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初めてのスノーボード入門!準備する物〜滑り方までスノボの始め方をご紹介!

今年の冬からスノーボードを始めてみませんか。スノーボードの始め方は非常に簡単で、しっかり練習をすれば誰でもすぐに上達します。この記事では、そんなスノーボードを始めようとしている人に準備物から滑り方のコツやアドバイスまでまとめました。是非参考にしてください。
更新: 2021年1月24日
海龍
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はじめに

これからスノーボードを始める、という初心者の人はマナーやスノーボードをする際の服装など、基本から理解することが必要です。

この記事では、そういったスノーボードから始める、という初心者の人を対象にスノーボードの始め方や上達するためのアドバイスを解説していきます。是非参考にしてください。

スノーボードの始め方

まずは、始め方について紹介していきます。いきなり一人で始める人は、最初は友人や会社の同僚などと一緒に行くことで始めてみたい、という始め方をする人が多いと思います。ここでは、そんな自分でスノーボードをしてみたい、と思った際の最初の始め方を紹介します。

必要な準備物を理解しよう

始め方としてまずは、基本的な準備物は何なのか理解しましょう。スノーボードでは多くの装備や道具を使用します。

そのため、最初からすべての道具をそろえることは、経済的にも難しい人もいるかもしれませんが、防寒対策用の小物などは比較的簡単にそろえることができます。そのため、ウェアや板などはレンタルし、小物類は自分でそろえる、という始め方がおすすめです。

スノーボードができる友人と行こう

初心者の人は、まず経験者の友人と一緒に行くことがおすすめの始め方です。スノーボードができる友人と一緒だと教えてもらえるため、スノーボードが上達しやすくなります。また、初心者の友人と一緒にスキー場のレッスンやスクールに参加することも上達する上で非常に効果的です。

スクールやレッスンがあるスキー場に行こう

周りに経験者である友人がいない、という場合はスキー場のレッスンやスクールに通ってみましょう。スキー場のインストラクターはスノーボードやスキーを教えるための資格を持っています。

そのため、初心者の人に対しても上達のコツを丁寧に教えてくれるため、この方法もおすすめの始め方です。

スノーボードの基本的な準備物

ここからは基本的な道具について紹介します。スノーボード用の道具がなければスノーボードを行うことができません。そのためスノーボードを行う際には何が必要なのか、ここで把握しましょう。

初心者の人はまずレンタルがおすすめ

まず、道具をそろえる前に、スキー場にはレンタルがあることを把握しておきましょう。すべての道具をそろえるとなると、非常に高価です。そのため、ウェアや板など比較的高価な道具はレンタルを使用し、ゴーグルやグローブなど小物類は自分でそろえるようにしましょう。

ボード

スノーボードに板は必要不可欠な道具はです。ボードといわれる道具ですが、スノーボードではこの板に乗って滑ります。板には様々な種類があり、どの種類の板を購入したらよいのか悩むこともあります。しかし、板にはしっかりとした特徴もあるため、具体的な選び方については後記にて紹介します。

ビンディング

ビンディングは板に装着する道具で、ブーツを固定するためのパーツです。レンタルをした際にはすでに装着されていることが多く、セットとなっています。

このビンディングの装着位置や角度によって滑り方が全く異なるものとなるため、慣れている人にアドバイスをもらいながら調整しましょう。

スノーボードウェア

ウェアははアウトレイヤーとして着る服装です。内側にパッドやプロテクターなどを着ることを想定されているため、大きめに作られています。また、薄めの生地のものがほとんどです。

ブーツ

スノーボードに使用するブーツは細かく調節ができる紐タイプと装着が早いボアタイプ、素早い装着と細かい調整ができるスピードレースタイプの3種類に分類できます。

この種類については使用しているうちに慣れてくるため、そこまでこだわる必要はありませんが、サイズは必ず自分に合っているものを選びましょう。

スノーボードの基本的な服装

ここからは、基本的な服装について紹介します。服装の基本はスキーと同様に重ね着です。内側からベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーの3層に分けられますが、役割が違うため、それぞれ紹介します。

