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レタスの栽培!育て方と栽培方法のポイントを抑えて美味しく収穫しよう!

家庭菜園初心者の方でもぜひ挑戦していただきたいレタス栽培。栽培期間や土壌作り、肥料の与え方、株間の取り方、収穫方法から病害虫の対策、予防方法まで幅広くご紹介しています。種まき前のひと手間と日照時間、肥料の量が上手な栽培のポイントです。
2020年8月27日
printemps117
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サラダの具材で嬉しいレタス、栽培してみない?

サラダやサンドイッチなど、生で食べるとおいしいレタス。レタスというと、この丸い玉レタスを思い浮かべる方も多いかもしれません。 家庭菜園で育てられる野菜の一つで、種まきもしくは苗を購入して育てる方法でもどちらでも可能です。 一度挑戦してみませんか?

レタスの豆知識と栄養について

5種類の系統に分かれるレタス

一般的にレタスというと玉レタスのことをいいますが、レタスは玉レタス、サラダ菜、リーフレタス、こすレタス、茎レタスと5つの系統に分かれています。 玉レタスの場合は結球させるのでみずみずしく、苦みの少ないものを味わうことができます。玉レタスの葉をはがしていくと芯に近付くほど葉が固くなっていきますが、固めの部分は、炒め物やスープなどに入れて活用するとおいしくいただけます。

レタスの栄養について

レタスの栄養は、95%が水分で低カロリー食材ですが、栄養価の面ではあまり期待できないといわれています。 レタスに含まれる含有量は多くありませんが、βーカロテン、ビタミンC、ビタミンE、葉酸などをはじめ、ビタミン類やカルシウム、鉄分、カリウム、ミネラル、食物繊維を幅広く含んでいます。

レタス栽培期間や育て方のコツは?

レタスのおおよその栽培期間

玉レタスの栽培期間は、同じレタスの仲間であるサニーレタスやサンチュ、サラダ菜などに比べて、栽培期間が長いのが特徴です。一般的に苗を植え付けてから収穫まで50~60日ぐらいの期間が必要です。

種まきと日照時間がポイント

レタス栽培の育て方のコツは、まず種まきにあります。レタスの種は発芽に光を多く必要とする「好光性種」とよばれ、種まきをした際は土を薄くかけておき、太陽の光が当たりやすいように育てるのがポイントです。 また種を蒔く前に、種を一昼夜水につけておき、その後湿ったガーゼまたはキッチンペーパーなどに包み、ビニール袋に入れて軽く密封したあと、1日ほど冷蔵庫に入れて2日ほど寝かせます。 そうすると、芽が1~2mm出てくるので、その状態で植え付けると発芽が揃いやすくなります。 あとは、レタス栽培には、日が長く当たる環境ではトウ立ちしやすくなるので、植え付けの際は、夏場の日照時間が長く当たる時期や、門灯や街灯がよく当たる場所は避けましょう。

栽培期間が短い品種を選ぶようにすると育てやすい

家庭菜園の初心者の方が玉レタスの栽培をされる際は、栽培期間ができるだけ短く、また病害虫の被害に遭いにくいとされる「早生品種」を選ぶと栽培しやすく、収穫まで順調に育て上げることができます。 例にあげると、「みずさわ」「レガシー」「シスコ」といった品種です。 耐暑性や耐寒性、耐病性ともに優れ、土壌適応性が高く、株間が多少狭くても育ちやすい品種です。

レタスの栽培その1:種まきの時期について

発芽適温と生育適温に注意して育てましょう。


レタスの種は春まきと秋まきのどちらも可能です。玉レタスの生育適温は、約18℃~5℃ぐらいまで。それ以上、それ以下の気温になると、うまく育ちにくくなります。また発芽適温は約18℃~23℃です。種まき時の温度が高すぎると発芽しにくくなることがあるので、注意しましょう。 秋まきでは8月頃(8月頭~中旬頃)、温暖地でも9月頃までに種まきを済ませておく必要があります。そして霜が降りる11月頃までには収穫を済ませる必要があります。

レタスの栽培その2:レタスの苗づくりについて

レタスの種まきと苗の育成は、育苗箱などを利用して育てましょう。 種はスジ播きします。上記の「育て方のコツ」でもご紹介いたしましたように、種は好光性(光がないと発芽しない)なので、ごく薄く土をかけたあとは、やさしく水やりをします。発芽するまでは、新聞紙をかけて土が乾燥しないようにしましょう。

レタスの栽培その3:レタスの土壌作りの方法

レタスが育ちやすい土壌作りとその方法

植え付け2週間前までに、苦土石灰をまいてよく耕し、その後1週間前までに堆肥と元肥を入れて畑を耕しておきます。 レタスを育てるよい環境づくりとして、植え付け前の元肥として、よく肥料を混ぜ込んでおくことです。こうするとあとの生育が良くなります。 レタスが育ちやすい土壌づくりの基本ですが、有機質に富んでおり、通気性や水はけのよい排水性、水分を長く含んでおける保水性に優れた土壌が適しています。 苗として育ってきたら、株間を30cmほど確保して畝立てしましょう。 レタスは根が浅く、細かい根が表層に多く広がる性質があります。そのため、乾燥に弱く土壌水分が少なくなると葉の生育が悪くなり、結球しにくくなってしまいます。 その反面、レタスは多湿に弱く、高温多湿時には病気が発生しやすくなりますので、湿度が高い時期の水のやり過ぎには注意が必要です。

土壌の酸度や泥はねにも注意!

