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カナムグラで花粉症?その原因と意外に知らないカナムグラの特徴まとめ!

カナムグラは、秋に見られる、雑草の一種です。このカナムグラが、実は秋花粉の原因の一つになります。今まで秋花粉の原因が分からなかった方ももしかしたら、この植物が原因なのかもしれません。原因や対策を知る事によって、症状を改善させることが出来る事もあるでしょう。
2020年8月27日
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カナムグラとは

カナムグラとは、その辺りに生えているカナムグラは、秋に見られる雑草です。ツルを長く伸ばす事が特徴の植物で、さほど意識をしていなくとも勝手にドンドン増えてしまう植物です。 分布の地域は、日本全国どこにでも居ます。幅広い分布で、原野や路傍などどこでも増えてしまいます。

科名

アサ科

学名

Humulus japonicus

カナムグラの花言葉・開花時期

花言葉

『力強い人』


由来

カナムグラは晩秋に大きく成長するツルが特徴的な植物です。原っぱなど広い場所でよく見かける事が出来るでしょう。カナムグラを日本語名にすると「鉄葎」と書きます。 「葎」とはムグラと読み、ツル草のことです。つまりこれは鉄のようなツルをしていると言う事を表した言葉なのです。それほどまでにカナムグラのツルは固く、そう簡単に切る事が出来る物ではありません。その特徴を踏まえ、『力強い人』とい花言葉が付いたとされています。 人に例えるのであれば、力強い人はいい意味としてとらえる事も出来るでしょう。しかしながら、それが雑草の一種ともなると厄介者と考えられてしまっても仕方がないのかもしれません、。

開花時期

8月~11月 特に、秋口がピークとされています。一年草ながら、爆発的な速さで広がっていきあっという間に辺り一面を覆いつくす程の勢力となってしまいます。 ついこの間まで何もなかった場所なのに、あっという間にツルによって覆いつくされてしまった際にはカナムグラお可能性が高いでしょう。

カナムグラの栽培方法

カナムグラは、基本的に雑草の一種です。その為、あえて意識しなくとも勝手に大きく成長していく植物です。過酷な環境にも強く、一度生えてしまうとあっという間広がってしまうという特徴があります。その為、あえて育てようと思っていなかったとしても、庭などに勝手に生息し気が付いた時には大きくなっているという事も十分考えられるでしょう。 意識して街中を見てみると、カナムグラは至るところにあります。気が付いていないだけで、あなたのお家にも既にあるかもしれません。大きくなってから駆除するのは大変なので、早期発見出来るよう、定期的に庭をチェックしてみてください。

カナムグラ花粉症の原因になる

花粉と言えば、春先のイメージが強いかもしれません。それは、日本人はスギ花粉によって花粉症を引き起こす方が多く居るからです。ですが実は秋もまた、花粉症の季節として知られています。 秋に花粉症を引き起こす原因となる植物はブタクサが一般的です。ですが、それ以外にもカナムグラが花粉症を引き起こす原因となる事が分って居ます。スギなどに比べると、そこまで強烈な物ではありませんが人によっては大きな原因となります。

カナムグラの花粉の時期

9月~10月頃、 花粉の症状としては、他の花粉症と何ら変わりがありません。色々な原因を考えてもなかなか解決する事が出来ない人は、もしかしたらカナムグラが原因かもしれません。 アレルギーの原因は病院で検査をする事によって知る事が出来ます。その為、気になる方はアレルギー検査をお勧めします。

カナムグラの飛散時期


カナムグラ花粉の飛散する時期は、花粉症が発症する少し前の8月頃からです。大体秋が終わる10月頃まで続きます。特に多い時期は、花粉症の症状が出始める9月~10月頃です。

カナムグラの飛散距離

カナムグラ花粉も飛散距離は他の植物に比べ長くありません。ですが、同じ秋の花粉症の原因となるブタクサに比べると、街中にある量が圧倒的に多い事が分って居ます。その為、結果的に沢山の花粉を吸う事になってしまうので飛散距離が短くても、花粉症の大きな原因となります。

