検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

丹沢大山に登ろう!基本情報とおすすめのルートをご紹介

神奈川県厚木市、伊勢原市、秦野市の境にある標高1252Mある丹沢大山は、丹沢大山国定公園として関東百名山であり、古くから庶民の山岳信仰の場としても知られています。大山の山頂にはご神体もあり山頂からの景色を見るために多くの人が山頂を目指しています。
2020年8月27日
miyuki0389
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

関東平野を一望できる丹沢大山を登ろう!

大山は「願いを叶える山」として、古来より大山に神様が居ることをずっと受け継がれてきたという歴史があります。また、万葉集ではこの地方を象徴する山として「相模峯」とのことだそうです。大山山頂には、縄文時代の祭祀跡や土器などが発見されていることから崇敬の対象であったそうです。

【目次】 :arrow_forward:丹沢大山とは?  ↳古代~現在の大山  ↳大山こま :arrow_forward:ケーブルカーで行く丹沢大山 ↳ケーブルカーを利用する場合 :arrow_forward:丹沢大山にある阿夫利神社 丹沢大山~阿夫利神社までのルート~  ↳丹沢大山 大山バス停→阿夫利神社 ■女坂■  ↳丹沢大山にある ■大山寺■  ↳丹沢大山 大山バス停→阿夫利神社 ■男坂■ :arrow_forward:丹沢大山 ■本坂ルート■  ↳丹沢大山にある夫婦杉 :arrow_forward:丹沢大山 ■二重の滝コース■  ↳丹沢の美しさ :arrow_forward:丹沢大山 ■山頂■ :arrow_forward:大山登山コース概要 :arrow_forward:ヤビツ峠→大山山頂 アクセスコース① :arrow_forward:蓑毛 → 大山山頂(富士見台経由)アクセスコース② :arrow_forward:蓑毛 → 大山山頂 アクセスコース③ :arrow_forward:近隣の温泉は登頂したご褒美に :arrow_forward:おすすめ温泉~かぶと湯温泉~ まとめ

丹沢大山とは?

神奈川県の代表的な山です。都心から約90分のアクセスで日帰りで登山を楽しめます。標高1252Mありますが標高700Mまではケーブルカーが通っているので、フリーパスを利用して標高700Mの位置からの眺めを楽しむことができます。天気が良いときは関東平野を一望でき、紅葉の季節は県外からもアクセスしにくる国定公園でもあります。また、紅葉も美しいことでも知られており、多くの観光客で休日は賑わっています。

古代~現在の大山

古代より農業の神、漁民からは航行守護の神として崇められ、江戸の庶民には福を授け災害除けにあらたかな神として信仰を集めてきました。大山が別名「雨降山」とも呼ばれるのは山頂に年中水のしたっている霊木があるからです。現在でも登山道に水が流れているのを発見する楽しみになります。

大山こま

約300年以上も前から、木工製品を制作する職人たちの匠の業で仕上げた大山こまは、当時の子どもたちへのお土産とされ人気を集めたようです。「人生がうまくまわる」「お金が回る」「知恵が回る」という意味が込められた大山こまは、縁起物として愛されている一面もあります。

ケーブルカーで行く丹沢大山

ケーブルカーで阿夫利神社まで行くと茶屋があり、軽食を楽しむことができます。外で食べるお団子は格別に美味しいですよ。登山は下山する時こそ足への負荷がかかるので、足腰に自信がない方でも安心!ケーブルカーはフリーパスがあるのでとってもお得ですよ。

ケーブルカーを利用する場合

【フリーパスA切符】 ・渋沢⇔本厚木の区間は好きなところで降りることができる ・ケーブルカーも往復できる ・2日間有効 ・神奈川中央交通バス(指定区間あり) 【フリーパスB切符】 ・渋沢⇔本厚木の区間は好きなところで降りることができる ・2日間有効 ・神奈川中央交通バス(指定区間あり)

