はじめに
アンスリウムとは、光沢のある鮮やかな花色が印象的な花です。ちょっと見た感じでは葉のような感じにも見える個性的なアンスリウムの花でもあります。 そのように見えるのには実はわけがあるのです。特徴的なそのわけは次にお伝えします。 アンスリウムの開花期は長いことから、その個性的な花を長く楽しむことができます。アンスリウムは、日々の管理も簡単で育てやすいため人気の植物です。 そんなアンスリウムの特徴や花言葉をご存知ですか？アンスリウムの花言葉や誕生花についてご紹介します。
アンスリウムの特徴
アンスリウムの特徴と魅力
アンスリウムの一番の特徴は、なんといってもハート形に見える葉ととても鮮やかな色です。このハート形の部分は、花のように見えますが、実は仏炎苞（ぶつえんほう）という葉が変形してできたものです。 アンスリウムの花は、真ん中にある棒状の肉穂花序（にくすいがじょ）が花です。アンスリウムならではの形で、アンスリウムでしか見ることができません。
葉を観賞することが目的の観葉植物の中で、アンスリウムはいろいろな色が楽しめる品種です。アンスリウムの花色は、代表的な赤色のほかに白、ピンク、緑、紫、茶、褐色があります。どれもとてもきれいで魅力的です。アンスリウムは開花時期が５月～１０月ととても長いので、長く楽しむことができる観葉植物です。
アンスリウムの花言葉
花言葉：恋に悶える心
アンスリウムの花言葉についてご紹介します。アンスリウムの花言葉は、「恋に悶える心」「煩悩」という花言葉が付けられています。 英語では、アンスリウムには別名が存在します。アンスリウムの別名は、「flamingo flower」と呼ばれています。これは、アンスリウムの見た目がフラミンゴに似ているため付けられました。西洋での花言葉は「hospitality」や「happiness」などの温かいおもてなしや幸運を意味するとても縁起のいい花言葉です。 日本度でも英語でもアンスリウムには、とても縁起のいい花言葉が付けられています。
「恋に悶える心」の由来
アンスリウムの花言葉である「恋に悶える心」や「煩悩」の花言葉の由来についてご紹介します。この花言葉の由来は、アンスリウムの葉の形がハート形で、色がとても鮮やかなため「誰かに恋い焦がれる胸の内」という印象を与えるためアンスリウムにこのような花言葉が付けられました。
赤いアンスリウムの花言葉
花言葉：情熱
赤いアンスリウムには、「情熱」という花言葉があります。
花言葉の由来：情熱
赤いアンスリウムの花言葉「情熱」の由来は、赤色と情熱がつながるところからこの花言葉がつけられています。赤いアンスリウムの鮮やかな赤は、まさに情熱というイメージを付けることができ、そんなアンスリウムの姿から花言葉が付けられたとされています。
ピンクのアンスリウムの花言葉
花言葉：飾らない美しさ
ピンクのアンスリウムには、「飾らない美しさ」という花言葉があります。
花言葉の由来：飾らない美しさ
ピンクのアンスリウムは、派手すぎない色合いがとてもかわいらしい印象をあたえます。その、派手すぎない色合いから、「飾らない美しさ」という花言葉がついたとされています。
白いアンスリウムの花言葉
花言葉：熱心
白いアンスリウムの花言葉は、「熱心」という花言葉があります。
花言葉の由来：熱心
白いアンスリウムの熱心という花言葉の由来は、何事にも一生懸命取り組むことができる人へ贈るのに最適な花といわれているため熱心という花言葉が付けられたといわれています。
アンスリウムの誕生花
アンスリウムの誕生花はについてご紹介します。アンスリウムの誕生花は、１月２２日、３月１７日、７月２９日、８月８日、８月２５日、１２月１日です。 ７月２９日は、赤いアンスリウムの誕生花とされています。
開花時期
アンスリウムは、春になるにつれて気温が上がってくると成長期に入ります。そして、５月から１０月にかけて開花していきます。開花時期が長いことで、長く花を楽しむことができます。アンスリウムの開花時期が長い理由は、アンスリウムの特徴的な咲き方から開花時期を長くしているとされています。
アンスリウムの花言葉の贈り方
こんな人におすすめ
アンスリウムの花言葉は、「恋に悶える心」なので、恋人に贈ることをおすすめします。特に、赤いアンスリウムは「情熱」という花言葉で、真っ赤なハートに見えることから女性へのプレゼントに最適です。 白いアンスリウムは、見た目の清潔感や熱心という花言葉からお店などの開店祝いに送られることが多いです。 赤いアンスリウムより控えめな印象ですが、恋人へ「恋愛に対して熱心」というイメージを花言葉から与えることもでき、白いアンスリウムも恋人への贈り物に最適です。
プレゼントの贈り方
アンスリウムの贈り方についてご紹介します。アンスリウムは鉢植えが多いので可愛く鉢を飾ってプレゼントするのも喜ばれます。他にも、アンスリウムを他の花と合わせてフラワーアレンジメントにするのもおすすめです。 アンスリウムの花言葉をメッセージカードに添えて贈るものおすすめです。恋人に送るのであれば、他にも伝えたい花言葉の花と一緒にアンスリウムを贈ってみてはいかがでしょうか？
花と一緒に贈るおすすめグッズやアイテム
