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プランターでイチゴ栽培!プランター選びや失敗しやすいポイントをご紹介!

プランターでイチゴを栽培してみませんか? サイズや深さなど、イチゴ栽培に適したプランターの選び方や、失敗しがちなポイントを含めた植え方・育て方をご紹介します! 初心者さんの家庭菜園でも大丈夫! 真っ赤なイチゴを収穫しちゃいましょう!
更新: 2021年11月30日
三ツ矢ナオ
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プランターでイチゴ栽培! 

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プランターの選び方や、植え方・育て方をご紹介

イチゴは家庭菜園のプランターでも手軽に栽培できます! 特別な植え方や、難しい育て方は不要。 失敗しやすいポイントさえ理解していれば、家庭菜園でも真っ赤な果実を収穫できるんです! イチゴ栽培に適したプランターの選び方を中心に、 失敗しやすい植え方・育て方のポイントもご紹介します!

イチゴに適したプランターの選び方!

イチゴのプランター選び! こんなポイントに注意

イチゴ栽培で見逃せないのが、 適したプランター選び。 「プランターなんて、何でもいいんじゃないの?」と思えるかもしれませんが…… イチゴは案外深く根を張る植物なので、 大きめのプランターを選んであげなければいけないのです。

イチゴ用プランターの選び方1.深さ

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1-1、イチゴのプランターは深め! 20センチ以上

もっとも重視すべきは、 「プランターに充分な深さがあるか?」という点。 イチゴを栽培するプランターは、 20センチ以上の深さがあるものにしましょう!

1-2、ポットと同じくらいの深さで栽培するのはNG

イチゴの苗は表面的に小さく見えますが、 根は深く伸びたがります。 購入段階でポリポットの裏をのぞいてみると、 すでに細い根が底の穴から飛び出していることも。根がもっと深くまで伸びたがっている証です。 買ってきた苗が入っていたポリポットよりも、 倍くらいは深さが欲しいところです。

イチゴ用プランターの選び方2.幅

2-1、20センチ間隔で植えられるプランターを選ぶ

プランターの横幅も、 しっかり考えて買うべきポイント。 プランター栽培でのイチゴは、株と株の間隔を20センチ以上空けます。 近すぎると湿気がこもり、蒸れてしまうのです。

なので、ひとつのプランターに対して、 どのくらいの数を植えられそうか考えながら、商品の横幅を見ましょう。 育てやすいのは、2~3株ずつくらい植えられるプランターでしょう。

2-2、余裕を持って植えられるサイズを買おう

間違っても、 狭い幅にぎゅうぎゅうとイチゴを植えてはいけません! 場所がない、プランター代がもったいない……と思うのも分かりますが、 狭苦しい場所に植えると、結果的に苗代が損になります。

イチゴ用プランターの選び方3.排水性

3-1、プランターは排水性が超重要

水はけのよいプランターであることも重要。 プランターの中で古い水分の行き場がなくなると、「根腐れ」という現象を起こしやすくなります。

3-2、プランターの水はけが悪いと、根腐れする

根腐れとは、いわば植物の窒息死。 植物は根からも空気を吸い上げています。イチゴも例外ではありません。古い水分の中に含まれた古い空気ばかりが溜まっていくことで、新鮮な水分の中にある新しい空気を効率よく吸収できなくなり、窒息してしまうのです。

3-3、穴や中敷きが付いていると、排水性◎

プランターの排水性をチェックするなら、 商品のここを見ましょう! ・プランターの底に、穴が空いているか? ・たっぷり水やりをしたら、ちゃんとプランターの底から水が出ていきそうか? ・画像のようなネット状の中敷きが付属しているか?

