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南アルプスを登山しよう!初心者向けルートで初めてでも安心!

南アルプスは、山が深く、緑豊かで他の山域にはない魅力がたくさんあります。南アルプスの魅力、北アルプスとの違い、登山するために必要な基礎知識、初心者におすすめのルートガイドを紹介します。南アルプスを登山して、その魅力を存分に味わいましょう。

2017年12月18日更新

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目次

  1. 南アルプスとは?
  2. 南アルプスの3つの魅力
  3. こんなにある!南アルプスの百名山!
  4. 南アルプスと北アルプスとの違い
  5. 南アルプスで見られる景色 4選
  6. 南アルプスの天気と、登山のおすすめ時期
  7. 南アルプスに初心者が登山するには?
  8. 南アルプス登山の特徴
  9. 南アルプスの登山で3つの注意すること
  10. 南アルプスを登山するために必要な3つの服装
  11. 南アルプスを登山するために必要な5つの装備
  12. 南アルプスを登山するために必要な7つの持ち物
  13. テント泊する場合に追加で必要な持ち物リスト
  14. 難易度低めで、初心者におすすめの登山ルートガイド
  15. まとめ

南アルプスとは?

アルプスとは山脈状に連なる山のことを言います。世界では、イタリアとスイスにあるアルプスが有名ですが、日本にもアルプスがあります。 日本では、北アルプス、南アルプス、中央アルプスの3つをまとめて日本アルプスと呼んでいます。 南アルプスは、長野・山梨・静岡の三県にまたがる、3,000m級の峰がそびえる、山脈です。山脈名だと、赤石山脈といいます。 南アルプスは、どっしりとした山容で、山頂や稜線は平坦な地形が広がっています。また、うっそうとした樹林帯が多く、森林限界(高木が生育できなくなる限界高度)の標高が割と高くなっています。 山梨県の西側の南アルプスの麓には、南アルプスにちなんで命名した、南アルプス市があります。

南アルプスの3つの魅力

南アルプスは、他の山域にはない、色んな魅力があります。南アルプスの魅力を3つにまとめました。

1. 緑が豊かで、稜線からの景色が素晴らしい

南アルプスは、太平洋側に位置しているので気温が高めで、降雪も、北アルプスと比べるとかなり少ないです。そのため、樹林帯がたくましく育っています。森林が生育できなくなる森林限界も、2,600m以上と、高いところに位置しています。 このように、標高が高いわりに緑が多い南アルプスの山々は、非常に美しい景観を見せてくれます。厳しい岩稜帯の北アルプスは、それはそれで格好いいのですが、南アルプスの緑の山々は、本来の自然らしさを感じさせてくれ、味わい深く景観を楽しむことができるでしょう。 また、位置的に日本一高い山の富士山が近いです。そのため、森林限界を歩くと、綺麗に富士山を見ることができます。南アルプスの山々のバックに、どんとそびえ立つ富士山は必見です。

2. 人が少なく、静かな山歩きが楽しめる

南アルプスは、山と山の間の奥まった場所に登山口があり、交通アクセスがあまり良くなく、たどり着くのに結構時間がかかってしまいます。そのため、南アルプスは、比較的登山者が少ないです。 しかしその分、思う存分に、山と向き合うことができます。森林限界の稜線では、緑の山々や富士山をひとりじめできるでしょう。

3. 山が深い、手つかずの自然を楽しめる

南アルプスは、手つかずの自然が残っており、本当の山らしさを感じることができるでしょう。樹林帯が多く、自然が豊かで、たくさんの高山植物と出会えるでしょう。また、動物もたくさんおり、山でしか見れないライチョウも容易に見ることができます。 南アルプスの手つかずの自然といえば、南アルプスの南部(光岳以南)にある、"深南部"でしょう。登山道が整備されていない、ヤブ山ルートがたくさんあり、ヤブ漕ぎマニアの人たちに愛されている山域です。初心者の方は、なかなか行く機会がないかもしれませんが、南アルプスの自然にはまったら、挑戦してみてはいかがでしょうか。

岩の上にライチョウがいます。

こんなにある!南アルプスの百名山!