アンスリウムの花言葉にあやかって、恋人にアンスリウムと一緒にネックレスなどのアクセサリーを贈ってみてはいかがでしょうか。花と一緒にアクセサリーをもらって喜ばない女性はいません。 赤いアンスリウムと一緒に華奢なネックレスと花言葉を書いたメッセージを添えてプレゼントしましょう。きっとアンスリウムにも花言葉にも、準備したプレゼントにも喜んでくれることでしょう。
アンスリウムの飾り方
風水情報
ピンクや赤の花を咲かせるアンスリウムは、恋愛運を上昇させる風水効果があります。アンスリウムは、花言葉からも分かるように恋愛に対してポジティブな花です。 アンスリウムの風水効果を期待するための置き場所は、基本的にはどこにおいても風水効果があります。より、風水効果を上げたい人は、アンスリウムを室内の東側に飾りましょう。また、恋愛からそろそろ結婚を意識し始めたときは、東南側に置くと風水効果が期待できます。 花言葉も素敵なアンスリウム、ハート形の花にあやかって素敵な恋愛をしましょう。
アンスリウムの基本情報
科名・属名
サトイモ科アンスリウム属
和名・英名
和名：オオベニウチワ 英名：Tailflower,flamingo flower
原産地
熱帯アメリカ～西インド諸島
花名由来
アンスリウムの花名由来は、花の突き出た姿が尾に似ているため付けられたといわれています。ギリシャ語で、「anthosaura」花という意味と「oura」尾という意味が語源となりアンスリウムと呼ばれるようになりました。 また、オオベニウチワはハート形の葉の形が「うちわ」に似ていることから名づけられました。
アンスリウムの育て方
管理環境
アンスリウムの管理場所は、室内の半日陰が適しています。強い日光にアンスリウムを当てると葉焼けを起こしてしまいます。ですが、暗い場所に置き続けると花が咲かなくなってしまうので注意が必要です。
水やり
アンスリウムは、秋から春にかけての成長期は土が乾いてから水やりを行います。乾燥が気になる場合は、葉水も与えてあげましょう。冬は乾かし気味に育てましょう。ただし、乾燥には気を付けましょう。
仕立て直し
アンスリウムは、茎が立ち上がってきてすこし邪魔に感じてきたら仕立て直しが必要です。土から出てきてしまった根をできるだけ多くつけて切り戻しをしてあげます。切った部分は挿し木をしてあげると捨てなくても済みます。また、花をよく咲かせるためにアンスリウムの花色が色あせてきたと感じたら花を根元から切り取ってあげましょう。
害虫
アンスリウムを育てていくうえで気を付けておきたい害虫は、カイガラムシ、ハダニ、アブラムシです。風通しが悪いとカイガラムシが発生しやすくなります。また、ハダニは水やりの時に全体的に水が当たるようにすることによってハダニの発生を抑えることができます。アブラムシは、アンスリウムの新芽など柔らかい場所に発生しやすいです。アンスリウムに害虫がついているのを見つけたらすぐに駆除しておきましょう。
アンスリウムの楽しみ方
アンスリウムを増やそう
アンスリウムはとても繁殖量が強いため、簡単に増やすことができます。アンスリウムを増やす方法は、主に株分けや挿し木です。大きく育ったアンスリウムを株分けや挿し木で分けて小さくしてあげることで、栄養などがいきわたりやすくなり生育状態が良くなります。
アンスリウムの株分けは、古い土をしっかり取り除いて１～３つほどに株を分けましょう。アンスリウムの葉が６枚ほど残るようにするとバランスよく育ってくれます。挿し木は、節を一つのこして切った枝を水や土につけておきます。アンスリウムは約２週間ほどで根が出てきます。根が出たら土に植え替えてあげましょう。
寄せ植えで楽しもう！
アンスリウムだけで育てても、もちろんかわいいのですがほかのお花とアンスリウムを合わせて寄せ植えをしてもとてもかわいく仕上がります。アンスリウムの葉は鮮やかな色がついていて、ハート形なので他の花と合わせることでより一層可愛く見せることができます。好きなお花と一緒にアンスリウムを楽しみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか？アンスリウムのハート形のかわいい葉の形は女性の心を揺さぶります。アンスリウムの魅力は、葉の形だけではありません。花言葉にあるように「恋に悶える心」などの恋愛に対してとても情熱的な内容の花言葉ばかりです。 素敵な花言葉や素敵な葉の形、さらに風水効果まで期待できるアンスリウムはとても魅力的です。アンスリウムの人気の一つに開花期も長く、育てやすいというものもあります。アンスリウムは育て方が簡単なため、今まで観葉植物を育てたことがない人にもおすすめです。 育て方が簡単だからこそ、アンスリウムを友人やお世話になった人へも贈りやすいものです。 頂いた方も育てやすさは負担にならず、長く楽しめることにもなりますね。 また花言葉を添えることで、気持ちも伝わりやすくなります。ぜひ、アンスリウムをお部屋に飾って生活に彩を与えてみたり、恋人にアンスリウムと花言葉を一緒に贈ってみてはいかがでしょう。 特に赤いアンスリウムは、花言葉どおり情熱的にも見える花色で、恋人にも思いが伝わるのではないでしょうか。