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オートキャンプで快適に過ごすコツは?ルールやマナーと上手な過ごし方を解説!

オートキャンプとは車などの乗り物を使ったキャンプです。オートキャンプ場で快適に過ごすにはマナーやルールを守ると初めてでも上手に過ごせるようになります。キャンプのマナーとは全てのキャンパーが快適に過ごすために大切な決まりごとなので守るようにしましょう。
2020年8月27日
揚げ餅
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オートキャンプとは

オートキャンプとは車を使ったキャンプのこと

オートキャンプ、オートキャン場という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?日本で行われているキャンプはほとんどがオートキャンプになります。しかし登山でのキャンプはオートキャンプにふくまれません。オートキャンプは車が普及しはじめた頃にできたキャンプスタイルで日本のキャンプの原型ともいます。簡単に言うと車とキャンプがセットになったキャンプという意味です。

オートキャンプ場とは

前述したオートキャンプ場はキャンプ場の種類の1つです。特に日本では古くからキャンプをするときに車を使うオートキャンプが主流のため、現在もほとんどの場所がオートキャンプ場となっています。オートキャンプ場とはテントを設営できる場所(サイト)まで車やバイクで乗り上げられるキャンプ場のことです。メリットとしては荷物の出し入れが便利で気軽に使え、初めてのキャンプでもやりやすいです。

初めてのキャンプにおすすめ

オートキャンプはファミリーキャンプに特におすすめです。収容人数が多いテントはテントだけで10kgを超えるものが多くテントサイトまで運ぶとなると大変です。オートキャンプ場ならテントサイトの真横に車を停められるので重たい荷物を運んでも数mですみます。

キャンプ場の種類と違いとは

いろいろな種類がある

キャンプ場の種類は大きく分けると2種類あり区画かフリーサイトになります。そこから区画のオートキャンプ場、区画のキャンプ場、フリーのオートキャンプ場、ただのフリーのキャンプ場に別れます。さらに細かな種類になるとキャンプ場の環境によって湖畔や林間、高原などさまざまな種類があるのでここでは基本となる区画とフリーと少し特殊なキャンピングカーサイトについて紹介しましょう。

区画サイトとは

区画とは一定の大きさで区切られているキャンプ場という意味です。イメージ的には分譲住宅みたいなもので、複数ある区画のどこか1つ割り当てられます。割り当て方はキャンプ場によってルールが違うので実際に予約してみないとわからないのですが、閑散期だと当日好きな場所が選べる可能性もあります。

フリーサイトとは

フリーサイトは大きな広場を好きなように使えるキャンプ場という意味です。オートキャンプ場のようにオートが付いているとフリーサイトでも車で入れるという意味になりますが、フリーのオートキャンプ場は少なめです。広い場所好きなように陣取れるので、木漏れ日がある場所、管理棟の近くなどいい場所から埋まっていきます。

キャンピングカーサイトとは

少し珍しい種類がキャンピングカー専用の場所という意味のキャンピングカーサイトです。専用の駐車スペースがあったり、発電機の使用が許可されていたりとキャンピングカーで快適に過ごせるようになっています。RVパーク、RVエリアも同じ意味でキャンピングカー用の場所です。

オートキャンプ場の過ごし方1

キャンプ場の決まりごとに従う


キャンプを楽しむ大前提としてキャンプ場の決まりごとに従わないといけません。キャンプ場の規則というのはキャンプ場が独自に作っていて場所によって大きく変わります。例えば焚き火をするときに直火禁止と直火OKの違い、手持ち花火不可とできる場所、消灯時間などいろいろな決まりごとが各キャンプ場にあります。初めてだから知らないでは通じないので注意しましょう。受付時に主な決まりごとは説明してくれます。

管理人に従う

キャンパーが快適に過ごせるように規則を作っているので管理人がダメということは従いましょう。キャンプ場によっては入場時に年齢制限などを設けている場所もあります。このようなときはファミリー向けだったり、騒がしくなく落ち着いたキャンプ場だったりするのでおとなしく規則や管理人に従いましょう。キャンプ場を利用する時は管理人と規則に従うというのは絶対に守らなくてはならない大切なことです。

オートキャンプ場の過ごし方2

イベントに参加する

設営し終わると昼食と夕食以外は基本的に自由時間です。マナーや規則の中では何をしてもいいのでどう過ごすかというのは十人十色になります。おすすめなのがキャンプ場で開かれているイベントに参加することです。ピザを手作りしたり伝統工芸に触れてみたりとキャンプ場によって、その地でしか体験できない特色あるイベントが豊富に用意されています。作ったものを車で持ち帰る事もできるのでオートキャンプなら楽です。

