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投げ釣りの投げ方ガイド!イチから解説する投げ方3つのコツ!

カレイやキス釣りで定番の投げ釣り!ただ仕掛けを投げて釣るだけの釣りだけど投げ方にはかなりのコツが必要です!狙った所に飛ばしたり、遠投したりと投げ方のコツをつかんでいないと意外に難しい投げ釣り。そんな投げ釣りのコツや練習法などを解説していきます!
更新: 2021年1月15日
playa1000
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目次

投げ釣りとは?

投げ釣りよは主にキスやカレイなどを釣る際に、 おもりとエサの付いた仕掛けを遠投して沖に飛ばす沖釣りの一つで 浜辺や堤防大型河川の河口などで行う釣りです。

投げた後はおもりとエサを着底させたままアタリがくるまで待ち、 アタリがあればアワセをいれて一気に巻き取ります。 また沖よりも手前の駆け上がり付近にチョイ投げして 放置する釣りをブッコミ釣りとも言い、 タイやスズキなどをおもにターゲットとします。 今回はそんな投げ釣りの投げ方やコツなど奥深さを解説していきます!

投げ釣りの魅力

投げ釣りの魅力といえばなんといっても 大空に向かって思いっきり振りかぶるキャスティングの爽快感がたまりません! 100m以上沖にいる魚の感覚を手元で感じとれるのも魅力の1つです。 また、釣れる魚の種類も多く主に狙える魚は キス、カレイ、スズキ、コチ、ハゼ、アイナメ、クロダイ、カサゴなど 様々な魚種が釣れます。

中でも最もポピュラーで人気なのがキス釣りです。 投げて誘って釣るシンプルな釣りですが仕掛けに連なって釣れた時の嬉しさはたまりません! しかしその喜びを味わうにはそれなりの投げ釣りの技術が必要です。 何度も練習と実釣を重ねて釣れたときにこそ最高の投げ釣りの楽しさと魅力を体感できることでしょう!

投げ釣りのタックル

投げ釣りに使用するタックルで重要なのが竿です。 100m以上の遠投を必要とする本格的な投げ釣りでは、4m前後の竿を使用します。 投げ竿の号数は扱う錘の号数によって選びます。 号数が大きいほど重い錘が投げることができ、 竿の硬さも硬くなりますが遠投するのに技術が必要になります。 錘の重さは一般的に25~30号を使用します。


また、竿のタイプは「振り出し」と「並継ぎ」の2種類あり、 振り出しは伸び縮みさせるようにできる竿で、収納性に長けています。 並継ぎは一般的に3本程度の竿を継ぎ合わせて1本にしています。 どちらがいいかは好みによりますが、初心者は最初は収納性の高い振り出しがオススメです。

中級~上級者になれば飛距離を追求したモデルが多くリリースされている 並継ぎを買ってみるのもいいかもしれません。 1万円いないでも十分なスペックのものが買えるのも投げ釣りのいいところでもあります。

投げ釣りに使うリール

投げ釣りをする際、 よく釣り具屋さんで投げ釣りセット的なものが安値で売られており、 ファミリーフィッシング用に購入している家族を見かけます。 家族で楽しく釣りをする程度ならセットになっているリールで十分ですが、 本格的な投げ釣りをするなら投げ釣り専用のリールを買うことをオススメします。

通常のスピニングリールに比べて 大口径スプールの大型リールになので投げ釣りの遠投には必要アイテムです。 また、ターゲットによってドラグ付きかドラグなしかを選ぶこともできます。 キスやカレイを狙うにはドラグなし、タイやスズキの場合はドラグ付きがいいでしょう。 番手は4000番ぐらいがちょうどいいとされています。

投げ釣りの難しさ

一言で投げ釣りといっても、それなりに奥深さや難しさがあります。 確かにイメージだけだとエサと錘を付けた仕掛けをぶん投げて後は アタリが来るのを待つだけの単純な釣りに思えます。

しかし投げ釣りで最も重要なのがキャスティング技術です! 投げ釣りは4m前後の長い竿で 思い錘の仕掛けをエサが針から離れないようにキャスティングしなければなりません。 そして一番の醍醐味である遠投をするにはかなりのキャスティング技術を必要とします。

キャスティング技術が備わっていないと 遠投どころかまともに飛ばす事もできません。 投げ釣り釣りにおいてキャスティングの飛距離は 釣果にかなりの影響をもたらします。

また10m、あと5m飛距離が足りるか足りないかでも 大きく釣果が変わることも珍しくありません! 次項では投げ釣りに必要なキャスティング技術の3つのコツを紹介していきます!


