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ペットに人気の爬虫類ベスト6!よくなついて飼いやすい初心者にもおすすめの種類は?

ペットの人気ランキングでも少しずつ順位が上がってきたのが初心者でも飼いやすい爬虫類。一人暮らしの寂しさを紛らわせてくれる部屋飼育が可能な、なつきやすいと言われるペット向けの爬虫類の中から人気が高いおすすめのものをその飼い方概要とともに紹介しましょう。
更新: 2023年12月7日
佐藤3
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はじめに

飼いやすいおすすめ爬虫類ペットをランキングで紹介

Photo bytorstensimon

一人暮らしの部屋などで飼うペットには爬虫類がおすすめです。鳴き声はほとんどなく静かで、大型の種類でなければそれほど広い飼育スペースを必要としないため。トカゲなどの爬虫類は寿命もちょうどよく長生きなのも人気の理由。値段もカメレオンや一部のトカゲをのぞいてだいたい10000円前後で買えるところも飼いやすいといわれています。

今回はそんな爬虫類のペット向けの種類から独自ランキングでベスト6を選出!簡単な飼い方概要や初心者が注意したい飼い方ポイントなどひとこと添えて6位から順に解説していきましょう。

爬虫類の種類

爬虫類と聞いてどんな生き物を想像するでしょうか。この分類については人それぞれイメージがあるようです。まず最初は爬虫類とはどんな生き物なのか。よく知らない人は分けにくいといわれる両生類との違いについて解説します。

爬虫類に分けられるのは4種類の生き物

フリー写真素材ぱくたそ

現在爬虫類に種類分けされているものでポピュラーなのがカメ・ヘビ・トカゲ・ワニの4種類。さらにトカゲの中にイグアナ・ヤモリ・カメレオンが含まれるので7種類という分け方をされる場合もあります。

両生類との違いは

Photo byFrankWinkler

カメは水の中にもいるから両生類ではないか・なぜカエルがいないのかと疑問に思われる方もいるでしょう。分類の種類分けの方法は完全に水からあがっているかそうでないかです。水辺に生息していることがあっても水がないと生きられないものは両生類。水がなくても生きられるものが爬虫類です。

たとえばカエル。森に住む種類であってもオタマジャクシ時代は水がないと生きられないので両生類という種類になります。これはタマゴを水中に生むか土の中などに生むかでも種類分けの目安となるでしょう。

よくなつくペット向け爬虫類ランキング6位エボシカメレオン

さて、それでは早速ランキング6位から見ていきましょう。最初は子供でもその特徴的な姿は一度見たら忘れられないという生き物カメレオンです。飼い方が難しそうと感じるかも知れませんが人になつく飼いやすい爬虫類のなかま。

一度は飼ってみたいエボシカメレオン

Photo byclintonwpillay

カメレオンの中でも特に色がきれいでペット向き。長い舌でハエなどの虫を捕まえて食べるその姿はテレビなどでも目にしたことがある方も多いでしょう。生き物として人気が高いのですが、成長すると大きさがオスで65cmほどともなるので飼える環境がある方のみとなるため惜しくも6位という結果となりました。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

爬虫類といえばエサにコオロギなどの生き餌を使わなくてはいけないというのがハードルが高い方もいるでしょう。このカメレオンの特徴はフルーツなども食べることができるというエサやりの間口の広さです。これなら家族という協力者がいない一人暮らしでもお世話ができそうと感じたのではないでしょうか。

エボシカメレオンの飼い方概要

カメレオンの天敵は鳥ですので、上からの視線にとても敏感です。まずケージの設置場所は目線かそれよりも上にしてください。エサはなるべく生きたままカルシウム粉をふりかけたものを与えます。また骨を丈夫にするための赤外線ランプも設備として用意・当てるようにすれば良いでしょう。

初心者が注意すること・飼育ポイント


カメレオンの居場所として手頃なサイズの枝をケージの中に置いてあげてください。ペットの家を飾ろうと植物類を設置すると食べてしまうことがあるので食べられたくないものは置かないよう注意。体の色で気温が暑い寒いと表現します。いつもよりも色が濃ければ寒く色が薄くなったら暑く感じている証拠です。

よくなつくペット向け爬虫類ランキング5位コーンスネーク

ヘビというと少し怖いというイメージを持たれる方もいるかも知れませんが、ハンドリングできるくらい慣れてくるとさわり心地が良い・よく見るとかわいい顔をしていると知らない良さが感じられるペットです。

美しい姿が人気のコーンスネーク

ヘビはお好きな人はとても魅力的に感じる爬虫類でしょう。ハンドリング(手のり)したいと憧れている方も多いのでは?性格が大人しくて人になつくタイプといわれているのがコーンスネーク。カラーはいろいろありますが、淡い色合い(白っぽい)ものが人気が高いようです。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

個体差はありますが何といっても大人しくて人に触られてもじっとしていることが多いのがコーンスネークの魅力です。またサイズも成長しても15cm程度と小さなケージで飼えるため一人暮らし向けのおすすめヘビといえるでしょう。

