第一空挺団は自衛隊最強の部隊!?語られている伝説や逸話などをご紹介!のイメージ

第一空挺団は自衛隊最強の部隊!?語られている伝説や逸話などをご紹介!

隅々まで日本に展開している自衛隊の中には、精鋭無比とうたわれる最強部隊、第一空挺団が存在しています。このエリート部隊は設立当初から伝説的で、現在に至るまで数々の逸話が語られるほど。第一空挺団の知られざる興味深いエピソードに迫ります。

2019年10月01日更新

はぐれ猫
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都会から離れた田舎で暮らす、はぐれ猫です。幼少時から地理が好きという特徴も活かしつつ、キャンプやトラベルスポットの紹介が得意分野です。しかし身近なDIY等含め、興味深い話題の紹介も怠りません。
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目次

  1. 第一空挺団とは
  2. 第一空挺団の逸話①歴史と前身
  3. 第一空挺団の逸話②モットー
  4. 第一空挺団の逸話③パラシュート
  5. 第一空挺団の逸話④ヤクザ
  6. 第一空挺団の逸話⑤100km行軍
  7. 第一空挺団の逸話⑥駅伝
  8. 第一空挺団の逸話⑦ラグビー
  9. 第一空挺団の逸話⑧射撃
  10. 第一空挺団の逸話⑨空挺訓練生
  11. 第一空挺団の逸話⑩メディア作品
  12. 最強の第一空挺団を見に行こう

第一空挺団とは

陸上自衛隊の特殊空挺部隊

全ての部隊の中でも最強の呼び声が高い第一空挺団は、陸上自衛隊の中に存在しています。2018年になってからは、陸上総隊の隷下に所属するようになりました。空挺団というのは、航空機からのパラシュート降下により地上に展開する意味があり、ゲリラ戦にも対応する屈強な戦力が特徴です。

第一空挺団の本拠地

豪胆なエリートが揃っている第一空挺団が本拠地としているところは、関東地方の千葉県です。従来より船橋市薬円台に所在しますが、駐屯地名は習志野駐屯地となっています。この習志野とは明治天皇が命名したという由緒ある地名で、習志野と八千代の境界付近に第一空挺団の演習場が広がります。

災害派遣を担当

活動範囲は日本全国に渡りますが、第一空挺団は特に戦闘に特化しているわけではなく、緊急時の災害派遣も担当しています。災害派遣範囲となるのは、ほぼ千葉県北部全域です。2019年9月に襲いかかった台風15号は激甚災害となるダメージを与えましたが、第一空挺団も県内での復旧活動を展開しました。

第一空挺団の逸話①歴史と前身

伝説の「空の神兵」

戦後まもなくに結成された第一空挺団ですが、事実上の前身となっているのが、「空の神兵」として活動が語り継がれる帝国陸軍挺進団です。神の新兵とは、太平洋戦争のパレンバン空挺作戦に代表されるパラシュート部隊でした。そんな伝説となった、最強部隊の伝統を受け継いでいたのです。

創設と命名の経緯

時は1954年の9月、元陸軍少佐以下に新たなパラシュート部隊の第1次研究員が結集しました。10月には隊員20名による降下訓練が行われ出します。空挺教育隊の第101空挺大隊として訓練を重ねる日々の後、史上はじめて第一空挺団の名が登場したのは1958年のことでした。

第一空挺団の逸話②モットー

精鋭無比と空挺精神

他のどんな自衛隊員も敵わない、最強の肉体と折れない精神を宿している第一空挺団。精鋭無比なる言葉が、エリート部隊の立場や目標を表します。仮に隊員が最後の一人になっても任務に邁進するとの、前動続行の空挺精神が根幹にあるため、自衛隊ファンから第一狂ってる団と揶揄されるほどです。

パラシュート部隊の心構え

何よりもパラシュートでの降下を基本としている第一空挺団なので、その心構えも存在します。それは確実、機敏、細心、大胆、協同という5つの言葉。間違いなく的確なパラシュートの操作、航空機から飛び降りるときの大胆さ、他の隊員との協力をすること、そんな心構えを重視しています。