一番内側に着る服装!ベースレイヤー

ベースレイヤーは一番内側に着る服装です。汗を吸着する吸着性、吸着した汗を乾かす速乾性が重要な役割となります。そのため、両方の機能があるポリエステル素材の服装を選びましょう。

また、雪山は寒いためヒートテックなどの服装でスノーボードを行うと、汗が乾かないため、あまりおすすめできません。

中間着の服装!ミドルレイヤー


ベースレイヤーの外側に着る服装であるミドルレイヤーの役割は保温です。また、ベースレイヤーからの湿気を外へ逃がす透湿性も重要となります。

そのため、ミドルレイヤーには保温性と透湿性が備わっている服を着ましょう。おすすめは、ウィンタースポーツ用のフリースです。頑丈で破れにくく、高い保温性と透湿性を兼ねそろえています。

一番外側に着る服装!アウターレイヤー

アウターレイヤーは前記でも紹介しました、スノーボードウェアです。スノーボードウェアを一番外側に着て、スノーボードを行います。主な役割は防水防風で、保温性を高めることです。

また、内側の湿気を逃がす透湿性も重要となります。アウターレイヤーは多少の性能に違いはありますが、どれも同じような性能です。そのため、見た目で選んでもほとんど問題ありません。

スノーボードで使用する板について

ここからは、スノーボードに使用する板について紹介します。細かく分類すると、非常に多くの種類がありますが、ここでは初心者向けの板について紹介します。自分に合った板を選ぶことが上達のコツとなるため、しっかりと把握しましょう。

使用する板のサイズ選び

板のサイズを見る際は自分の身長から15cm引いたサイズが適当とされています。しかし、これはあくまでも目安です。そのため、必ず身長引く15cmの板を選ばなければならない、というわけではありません。

また、基本的に板が短いとコントロールがしやすく、長い板は安定性が高くなります。そのため自分のスタイルに合った板を選びましょう。

スノーボードに使用する板の種類

板の種類は初心者からプロが使用しているものまで非常に多くの種類があります。ここでは、スノーボード入門者におすすめの種類を3種類紹介します。是非参考にしてください。

まっ平らなフラット

フラットはまっ平らな板で、初心者の人におすすめの板です。滑走時の安定性が高い上、操作性も高く、非常に扱いやすいため、スノーボード入門者がまず購入するとしたらこの板、ともいわれています。

真ん中が浮いているキャンバー

このタイプの板は極端に例えると、センターが盛り上がっている形状をしています。そのため、エッジを立てたカービングができ、スピードに乗ってもコントロールがしやすい、という特徴があります。しかし、逆エッジになりやすいデメリットもあります。

波打っているダブルキャンバー

ダブルキャンバーは板が波打っているような形状をしています。ビンディング部分が盛り上がっており、センターが谷になっているため、ターン時にもしっかりとした安定性があります。また、センターが下がっているため、トリックもしやすくなっています。

スノーボードの板の硬さについて

基本的に板の硬さが柔らかいタイプほどコントロールがしやすいため入門者向けとされています。そのため、初心者の人は柔らかめの板を選ぶようにしましょう。

しかし、滑走時のスピードが速いと安定性がなくなってしまうため、コントロールのコツがわからないうちはゆっくりと滑走することをおすすめします。

スノーボードを行う前に必要な基本的な知識

スノーボードを行う前に、まず基本的な知識を理解しましょう。これは、把握していないと、自分の怪我の原因になるだけではなく、周りの人にも迷惑をかけてしまうことになります。スノーボード入門者は必ず把握しておきましょう。

リフトに乗る際は片足を外す

スキーをする際は必要ありませんが、スノーボードをする際には必ず片足をビンディングから外しておく必要があります。外しておく足は、自分のスタンスにもよりますが、後ろ足です。

また、入門者の人は降りる際に転ぶこともありますが、転んでもリフトを止めてくれるため、安心しておりましょう。

休憩するときは休憩所で

スノーボードは入門者ほど疲れやすくなります。そのため、休憩をはさみながら練習することが重要です。しかし、ゲレンデやリフトの周りは休憩所ではありません。よく、コース上で休憩している人もいますが、非常に危険なので絶対にやめましょう。