コーンスネークの飼い方概要

エサとして冷凍のマウスを与えます。生きているものでなくても良いのでエサやりは比較的簡単。体長に合わせてマウスからラットにしても。水浴びをしますので水入れもケージに入れてあげると良いですね。

もちろん温度調整のためのヒーターは冬の必需品となるでしょう。ちなみに原産地であるアメリカは昼30度夜10度と気温差がある場所。そんなところの出身の生き物だということを意識してください。

初心者が注意すること・飼育ポイント

ベビーのうちに購入した場合は最初1年は冬眠させないよう注意してください。2年めからは冬眠させても良いですし冬も室温に気をつけて冬眠しないようにしてもOK。ヘビの中では比較的寒さには強い品種です。

よくなつくペット向け爬虫類ランキング4位グリーンイグアナ

まるで小さな恐竜グリーンイグアナ

Photo byVIVIANE6276

イグアナは家族で飼っているとエサをくれる人と自分にいたずらをする子供など人を見分ける知能があり寄ってきたり避けたりするといわれます。ですから普段からお世話をしているとエサをねだったりとかわいい姿も見せてくれる、飼っていて楽しいよくなつく爬虫類。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

そんなイグアナの中でもグリーンイグアナが良いのはこの種類は草食であるということ。エボシカメレオンと同様に生きた虫や小動物をエサとして与えるのが苦手という方でも飼いやすいのが多くの人から人気が高くおすすめの理由。

グリーンイグアナの飼い方概要

飼育は小さなうちはケージの中で、大人になったら部屋で放し飼いにするという飼い方もされます。大きなガラスケースなどを用意できるなら、その中に水場と移動して遊べる枝の組み合わせなどを設置してあげることをおすすめ。紫外線のライトは爬虫類には必須といって良いアイテムなので、用意してあげてください。

初心者が注意すること・飼育ポイント

イグアナは自分の体温を高く保つことにより体の健康を保っています。部屋の中で放し飼いにする場合でもできれば高所に体温調整用のライトとそこに上がるための枝を設置してあげて、寒くなったら自分でいけるよう工夫してあげましょう。ちなみにイグアナの適正気温は日中は30度程度と高温が好きな生き物です。


よくなつくペット向け爬虫類ランキング3位ヒョウモントカゲモドキ

いよいよランキングベスト3の紹介に入ります。ここまでも静かで大人しく初心者でも飼育が比較的楽な爬虫類でしたが多少大型なものが目立ちました。ここからはより一人暮らしでも飼いやすい手頃なサイズ感のものが登場してきますよ。

愛らしい姿が人気のヒョウモントカゲモドキ

Photo by monoooki

おすすめ3位として見ていただくのはヒョウモントカゲモドキ。これはトカゲと名前が付いていますが実際はヤモリの種類。英語ではレオパードゲッコー(レオパードとは豹の意味)と呼ばれており暗褐色の模様が入っているのが特徴。

しかし最近では豹柄模様以外にもさまざまなカラーバリエーションが揃っておりコレクションしている方もいるほどです。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

販売価格が5000円くらいから買える手軽さながらも、面白い模様のものが買えたりとコレクター要素が強い爬虫類で人気があります。大きさは最大になっても20-25cmほどなので一人暮らしの部屋での多頭飼いも十分可能。もちろん大人しくて静か・人をあまり怖がらない種類なので飼いやすさもおすすめポイントです。

ヒョウモントカゲモドキの飼い方概要

エサはペットショップで販売されているコオロギやピンクマウスなどの他に人工餌も食べます。

ヒーターや止まり木となる枝が必要なのはトカゲ系爬虫類のお約束ですが、寒い時だけでなく暑い場合の逃げ場ともなるので通り道はひとつより多岐になっている方がおすすめ。週に1度程度で人が入るよりもぬるいお風呂程度のぬるま湯での水浴びをさせてあげてください。

初心者が注意すること・飼育ポイント

人に触られても嫌がらないといわれるヒョウモントカゲモドキですが飼い始めのうちは手では触れずにピンセットなどを使ってエサを与えるようにしてください。

暗い所を好む性質を持っているので、うっかりケージから出して放置してしまうと部屋の中で見つけられなくなってしまうことも。自由にさせてあげるときはなるべく目を離さず見守ってあげましょう。

よくなつくペット向け爬虫類ランキング2位フトアゴヒゲトカゲ

愛嬌と貫禄が同居!フトアゴヒゲトカゲ

Photo by jinkemoole

爬虫類に多い柔らかくふにふにとした感触のさわり心地の良さと愛嬌がある顔つきながらも堂々とした態度も人気のフトアゴヒゲトカゲ。寿命は6-8年程度から長生きするもので10年と犬猫とほぼ同じくらいなのもペットとして飼いやすいものでしょう。トゲは形的に硬そうに見えますがゴムのようなものと思っておくと想像が付きやすいです。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

こちらも野菜など植物をエサとして与えられるのがおすすめ理由。温和で人をこわがらない性格をしているためハンドリングも比較的成功しやすいでしょう。

ふだんはとても大人しいのですがおこると喉を膨らませて威嚇します。これがフトアゴヒゲトカゲの名前の由来。声を出すことが少ない爬虫類ですが体の変化で気持ちを表現してくれるので気持ちも通じやすいです。

