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400ccネイキッドバイクおすすめランキング12!かっこいい人気車種を比較解説!

400ccのネイキッドバイクを理論上の最高速度順にランキング形式で紹介します。外車や絶版車も取り入れて、加速性能につても比較しました。400ccのネイキッドバイクは人気が落ちつたものの、国内ツーリングに適した性能とカジュアルな雰囲気が魅力です。
更新: 2021年2月23日
hosokawa_taka
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400ccネイキッドバイク最速対決!はじめに

400ccのネイキッドバイクで人気が高いモデルを紹介し、加速性能を比較します。400ccのネイキッドバイクは気軽に乗り出せる雰囲気がかっこいいですね。国内の道路事情に適した性能もそなえています。

カジュアルアイテムを取り入れたウエアでツーリングが楽しめますので、おしゃれをしたい人からも人気があります。街乗りなどの普段使いもしやすいですね。

最高速度と追い越し加速

ここでは、最高速度ランキングで400ccのネイキッドバイクを紹介します。最高速度は最高出力を発生させるエンジン回転数とギア比などから理論値を計算しました。また、高速道路での追い越し加速をイメージしやすいよう、4速(モデルによっては3速)で80km/hに達したときのエンジン回転数についても比較します。

400ccネイキッドバイクの傾向

400ccのネイキッドバイクを購入する場合は新車だけでなく、生産終了車や中古車も視野に入れて検討しましょう。国内メーカーのラインアップを確認すると、400ccのネイキッドバイクは少なくなっています。

しかし、ネイキッドバイクブームで人気があったバイクの中古車在庫は豊富です。海外メーカーの400ccネイキッドバイクも見逃せません。

400ccネイキッドバイクのスタイル

400ccのネイキッドバイクはスタイルが多様化しています。4気筒エンジンを搭載したクラシカルなモデルから、洗練されたスポーティなモデルまでありますので、選択肢は多いですね。しかし、スポーティなエンジンをスチールフレームで楽しむスタイルは変わっていません。

今回はアルミフレームの400ccネイキッドバイクも紹介しますが、オールドルックバイクは含みません。オールドルックバイクはスポーティというイメージからかけ離れるので、ネイキッドバイクと呼ぶには違和感があるからです。

400ccネイキッドバイクのエンジン

400ccのネイキッドバイクのエンジンはバランスがいい2気筒エンジンと、ハイパワーな4気筒エンジンを搭載したモデルが多いですね。海外メーカーに目をやると、パンチ力がある単気筒エンジンを搭載したモデルもあります。気筒数は乗り味に大きく影響しますので、エンジンのマックスパワーと同じくらいこだわりましょう。

中型400ccネイキッドおすすめランキング12位

BMW G310R

BMWのG310Rはスリムで戦闘的な雰囲気がかっこいいネイキッドバイクです。BMWブランドというところに人気がありますが、実力の高さにも魅力があります。軽量でコンパクトな車体は250ccネイキッドバイクに近いので、軽快な街乗りが楽しめます。路面追従性が高いサスペンションが人気です。

400ccネイキッド最速バイク比較対決!

BMWのG310Rを他の11モデルと比較すると、最高速度だけでなく4速80km/h時のエンジン回転数も最下位でした。特定の速度域でしっかりエンジンを回してこそ楽しいスポーティなエンジンだといえます。

水冷4ストロークの単気筒エンジンは車体サイズに合ったスペックですが、初心者の街乗りよりも、ベテランライダーのファンライドで活躍するエンジンですね。

バイク名 G310R
メーカー BMW
最高速度(6速) 12位 148.8km/h
80km/h(4速) 12位 約6,879rpm

※2017年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング11位

KTM 390DUKE

KTMの390DUKEはストリートファイタースタイルがかっこいいですね。明るいグラフィックにも人気があります。車体は400ccのネイキッドバイクとは思えないほど軽量・コンパクトで、125ccクラスと見間違うほどです。足回りの上質さにも定評があります。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

390DUKEを他の11モデルと比較すると、最高速度は低く、4速80km/h時のエンジン回転数も高めです。4速80km/h時のエンジン回転数は最大トルク発生回転数である7,000回転に近いので、250ccのネイキッドバイクに近い味付けだといえますね。