3-4、プランターの排水性は、鉢底石でカバー

「私の買ったプランター、穴が空いてない……」 そんな時は、ドリルを使って自分で穴を空けてしまうのもあり。 でも、誰でもそんな道具を持っているわけではありませんよね。 そこで必ず鉢底に入れたいのが、「石」です。 これは、「鉢底石」と呼ばれるもの。ホームセンターの園芸コーナーで、土と一緒に売っています。

鉢底に穴が空いていないプランター、中敷きすらないプランターは避けるべきですが、どうしても「穴も中敷きもないプランターを使う!」という場合、欠かさず鉢底石を敷きましょう。土を入れる前、一番最初に鉢底が隠れるくらい敷きます。

3-5、穴や中敷きがあれば、鉢底石は必要ない?

プランターの底に穴が空いている、 中敷きが付属している、という場合も、 「鉢底石は敷くべき」です! 理由は、鉢底石を入れた方が、 ・ゴロゴロしている石のすき間から、空気の入れ換えがしやすくなる(根腐れしにくくなる) ・水はけの良さもアップする ・肥料成分が水やりで流れ出るのを防げる ……といったメリットがあるからです。

3-6、家庭菜園初心者さんは、鉢底石を用意しよう

初心者さんのうちは、 水やりのタイミングを誤りやすいもの。 うっかり水を与えすぎると、根腐れしてしまうので、 鉢底石を敷いておくのがベスト!

イチゴ用プランターの選び方4.素材

プランターは素材もさまざま。 おもな種類が「プラスチック」と「素焼き」です。

4-1、プラスチック製


プラスチック製のメリット ・軽い ・場所を替えたいときの移動、持ち運びが楽 ・保水性に優れる プラスチック製のデメリット ・数年経つと劣化し、割れることもある ・雨風で痛んでいく

4-2、素焼き(テラコッタ)

素焼き(テラコッタ)のメリット ・丈夫 ・何年経っても壊れにくい 素焼き(テラコッタ)のデメリット ・重い ・移動させるのに向かない ・プラスチックより値段が高め

4-3、イチゴにはどんな素材のプランターが良い?

初心者さんの家庭菜園では、 自分が気に入ったほうを選びましょう。 「家庭菜園を続けられるか不安」というのであれば、とりあえずは価格が低い傾向にあるプラスチック製のプランターを買うと良いですよ!  プラスチック製は、鉢底に穴が空いている製品を探しやすい傾向にあります。自分で後から穴を空けることもできる素材です。

イチゴ用プランターの選び方5.タイプ

4つのタイプをご紹介

イチゴ栽培ができるプランターは、 おもに以下の4タイプです。

1.普通の長方形プランター

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1-1、長方形プランターの特徴

家庭菜園の王道、長方形のプランターです。 1番メジャーであり、もっともよく使われているタイプがこれ。 深さ・幅にバリエーションがあるので、 イチゴ栽培に合った20センチ以上の深さがある商品を探しやすいです。 横幅・素材・デザインのバリエーションも豊富。

1-2、深さのある長方形プランターなら、間違いなし!

深さのある長方形プランターなら、 まずイチゴの家庭菜園に使って間違いはないです! 他の植物にも広く応用できる、万能タイプです。

1-3、長方形プランターは、こんな方におすすめ

「スタンダードで価格も無難なプランターを揃えたい」 「これからも植物を育てるかもしれない」 長方形プランターは、そんな方におすすめです。

2.ストロベリーポット

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2-1、ストロベリーポットの特徴

イチゴ栽培用に作られた鉢が、 ストロベリーポットです! 今では他の植物にも使われます。 ストロベリーポットの特徴は、 「ランナー」というつるを這わせやすいこと。 ランナーから出る根を、横のポケットに定着させることで、 そこから新しいイチゴの苗が作れるのです。

2-2、高級感あり!

