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甘鯛レシピおすすめ10選!簡単人気料理をご紹介!

甘鯛のおすすめレシピを調理のジャンルに分けて10選でご紹介!定番の京料理から電子レンジを使った簡単な酒蒸しまで甘鯛の風味を楽しめる手軽なレシピを紹介しています。身はもちろん、骨や頭まで余す事無く楽しめる魚なので切り身よりも尾頭付きで挑戦してみてください。
更新: 2023年12月8日
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甘鯛料理に挑戦してみよう!

簡単レシピ10選をご紹介!

甘鯛レシピおすすめ10選です。 簡単に調理できる人気料理を ジャンルごとに分けて紹介しています。 料理の選び方も紹介しているので 初めての挑戦でも安心! 美味しい甘鯛料理に挑戦してみましょう!

甘鯛の旬

美味しい季節は冬!

甘鯛の旬は冬、産卵期は夏から秋なので エサを沢山食べて失った体力を 取り戻した状態が旬になります。 産卵前の時期も脂が乗るので 早春の時期でも美味しく食べられる魚です。 高価な魚なので国産の甘鯛を 口に出来る機会はそれほど多くありませんが 独特な風味を持っているので 魚料理ファンの方は要チェックです!

甘鯛調理方法の選び方

甘鯛の特徴を確認しておこう!

甘鯛の特徴、風味や身質など 料理選びのポイントを3つに分けてご紹介。 アマダイ科のあやかり鯛なので 真鯛とは風味が若干異なります。 うろこや身質も特徴的な魚なので ポイントをチェックして 調理方法選びの参考にしてみてください!

1/3.皮目と骨に甘い風味

どちらも甘みと旨みを感じる同系統の風味ですが 真鯛の鯛らしい強さのある風味と比べて 甘鯛は控えめでまろやかな香りを持っています。皮目と骨から出る出汁は 甘鯛らしさを強く感じることが出来るので 味付けの濃い料理よりも 薄味で香りを楽しめるような料理がピッタリです。

京都の料亭で大切にされている魚なので 甘鯛料理を選ぶ時は素材の味や 風味が活きるものを選んでみてください。

2/3.身は水分が多い

甘鯛は水分が多く柔らかい魚です。 真水で味が落ちるので 浸かりっぱなしにならない方法で 持ち運び、調理を行ってください。 調理時は身が崩れやすいので 塩を振って30分ほど寝かせ 余分な水分を抜いて調理しましょう。

身に塩味を付けたくない場合は 乾燥昆布に水分を吸わせる昆布締めや 冷凍用の脱水シートを使います。 下処理に手間を掛けることで 旨みが凝縮、甘鯛らしさが出るので 是非試してみてください。

3/3.甘鯛はうろこも美味しい!

甘鯛のうろこは小さいので過熱すれば 食感を楽しみながら美味しく食べられます。 時間が経つと臭みが出る部位なので 釣りモノや活けなど新鮮なものを用意しましょう。

うろこの形状が独特なので 小型の甘鯛にうろこ取りを使うと 小さなうろこが勢いよく飛び散ります。 包丁やまな板、身への付着に注意が必要です。 包丁の扱いに慣れている方には うろこと薄皮を切り取るすき引きがおすすめ。 包丁の先を使って薄皮を削ぎ落とします。

うろこのみを削ろうとすると失敗、 深く刃が入ると美味しい皮目も 削り取ってしまう方法なので 難しい場合は金タワシにビニール袋、 広いスペースでうろこ落としに挑戦してみましょう。 うろこは食べませんが、同じようにうろこの細かい ヒラメやブリも同じ方法で処理を行います。


甘鯛のレシピをジャンル別に2つずつご紹介!

好みの調理方法で甘鯛を楽しもう!

甘鯛のおすすめレシピを5つのジャンルに分けてご紹介! 各2つずつ紹介しています。 価値の高い魚なので 好みに合った料理を選んで 美味しい甘鯛料理を完成させましょう!