玉レタスをはじめ、レタス類が育ちやすい土壌の酸度はpHは6.0〜6.5が目安です。 酸性土壌に弱いので、pH5.0以下での土壌環境では生育が悪くなる傾向にあります。栽培を始める前に、土壌酸性度を適正に調整しておきましょう・

レタスの栽培その4:間引きと株間の取り方、仮植えの方法

レタスの種の発芽後の間引きについて

レタスの種を発芽させたあとの育て方ですが、種まきしたあとの育苗箱やポットは雨風が直接当たらない風通しのよい場所で保管します。 発芽後の間引きについてですが、間引きは、まず本葉1枚の頃に隣の苗と葉が直接触れ合わない程度に株間を取ります。次に本葉2枚になった頃、7.5~9cmぐらいの株間を取って移植します。

レタスの苗の株間の取り方

レタスの栽培のポイントとして、株間を広くとることも大事です。 株間は最低でも20cmは必要で、スペースに余裕があるなら、株間30cm以上はあるとよりうまく育ちます。 株間ですが、畝の長さと株数にもよりますが、畝幅が奥行き180cmの場合で、株間30cm~40cmが目安です。 この株間を取ることは病害虫予防や葉の蒸れを防ぐのにとても重要なのです。 本葉が4~5枚の時には丁寧に浅植えし、植え付けたあとは、水やりを行い、根付きをよくしておきましょう。

レタスの栽培その5:苗の植え付け(定植)について

本葉4~5枚で定植可能


レタスの苗の定植ですが、本葉4~5枚の頃が定植適した時期です。先ほどご紹介した通り、株間30cm以上を取って、土壌づくりを済ませた畑に定植しましょう。 ビニールポットに種まきした苗は、定植する前に、ポットごと水につけて吸水させておくか、定植後たっぷりと水をやりをおこないましょう。 レタスは高温を嫌います。気温が高い時期の定植の際は、夕方のできるだけ涼しい時間帯を選んで定植するのもおすすめです。

定植前と定植後の水やりを忘れずに

定植についてもう少し詳しくご説明いたします。 定植する際は、まず、畝に根鉢(ビニールポット)と同じぐらいの大きさの植え穴を掘ります。穴を掘ったら、底に水をたっぷりと流し、水が引いてから根鉢を崩さないようにビニールポットから苗を丁寧に取り出して穴に植え付けます。 苗を定植する際は、深植えにせず浅めに植え付けることも大切です。苗を植えた後の水やりも忘れずに。風害を防ぐため、株がしっかりするまで寒冷紗などをかけるのもおすすめです。

苗を購入する場合、よい苗を選ぶ方法

玉レタスの苗は、園芸店やホームセンターなどでも購入できます。 初心者の方で種まきが難しそうな時や、植える株数が少ない時は、苗から育てる方法もおすすめです。 市販の苗を選ぶ際は、本葉が4~5枚で葉の色つやがよいものを選びましょう。 葉先が萎びていたり黒くなったりしているものは避けましょう。また、アオムシの幼虫や卵がついていないもの、食害されていないものを選びましょう。

レタスの栽培その6:水やりの方法について

定植後に水やりをしたあと、日々の水やりもおこないます。特に乾燥しやすい時期は、土壌が乾燥しないようにこまめに水やりをおこないましょう。 また水やりを兼ねて、週に1度水で薄く薄めた液体肥料を与えるとよいでしょう。

レタスの栽培その7:肥料の与え方

肥料は元肥と週に1度の液体肥料がおすすめ

レタス栽培時の肥料を与える方法についてですが、苗の生育を見ながら1週間に1度液体肥料を与えます。 その後植えつけから2~3週間したら、株のまわりに化成肥料をばらまくのも1つの方法です。

肥料が足りないと結球がうまくいかないことも

レタスの肥料が足りないと結球がうまくいかないこともあります。植え付け前の元肥はもちろん、植え付け後の追肥も時期を見計らって、栽培期間中は積極的に行いましょう。 肥料の種類ですが、ぼかし肥料としてバランスの取れた市販の野菜専用の肥料をおすすめします。

レタスの栽培その8:収穫時期と方法について

玉レタスの収穫についてですが、収穫の目安を確かめるときは。収穫するときは玉レタスの上部を押さえたとき、しっかり締まっている感覚があれば取り時期です。 玉レタスの場合は、植え付けから30日ぐらいの期間で収穫可能になります。 収穫の際は株元を包丁などで切り取るようにして収穫します。 なお収穫は朝のうちに行うのがベストです。

収穫し遅れに注意!