ストロベリーポットのほとんどが、 素焼き(テラコッタ)の素材で作られています。 素焼き素材はお高めなので、 ストロベリーポットもやや高額な傾向にあるのです。 でも、ずっしりとした見た目は、価格に見合う高級感アリ! 他の人と差が付けられそうです。

2-3、ストロベリーポットは、こんな方におすすめ

「ランナーを簡単に這わせたい」 「お高めでもいいから、丈夫で美しい鉢が欲しい」 ストロベリーポットはそんな方におすすめです。

3.ハーベリーポット

3-1、ハーベリーポットの特徴

思わず「何この形!?」とビックリしてしまうような、ハーベリーポット。 3箇所に出っ張っているプランターです。 これは、「重ねられるプランター」。 出っ張っている場所同士を互い違いにずらして重ねることで、 イチゴのタワーが作れちゃうんです! もちろん、他の植物にも使えます。 ユニークで省スペースなのが特徴です。

3-2、支柱が挿せる

プランターを重ねたりすると、 「崩れちゃうんじゃないの?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫。 ハーベリーポットは中心に支柱を挿すことができるんです! ちょっとの衝撃なら大丈夫ですよ!

3-3、イチゴの防鳥対策も楽々

さらに、この支柱からネットをかぶせれば、 鳥対策にもなります! イチゴのようなベリー系の果実は、とっても鳥に狙われやすく、 熟すのを待っていたら先に鳥が食べてしまった! なんてこともしばしば。ハーベリーポットなら支柱立ても簡単なので、 プランターを支えるついでにネットをかけ、鳥対策をしておくと良いですよ。

3-4、ハーベリーポットは、こんな方におすすめ

出典: https://www.richell.co.jp/shop/gardening/detail/82401

サイズ/40×37×16H(cm) 容量/7.1L 材質/ポリプロピレン

「イチゴを狭いスペースで育てたい」 「おもしろい形のプランターに興味がある」 ハーベリーポットは、そんな人におすすめです! 多くはプラスチック製なので、 軽いのもポイント。 飾るときは重ねて、 土を入れて運ぶときや、収納するときは分解して……。 そんな風に、臨機応変なガーデニングが楽しめるプランターなのです。

4.ワイヤースタンドを使った、空中プランター

4-1、空中プランターの特徴

空中プランターとは、 画像のようなワイヤースタンドで支えられたプランターのこと。 宙に浮かせて育てるので、 地面にイチゴの実がくっつきません。 ・雨が降ったときの泥はねで、実が汚れない ・虫食い防止になる ・病気になりにくい こんな特徴があります。


4-2、家庭菜園の大敵! ナメクジも防止できる

イチゴに寄ってくる虫の中でも、 特に気になるのがナメクジ。 普段はプランターの底や、日陰に隠れていますが、 雨の夜には姿を現し、大事なイチゴの上を這い回ります。 想像するだけでゾッとしてしまいますね。

でも、空中プランターなら、 銅のテープをワイヤースタンドに貼るだけでナメクジ防止になるので、とっても簡単! ハーベリーポットが鳥対策のしやすいプランターなら、 空中プランターは、虫対策のしやすいプランターなのです。

4-3、空中プランターは、こんな人におすすめ

「イチゴを清潔に育てたい」 そんな人は、 この空中プランターがおすすめですよ!

イチゴは半年くらいかけて、じっくり栽培していく植物。 ようやく実が赤くなっても、 収穫前に虫が食べてしまったり、 雨で実が傷んだりしてしまったら、とてもガックリしますよね。 でも、空中プランターなら、 そんな失敗も高確率で避けられるんです。 見た目もユニークで、 家庭菜園のアクセントになります!

家庭菜園では、どのプランターがおすすめ?

迷ったら、普通の長方形プランターがおすすめ

プランター選びに迷ったら、 1番スタンダードな長方形のタイプをおすすめします。 これから家庭菜園を始めるなら、ひとつ持っておいて損はないでしょう。

選び方は、直感も大切! 気に入ったのを使おう

最終的にはやはり、 「自分がどのタイプを気に入ったか?」です! 栽培環境は人によってさまざま。 「自分はコレ!」というプランターを見つけてくださいね!

同じタイプのプランターでも……

同じタイプのプランターでも、 商品によって違いがあります。 ・プランターの底に穴が空いていない ・底上げネットが付いていない ・材質が違う 購入の時はこんなポイントに注意して、 失敗しないプランター選びをしましょう!

