眠る為には欲しいアイテムです。また電源も欲しい所です。車のシガーソケットから300Wまで電気を取れるカーインバータがあります。コンパクトで、助手席の足元に置いておけば気にならないサイズです。スマホの充電は勿論、パソコンにも使えます。このインバーターから電気を貰って、単3の充電電池と充電器もあると、照明の電源で使えるので用意しておきたいアイテムです。あとはバックタイプの軟質のクーラーボックスと折畳の小型のテーブルがあると便利です。

車中泊に向け改造

ハイエースなどの1BOXの場合の改造

ハイエースなどの1BOXカーはバンタイプの物なら2列目の椅子をたためば、広大な空間が空きますので、エアーマットを膨らましてその空間に置けます。(厚手のウレタンマットもお勧めです)ワゴンタイプでも最近の物は2列目と3列目のシートがフラットになるので、エアーマットならそのまま椅子の上に置けます。完全にフラットにするなら、椅子の上のへこみ部分に滑り止めのを付けた塩ビパイプを敷いて、へこみを埋めて、その上にコンパネ板を敷きましょう。この様に簡単に改造する事で、広大なフラットの板の間が誕生します。

ミニバンの場合の改造

ミニバンの改造の仕方は、2列目の席を前に倒すだけでテーブルになりますので、このフラットを利用し、この高さに合わせて、3列目に穴明のL型アングルや桟木で四角の土台を作って、その上にコンパネ板を敷けば、2.3列目がフラットになり、ベットサイズのフラット床が出現します。3列目の土台の中は収納スペースとなって便利です。この様に簡単に改造し、フラット床を作り、その上にマットを敷いて車中泊をします。

SUVの場合の改造

エクストレイルのなどのSUVの場合、2列目と3列目のシートを畳めば2m位の空間が出現します。しかし、2列目のシートの影響で斜めになる事があります。この斜めが気になる場合は、桟木を土台にして調整し、その上にコンパネを引いてフラットに改造すれば、その上にマットを引いて快適に車中泊をする事が出来ます。

コンパクトカー、軽自動車の場合の改造

コンパクトカーは車高が高いタイプの物が車中泊に向いています。軽自動車はバンタイプの物なら、2列目のシートを前に倒すだけで改造の必要は無く、寝れるフラットスペースが出現します。またスズキのソリオはフロントシートとリアシートを畳んで、椅子の上にマットをセットすれば車内がフラットになり、こちらも改造の必要はありません。最近CMでよく見るダイハツのウェイクも、席をアレンジすれば2m位のフラットスペースが出来て、改造の必要は無いですが、良質のマットが必要です。コンパクトカー軽自動車での車中泊では、このタイプを選ぶ事が改造の必要が無く最適です。

車中泊の最適な車の選び方

車中泊とその他の魅力での選び方

車中泊を最優先しての選び方をする人はいないと思いますが、仮眠や車中泊を意識する人は、存外多いのではないかと思います。自分もその一人で、理想の空間はフルフラットです。ですが選び方として、フルフラットから選択するとかなり限られます。ですので第2候補の選び方として、せめて体を伸ばして熟睡出来るモデルを選びます。これなら選び方の幅が増え、SUVやコンパクトカー、軽自動車も選択肢に入ります。ここからは、車中泊で熟睡が快適に出来て、その他の魅力を持ち合わせた人気種をご紹介します。

車中泊の人気おすすめ車種①

トヨタ ハイエース (1BOX CAR)

出典: http://toyota.jp/hiacevan/interior/indoor_space/

出典: http://toyota.jp/hiacevan/interior/indoor_space/

ハイエースは仕事で使われる事が多い、バンタイプと大人数が乗れるワゴンタイプがあります。ハイエースのバンタイプは2列目の椅子を前に倒すだけで、マットを敷けば広大な空間が出来て、価格も安く車中泊に最適です。ハイエースのワゴンは2,3列目に豪華な椅子があり、全てを倒せばそれなりにフラットになりますが、若干傾斜があり快眠は厳しいので、エアーマットを敷きます。ハイルーフ、ロングタイプなど、ハイエースはキャンピングカーの様に改造をすれば、かなり豪華な車内泊仕様に作る事が出来ておすすめです。