普段できないアウトドア料理を楽しむ

定番のバーベキューも普段家ではできない料理の1つです。大きなコンロにピザ窯を置いて本格的なピザを作るのも普段できない料理です。さらに燻製もなかなか家ではしない料理なので、キャンプでしかできないアウトドア料理を楽しむ過ごし方もおすすめです。オートキャンプなら重たい荷物を簡単に持っていけるのでダッチオーブン、巨大なコンロ(グリル)も重さを気にせず使えますよ。

オートキャンプ場の過ごし方3

夜も楽しめる

注意点はあるのですが、区画サイトでも焚き火ができるようになっているのでキャンプの定番の焚き火をたのしんでください。直火禁止なら焚き火台が必須になります。星空観察もできますが、区画サイトは隣との距離が近いので写真を撮影する時はシャッター音を抑えたモードに撮影したり騒がないようにして全てのキャンパーが好きな過ごし方をしながら快適で楽しいキャンプになるように心がけましょう。

余裕をもって撤収

誰にも文句を言われず快適に過ごすには余裕をもって撤収することも大切です。特にオートキャンプ場は区画になっているので定められている時間を超えてしまうと、次のキャンパーにもキャンプ場にも迷惑をかけてしまいますよ。指定された時間にはキャンプ場を後にできるように余裕をもって撤収作業をするというのがポイントです。

オートキャンプ場のマナー・注意点1

快適に過ごすには挨拶をすること

出典: https://1.bp.blogspot.com/--rDeHhrHuKQ/XGjx2moHfoI/AAAAAAABRcQ/75YL4V3g8m0gS05zZkMg6nLIHn3Ez7klACLcBGAs/s800/aisatsu_kodomo_otona.png

区画サイトは前述したように一定の広さを貸し与えられている状態です。隣のエリアには他のキャンパーがいる場所なので挨拶をするというのは大切です。変える時も挨拶をしておくと双方気持ちよく帰れます。もし自分が区画サイトでキャンプを楽しんでいるときに無愛想なキャンパーが隣にいたらどうでしょう。キャンプを楽しみにくくなりませんか?このように距離が近い区画サイトは相手を思うということも大切です。

ファミリーキャンプならなおさら挨拶しておく

挨拶もない状態で子どもたちの声が響く。こんな状態だと隣のキャンパーとの関係はいいものとはいえません。子どもがいるからうるさくなるのは当たり前という考えはトラブルになるかもしれません。ファミリーキャンプならなおさらしっかりと挨拶を心がけておきましょう。お互いに快適に過ごすためにも必要なことといえます。また前述したように自分が相手の立場だったらと考えると分かりやすいでしょう。

覗き込まない

しきりに生け垣があるキャンプ場なら大丈夫ですが、なにもないキャンプ場もあります。隣のキャンパーが使っているギアが気になっても覗き込まないようにしましょう。気になるのであれば素直に声をかけてみたほうが印象が良いです。互いに快適なキャンプができるように気をつけましょう。

オートキャンプ場のマナー・注意点2


オートキャンプでも車は使わない

車を利用するのがオートキャンプですが、キャンプ場に付いたらできるだけ車を使わないようにしましょう。受付をすまし、指定の場所までは細心の注意を払いながら運転し、荷物を出し終えたら車は撤収まで使わないようにしたほうがいいと言われています。キャンプ場は人がたくさん歩いている場所でもあるので車を使わないことで事故をへらし騒音も減らせます。非日常的な空間を楽しみにキャンプに来ている方が多いので車の音は不要です。

非日常的な空間とは

鳥のさえずり、虫の鳴き声など都会の喧騒の中では聞けないような音を聞きながら電気を使わず外で宿泊するというのがキャンプの醍醐味で自然を満喫するためにキャンプをするという方も多くいます。そんな中車のエンジン音、ドアの開け締めなどが聞こえてくるとあまりキャンプをしにきたという気分になれないでしょう。初めてのキャンプだからこそ、自分も他人も快適に過ごせるように注意してくださいね。

オートキャンプ場のマナー・注意点3

静けさを保つ

出典: https://4.bp.blogspot.com/-w8Tmfph33Ng/VD3Sh50tuRI/AAAAAAAAoV4/tClh8IGT_Z0/s500/yoru_enkai_souon.png

初めてのキャンプでテンションが上がってしまうのも無理はないですが、必要以上に騒がしくするのはよくありません。この騒音というのは現在でもキャンプ場で一番問題になっています。日中騒ぐのは声のトーンやボリュームによりますが比較的問題になりません。問題となるのは夜遅くまでどんちゃん騒ぎをすること、音楽を流すことです。オートキャンプだけではなくデイキャンプ、普通のキャンプ全てで言える迷惑行為です。