風林火山

鍛錬に幾多のスポーツを取り入れた第一空挺団は、運動におけるモットーを「風林火山」で表します。疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如く。風は持久走、林は射撃、火はラグビー、山は柔道など各種の武道のことです。

第一空挺団の逸話③パラシュート

輸送機からの落下傘降下

常に航空機とセットとして想定されている第一空挺団のパラシュート降下は、輸送機やヘリを使って行われます。隊員はC-1、C-2、C-130Hなどの輸送機からのエアボーン作戦、それにCH-47などのヘリコプターからのヘリボーン作戦と、各種に臨機応変に対応ができるよう、日々過酷な訓練を繰り返します。

80kgを背負っての落下

屈強なパラシュート部隊は、単純に輸送機から地上へ飛ぶわけではありません。訓練によっては重さ80kmもの荷物を身に着けて、空中に身を投げることもあります。あまりに重たくすればそれだけ降下スピードも上昇しますが、そんな事態でも対応できてしまうのが第一空挺団の隊員です。

高度340mから落下して無傷伝説

近年にこれぞ第一空挺団のエリートだと関心された、強烈なエピソードもありました。訓練中にとある隊員のパラシュートが完全に開かない事故が発生、隊員は高度340mから地面に急降下してしまったのです。しかし地上に落下した隊員はなんと無傷だったというから、信じられない屈強さを表す逸話です。

第一空挺団の逸話④ヤクザ

ヤクザ狩り伝説

精鋭になるほどたくましさがアップする隊員ですが、一般人には想像もしがたい別のエピソードも囁かれていました。それは第一空挺団の隊員が繁華街でヤクザ刈りをしたという、これまたとんでもない伝説。今はそうした話は聞かれませんが、昭和の時代のエリート隊員はヤンチャ度が高かったようです。

ヤクザを圧倒する強さ

何しろ筋骨隆々で鍛え上げた第一空挺団の隊員なので、繁華街で誰に絡まれることがあっても恐れることもありません。たとえ怖い人が相手だとしても、日頃からの訓練の成果で、あっという間に制圧する可能性が高いのは目に見えています。日常生活でも、最強の精鋭無比さは発揮されることがあります。

第一空挺団の逸話⑤100km行軍

山岳地帯の3日間行軍

まるで地獄をくぐり抜けるような訓練を繰り広げる第一空挺団ですが、特に御殿場演習場の山岳地帯を突っ切る訓練は過酷を極めます。パラシュート部隊が降下してから、地上を行軍する距離は実に100km。起伏の激しい山道を三日三晩進み続けますが、これまた単純なハイキングではありません。

膨大な荷物を背負って戦地に赴く訓練

この訓練はパラシュートや食料を含む膨大な荷物を背負っての山岳移動なため、身体に対する一歩あたりの負荷がとんでもない状態です。さらに3日かけて目的地に集合しても、それは戦闘の準備段階であるだけ。これから本番の戦闘が始まるというのだから、最強の体力が付くのも納得です。

第一空挺団の逸話⑥駅伝

駅伝は上位の常連

「風」を表す持久走は、第一空挺団の体力づくりの基本にあると言います。自衛隊の中で行われるマラソンや駅伝大会や交流試合でも、第一空挺団は上位の常連として君臨したエピソードに事欠きません。また、民間団体が参加する、大規模な駅伝大会などでの活躍も知られています。

富士登山駅伝での優勝争い

特に伝説的に語られているエピソードが、あの富士登山駅伝にありました。習志野の第一空挺団と御殿場の滝ヶ原自衛隊が、毎年のように優勝争いを演じていた時期があったのです。現在も第一空挺団は富士登山駅伝に参加しているので、100km行軍をこなす実力が披露されることもありそうです。

第一空挺団の逸話⑦ラグビー

関東社会人リーグの第一空挺団

「火」を表しているラグビーは、第一空挺団が力を入れているスポーツのひとつ。習志野自衛隊ラグビー部として、1998年から関東社会人ラグビーのトップイーストリーグに参加しています。エピソード満載な習志野のパラシュート部隊は、近年にこのラグビーの分野でも真価を見せていました。