南アルプスには、百名山がなんと10山もあります。100山のうち、1割も南アルプスが占めていることになります。百名山好きにはたまらないエリアといえるでしょう。 以下に、南アルプスの百名山をリストアップします。 ・甲斐駒ケ岳 ・仙丈ケ岳 ・鳳凰三山 ・北岳 ・間ノ岳 ・塩見岳 ・荒川岳 ・赤石岳 ・聖岳 ・光岳

南アルプスと北アルプスとの違い

南アルプスは、北アルプスと並んで、日本で最も規模の大きな山脈です。3,000m以上の山は、ほとんど北アルプスか南アルプスにあります。北アルプスは3,000m以上の山が10個、南アルプスで9個と、あまり変わりません。 しかし一方で、南アルプスと北アルプスの、山域としての特徴は、全く異なります。以下にその違いをまとめました。

山容、ルートの違い

北アルプスは、岩がごつごつしていて、男らしい山容が多いですが、南アルプスは、緑が多く、稜線もなだらかな地形が多く、女性的な印象です。 北アルプスは、ルートによっては危険箇所が多く、滑落事故が多く発生します。特に、冬は積雪が多く、登山はかなりの危険が伴います。 一方、南アルプスは、岩がごつごつしたような危険箇所は少なく、割と安全に登山が楽しめます。ただし、樹林帯が多く、山が深いので、道迷いによる遭難事故は起きやすいです。

北アルプスの山容です。

南アルプスの山容です。

交通アクセス、人の多さの違い

北アルプスは、登山口までの交通アクセスが比較的よく、上高地などの観光地もあって、多くの人が訪れます。 それに対して南アルプスは、交通アクセスがあまり良くなく、登山口にたどり着くまで結構大変です。そのため、訪れる人は北アルプスよりは少ないです。しかしその分、静かに、登山に向き合えます。

南アルプスで見られる景色 4選

南アルプスでは、色んな綺麗な景色を見ることができます。南アルプスの魅力的な4つの景色を紹介します。

1. 花崗岩

南アルプスでは、綺麗な花崗岩が見れる山がたくさんあります。花崗岩は、全体的に白っぽく見え、色んな形状した岩が重なり合った様は、なかなか珍しく、見る価値があります。 南アルプスの花崗岩は、山の緑と、天気の良い日の青空と絶妙にマッチして、美しい景観を見せてくれます。一見の価値があるので、これを見るために登山するのもおすすめです。

2. 豪快で美しい数々の滝

南アルプスの山々の麓の登山道では、色んな美しい滝を見ることができます。南アルプスの天然水という商品があるだけあって、水が綺麗で、その綺麗な水が流れる滝は非常に美しいです。 滝を見るには、甲斐駒ケ岳への登山道の尾白川渓谷、鳳凰三山への登山道のドンドコ沢などがおすすめです。

ドンドコ沢の滝です。

ドンドコ沢の滝です。

3. 緑の山々と綺麗な高山植物

南アルプスの緑豊かな山は本当に綺麗です。稜線から見ると、たくさんの緑豊かな山々が連なって、山の深さを感じさせてくれます。 天気の良い日は、空の青さと緑の山々が非常にマッチして、絶景です。南アルプスの森林限界まで登って、このような山々の景色を楽しむことを、是非おすすめします。

4. 富士山

天気の良い日は、緑の山々とともに、バックには立派な富士山を見ることができます。富士山は高くて目立つ山なので、街中からでも見ることはできますが、それとは異なり、南アルプスの稜線から見る富士山は格別です。 南アルプスの山々が連なる一番奥に、どっしりと構えている富士山の風景は、南アルプスでしか見れないでしょう。

こちらは朝日と富士山の景色ですが、雲海もあって、いい雰囲気です。

南アルプスの天気と、登山のおすすめ時期

登山おすすめ時期

南アルプスの天気は、太平洋側気候の特徴を持っており、夏は雨や雷が多く、冬は寒いです。冬は、北アルプスほど雪は積もりませんが、残雪は6月くらいまで残ります。 登山をするなら、残雪がなくなり、梅雨が明ける、7月末~10月くらいが最適でしょう。梅雨明けは天気の良い日が続くので、とくにおすすめです。また、7~8月は緑が綺麗な季節で、9月中旬から10月にかけては紅葉が楽しめるでしょう。

天気に関する注意点

・7~8月に対して、9~10月は気温がぐっと下がるので、寒さに対応できる服装を用意しましょう。長袖シャツやフリースなどの服装を用意するよいでしょう。 ・山での天気は非常に変わりやすく、雨が降りやすいので、レインウェアを携行し、登山中も天気の変化に注意を払いましょう。 ・南アルプスの登山は泊りがけの長いコースとなる場合があるので、天気予報は、事前によく確認しましょう。

南アルプスに初心者が登山するには?