ゲレンデを滑る前に

スタンスとアングルについて

スタンスとは、板の上での脚の幅やことで、アングルは足の角度のことです。基本的にスタンスは肩幅が滑りやすいとされています。アングルは90度を『0』としてノーズ側に+、テール側に-として表記されます。

両足が+のスタンスをノーマルスタンス、前足が+後ろ足を-のことをダッグスタンスといいます。入門者はバランスがとりやすいノーマルスタンスがおすすめです。

板の持ち方や置き方について

板の持ち方や置き方を覚えましょう。持ち方は、ビンディングを外側に板の真ん中あたりを脇に抱えるようにして、引きずらないように持ちます。また、板を置く際は必ず裏返して置きましょう。もし、そのまま置いてしまい、板だけが滑って行ってしまった場合は大声で周りにアピールしましょう。

ビンディングをはめてみよう


平らな地面でビンディングにブーツをはめてみましょう。入門者の人は、なかなかはまらないこともあるかもしれません。しかし、ビンディングを一人でしっかりとはめられるようにならないとスノーボードはできないので、しっかりとはめられるようになるまで練習しましょう。

スケーティングをしてみよう

ビンディングをはめられるようになったら、スケーティングをしてみましょう。スケーティングとは前足だけビンディングにはめ、後ろ足で地面を蹴り、前に進むことをいいます。

スピードに乗ってきたら、後ろ足を板の真ん中付近に乗せることで、勝手に前に進みます。足を少し曲げ、力を抜くことが上達するコツです。

リフトに乗ってみよう

スケーティングができるようになったらリフトに乗ってみましょう。リフトに乗る際と降りる際はスケーティングで移動することになります。前記でも紹介しましたが、入門者はここで転ぶことが多いです。

リフトが止まることもありますが、他の人の迷惑になってしまうため、転んでしまったらすぐに立ち上がり、その場を離れましょう。

スノーボードの基本的な滑り方

ここからはスノーボードの基本的な滑り方を紹介します。入門者の滑り方で大切なことは止まる、乗る、曲がるの3工程です。また、正しい転び方も重要です。ここではその3工程に加えて転び方ついて紹介します。是非参考にしてください。

基本的な滑り方(転び方)

スノーボードでは怪我を防止するためにも、理解しなければならないことは正しい転び方です。危険な転び方の一つに『逆エッジ』があります。これは、坂に対して前のエッジを立てることで、急ブレーキがかかってしまい、勢いよく転ぶことです。そのため、転ぶ際には基本的に、坂の山側に倒れこむように転びます。

基本的な滑り方(止まり方)

止まり方は滑り方の中で最も大切です。前側で止まる際は、お腹を正面に向けるように上半身をひねります。その後後ろ足のかかとを前に押し出し、坂の正面を向きます。板が横を向いたら、重心を後ろに倒してかかと側のエッジに荷重し、止まります。後ろ側で止まる際は逆です。

基本的な滑り方(乗り方)

滑る際には膝を少し曲げた状態をキープします。これは膝に余裕があると、バランスをとりやすくなるためです。また、段差や凹凸などで板がバランスを崩してもすぐに立て直すことができます。入門者は、板を横にした状態で滑り、コツをつかみましょう。

基本的な滑り方(曲がり方)

スノーボードの基本的な滑り方はお腹側と背中側に曲がりながら滑ります。この滑り方を行うことで速度がコントロールしやすくなり、安定した滑りができます。

方法は、止まるときと同様に板を横にしていきます。ここで止まるのではなく、そのまま進みます。基本的にこの方法を繰り返しながら滑ります。

スノーボードが上達する練習法(入門編)

斜面に対して板を縦にしてみよう

まず、板を坂に対して縦にしましょう。縦にすることで板は滑っていき、速度が出ます。そこで、速度が出すぎる前に、板を横にして止まるを、繰り返します。この時、お腹側と背中側の両方で止まることが大切です。

『木の葉落とし』で滑ってみよう

木の葉落としとは、片方のエッジで左右に揺れながらゆっくりと滑っていく滑り方です。コースの幅が必要なため、他の人に接触しないように滑らなければなりませんが、上達する上で、木の葉落としは、避けて通れません。