夜間は特に注意

出典: https://4.bp.blogspot.com/-7y_lu-x7Wns/WtRzNzT_nII/AAAAAAABLkw/IP5fSdmlS9QPzGQ_231q2hO0j36Ee7kPgCLcBGAs/s400/meiwaku_bike_souon_night.png

前述したように夜間の乗り物は音が響き渡るので不要不急の用事以外では絶対に車を使わないようにしましょう。これは一番最初で紹介したキャンプ場の規則にもしっかり欠かれていることです。21時には静かにし22時には消灯など細かく指示されている場合もあるので、初めてのキャンプ場は特に規則などを必ず読んでからキャンプを楽しみましょう。快適に過ごすにはまず率先して規則を守る必要があります。

オートキャンプ場のマナー・注意点4

区画からはみ出さない

いろいろなパターンがありますが、とにかく大区画からはみ出さないこと。テントやタープ、そして車に人など全て区画以内に収まるようにしましょう。例えば区画に対して大きなテントを使うと張り綱がはみ出したり、タープがはみ出します。これらも規則にいはんしているので注意してください。車はキャンプ場の決まりごとで指定された台数以外停めないようにしましょう。テントやタープの数が決まっているなら同様に守りましょう。

人がはみださないとは

トイレに行くとき、自分の区画に戻るときに他人の区画を通り抜けないようにちゃんとした道を歩きましょう。特に小さな子どもに多いマナー違反なのでお父さんやお母さんなど大人がちゃんとしてはいけないことと教えてあげることが大切です。意外と守られていないなのでキャンプが初めての方もベテランキャンパーも改めて注意してくださいね。車で乗り入れるときも関係ないサイトを通る行動もよくありません。

車は徐行して人は走らない

他人の区画に入らないことと同時に注意しておきたいのが走り回らないということです。オートキャンプは車が入ってくる場所なので道路という認識を持っておきましょう。特に小さな子どもは走り回ってしまいますが大変危険です。車を運転する方は子どもが飛び出してきてもいいように徐行運転を心がけておくと安心です。

オートキャンプ場のマナー・注意点5

ゴミは持ち帰る


ゴミが捨てられるキャンプ場ならキャンプ場内で捨ててもいいかもしれませんが、基本的にキャンプはゴミを持ち帰るようにしましょう。荷物がたくさん運べるオートキャンプならなおさらゴミは極力持ち帰るようにしましょう。処分できるようになっていないキャンプ場でも平然とゴミを捨てていく方がいるようです。キャンプというのは自然の中で楽しむレクレーションのため借りたサイトにゴミが落ちてるとそれだけで気分が悪くなります。

きれいに使う

ゴミはしっかり持ち帰るのでサイトを散らしてもいいというわけではありません。自然を大事にする意味も兼ねてできるだけきれいに使いましょう。物を出しっぱなしにしないというのはトラブルを避けるためにも大切です。近年はヘリノックスなど軽くて割心地のいい高級なギアも増えてきたせいか悲しいことにキャンプ場で盗難に遭うというケースもあります。そのため注意点としては何かを使ったら整理整頓してきれいに使いましょう。

オートキャンプ場のマナー・注意点6

その他の注意点

Photo byStockSnap

テントの設営に関する注意や焚き火に関する注意などキャンプにはいろいろ注意点があります。この中で他人に迷惑をかけやすいのが焚き火です。風向きを気にしないと隣のキャンパーのテントに穴を開けてしまう可能性があります。実際そのような話はよく聞くのでテントとテントの距離が近い区画サイトはより注意しましょう。また設営も遅い時間にするといろいろな音がするので迷惑なる場合があります。

忘れ物注意

遠足が家に帰るまでが遠足と言われるようにキャンプも撤収を完璧にして家に帰るまでがキャンプです。サイトに忘れ物をしないように注意しましょう。ペグの抜き忘れは次に使う人からしたらわりと厄介な忘れ物で気づかず設営してしまうと穴が開いてしまう可能性もあります。明確なルール違反とはいい難たいですが、気をつけましょう。ペグは消耗品ですが初めてのキャンプで使ったものをすぐになくすというのも切ないです。

オートキャンプのルールのまとめ

ルールとマナーを守ると快適に過ごせる

Photo by nidate

オートキャンプ場で細かいルールやマナーを押し付けれるとムッとするかもしれませんが、よく考えてみるとルールやマナーはそれぞれのキャンパーが守ることでキャンプが好きな人が快適に過ごせるようになるというものです。意味のないルールやマナーというものはないのでキャンプに行った際は守るようにしましょう。オートキャンプならではの注意点として車の活用は荷物を運搬するまでにとどめておきましょう。

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