南アルプスの登山は、ハイキングやトレッキングで登るちょっとした山と違って、コースが長く、危険な箇所もでてきます。しかしちょっとした山では味わえない達成感と感動を得られるので、是非とも挑戦することをおすすめします。

身近な登山経験者と一緒に行く

初心者の方が南アルプスを登山するには、登山の経験豊富な方と一緒に行きましょう。そうすれば道迷いによる遭難事故が起こりにくいし、何かあったときの対処法も心得ています。 周囲に経験豊富な方がいない場合は、住んでいる地域の山岳会や登山サークルに参加しましょう。そのような会に参加し、メンバーを誘うと、南アルプスはいい山ばかりなので、快く一緒に行ってくれて、親切にガイドしてくれるでしょう。

ガイド登山に参加する

また、お金はかかりますが、山岳ガイドと一緒に行くのも一つの手です。インターネットを調べると、南アルプスを案内してくれるガイドはたくさん出てきます。たとえば、モンベルは登山用品メーカーですが、ガイド登山も催行しています。モンベルだと実績もあり、おすすめです。難易度に応じて、色んなコースがあるので、自分に合ったものを選びましょう。

モンベル | イベント・ツアー | イベント一覧[トレッキング 憧れのアルプストレッキングへ行こう!]

南アルプス登山の特徴

日帰りか?泊りか?

南アルプスは、交通アクセスが悪く、コースタイムが長いルートが多いです。そのため、日帰りで行くよりも、泊りで行く場合の方が多いと思います。 アクセスが良い山で、健脚な方なら日帰りも可能ですが、快適かつ安全に登山するために、泊りに対応できるように服装、装備、持ち物を準備しましょう。

登りと下りで別のルートを選ぼう

スタート地点から山頂まで、同じルートを使って往復する登山を、ピストンといいます。ピストンだと登りと下りで同じ景色をみることになり、面白みが少なくなってしまいます。南アルプスは、ルートが豊富なので、登りと下りを別のルートにし、様々な景色を楽しむようにコースを組みましょう。

南アルプスの登山で3つの注意すること

南アルプスを登山する場合に特に注意したいことがあります。以下に、3つの注意すべき点を説明します。

1. 水場は事前に確認しておこう

南アルプスは長いルートが多く、汗をよくかくので、たくさんの水が必要です。できるだけ水をたくさん持っていけばいいのですが、重くて大変です。持っていく水の量を必要最低限にするため、水場を事前に調べておくことをおすすめします。 水場は登山地図に記載があります。稜線に上がる前の最後の水場で、できるだけたくさんの水を容器に確保しておきましょう。稜線に出ると、沢がないので水場は基本的にありませんが、山小屋で提供している場合(有料)もあるので、事前に確認しておきましょう。

2. 泊りの場合、山小屋・テント場とコースタイムは事前に確認しておこう

日帰りでは行けないようなロングコースを縦走する場合、山小屋やテント場に泊まることになります。計画を立てる際、登山地図を使ってコースタイムを確認し、自分の脚力で、日が暮れないうちに山小屋やテント場にたどり着けるか、よく確認しておきましょう。

3. エスケープルートを事前に把握しておこう

縦走をする場合、もし何かトラブル(天気の急変、軽いけが、事故など)があった場合、計画を変更して、下山する必要が出てくるかもしれません。そのようなときに、登山地図で、下るルートをエスケープルートといいます。 長い縦走ルートにおいては、一定区間ごとにエスケープルートを事前に確認しておきましょう。事前に確認しておくことで、何かあったときの対処が素早く行えるし、登山中の安心感にもつながります。

南アルプスを登山するために必要な3つの服装

南アルプスを登山するためには、以下のような服装が必要です。いずれの服装も、登山用のものを用意する必要があります。

1. トップス、ボトムス、アンダーウェア

たくさんの汗をすぐ乾かすために、吸湿速乾性の服装を用意することをおすすめします。吸湿速乾性のウェアは、化学繊維(化繊)素材でできています。普段着の綿素材の服装ではなく、登山メーカーが出している化繊のウェアから選ぶようにしましょう。