甘鯛レシピ 刺身

1.甘鯛の刺身

刺身の引き方を紹介している動画です。 3枚におろした甘鯛の 腹骨をすき取って皮を引きます。 中骨をピンセットで抜くのが面倒な場合は 骨の入ったラインをカットしてしまってもOKです。

皮の引き方は包丁の角度を固定し 皮を強く掴んで左右に動かすイメージで 行ってみてください。 甘鯛は身が柔らかいので 刺身は平造りやそぎ造りが適しています。 刺身を引く時は下方向への力は軽めに、 手前に引きながらカットしましょう。 良く切れる包丁が美味しい お刺身作りのポイントになります。

動画3:35で紹介されている 皮付きのまま熱湯に潜らせて 氷水で締めるお刺身もおすすめです。 真水が身に入らないように しっかり水気を取って調理してください。

2.甘鯛の昆布締め

水分抜きと昆布での味付けを兼ねる 甘鯛の昆布締めをご紹介。 身質はねっとりとした食感に変化するので 柔らかいお刺身を好む方に人気の調理方法です。 美味しい昆布を用意すること、 両側から挟みこむことが調理のポイント。 締め終わった昆布は水分を含んで変質、 魚の臭みを感じる場合もあるので 使った昆布の再利用はおすすめしません。

材料 (2人分) 甘鯛(生)半身 塩適量 穀物酢 適量 昆布2枚

1 甘鯛を塩でしめる。 昆布はさっと汚れを拭いて、酢水で戻す。 2 戻した昆布で甘鯛をはさみ、皿を重し代わりに置いて冷蔵庫に半日置く。 3 お刺身のように切り、皿に盛る。

甘鯛レシピ 焼き物

3.甘鯛の塩焼き

シンプルなアマダイの塩焼きです。 焼き物の場合も調理前の下ごしらえ、 塩を振って30分ほど寝かせる事で 余分な水分を抜いておきましょう。 甘鯛の焼き物は 身が柔らかくひっくり返すのが難しいので 網で挟んだり串を打ってスムーズに作業できる 準備をしておくと簡単です!

材 料(2人分) 甘鯛2匹 お酒小さじ1 塩小さじ半分

1 アマダイにお酒をふり、塩を両面ふる 2 皮面からグリルで焼く 中火10分 3 裏返し6,7分焼く 中火 4 火が通ったら出来上がり!

4.甘鯛の若狭焼き

わかさやきと読みます。 甘鯛の焼き物といえばコレ、と言うほど 人気のある調理方法ですが 美味しそうな焦げ目、 うろこを立ち上げる火加減が難しい料理です。 タレを塗りながら焼く料理ですが 手順を簡略化した簡単なレシピを紹介しています。


■ 材料(4人分) 東肥赤酒(料理用) ・・・・50cc 清酒 ・・・・50cc うすくち醤油・・・・40cc 鯛(1kg程度) ・・・・1尾

■ 作り方 鯛を3枚におろして、適当な大きさにぶつ切りします。 切り身に塩をあてて1時間ほどおきます。 《2》を水洗いして、よく塩分を拭き取ります。 器に東肥赤酒(料理用) 、清酒、うすくち醤油を入れて、その中に《3》の切り身を入れて30分ほどつけておきます。 《4》の切り身を、こがさないように火加減に注意しながら、250度(中強火)で10分ほど焼きます。 (オーブンを使う場合は、油をひいたアルミホイルを敷くときれいにとりだせます。) 焼き上がったら、木の芽や甘酢につけた大根、にんじんなどをお好みに合わせて盛りつければ出来上がり。

甘鯛レシピ 揚げ物

5.甘鯛の揚げだし

揚げた材料に 出汁で作ったタレをかけて楽しむ揚げだしは 出汁の風味が良い甘鯛と相性バッチリ! 揚げるとフワっと仕上がる身質なので 揚げ物としての甘鯛も楽しめます。 出汁取りは三枚おろしの時に余った 中骨や頭を使いましょう。 沸騰させないように過熱するのがポイントです。

材料 (2人~3人分) アマダイ身と中骨 長なす2本 長いも 20cm えのきだけ1/2株 大葉3~4枚 ■ 調味料 しょうゆ大さじ5 みりん 大さじ2~3 酒少々 片栗粉 適宜 揚げ油 適宜

