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ペットにおすすめの亀の種類9選!小型で飼いやすいのは?飼い方や値段、寿命も解説!

亀はペットに人気の動物です。亀の飼い方や値段・寿命に関することから飼育に必要なものを解説します。また安い値段で飼える種類から小型で飼いやすい亀までおすすめを9選して紹介します。亀のことを知った上でペットに迎え入れるようにしましょう!
更新: 2023年12月14日
さくらドッグ
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亀はペットにおすすめ!

亀の飼育方法を解説!

Photo by 三木貴幸

亀は種類にもよりますがペットとして飼いやすい動物で人気です。亀を飼育するのに必要な知識である亀の生態や必要なものと世話の仕方を解説します。自分の気に入った亀を愛情込めて育ててあげましょう。きちんと世話をすれば亀は懐いてくれる動物です。

飼い方や値段・寿命まで

生態ごとの飼い方や値段・寿命に関することを解説します。種類によってはとても安く飼い始められますが、大きく成長した亀を手放してしまう人がいるのも事実です。亀は基本的に寿命が非常に長い生き物となりますので、飼育する際は最後まで世話できるかよく考えてからペットにするようにしましょう。

小型から飼いやすい亀までおすすめを紹介!

ペットにおすすめする可愛い小型亀から一人暮らしでも飼いやすい亀などを紹介します。亀は人気の個体から安いもの・高いものと様々ですが、お気に入りの亀を見つけてみましょう。亀を購入するときの注意点も解説します。

亀を飼育しよう!

亀について

Photo byRKPhoto

亀は爬虫類・カメ目に分類される動物の総称です。特徴としてはいずれの種類も甲羅を持ってる点となりますが、近年では甲羅を持たない亀の化石が出土したことから甲羅のない種類がいたことが証明されてます。生態や種類によって10センチ未満の亀から最大で180センチを超える亀までさまざまな大きさの個体が生息しています。

値段

亀は希少性によって値段が高いものもいます。人気があり、よく飼育されるミシシッピニオイガメなどは5000円程度から個体を購入できます。初心者は個体以外の設備などを含めても安い値段で済む種類を選ぶようにしてみましょう。

寿命

「鶴は千年・亀は万年」と言われるように非常に寿命が長い動物として知られてます。亀は細胞の代謝が遅いとされており、そのため寿命が長いと考えられています。記録に残ってる最長寿命は152年です。ペットにする際も長い付き合いになると知った上で適切な飼育環境を整えてあげてください。

飼ってはいけない種類

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ワニガメやカミツキガメなどは飼育するのに許可が必要なため許可なしでは飼育できません。飼育するためには定められた基準に沿った環境や設備を整えて申請する必要があります。

生態系を乱すおそれや人に損害を与える可能性がある動物を飼育する場合は事前によく調べてから購入しましょう。また不当な販売ルートからの購入は避けるようにしてください。

生態は3つある

Photo byFree-Photos

亀はあらゆる生態環境に適応してきた動物です。主に陸上棲・水棲・半水棲の3種類の生態に分けられます。亀の種類によって適した環境が異なりますので、種類に合った飼育環境を整えてあげることが元気な亀を育てる秘訣です。ここではそれぞれの生態環境を消化します。

陸上棲

ゾウガメに代表する陸上棲の亀は分厚い皮膚と強い足を持っています。現在ではワシントン条約で指定されている種類がほとんどで飼育できる種類が限られています。飼育環境としてはできるだけ大きな水槽を用意して歩き回れるスペースを確保してあげるようにしましょう。

水棲

水棲の亀はほとんどを水中で過ごしますので陸になる木や石を積み上げて上がれる部分を1割、その他を水にするようにしてあげると元気に育ちます。水換えが難しくなるので濾過フィルターを必ず設置しましょう。

半水棲

半水棲の亀は水辺付近に生息しています。そのため飼育する場合も陸となる場所を多めに用意する必要があります。室内では紫外線ライトを使ってホットスポットになる場所を用意してあげるようにしてください。

亀の飼育に必要なもの

亀の飼育に必要なものをそれぞれ目安となる大きさや材質などに分けて紹介します。亀の生態や飼育環境によっては不要なものもありますので、それぞれの亀の生態に合わせて揃えるようにしてください。