2. 登山靴、登山用靴下

登山靴は、足を保護して、疲れさせないようにします。また、雨や沢で水に濡れても大丈夫なように、防水性能をもったゴアテックス製のものが多いです。登山靴は、登山メーカーが出している、縦走にも対応した登山靴を選ぶようにしましょう。 また、あわせて、登山用の靴下(ウール+化繊の素材がおすすめ)も重要な服装なので、用意しましょう。

3. 帽子

帽子は、長時間の縦走中において、日除けのために必要な服装です。

南アルプスを登山するために必要な5つの装備

南アルプスを登山するためには、以下のような装備が必要です。安全かつ快適に登山するために必要な装備なので、登山専門店で選びましょう。

1. ヘッドライト

ヘッドライトは、緊急時や泊りで登山する時に必要な装備です。想定以上に時間がかかって、日が暮れてしまう場合のためにも、必須な装備です。 また、予備の乾電池も用意しておきましょう。

2. ザック(40-50L程度)とザックカバー

ザックは、持ち物を詰めるために必須の装備です。泊りにも対応できるような容量のものを選びましょう。 また、雨が降った時のためのカバーとして、ザックカバーも用意しましょう。

3. トレッキングポール

トレッキングポールは、歩行中の疲れを軽減してくれるので、あったら便利な装備です。南アルプスを縦走してロングコースを歩く場合には、おすすめの装備です。

4. レインウェア

レインウェアは、急な天気の変化に対応するために必須な装備で、防水性の高いゴアテックス製がおすすめです。

5. 手袋

手袋は、夏でも意外に寒い山で、防寒のために必須の装備です。

南アルプスを登山するために必要な7つの持ち物

南アルプス登山に必要な持ち物を以下にリストアップします。これらは、必要なときにすぐ取り出せるよう、ザックに詰めておきましょう。

1. 登山地図

登山地図は、道迷い防止のため、必須の持ち物です。登山地図は、昭文社の山と高原地図がおすすめです。25,000分の1の地図に、コースタイム、注意点が記載されています。また、おすすめコースのルートガイドが書かれた冊子も付属しています。

2. コンパス

地図と一緒に使う、コンパスも必要な持ち物です。地図とコンパスは道迷いを防ぐために、使いこなせるようにしておくことが望ましいです。

3. 水筒(ペットボトル可)

水分補給のために必要な持ち物です。普段使う水筒だと重いので、ペットボトルやプラティパス社の折りたためるタイプの水筒もおすすめです。

4. ツェルト

緊急時にビバーク(野営)するために必要な持ち物です。ただし、ツェルトだと少し高いので、エマージェンシーシートでもかまいません。

5. 行動食・非常食

南アルプスはロングコースなので、長時間歩くために、定期的なエネルギー補給が必要です。そのために、行動食・非常食は必要な持ち物です。

6. 防寒着

南アルプスは標高が高くて寒いので、歩行時に着ていた服装のままで休憩していると、寒いと感じるでしょう。そのようなときに、ウィンドブレーカーのような防寒着があると便利です。 また、早朝や夕方に山を歩く時に寒い場合があるので、フリースや軽ダウンジャケットも持っていくとよいでしょう。

7. ビニール袋

ごみを入れるのに必要な持ち物です。ないと不便に感じる持ち物で、かつ、忘れやすいので、持ち物のパッキングするときに、忘れないようにしましょう。

テント泊する場合に追加で必要な持ち物リスト

テント泊する場合は、以下の持ち物も追加で必要になります。 ・テント ・寝袋 ・スリーピングマット ・コッヘル(食器)、箸、スプーン、コップ ・バーナー ・ガス缶 ・ライター ・トイレットペーパー ・ナイフ ・食材

難易度低めで、初心者におすすめの登山ルートガイド

南アルプスは、たくさんの山があり、色んな登山コースがあります。山が深いので、中には、何泊もかけて縦走するようなルートもあります。ルートの選び方によって、難易度も様々です。 交通アクセスがあまりよくないのと、山頂までの距離と高度差が結構ある山域なので、初心者の方は、余裕をもって、泊りで登山することをおすすめします。無理に日帰りで行程を組むと、予想外に時間かかって、日が暮れてしまう恐れがあるからです。 紹介しても、しきれないくらい色んなコースがある南アルプスですが、難易度が低く、初心者におすすめの2つの登山コースについて、ルートガイドを紹介します。比較的交通アクセスがよく、歩きやすいコースで、かつ、綺麗な景色が楽しめるコースです。