イチゴのプランター栽培を実践!

苗の選び方から植え方~収穫まで解説

プランターを用意できたら、 いよいよイチゴの苗を植えつけましょう!

イチゴの育て方1.良い苗を選ぼう

1-1、「クラウン」に注目した選び方が重要

イチゴの苗を選ぶときは、 「クラウン」と呼ばれる部分に注目するのが鉄則! クラウンとは画像のような、赤い王冠形に見える部分。株の付け根です。このクラウンから新しい芽が出て、葉っぱが増えます。

1-2、失敗しやすいポイント! 葉の数よりクラウンを優先しよう

クラウンが大きく、頑丈である苗こそが買うべき苗。 「葉っぱが多い苗」よりも、「クラウンが立派な苗」が優れています! 葉っぱの多い苗が売っていると、「これにしよう!」とすぐ決めてしまいがちですが、ちょっと待ってください!

その苗、根元のクラウンはガッチリしていますか? 葉が多いけれどクラウンが頼りない……という場合、「葉が少ないけれどクラウンが大きくしっかりしている」苗を買いましょう! 失敗しやすいポイントです。 よ~くクラウンを見ましょうね!

イチゴの育て方2.プランターに土と肥料を入れる

2-1、鉢底石

土の前に、 プランターの底が隠れるくらいの鉢底石を入れます。

2-2、イチゴの土

「イチゴの土」という土が売っています。 家庭菜園初心者さんは、これを使うと安心。 画像のような、元肥が配合済みの培養土でもOK。 この土を、鉢底石の上に注ぎます。

2-3、イチゴの肥料

これもまた「イチゴの肥料」というものが売っています。 でも、このような専用肥料でなくても充分。 緩効性肥料を施しておきます。

イチゴの育て方3.苗の植え方

3-1、植え方で重要なのは、「クラウンを埋めない」

イチゴは苗の株元を土で埋めないのがコツ。 芽が出る部分である「クラウン」が、必ず土の上に出るようにします。埋めてしまうと、芽がうまく出ず、葉や実も増えません。 これも失敗しやすく、かつ超重要なポイントです!


3-2、株間を取る

イチゴとイチゴの株間は20センチ以上空けます。 密集させた植え方をすると、混み合いすぎて育ちが悪くなります。

3-3、ランナーの向きを揃えると、収穫しやすい

つるをカットした尻尾のような部分が苗についていませんか? これは「ランナー」といいます。 ランナーと反対方向にイチゴの実はできるので、 ランナーの向きを揃えて植えれば、収穫も楽になりますよ!

イチゴの育て方4.イチゴの置き場所、その後の管理

4-1、日当たり

イチゴは日当たりの良い場所に置きます。

4-2、水やり

土の表面が乾いたら水やりをします。

4-3、イチゴと冬

イチゴは寒さに強い植物。 特別寒い地域でなければ、特に防寒対策は必要ありません。 冬が心配なら、株元をわらで覆うと良いでしょう。

イチゴの育て方5.いつ収穫できる?

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プランター栽培なら、イチゴの収穫は5月ごろから!

地域にもよりますが、 イチゴは5月ごろに収穫できます! 収穫前に注意したいのは、 虫、鳥、そして雨。 雨は果実を傷め、 虫・鳥は大事な果実を狙いに来ます。

植え方・育て方のポイントまとめ

植え方のポイント

・クラウンが大きい苗を買ってくる ・クラウンを土に埋めない

育て方のポイント

・日当たりの良い場所で育てる ・水やりは土が乾いたら ・収穫前は虫・鳥・雨に注意

イチゴ栽培は、正しいプランター選びから!

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深めのプランターと、正しい植え方&育て方がカギ!

「イチゴ栽培は難しい!」……なんてことはありません! 深めのプランターを選び、 正しい植え方・育て方を押さえれば、誰でも挑戦できます。 ぜひイチゴの栽培に挑戦して、 真っ赤な果実を収穫しましょう!