水槽

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亀を飼育するほとんどの場合で水槽を使います。亀の大きさによって大きさを調整しましょう。水槽の大きさの目安としては最低でも横幅・奥行きが体長の5倍以上:3倍以上の大きさが必要です。大きければ大きいほどストレスの少ない環境を整えられますが、値段も比例して高くなりますので、丁度よい大きさの水槽を選びましょう。

ヒーター

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亀は変温動物です。気温が低くなると冬眠に入りほとんど動かなくなります。陸棲の亀は必要ありませんが、水棲・半水棲の亀の場合は熱帯魚用のヒーターを使用して常時25度を保つようにしてください。

ライト

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亀は日光を必要とします。日光浴ができないと体温の低下につながります。また太陽光線に含まれる紫外線を浴びることで成長しますので、紫外線不足にならないように紫外線・バスキングライトが必要です。

床材

Photo by Laineema

床材は敷かなくても飼育できますが、見栄えのためには入れておく方がよいでしょう。陸棲の亀にはウッドチップなどを水棲・半水棲の場合は目の荒い川砂などをおすすめします。

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亀は雑食性となり基本的になんでも餌とします。ペットショップで購入するときにこれまで餌にしていたものを聞いておくと飼育し始めるときに亀のストレスを減らし、慣れやすくなります。基本的には亀専用の餌を与え、副食としてミミズやアカムシなどを週に1回を目安に与えるとよいでしょう。

亀の飼育は安い?

Photo bykschneider2991

亀は小学校で飼育されていたり、小さな子供でも種類によっては安く手に入るため比較的安い飼育費用で済むと考えがちですが、実際に安く飼えるのでしょうか?適切な環境や餌を整える場合を考えて実際に掛かる値段を解説します。

設備費の目安

水槽 4000円
紫外線ライト 3000円
水中ヒーター 3000円

設備費用の目安は上記のように1万円程度が目安となります。床材や水槽の大きさ、ライトの数によって変動しますが、適切な環境を整えるにはある程度費用を割く必要があります。

餌代の目安

毎月の餌代の目安は500円程度となります。専用餌を含めて生野菜や煮干し、果物を与えましょう。カルシウムとタンパク質を補給するために定期的に虫や金魚などの生餌や干しエビを与えてあげましょう。

亀の飼い方を知ろう!

こまめな世話が寿命を伸ばす

Photo byTeeFarm

亀は生命力・適応力ともに高い動物です。粗悪な環境でも生きることはできますが、元気に育てて寿命を全うさせるためにはこまめな世話が必要です。ここでは毎日欠かせない亀の世話を解説します。

亀の飼い方1:餌やり

亀は雑食性ですが、種類によっては肉食性の強いものもいます。飼育種類によって餌のやり方を分けましょう。餌はあげた分だけ食べてしまいますので適量を与えましょう。

基本的には亀用フードを1日に1回、肉食性が強い亀にはメダカや金魚などの生き餌を与えてください。大人の大きさにまで成長したら餌やりの頻度を2日に1回にし、肥満にならないようにしましょう。いずれも亀の様子を観察して柔軟に対応してください。

亀の飼い方2:床材交換

陸棲の亀の場合は床材を月に1度は全部交換し、水槽も綺麗にしてあげましょう。日常的には排泄物を取り除き、減った分の床材を足すようにしてください。床材の下にペットシーツを敷き、その上に床材を少量乗せるようにすると手入れが楽なためおすすめします。

亀の飼い方3:水換え

水棲・半水棲の亀の場合は水換えをしましょう。濾過フィルターを使用している場合は半月ごとに水槽の半量の水を交換し、フィルターを使用せず、少量の水を底に張っている場合は1日から2日ごとに水を全部交換してあげましょう。いずれの場合もカルキ抜きと温度合わせをしてください。

亀の飼い方:注意点

Photo bymiiya

亀を飼育し始めたばかりの頃は嬉しくて過剰に触れてしまいがちとなります。しかし、基本的に亀は臆病な性格をしているため、過剰なスキンシップはストレスの原因となりますので注意しましょう。

また大きくなった亀は浅い水槽だと脱走してしまう可能性が高まりますので、水槽の高さにも気を付けましょう。私たちが気をつけるべき点としては亀に触れたり、世話をしたりしたあとは必ず手を洗いましょう。サルモネラ菌を保有している可能性があります。