車中泊の人気おすすめ車種②

MITSUBISHI デリカD5 (1BOX CAR)

出典: http://www.mitsubishi-motors.co.jp/delica_d5/styling/

ハイエースと同じタイプの1BOXカーですが広さはハイエースに一歩譲ります。しかし優勢な点が数多くある、おすすめの1台です。まずは気密性の高さです。パリダカ仕様の気密性の高さで、温湿度の管理は随一で、車中泊には最適です。頑丈なフレームのおかげで、ルーフキャリアが多彩に選べ、大きな荷物も平気で積めますので、その分車内は有効に使えます。またルーフテント仕様もあり、大人数でも楽しめます。さらにハイエースほど大きく無いので、ミニバンの様に運転が楽です。悪路や雪道でも安心で、アウトドアでの車中泊では最強の1台です。

車中泊の人気おすすめ車種③

トヨタ ノア (ミニバン)

出典: http://toyota.jp/noah/interior/space/?padid=ag341_from_noah_in_space02

トヨタのファミリーカー代表モデルのミニバン、トヨタのノアです。室内空間は広く、取り回しはコンパクトにという長所が、流石ファミリーカーのベストセラーです。シートアレンジは豊富で、1,2列目のアレンジのくつろぎモードや、2,3列目のフラットモードなど多彩です。ですがフラットモードでもフルフラットとはいかず、上にマットを敷く必要があります。5人乗りのグレードでは2列目を前に押し込んでフルフラットになり、さらにデッキボードが敷ける仕様になっているので、下に収納、上が就寝スペースとなり、車中泊や旅行に最適なミニバンです。

車中泊の人気おすすめ車種④

日産 セレナ (ミニバン)

出典: http://history.nissan.co.jp/SERENA/C26/1011/interior.html

セレナはミニバンタイプですが1B0Xカーに迫る室内空間を誇ります。シートアレンジで2,3列目がフラットになります。流石にフルフラットとまで行きませんが、椅子の上にマットを敷けば快適に寝れます。先進安全装備や、インテリジェントアラウンドビューでコンパクトとは言えないサイズの車ですが、安全にラクチンに取り扱える、家族に最適なミニバンの1台です。

車中泊の人気おすすめ車種⑤

ホンダ ステップワゴン (ミニバン)

出典: http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/cabin/

ステップワゴンはホンダの代表的なミニバンで、室内空間はクラストップとなっています。特に室内高は驚く程高く、その高さは1425㎜です。ステップワゴンもやはり、2.3列目のシートアレンジでフラットモードとしとて、仮眠位は十分出来ますが凹凸が気になるので、マットを敷くなど車中泊では工夫が必要です。遮光が低く室内の高さが高くおしゃれで、おすすめのミニバンの1台です。

車中泊の人気おすすめ車種⑥

ホンダ フリード (コンパクトミニバン)

出典: http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/design/

フリードは、コンパクトなミニバンですが、車中泊を推奨するかのような造りの車です。2列目、3列目のシートアレンジで簡単に完全なフルフラットになります。唯一の弱点は車自体が若干コンパクトなので、車中泊をした時に荷物を持て余すので、キャリアを用意する等工夫が必要です。室内空間と簡単なアレンジで、カップルに最適なコンパクトミニバンです。

車中泊の人気おすすめ車種⑦

日産 エクストレイル (SUV)