1 なすは長さを半分に切ったあと4分割、長いもは皮をむき1.5センチ長さに切る。えのきは小房に分け、大葉は洗って水気を切る 2 アマダイの身を一口大よりやや大きめに切り分けておく 3 アマダイの中骨とダシ昆布を鍋に入れ、水150ccとともに火にかける 4 沸騰直前に昆布を取り出し、静かに煮てだしをとり、こしておく 5 だし汁を小鍋に入れて火にかけ、醤油・みりん・酒少々で味をつける 6 大さじ1の片栗粉を倍量の水で溶いたものでとろみをつける 7 揚げ油を180度に熱し、野菜から揚げ始める 8 続いて、片栗粉をまぶしたアマダイの身を揚げる 9 深皿にバランスよく盛り付け、作っておいたあんをかけてできあがり 10 アマダイの旨みたっぷりのあんをからめてどうぞ

6.アマダイの松笠揚げ

若狭焼きと並んで人気の高いうろこ料理、 松笠揚げをご紹介。 サクサクとしたうろこの食感と フワッとした甘鯛の食感が楽しめます。

面倒なうろこ取りは無し、 片栗粉だけを使うレシピなので調理は簡単です! 180℃程度の温度でうろこ側から揚げましょう。 高温で手早く仕上げるとうろこが立つので 温度が下がらないように少しずつ揚げましょう!

材料 アマダイ1尾 塩少々 片栗粉 少々 サラダ油適量 ☆カボス(レモン)あれば

1 アマダイは頭•内臓を取り、3枚におろす。 ※ウロコ•皮はそのままで調理します。 2 【おろす時のポイント】頭を取り、皮(赤ライン)にキッチンバサミで切り込みを入れておくと鱗が邪魔にならず綺麗におろせます。 3 腹骨•小骨を取り食べ易い大きさに切り、身側に軽く塩をふる。 4 身側だけに片栗粉を付けて、余分な粉を叩いておとす。 5 油でカラッっと揚げれば☆完成☆ 6 揚げたてにカボス等を絞ってどうぞ〜♪

甘鯛レシピ 蒸し物

7.甘鯛のかぶら蒸し

かぶら蒸しは白身の魚に 卵白とカブをすりおろしたものを乗せて 出汁を合わせた京都の蒸し料理です。 クセの無い白身魚が良く合う料理なので 甘鯛を使う場合が多く 柔らかい食感と甘鯛本来の香りが楽しめます。

添え物があると鮮やかになりますが 甘鯛、カブ、卵と調味料で 簡単に作る事も出来るので 和食好きの方は是非挑戦してみてください! レシピに登場するグチは 関西で甘鯛を指す言葉です。

材料 (4人分) 聖護院かぶ1/4個 丹後ぐじ1尾(400g) 卵白1/2個分 ゆりね小1/3個 ぎんなん(生)4個 きくらげ(水で戻す)5g ねりわさび10g だし汁 400ml 薄口しょうゆ 20ml 塩3ml 水溶き片栗粉(片栗粉1:水2)30ml

1 丹後ぐじは三枚におろして中骨を骨抜きで抜き、うす塩(分量外)を両面にふる。 2 塩がまわったら4等分に切り、熱湯にさっと入れて冷水に入れ、うろこや汚れをきれいに取っておく。 3 ゆりねは掃除してゆで、きくらげはせん切りにする。ぎんなんは殻を割って熱湯でゆでて渋皮をむき、半分に切る。 4 かぶは厚めに皮をむいておろし、ざるに入れうすく塩を入れて卵白を混ぜ、2を混ぜる。 5 耐熱性の器にぐじを入れ、4のかぶをぐじの上に山形にのせて、蓋かラップをして、強火で約12分蒸し上げる。 6 鍋にだし汁、薄口しょうゆ、塩を入れて火にかけ、沸騰したら水溶き片栗粉を入れてとろりとさせ、5にかけてわさびをのせる。