丹沢大山にある阿夫利神社

時期によってですが、願い事を書いた板をここで燃やします。

大山獅子としてこちらで手を合わせる人が多いのですが、とても迫力がある獅子たちを囲むのが干支12支です。

大山登山は、古来より「富士山に登るなら大山にも登るべし」と言われてきたそうです。2200年余前から霊山として知られ信仰の中心地として庶民に愛されてきたそうです。山の神様、水の神様として今でも伝統が受け継がれていること。


丹沢大山~阿夫利神社までのルート~

ケーブルカーには乗らず登山をするという意気込みの方は、阿夫利神社までのルートが2つあります。女坂と男坂の分かれ道で初心者にはアクセスしやすいのが女坂とも言われています。

丹沢大山 大山バス停→阿夫利神社 ■女坂■

季節によって咲く植物などを楽しむことが出来るルートです。比較的穏やかで階段の1歩も小股で登れるほど1段1段が女性向きという感じがします。 <ルート時間> 大山バス停→八意思兼神社(追分社)→大山寺までのんびり登っても1時間弱です。更に阿夫利神社までプラス20分程度で標高700Mからの眺めを楽しむことができます。

【女坂から阿夫利神社まで行くコースの特徴】 ・道が穏やか ・阿夫利神社まで行く途中に大山寺がある ・紅葉の時期は石段にかかってとても美しい ・登りも下山も足への負担が低い ・紅葉の季節には紅葉のライトアップがある

丹沢大山にある ■大山寺■

女坂にある大山寺です。季節によっては紅葉も綺麗なルートです。天気が良ければ石段から見下ろすと一望できる景色に疲れも吹き飛びますよ。紅葉祭りなどのイベントもあり、大山寺の紅葉をわざわざ見ようと遠方からもくるようですよ。

手尺水の龍が今にも動きそうですよね。ここまで時間をかけて登って紅葉を見ることができることもあって多くの観光客が訪れています。天気が良いと、大山寺から見る景色もまた魅力のひとつですね。

青銅造りで高さ11メートルの宝篋印塔(ほうきょういんとう)です。供養塔などに使われる仏塔の一種だそうです。こんなに立派な塔はなかなか存在しないのではないでしょうか。紅葉とのコラボもまた見たことがない雰囲気にさせてくれます。

丹沢大山 大山バス停→阿夫利神社 ■男坂■

石段の1歩がとにかく大股で歩くような感じのルートなので、登山に慣れていない人にはきついと感じるかもしれません。男坂の方がキツイ道の分時間は男坂のほうが短時間で阿夫利神社まで行くことができます。登山に慣れている人は、30分もしないで阿夫利神社に到着すると思います。

【男坂から阿夫利神社まで行くコースの特徴】 ・道がハード ・天気が良いと眺めが良い ・登りも下山も足腰に自信がある人向け

丹沢大山 ■本坂ルート■

阿夫利神社の横手から本格的な登山が始まります。長い石段のルートはとてもキツイですが、後ろを振り返ると天気が良いときは、眺めがとても良いです。

丹沢大山にある夫婦杉

ここまでのアクセスは厳しいルートですが、登山中にある自然の形とひとつである夫婦杉を見ると圧巻です。作ろうと思った形でないところに多いことで国定公園として親しまれることでもあるのでしょうね。

比較的、道は整備されています。すれ違っていくハイカーの人とは挨拶をするようにしてくださいね。厳しい中にも笑顔にしてくれる景色を楽しみ、木がないところから天気が良いと遠くを眺めるのも登山の楽しみです。