玉レタスの場合は結球してから25日~35日ぐらいの期間内が収穫に適した時期なのですが、この時期を過ぎると味が悪くなるので、採り遅れに注意しましょう。


レタスの茎から出てくる白い液体は何?

レタスの株元を切って収穫するときに白い液体が出てくることがあります。 これは人体に有害なものでもなんでもなく、むしろ新鮮で、栄養がたっぷりと詰まっている証なのです。 この白い液体の正体はポリフェノールの1種である「ラクチュコピクリン」という名前の物質で、鎮静作用や鎮痛作用などの働きがあります。 またポリフェノールの1種ということで、夜の根つきが悪い方にもおすすめの成分です。 スーパーなどで購入するレタスの中には切り口が赤く変色しているレタスも時々見かけますが、これはレタスそのものの鮮度が落ちて古くなり、栄養価も落ちている証拠です。スーパーで選ぶ際は、レタスの芯の切り口が白いものを選ぶようにしましょう。

レタスの栽培その9:レタスの害虫と予防・駆除方法

レタスにつきやすい害虫と被害例についてご紹介いたします。レタスを食害する害虫としては主にアブラムシ、オオタバコガ、ナメクジ、ハスモンヨトウといった害虫がつきやすいです。 このような害虫は見つけ次第、すぐに農薬などで殺虫しましょう。 【アブラムシについて】 アブラムシは小さな虫ですが、レタスを含め植物の葉や茎に集団で寄生し、吸汁し病気を媒介する害虫です。 レタスにおいては、特に植え付け直後に被害に遭いやすいので、見つけたら指でつぶす、もしくは牛乳を吹きかけるなども有効です。 【オオタバコガについて】 イモムシ状の幼虫が蕾を食害する害虫です。こちらも農薬での殺虫が効果的です。 【ハスモンヨトウ】 こちらもイモムシ状の幼虫が食害します。この害虫も殺虫剤などを用いて駆除しましょう。 【ナメクジについて】 新芽や若葉など軟らかい葉を食害する害虫です。無農薬栽培のレタスの場合、収穫してから葉を広げると葉の中に棲みついていることもありますので、食べる前にはしっかりと水洗いしてから食べるようにしましょう。 ナメクジを寄せ付けないようにするには、ナメクジの好物であるビールを入れた皿を株元においておくと、夜にナメクジがビールに近寄り、皿の中に溜まるので、朝にそれごと捨てます。

レタスの栽培その10:レタスがかかりやすい病気などについて

レタスに発生しやすい病気は以下の通りです。対策・予防法などを知って早めに病気から守りましょう。 【萎黄病(いおうびょう)】 この病気にかかると、下の方の葉っぱから次第に黄色くなり、葉が委縮したり奇形になったりしてやがて萎れていきます。 【軟腐病(なんぷびょう)】 レタスが軟腐病にかかると株の根元または表面の葉からベトベトした状態で腐っていきます。そして独特の悪臭を放つ病気です。 これと同じような症状に「腐敗病(ふはいびょう)」といったものがあります。これは、収穫時期が近くなると結球した葉が黒く変色し、腐敗します。 これらの病気は見つけたら早めにその株ごと抜き取るもしくは、農薬などで殺菌する他、土壌改善などを図る必要もあります。

レタスの栽培その11:レタス栽培で失敗しがちなこと

レタスが結球しない

玉レタスの栽培で失敗しがちな「結球しない」という状態。 この原因を知っておくと、失敗を防ぐことができるかもしれません。 【植え付け時期が早い】 レタスの植え付け時期は、秋植えですと9月中旬~10月上旬となっており、これ以上早くなると、「トウ立ち」しやすくなり、葉も固くなりがちで、うまく丸くならなくなります。 先にもご紹介しましたように、日照時間が長すぎたり部屋の明かりや街灯などが良く当たる場所では、葉の生長がその分早くなり、レタスの茎が伸びすぎることもあります。レタスの茎も伸びすぎると味がぐんと落ちてしまうので、栽培場所をよく選ぶようにしましょう。 【植え付け時期が遅いと…】 逆に植え付け時期が遅すぎて寒すぎても結球がうまくいきません。春先、もしくは11月の霜が降りるまでの期間内で育てるようにします。 【肥料不足】 元肥、追肥をしっかりと施すことは不可欠です。同時に水やりもしっかりとおこないましょう。

収穫後はできるだけ早く食べよう!

レタス栽培、うまく結球させるためにも栽培時期やその時期の気温、日照時間などに考慮することが大事です。 収穫したレタスですが、できるだけ早く食べるのがベストですが、食べきれなかった分は、水分が蒸発しないようラップなどで包んでから冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。