8.電子レンジで甘鯛の酒蒸し

甘鯛定番の蒸し料理、酒蒸しを 手軽に作る方法をご紹介! 出汁と身を両方楽しめる 甘鯛の頭を使う事が多いです。 材料を乗せたら調味料を入れて 電子レンジで過熱するだけなので 手間いらずで調理も簡単! 他の調理と並行しやすいので お刺身と一緒に楽しむ方が多いです。


材料 (2人分) 甘鯛の切り身2切れ 豆腐1/2丁 長ねぎ1本 だし昆布10cm 塩好みで 酒適量 ポン酢適量

1 深めの耐熱皿に水気を切った豆腐、その上に細かく切った昆布、その上に甘鯛、細かく切った昆布、小口切りのねぎをのせる。 ラップをかけ、冷蔵庫でしばらく置く。 2 1に酒を適量ふり、500wの電子レンジで5分加熱する。 3 ポン酢をかけていただく。

甘鯛レシピ 椀物

9.甘鯛の潮汁

シンプルな椀物を楽しみたい場合は潮汁がおすすめ! 魚の旨みに少し塩気を足した味に仕上がるので 風味の強い真鯛、甘鯛では特に人気の高い料理です。

塩を振って寝かせる、 お湯をかけて汚れを落とす、 この作業でヌメリや血をしっかり除去しておけば 透き通った透明なスープになります。 沸騰させると白濁してアクがでるので 沸騰しないような火加減でゆっくり仕上げてください。

材料 (1.5L) 甘鯛(真鯛)の頭とアラ1匹分 水1.5L 日本酒70cc 昆布15~20センチぐらい 塩小さじ1/2~ 薄口醤油 小さじ1~

1 甘鯛(真鯛)のアラと頭に塩(分量外)を振り30分置く 2 水分の出たアラに熱湯を回しかけ臭みを抜く(血の塊りなんかはしっかり流す) 3 鍋に水と昆布を入れ沸騰する直前に昆布を取り出し、日本酒を加えアラを入れます。 4 沸騰しないように火を弱め、アクをこまめに取りながら15~20分程加熱する 5 ザルにガーゼをひいたもの等でお出汁だけ漉したら完成です。 潮汁にする場合は漉す工程は不要です。 6 味が物足りなければ醤油塩で味を整えて下さい(今回は炙った甘鯛の身と桜の塩漬けとお麩と三つ葉を入れています)

10.甘鯛のあら汁

味噌の風味が好きな方には 味噌汁風のあら汁がおすすめ。 小型はアラが食べにくいので 切り身を後から追加すると 贅沢なあら汁に仕上がります。 アラをそのまま使う場合は 小骨やうろこの付着に注意、 しっかり洗って綺麗にしてから 調理に取り掛かりましょう!

材料 甘鯛三枚おろしした後の一尾分の 昆布(煮だし用)4枚(小) 赤味噌 適量 塩適量

1 甘鯛を三枚卸した後の頭と背骨を使用。 2 鍋に水を入れて、煮だし用のこぶを入れて弱火でだしをつくる。沸騰させないように。 3 頭は左右で半分に割って、背骨は折り分けて、多めに塩をまぶして1時間ほど置く。 4 あらを別に沸かしたお湯に入れて直ぐに取り出し、冷水で洗いながら、残った血糊ととり忘れた鱗を洗い落とす。 5 鍋のこぶを取り出し、沸騰させたら、あらを入れてあくを引く。 6 あくが出なくなったら、弱火で少し煮込む。(20分くらい) 7 あらを取り出して、頭は椀に盛り、残りのあらを取り出す。 味噌を少なめにといて、味を調整する。

甘鯛料理を楽しもう!

簡単レシピで美味しい料理が完成!

うろこの処理に手間のかかるので 魚を丸ごと調理するのが初めての方には 購入時におろしてもらう方法や うろこ付きで調理する方法がおすすめ。 塩を振って寝かせるだけで 凝縮した甘鯛の風味がバッチリ楽しめます。 非常に美味しい魚なので未体験の方は 是非甘鯛料理に挑戦してみてください。