マックスパワーは控えめですが、高性能でレーシーな水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載していますので、シビアなシフトチェンジを楽しむファンライドにおすすめです。

バイク名 390DUKE
メーカー KTM
最高速度(6速) 11位 152.1km/h
80km/h(4速) 10位 約6800rpm

※2018年モデルの理論上の数値


中型400ccネイキッドおすすめランキング10位

ドゥカティ スクランブラー SIXTY2

ドゥカティのスクランブラーSIXTY2はオフロードテイストを感じるスタイルがかっこいいですね。大型バイクで人気のドゥカティに普通二輪免許で乗れることにも人気があります。軽快な印象を受けるデザインですので、おしゃれなカジュアルアイテムで乗りこなしたいですね。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

スクランブラーSIXTY2を他の11モデルと比較すると、4速80km/h時のエンジン回転数が低いので、追い越し加速に余裕があるといえます。最高速度は低めですが、実用的な速度域での加速は気持ちがいいですね。

空冷L型2気筒デスモドロミック2バルブエンジンを普通二輪免許で味わえるのがおすすめポイントです。トルク特性はフラットですので、路面状況が悪い道路でも扱いやすいといえます。

バイク名 スクランブラー
SIXTY2
メーカー ドゥカティ
最高速度(6速) 10位 152.7km/h
80km/h(4速) 2位 約5,612rpm

※2018年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング9位

ヤマハ MT-03

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/MT_03_320CC/index.html

ヤマハのMT-03はスポーティでカジュアルな印象がかっこいい400ccのネイキッドバイクです。YZF-R25/R3と共にフルモデルチェンジされるかと思われましたが、MT-03の2019年モデルはカラーチェンジのみとなりました。街乗りでの扱いやすさを重視するために、敢えて人気の従来モデルを継続したと考えられます。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

MT-03を他の11モデルと比較すると、最高速度は平均値に近い反面、4速80km/h時のエンジン回転数は高いですね。しかし、MT-03のエンジンは最大トルクを9,000回転で発生させる高回転エンジンですので、高速道路での追い越し加速は問題ないレベルだといえます。

水冷4ストローク直列2気筒エンジンは平凡なレイアウトではありますが、国内モデルの性能の高さを実感できる結果となりました。

バイク名 MT-03
メーカー ヤマハ
最高速度(6速) 9位 170km/h
80km/h(4速) 11位 約6,864rpm

※2019年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング8位

カワサキ Z400

出典: https://www.goobike.com/catalog/KAWASAKI/Z400/index.html

カワサキのZ400は2019年の2月に販売が開始された軽量でコンパクトな400ccネイキッドバイクです。同時に発売が開始されたZ250と兄弟車で、2台を並べて比較しても見分けがつかないほど、大きさに違いはありません。

スーパースポーツバイクとして人気があるニンジャ250/400とも兄弟関係にあります。ハイスペックなニンジャ400をカジュアルなスタイルで楽しめるのがかっこいいですね。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

Z400を他の11モデルと比較すると、最高速度は平均を下回っていますが、4速80km/h時のエンジン回転数は平均をやや下回っています。Z250と比較すると、最高速度はZ250が上回ります。

すでに人気を獲得しているニンジャ400も同様なのですが、Z400は不必要な最高速度を切り捨てて、中回転域のトルク感が高められています。十分な最高速度、スポーティな中回転域、スムーズな低回転域など、扱いやすさとスポーティさのバランスがいいですね。

バイク名 Z400
メーカー カワサキ
最高速度(6速) 8位 171.2km/h
80km/h(4速) 4位 約6,008rpm

※2019年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング7位

ホンダ CB400フォア(NC36)

ホンダのCB400フォア(NC36)は、ビンテージテイスト溢れる4本マフラーがかっこいい400ccのネイキッドバイクです。オールドルックとして扱われそうですが、洗練されたデザインは紛れもなく現代風。ツーリングだけでなく、通勤などの街乗りでも扱いやすいですね。