カナムグラ花粉症の症状

カナムグラ花粉症の症状は、他の花粉症の状態と殆ど変わりません。 目のかゆみ くしゃみ 鼻水 鼻づまり などが主な症状です。

口腔アレルギー症候群

カナムグラ花粉症の症状は基本的に、他の花粉症の症状と変わりません。しかし、一つだけ大きな特徴があります。それは、口腔アレルギー症候群です。 口腔アレルギーとは、果物を食べた際にアレルギー反応を起こしてしまう事を指します。カナムグラ花粉症の人にもこの症状を起こしてしまう事が分って居ます。 OASと呼ばれる症状で、軽いものだと唇や喉がかゆくなる程度です。ですが、症状が重くなると口の中や唇がしびれたり顔面が腫れてしまったり、最悪呼吸困難になる場合もあります。症状が酷い場合には、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。 アレルギー症候群を起こしやすい食材にはメロン、スイカ、セロリ、ニンジンなどがあります。原因が分からず、口が痒くなっていた方はもしかしたらこのアレルギーを引き起こしているのかもしれません。

カナムグラの特徴

カナムグラはあえて育てるような植物ではありません。もし、カナムグラを見てみたいと思うのであれば道ばたの荒れ地など広く開けている場所を探してみましょう。そうすると、さほど時間をかけずに見つける事が出来るでしょう。長く強いツルが特徴的な一年草です。 葉は掌のような形をしており、長さ5~12cmと子供の手のようあ大きさです。表面には荒く硬いトゲが付いているので、迂闊に触ってしまうと怪我をしてしまう可能性もあります。 カナムグラには、雄と雌がありそれぞれ花の形が異なります。 雄株には、小さな雄花があります。これが花粉を多くまき散らします。一方で、雌花には小さなホップの用な花が付いています。

カナムグラの品種・原種

ホップの近縁種と言われています。 雑草の一種などで、品種改良されたものではありません。その為、原種と言われるものは無く、親戚のような存在と言えるでしょう。


カナムグラのその他おすすめ情報

カナムグラはホップの近縁種といわれています。いわば親戚のような物です。その為、見た目を見ており香りもホップのような爽快で爽やかな香りを楽しむ事が出来ます。ホップははハーブとしても使用されているので、カナムグラもまた同じように使用する事が出来るかもしれません。 また、から揚げやてんぷらなど過熱をする事により食用として食べる事も出来ます。味は少々苦みがある物のそれが癖になる人も居るのだとか。あまりにも多くのカナムグラが増えてしまった場合いには、いっそのこと食糧として考えてみてはいかがでしょうか。

駆除する際の注意点

カナムグラのツタは大変強靭であり「鉄」と言われる程です。その為、なかなか綺麗に取り切る事が出来ず思わず素手で引っ張ってしまいたくなる事もあります。ですが、カナムグラの茎には更に丈夫な棘がついています。その為、素手で触ってしまうと肌を痛めてしまう事になるでしょう。 棘は下を向いているので、一度指してしまうとそう簡単に抜く事が出来ません。その為、絶対に素手での作業はしないようにしてください。

まとめ

いかがでしょうか。カナムグラの特徴をきちんと理解して頂けたのではないでしょうか。カナムグラは、一年草の為冬が来れば殆どが枯れてしまいます。ですが、鉄と称される程の強さを持つツルは枯れた後もそう簡単に取れるものではありません。トゲもそのまま残されているので、駆除するには時間がかかります。また繫殖能力が高いので翌年にはまた同じように、あっという間に辺りを覆いつくしてしまうでしょう。 花粉症の症状を抑える為には、原因となる物を排除する以外に方法はありません。その為にも、出来るだけ速やかに駆除する事をお勧め致します。 例え、自分の家の敷地内に無かったとしてもカナムグラは至る所にあり花粉症の症状を引き起こす原因となります。町を歩くときは、マスクを心がけ症状が酷くなる前に病院での治療を行いましょう。