1. 初心者におすすめの登山ルートガイド①鳳凰三山

鳳凰三山は、薬師岳、観音岳、地蔵岳の3つの山を合わせた総称を言います。それぞれの山頂が近い距離で隣り合っており、一度に3つの山頂を楽しめます。鳳凰三山では、白い岩肌の花崗岩と、白い砂の山容によって、珍しい景観を楽しめます。また、富士山もみることができます。 鳳凰三山に登るルートはいくつかあるので、おすすめの2つのコースを紹介します。

■夜叉神峠→薬師岳→観音岳→地蔵岳→広河原→バスで夜叉神峠 登りは約9時間、下りは約3時間半のコースタイムです。 登りは緩やかで単調な傾斜が続きますが、時間が長いので、途中の南御室小屋などで1泊するとよいでしょう。健脚の方は、鳳凰小屋まで初日に歩き、次の日朝はご来光を拝む、という楽しみ方もできます。 コースは長いですが、危険箇所が少なく、全体を通して異なる景色を楽しめる縦走なので、飽きないでしょう。 ■青木鉱泉→ドンドコ沢→鳳凰小屋→地蔵岳→観音岳→薬師岳→中道または御座石温泉→青木鉱泉 登りは約8時間半、下りは約6時間半のコースタイムです。 長いコースなので、鳳凰小屋で1泊するとよいでしょう。 登りのドンドコ沢は、沢沿いを上り詰めるコースで、途中合計4つもの立派な滝を楽しむことができます。綺麗な滝を見ながらも、険しくもあるので、スリルがあって楽しく登れます。ただし、急登が多くて道が険しく、沢を横切ったりする必要があるので、自信のない初心者の方は、御座石温泉から登るルートをおすすめします。また、天気の悪い日は、沢が増水するので、このルートは避けた方がよいでしょう。 御座石温泉のルートは、よく整備されており、眺望も良く、きれいな花も見ることができるので、おすすめです。

鳳凰三山あたりの地図です。

2. 初心者におすすめの登山ルートガイド②甲斐駒ケ岳&仙丈ケ岳

仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳はいずれも3000m級の百名山です。これらは隣り合っているので、1泊または2泊すれば、同時に2つの山を登ることができます。 仙丈ケ岳は女性的な美しさを持つ山、甲斐駒ケ岳は岩がごつごつした男性的な力強さを感じさせる山で、一粒で2度おいしい登山を楽しめます。 登山拠点は北沢峠で、大平山荘、こもれび山荘または長衛小屋に泊まることができます。また、テント場もあるので、テント持参して宿泊してもよいでしょう。 北沢峠に2泊で、初日は移動日、2日目に仙丈ケ岳登山、3日目に甲斐駒ケ岳登山、といった感じの行程を組めばよいでしょう。

こちらが仙丈ケ岳です。

こちらは甲斐駒ケ岳です。

■北沢峠→仙丈ケ岳 登りは約4時間、下りは約3時間のコースタイムです。 仙丈ケ岳山頂に向かうには、藪沢コースと小仙丈ケ岳経由の2つのコースがあります。2つのコースそれぞれを、登りまたは下りにして、山頂経由の周回コースとすると、色んな景観が楽しめます。藪沢コースでは、途中お花畑を見ることができ、小仙丈ケ岳経由の場合は、素晴らしい眺望の稜線歩きができるでしょう。 ■北沢峠→甲斐駒ケ岳 登りは約4時間、下りは約3時間のコースタイムです。 登りに仙水峠経由、下りに双児山経由だと景色を眺めるのにちょうどよいでしょう。 甲斐駒ケ岳山頂付近はかなりの急登です。岩場を歩くコースと巻き道コースをどちらか選びますが、岩場を歩くコースの方が難易度高めです。初心者は滑落の危険があるので巻き道コースを選ぶといいかもしれません。自信があるなら、登りに岩場コース、下りに巻き道コースを歩くとよいでしょう。

仙丈ケ岳&甲斐駒ケ岳あたりの地図です。

まとめ

南アルプスの魅力、北アルプスとの違い、初心者が登山するために必要な基礎知識、服装、装備、持ち物を説明しました。また、初心者におすすめな2つのルートガイドを紹介しました。 南アルプスは、その山深さから、たくさんの魅力であり、はまる人はどんどんはまると思います。是非とも、南アルプスの魅力を味わうために、一度登山することをおすすめします。

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