亀の飼い方:脱皮

亀は脱皮することで成長します。飼い始めて慣れないうちは「病気かも?」と心配になりますが、自然なことですので、よく観察して見守るようにしてあげましょう。他の爬虫類と異なり、頭や手の脱皮と甲羅の脱皮に分かれますのでそれぞれ解説します。

脱皮1:頭・手

頭や手の脱皮は水中にいるときにふわふわと皮が浮き上がっているように見えます。陸上では気が付きにくいかもしれません。あまり目立たないため、脱皮自体に気がつかないこともあります。脱皮が上手く行かないときは手で取れる部分を剥がしてあげるとよいでしょう。

脱皮2:甲羅

甲羅の脱皮は乾燥しているときに気付きやすく、甲羅が部分ごとに鱗状に浮き上がってきます。紫外線が不足すると甲羅は上手く脱皮できず、脱皮不全になってしまいます。日光浴か紫外線ライトを設置してあげましょう。

亀の飼い方:病気

Photo by faungg's photos

亀は基本的には丈夫な動物です。飼育環境を適切に保てばあまり病気になりません。ここでは亀が罹りやすい病気と症状から原因と対策まで解説します。亀の様子がおかしいと感じたら早めに動物病院を受診しましょう。


病気1:風邪

亀も風邪をひきます。水に浮いたまま、もしくは潜水しにくうそう、鼻水・くしゃみが症状です。飼育環境が悪化したり栄養不足が続くと風邪をひきやすくなります。室温を30度に上げたりぬるま湯に浸けてあげると効果的です。早めに受診し、環境を整えて、栄養ある餌を与えるようにしてくださいい。

病気2:水カビ病

水カビ病は甲羅や皮膚に白っぽいカビが発生し、炎症や皮膚の剥がれが見られます。日光不足やストレスなど亀の免疫力が低下しているときに細菌感染してしまいます。水質改善と日光浴を十分に行いましょう。

こまめに掃除・水換えをして清潔な環境を整えると予防に効果的です。症状が改善されないときは動物病院を受診しましょう。

病気3:代謝性骨疾患

亀をはじめとする爬虫類は飼育環境や餌次第で骨の成長が上手く行かずに骨疾患を患う場合があります。小さな頃になった骨疾患でも生涯残る可能性が高いので骨疾患にならにように注意しましょう。

手足の腫れや成長不振、骨折などが症状です。多くは不適切な環境に起因するものですので、運動・餌・温度と飼育環境を整えてあげるようにしましょう。

ペットにおすすめの亀:小型

おすすめの小型亀を紹介!

飼育スペースが限られる集合住宅でも飼育しやすい小型の亀を紹介します。小さい姿は愛らしく、見ているだけで癒されます。気になる種類の亀を見つけてみましょう!

おすすめの小型亀1:ミシシッピニオイガメ

Photo bymanfredrichter

ミシシッピニオイガメは丸みを帯びた甲羅がかわいい亀です。体長も最大で12センチ程度の大きさにまでしかなりませんので、省スペースで飼育できます。流通数も多いため、比較的安い値段で買えるのも人気ポイントです。ニオイガメと名前にあるので「臭くなるのか?」と心配になりますが、飼育下では心配ありません。

基本情報

生息環境 水棲
寿命 約30年
値段 3000円〜5000円程度
 

おすすめの小型亀2:カブトニオイガメ

Photo byGauthierpous

カブトニオイガメは甲羅がこんもりと山なりに尖っている特徴があります。泳ぎが得意で深い水槽で飼育すると優雅に泳いでいる姿を楽しめます。成体の体長は15センチ程の大きさになります。

基本情報

生息環境 水棲
寿命 約20年
値段 5000円〜8000円程度

 

おすすめの小型亀3:ニホンイシガメ

ニホンイシガメは日本固有種です。平べったい甲羅が石のように硬いことから名付けられました。準絶滅危惧種に指定されていますが、ペットとして人気がある亀となります。

基本情報

生息環境 半水棲
寿命 約20年
値段 3000円〜5000円程度

 

ペットにおすすめの亀:一人暮らしでも

おすすめ飼いやすい亀は?