フトアゴヒゲトカゲの飼い方概要

ケージの置き場所は他の爬虫類と同様目線かそれ以上の高さ。オーストラリアの砂漠原産のトカゲですのでその環境を意識した飼育をすると失敗しづらいでしょう。エサは野菜も食べるといいましたが、小さな内はとくにコオロギをあげるとカルシウム不足が解消されます。

またミルワームはエサであると同時にその動きがフトアゴヒゲトカゲの捕食感覚を刺激するおやつ兼おもちゃのようなもの。あげすぎはよくありませんが時々少しだけ与えることをおすすめします。

初心者が注意すること・飼育ポイント

初心者がフトアゴヒゲトカゲを飼育する上で注意したいのが脱皮後の様子です。これはこの種類に限ったことではありませんが、脱皮前の皮膚が指先などに残っているのを放置するとそこがだんだん壊死状態になってきます。ぬるま湯とピンセットを用意して無理強いしない程度にやさしく古い皮膚を取り除いてあげるようにしましょう。

よくなつくペット向け爬虫類ランキング1位ヘルマンリクガメ


最後に堂々1位としてご紹介したいのがヘルマンリクガメです。カメというととても大人しい生き物だというのはもうおわかりですね。ただ大人しいだけでなついたとは言えませんよね。なぜヘルマンリクガメがおすすめ爬虫類1位なのか解説していきましょう。

大人しくて人になつくといえば!ヘルマンリクガメ

出典: https://unsplash.com/photos/J1R-xl_TPPM

ヘルマンリクガメはリクガメの仲間の中ではあまり大きく成長しない飼いやすいサイズの爬虫類です。生息地はヨーロッパ地中海沿岸地域で、日本とは気候が似ているため気温調整もそれほど苦労することはないでしょう。

もちろんカメ特有のおっとりとした性格、のんびりとした動きは見る人の心を癒やしてくれるだけでなく人に対して恐怖心がないどころか好意すら見せてくるのがリクガメ全般の特徴となっています。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

爬虫類は群れることがないため人になつくことはないという人がいるのも事実。犬のようにしっぽを振ったり飼い主にじゃれついてくることは無いのでそれもあたっているのですが、このヘルマンリクガメは飼い主を認識して好意を持って後追い行動をします。

これは他の爬虫類にはあまり見られない行動でそれが1位の理由。また動きもスローモーなので一人暮らしの部屋でちょこちょこ動き回ってあなたの方に近づいてくる姿をじっくり観察する楽しみも味わえるでしょう。

ヘルマンリクガメの飼い方概要

リクガメは動くことでストレスを発散するのでケージの大きさは十分なものを用意してください。目安として甲羅の大きさの5倍程度といわれています。ケージが小さい場合は出して部屋を歩き回らせてあげられると良いですね。ヒーターは必須ではありませんが、朝晩の冷え込み対策として用意してあげられると安心です。

食事は野菜中心。しかしほうれん草や小松菜といったシュウ酸が多く含まれるものには注意が必要で中心に与えるのはレタスやキャベツとなるでしょう。慣れるまでは手で与えず置いたものを食べさせるようにするのが逆になつきへの近道となるポイント。

初心者が注意すること・飼育ポイント

ヘルマンリクガメのようなカメを飼う場合の注意点もやはり赤外線ライトの必要性でしょう。カメの場合骨だけでなく甲羅の丈夫さ・しいて言うなら体の保護のために必要なものとなるからです。時々日光浴をさせると良いのですが、ケージを窓際などに設置するのは気温差の激しさの点からおすすめできません。

注意点は2つで骨を育てるライトまたは日光浴と、運動をさせるためのスペース(部屋に放し飼いでも)。あとは気長に付き合っていくうちに後追いをするくらいかわいい姿を見せてくれるようになる飼いやすい動物。

まとめ

一人暮らしでも飼えるなつくペット向けの爬虫類は多い

出典: https://unsplash.com/photos/_rK32L_RjtU

爬虫類を飼うのが初心者の方でも扱いやすい大人しくて人になつくタイプのペット向けなものをランキング形式でご紹介してきましたがいかがでしたか?飼い方は要点程度の解説となってしまいましたが、爬虫類は一貫して寒がりなのでヒーターが・室内管理だと骨が弱くなるためそれを補う赤外線ランプと2つの機器の設置が必要とお考えください。

またおすすめの種類ですが個体差もありますので無理にハンドリングをしようとしないなどもストレスを減らして長く楽しく一緒にすごすコツです。今回解説してきた内容を爬虫類ペットの選び方のヒントとしてぜひご活用くださいね!

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ペットの好みは個人差がありますが、一人暮らしとなるとあまり大型なものよりも小型・活発な種類よりもよくなつく大人しいご近所にご迷惑にならない性格の動物に人気が集まるようです。そんな動物をお探しでしたらぜひこちらも参考にされてみてはいかがでしょう。