お腹側と背中側で完璧にできるようになるまで練習しましょう。常に膝を少しだけ曲げて力を抜くことが上達するコツです。

スノーボードが上達する練習法(応用編)

『木の葉落とし』で急な斜面を滑ってみよう

木の葉落としに慣れてきたら、今度は急な斜面で速度を出してみましょう。最初は恐怖を感じるかもしれませんが、ゆっくりと滑っていけば問題ありません。逆エッジに気を付けながら滑りましょう。

緩やかな斜面でターンをしてみよう

木の葉落としができるようになったら、緩やかな坂をターンで滑りましょう。ターンとはお腹側のエッジと背中側のエッジを交互に立て、ジグザグに滑っていくことです。最初はなかなかできないかと思いますが、経験者のアドバイスを受けながら、頑張りましょう。

初心者にありがち!ゲレンデでの禁止事項

コースで座り込まない

コースで座り込むことは非常に危険です。そのため、絶対にコース上で座り込んではいけません。やむを得ず、止まらなければならないときはコースの端によってから止まります。しかし、ゲレンデは休憩所ではないため、休憩する際は休憩所を利用し、コース上で止まるのは最小限にする必要があります。


コース外を滑らない

滑りに慣れてくるとコース外を滑りたくなりますが、これは遭難する危険性があるため、絶対に行ってはいけません。最悪命にかかわるような事故に発展する危険性もあります。滑る際は必ずゲレンデを滑らなければなりません。

上達するコツとアドバイス.1

自分の装備を購入する

最初のアドバイスは自分の装備を購入することです。本気でスノーボードを上達したいと思っている人は自分の装備を購入しましょう。レンタルでは出なかった、やる気や意欲が自分の装備にしたとたんに沸いてくることがあります。

そのため、本気で上達したいと思っている人は、自分の装備を一式そろえることがおすすめです。

少しずつレンタルする装備を減らしていこう

いきなり、すべての装備をそろえるのは金銭的にも難しい、という人は少しずつレンタルする装備の数を減らしていくことをおすすめします。

金銭に余裕があるときにスノーボードで使用する装備を一つずつ購入していくことで、いずれすべての装備が自分で購入した装備となります。自分の装備を用意すると、やる気が格段に上昇するためおすすめです。

上達するコツとアドバイス.2

力を抜いてゆったりと滑ろう

二つ目のコツとアドバイスは力を抜いてゆったりとすることです。初心者の人はつい力が入ってしまいがちですが、滑り方が硬くなってしまい、転びやすくなったり疲れやすくなったりします。そのため、膝の力を抜き、ゆったりと滑ることが大切です。

手を広げてみよう

木の葉落としで滑っているときは力を抜いて、両手を広げてみましょう。そうすることでバランスがとりやすくなり、転びにくくなります。力が入り、腕や手が震えるようであればゲレンデの端で手を広げたまま止まってみましょう。

上達するコツとアドバイス.3

目線に注意

3つ目のアドバイスは目線に注意する、ということです。初心者の人はつい足元ばかりを見てしまいます。そうなると視界が狭くなり、力が入りやすくなってしまいます。そのため、できるだけ自分の進行方向や進みたい方向を見ましょう。

余裕が出てきたら景色も楽しめる

視界を広くすることで様々なことが見えてきます。力が入り、疲労がたまってきたときには、周りを見渡して、一度リラックスしましょう。見えていなかった周りの景色を楽しむことができるため、おすすめです。

おわりに

スノーボードの始め方、服装や基本的な準備物、上達するコツやアドバイスについて紹介しました。スノーボードは滑れるようになってから初めて、その楽しさを知ることができます。その滑り方は練習さえすれば誰でもできます。

しかし、しっかりと滑れるようになるまでは地道な練習が必要です。一日や二日の練習程度では上達しないこともあります。そのため、上達するためには時間をかけてしっかりと練習しましょう。

また、力を抜くことも上達するコツです。ゆったりと余裕のある滑りを心がけましょう。

スノーボードがより上手くなりたいという人はこちらもチェック

スノーボードをもっと上手くなりたい、という人はこちらもチェックしてみてください。上達のためのコツや、アドバイスなどが詳細に掲載してあります。上達のための助けとなるはずなので是非参考にしてみてください。