一人暮らしでも飼いやすいおすすめの亀を紹介します。飼い始めるのに安い値段だったり、飼育数が多い亀は相談しやすかったりとメリットがあります。飼いやすい亀を見つけてみましょう。

おすすめ飼いやすい亀1:クサガメ

Photo by coniferconifer

クサガメは中国から日本に分布されている亀です。小さい頃はゼニガメと呼ばれて親しまれています。個体数が多く安い値段で飼い始められますので、初心者のはじめの1匹におすすめです。オスの場合は体長が15センチ程度ですが、メスの場合は25センチ程度まで大きくなりますので注意が必要です。

基本情報

生息環境 水棲
寿命 約30年
値段 1000円〜2000円程度

 

おすすめ飼いやすい亀2:キボシイシガメ

キボシイシガメは小型ながら甲羅に入る黄色い点状模様が美しい亀です。アメリカに生息している亀ですが、保護対象となっており国際的な取引は制限されています。日本では繁殖個体が安定して流通していますが、比較的値段が高めの亀となります。

基本情報

生息環境 半水棲
寿命 約40年
値段 20000円〜35000円程度

 

おすすめ飼いやすい亀3:ヘルマンリクガメ


ヘルマンリクガメは丈夫で、体の大きさも20センチ程度の大きさに納まり、人になつきやすいと一人暮らしでも飼いやすい条件が揃った種類の亀です。ヨーロッパが原産地となりますが、ペット用の乱獲や生態環境の破壊によって国際的には飼育や取引に制限が掛けられている種類となります。

そのため価格は安いものではありません。またヘルマンリクガメには生息分布ごとに亜種があり、飼育に適した環境や生態が異なります。購入前にはよく確認して飼育するようにしてください。

基本情報

生息環境 陸棲
寿命 約40年
値段 15000円〜35000円程度

 

ペットにおすすめの亀:珍しい種類

飼ってみたい!珍しい亀

ここで紹介する亀は初心者向けというよりは亀の飼育に慣れた人におすすめしたい種類の亀ばかりです。特徴的なフォルムや愛好家に人気の亀を紹介します。いずれも珍しい亀なので値段は決して安いとは言えませんが、いつかは飼ってみたい亀たちです。

おすすめ珍しい亀1:ニシキハコガメ

ニシキハコガメはアメリカからメキシコに生息している種類の亀です。ニシキハコガメは鮮やかな色と甲羅の模様が美しく、愛好家の中でも非常に人気が高いのですが、流通量が非常に少なく、値段が高い亀となります。生態は半水棲に分類されますが、陸棲に近い環境が適しているため飼育時も調整してあげるようにしてください。

基本情報

 

生息環境 半水棲
寿命 約40年
値段 120000円程度

 

おすすめ珍しい亀2:マタマタ

マタマタは南アメリカに多く分布している亀です。画像を見てもわかるように独特なフォルムが特徴的となり、愛好家の間でも人気の亀とです。甲羅や独特な頭の形は川底の落ち葉に擬態するためと考えられています。

特徴的な見た目が人気ですが、餌の選り好みがあり、生き餌しか食べない個体がいたり、あまり動かない種類だったりと亀が好きな人以外にはおすすめできない種類です。それだけマニア好きな亀と言えます。

基本情報

 

生息環境 水棲
寿命 約40年
値段 20000円〜30000円程度

 

おすすめ珍しい亀3:モリイシガメ

モリイシガメはぱっと見では地味な亀に見えますが、甲羅はには美しい放射模様が入り、腹側からみいるとオレンジの鮮やかな色が入るという特徴があります。個体数が少なく、安い値段ではありません。しかし日本の気候にも馴染みやすいため、珍しい種類ですが、飼いやすい亀と言えます。

基本情報

 

生息環境 半水棲
寿命 約30年
値段 100000円程度

亀は飼いやすい人気のペット!

まとめ

Photo byPexels

亀は種類にもよりますがペットとして飼いやすい動物です。亀の飼い方や値段・寿命に関することを解説しました。亀は寿命が長い生き物となりますので、飼育する際は最後まで世話できるかよく考えてからにしましょう。

ペットにおすすめの小型亀から一人暮らしでも飼いやすい亀などを紹介しました。人気の個体から安いもの・高いものと様々ですが、自分の気に入った亀を愛情込めて育ててあげましょう。

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