2016-2017シーズンの優勝

実際に精鋭無比の名を証明するかのような出来事は、同リーグの2016-2017シーズンにありました。第一空挺団の習志野自衛隊ラグビー部が、リーグ優勝を果たしたのです。最初にリーグに参加してから19年目での制覇。これにより第一空挺団は、ラグビー分野でも最強の冠を手にすることになりました。

第一空挺団の逸話⑧射撃

豪陸軍主催射撃競技会(AASAM)

「林」を意味する射撃では、第一空挺団にとっての苦いエピソードを含みます。それは2012年にオーストラリアで開かれた、豪陸軍主催射撃競技会(AASAM)でのこと。第一空挺団は陸上自衛隊としては最初に参加した射撃のエリートチームでしたが、結果は15チーム中14位と惨敗に終わりました。

唯一の小銃での参加

一見して最強に程遠い無残な結果でしたが、これには理由がありました。他の軍隊が500m以上の狙撃銃を使っていたのに対し、第一空挺団は300m用の89式小銃だったのです。このミスを踏まえ、翌年に修正して9位に上昇、個人の小銃伏せ撃ちでは優勝を果たし、射撃エリートの面目躍如となりました。

第一空挺団の逸話⑨空挺訓練生

適正条件

まるっきり地獄的な環境でもくつろぎそうな第一空挺団には、毎年のように新たな訓練生が入ります。近年は減少傾向ですが、最強の精鋭無比に憧れる若者は少なくありません。空挺訓練生の面白エピソードも発生しそうな第一空挺団に入隊してみたいなら、まずは適性条件をクリアする必要があります。

体格は重視されない

年齢的には陸曹が36歳、陸士は28歳より若いことが入隊の条件です。第一空挺団の隊員の適正は、必要な知能があり作業や職業が的確にできるか、性格的にパラシュート部隊に向いているかも判断されます。体格条件を見れば身長は161cm以上で体重は49kg以上など、特に重視されていないのは意外です。

人並み以上の体力を要求

その代わり第一空挺団に入隊する場合には、体力的に優れていることが必要です。自衛隊では体力測定に1~7までの等級を設けていますが、空挺訓練生は5級以上が基本で、懸垂やかがみ跳躍などの種目で必要点に達しなければいけません。また人並み以上の肺活量や呼吸停止時間、握力も不可欠です。

空挺訓練生になるための条件

【年齢】陸曹:36歳未満、陸士:28歳未満
【体格】身長:161cm以上、体重:49kg以上、胸囲:78.5cm以上
【適性検査】知能・性格・作業素質・職業適性
【体力検定】一般:5級以上、 第1法:各種目最低45点以上、第2法:合計160点以上、空挺式:5種目60点以上
【ほか】正常な血圧、肺活量3200cm3以上、握力30kg以上、呼吸停止50秒以上など

第一空挺団の逸話⑩メディア作品

メディア作品の常連

創設されて間もない頃から、最強の第一空挺団は映像作品の格好の題材となっていました。古くは1963年に東映が公開の映画「第八空挺部隊 壮烈鬼隊長」に始まり、近年はテレビドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」にも見られました。「やわらか戦車」などアニメ・漫画分野でも度々登場しています。

作品でもほぼ最強な扱い

あらゆるメディア作品に共通しているのは、第一空挺団が実際の通りに精鋭部隊であるとの役割です。パラシュート部隊により敵軍を制圧したり、警察が為す術もない敵をやっつけたり。第一空挺団は映画でもアニメでも常に最強な存在であり、特に戦闘を題材とした作品では重宝しているようです。

最強の第一空挺団を見に行こう

各地の自衛隊イベントで出会える

語り継がれる伝説が多い第一空挺団がどれだけ最強なのか、その秘密の一端に迫ることができました。普段はまるで接点のない自衛隊の特殊部隊でも、習志野駐屯地での観閲式や駐屯地祭り、全国の航空祭などの公開的イベントで出会うことができます。最強の精鋭を目に焼き付けてみたいですね。

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