投げ方の練習3つのコツ!

ここからは キャスティングの練習方法や正しい姿勢、うまくなるためのコツを解説していきます! 練習をすることで確実に上達できる釣りです! コツを掴むことでキャスティング技術と釣果の向上を体感してみましょう!

投げ方のコツその1

まず最初に投げる際に確認するのがタラシの長さです。 タラシの長さは長ければ長いほど遠心力がつき飛ばしやすく飛距離が出ますが、 慣れないうちは1m前後でいいでしょう。

特にキス釣りなんかは仕掛けが長いので 投げる際に絡みやすく初心者には難しいので短めにとるといいです。 あとは周りに障害物や人がいないかしっかり確認してからキャストします。 投げ釣りでは遠心力を使って飛距離を出す技術がとても重要になってきます。

投げ方のコツその2

次に投げる際のフォームです。 キャスティングのときのフォームや体の使い方はボールを遠投するフォームと似ています。 目標に直線状にまっすぐ飛ばす投げ方ではなく、 滑空時間が長い放物線を描くような投げ方が理想です。 投げる際には投げる方向に両足を肩幅ぐらい開いて向けて、 リールガイドを真上に向け真っすぐに振り下ろします。

真っすぐ振れていればリールガイドが真下を向いているはずです。 投げ釣りのキャスティングの際にこの基本動作が非常に重要になります。 また、竿は真っすぐに振るのに対して体は横向きからヒネリを入れるように 竿を目標方向に振り下ろします。 練習を重ねて体に動きを染み込ませましょう。

投げ方のコツその3


3つ目のコツはフォームと同じぐらいかそれ以上に重要といえる 「目線」と「離すタイミング」です。 投げる時の目線は海上上空45度。 投げたい場所に目線を置くのではなく空に向かって投げるイメージです。 そして離すタイミングはラインをかけた指にもっとも力がかかるところです。

竿を振ってその竿のしなりと遠心力がおもりからラインを通して伝わる そのとき一番力がかかるところで離れると飛距離がでます。 慣れてくれば遠心力で自然と指が離れるのでそれまでは練習あるのみです!

また、何度も練習をしているとラインを抑える指が痛くなるので 専用のグローブを着用すると、痛みをきにせずより力強いキャスティングができるのでオススメです。

キャスティングの大会?!

キャスティングの基本的なコツを解説してきましたが、世の中にはキャスティングの大会があることをご存知でしょうか?実際に本当にあるんです!ルールに沿って決められた重さのおもりを付けてそれを大遠投して飛距離を競うというシンプルな大会があります。

大会に出場するような選手の中には、200m近く飛距離を出す人もいます! まさに日々の練習の成果と言えます。 それだけの飛距離を出せるようになれば 実際の釣りでもいい釣果が期待できること間違いないでしょう。

特に干潮時の大型河川の河口や遠浅になったサーフでの投げ釣りでは 遠投の技術があるのとないのとでは雲泥の差と言っていいほど釣果に差がでます。

投げ釣りにおいてはいかにターゲットに届かせるか、近づけるかが重要なポイントになってきます! こういったキャスティング大会にでるアングラーはキス釣りの大会に出場しているアングラーも多く、 まさに投げ釣りとはキャスティング技術=釣りの上手さを象徴したような釣りかもしれません。

まとめ

投げ釣りについていかがでしたでしょうか?ファミリーフィッシングでも本格派のアングラーも楽しめる投げ釣り。シンプルに手軽に多くの種類の魚を狙える楽しさと、それ故に感じる奥深さを併せ持った釣りです。

遊びもよし、真面目でもよし、もしかしたら楽しんで釣りをすることが一番の上達への道かもしれません、それが投げ釣りです。釣りをしたことがない人も、まだやったことがないアングラーのみなさんも是非挑戦してみてください!