出典: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/exterior_interior.html

エクストレイルは日産のクロスオーバー(乗用車ベース)SUV(多目的車)です。アウトドア仕様で車内が防水対応となっていて、飲み物をこぼしてもサッと拭けばOKです。シートアレンジで後席がフラットになり、180㎝のスペースが出来ますので、マットを敷いて車中泊が充分可能です。オプションパーツで2列目用のモニターで映画鑑賞や大型のサンルーフで星空観賞が出来ますので、SUVとしての性能もさることながら居住性も高く、アクティブな人には、最適な選び方のSUVとしておすすめです。

車中泊の人気おすすめ車種⑧

スバル フォレスター (SUV)

出典: https://www.subaru.jp/forester/forester/design/interior.html

SUV車売り上げNo1の、スバルのフラッグシップモデルのSUVの「フォレスター」です。SUV車としての選び方で、候補に挙がる人気種です。車中泊は1列目のシートを前に出し、2列目のシートを前に倒せば1827㎜のフラットに近い空間が生まれます。しかしフルフラットでなく、2列目のシートの前方に隙間が出来ますので、空間に荷物を詰め、上に厚めのウレタンマットを敷く必要があります。車内泊としては少し窮屈で大変ですが、走破性などの魅力たっぷりの車種で、SUV車からの選び方としては最適で、大変おすすめです。

車中泊の人気おすすめ車種⑨

MITSUBISHI アウトランダー(SUV)

出典: http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander_gasoline/styling/

MITSUBISHIのアウトドアでの使用に特化したSUV車です。このSUV車にはプラグインハイブリッドモデルがあり、このバッテリーを使用して色々な家電が使えます。その使用電力は1500wと大きく、小型の電子レンジや、掃除機も使えます。それだけに室内は就寝用に徹し、車の周辺にタープで屋根を作り、調理場を作って、テントを使わない、お手軽で快適なキャンプに最適な車種です。アウトドアでの車中泊という選び方が、おすすめです。車中の空間も広く、シートアレンジで、荷室と2列目がフラットになり、マットを敷けば足を延ばして、快適な車中泊が可能です。

車中泊の人気おすすめ車種⑩

スズキ ソリオ

出典: http://www.suzuki.co.jp/car/solio/interior/

スズキのコンパクトカーでクラス最大の室内空間です。その室内長は2515㎜と、180㎝の人が横になるのには数字的には充分です。またシートアレンジも簡単で、1列目と2列目の椅子を前に倒すだけです。しかし、椅子の間の空間や、凹凸が若干ありますので、マットを敷く事をお勧めします。両側スライドモデルや、ハイブリッドモデルで低燃費も大きな魅力で、コンパクトカーでは広い室内空間の、人気の高い1台です。

車中泊の人気おすすめ車種⑪

ダイハツ ウェイク (コンパクトカー)

出典: https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/04_interior.htm

ダイハツの「どデカく使おう、ウェイクだよ!」のキャッチフレーズの軽自動車です。この車は室内空間も、一昔前の軽自動車からは想像もできない位広いのですが、シートが全てたため、室内全部がフラットになります。フロントシートから荷室までの空間がフラットになるので、SUV車の車中泊での使用空間に迫る、広いスペースが出来ます。軽自動車と思えない広さと、軽自動車ならではのコスパで最適な選び方としておすすめします。

車中泊の人気おすすめ車種まとめ

使用用途が第一ですが、車内泊も魅力

いかがでしたでしょうか。やはり広くてフラットな空間が一番ですが、通勤や都心での運転を考えたら、とてもハイエース等は厳しいと感じます。ミニバン、SUV、コンパクトカー、軽自動とご紹介しましたが、どれでも車中泊は大丈夫という結論です。もしハイエースで車中泊をという人はトヨタレンタカーで、ハイエースのロングをレンタルしていますので、借りて試してみるのも良いかもしれません。シートアレンジやちょっとした工夫で、今週末からでも車中泊旅行が可能です。この記事で少しでも「行ってみようか」と感じて戴けたら幸いです。それでは、快適な車内泊旅行をお楽しみ下さい。