丹沢大山 ■二重の滝コース■


阿夫利神社から本格コースとは別のルートで見晴らし台に向かって進むルートがあります。2重の滝ルートで進む方が穏やかに進むことができます。

見晴らし台コースを歩くと龍神の社があります。周囲に誰も居ないと何だか鳥肌が立つ雰囲気です。龍神=水というところでしょうか。大山は水の神様もいらっしゃるそうです。

丹沢の美しさ

登山の醍醐味はまで何と言っても景色ですよね。丹沢の山から天気が良いと関東平野が一望できるもう少し時間をかけての登ります。

国定公園として知られている登山はそのコースを登っていても花を見るのも楽しみのひとつですね。季節を感じさせる草木と天気が良いときに見る紅葉はとても綺麗な道を歩くことができます。

春の季節には満開の桜を見ることもできます。

丹沢大山 ■山頂■

国定公園大山の山頂からはもちろん、登山の途中からも天気が良いときは富士山を見ることもできます。

山頂にある阿夫利神社の奥の宮です。歴史を感じる礎は国定公園に指定されいてる風格がにじみ出ています。天気が良いと歴史を感じることができる礎になっています。

国定指定公園として丹沢大山に祀られている大雷大神さま。シャッターが空いていたら、ぜひ手を合わせたいところでした。

天気が良ければもっと良い景色を楽しむことできます。しかし、それが登山なのです。約束されてない天気を楽しむのも紅葉を楽しむのも歩くコースの中で癒されるものです。

大山登山コース概要

あまり知られていないけど、昔はここで禊をしてから登山をした時代があるようです。その時代は山岳信仰が盛んだった頃という説もあります。駐車場から離れているところにあるので、気づかな人も多いのです。

【山頂アクセスまでの概要】 レベル:初級~中級で子どもも簡単に登ることができます。登山に適した時期:4月~12月ですが比較的1年中登れます。元日に初日の出を見るために、丹沢大山登山をされる人もいるそうです。季節に咲く山の草木を見ながら登山を楽しみながら、気づいたら山頂になるようなイメージです。

ヤビツ峠→大山山頂 アクセスコース①


アクセスコース① ヤビツ峠→下社への道分岐→国定公園大山山頂 ・歩行距離:2.2km  ・歩行推定時間:1時間20分(休憩除く) 秦野市から最もポピュラーなアクセス方法です。

蓑毛 → 大山山頂(富士見台経由) アクセスコース②

アクセスコース② 蓑毛 → 蓑毛越 → 富士見台 → 国定公園大山山頂 ・歩行距離:3.6km  ・歩行推定時間:3時間5分(休憩時間除く) 四季を楽しめるコースともあり時期によっては紅葉を楽しむことができます。

蓑毛 → 大山山頂 アクセスコース③

アクセスコース③ 蓑毛 → 蓑毛越 → 大山阿夫利神社下社 → 尾根道との合流 → 下社への道との分岐 →国定公園大山山頂 ・歩行距離:4.8km  ・歩行推定時間:3時間5分(休憩時間除く) 大山登頂を目指す方は阿夫利神社経由で行かれる方も大変多いです。距離も時間も長くなる為とても疲れますが、山頂からの眺めを見たさに時間をかけても登るみたいです。

近隣の温泉は登頂したご褒美に

汗を流した後は疲れた身体を癒すために温泉に入りたいと思うでしょう。国定公園丹沢大山付近には温泉が沢山ありますので、ご紹介しますね。 ●七沢温泉 ●伊勢原温泉 ●飯山温泉 ●広沢寺温泉 ●福本元温泉 ●かぶと湯温泉 ●福松温泉 ●元湯玉川館温泉 ●鶴巻温泉

おすすめ温泉~かぶと湯温泉~

どの温泉もお肌がつるつるになりますが、中でもかぶと湯温泉のお湯は個人的に好きですね。スベスベではなくヌルヌルになるお湯に浸かり、露天風呂から竹藪を除くのが最高の至福の時だと思うのです。

駐車場には数に限りがあるので大勢で行く場合は乗り合い行くことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。山に登る目的はただひとつ「そこに山があるから」と多くの方が言います。数多くある山ですが、昔から山岳信仰の霊峰として知られている丹沢大山の山頂からの景色をあなたもみて見たいと思いませんか。