新規で販売された1997年モデルと、カラーチェンジが施された1998年モデルしかありませんが、中古車在庫は思いのほか多いといえます。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

CB400フォアを他の11モデルと比較すると、最高速度、3速80km/h時のエンジン回転数とも平均的な数値です。水冷のSOHC2バルブ直列4気筒エンジンは珍しく、低中回転域のトルク感は実用性と心地よさを両立しています。

DOHCエンジンのようにストレスがかからないためか、エンジントラブルも少ないですね。高速道路でも余裕をもって巡行できます。

バイク名 CB400フォア
メーカー ホンダ
最高速度(5速) 7位 172.2km/h
80km/h(3速) 6位 約6,157rpm

※1998年モデルの理論上の数値


中型400ccネイキッドおすすめランキング6位

カワサキ ZRX400

出典: https://www.goobike.com/catalog/KAWASAKI/ZRX400/index.html

カワサキのZRX400はスポーティな400ccのネイキッドバイクです。当時のカワサキ車はカーブでバンクさせにくいバイクが多かったのですが、ZRX400のハンドリングは軽快です。

角張ったかっこいいデザインが人気で、名車ゼファー400と競合されることもあります。中古車市場での在庫は多めで、ノーマル車は少ないものの、社外品のマフラーへ換装された程度のカスタム車がほとんどです。しかし、購入の際はなるべく高年式の車両を選びましょう。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

ZRX400を他の11モデルと比較すると、最高速度は180km/h近くなり、平均値を上回りました。4速80km/h時のエンジン回転数は高めですが、最大トルクを発生させるエンジン回転数は9,000rpmですので、高速道路での加速には余裕があります。

水冷4ストローク直列4気筒のエンジンは回すほど元気になる特性ですが、気難しい印象はありません。インジェクション車から乗り換えると、有機的な回転フィーリングに楽しさを感じられます。

バイク名 ZRX400
メーカー カワサキ
最高速度(6速) 6位 179.1km/h
80km/h(4速) 9位 約6,523rpm

※2008年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング5位

CB400スーパーフォア

出典: https://www.goobike.com/catalog/HONDA/CB400_SUPER_FOUR/index.html

ホンダのCB400スーパーフォアは1992年の4月に販売が開始されて以降、400ccネイキッドバイクの人気をけん引してきました。車体サイズとエンジンパワーのバランスが良く、400ccのネイキッドバイクの基準だともいわれています。

CBX400Fを連想させるスタンダードでかっこいいシルエットも魅力です。質感の高さ、豪華な足回り、乗り心地の良さににも定評があります。400ccのネイキッドバイクとしては価格が高いものの、それを上回るほど装備が豪華です。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

CB400スーパーフォアを他の11モデルと比較すると、最高速度、4速80km/h時のエンジン回転数とも平均値を上回りました。最大トルクを発生させるエンジン回転数は9,500rpmですので、高速道路での加速性能には余裕があります。

常用域での扱いやすさもそなえていますので、パーフェクトな400ccのネイキッドバイクだといっても過言ではありません。

バイク名 CB400スーパーフォア
メーカー ホンダ
最高速度(6速) 5位 179.7km/h
80km/h(4速) 5位 約6,159rpm

※2019年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング4位

XJR400R

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/XJR400R/index.html

ヤマハのXJR400Rは美しいデザインと安定した足回りが魅力的な400ccのネイキッドバイクです。バイク単体のデザインがかっこいいので、革ジャンからカジュアルジャケットまでを受け入れられる懐の深さがあります。

安定感が高いハンドリングは初心者でも扱いやすく、極低速での操作も容易です。標準装備であるオーリンズのリアサスペンションは適度な動作で乗り心地がいいと人気があります。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

XJR400Rと他の11モデルと比較すると、最高速度は180km/hを超えていますが、4速80km/h時のエンジン回転数は若干高めです。それよりも、空冷4ストローク直列4気筒の豪快なエンジンフィーリングに魅力があります。

高回転型のエンジンですし、最大トルクを発生させるエンジン回転数は9,500回転ですので、高速道路での追い越し加速は全く問題ありません。

バイク名 XJR400R
メーカー ヤマハ
最高速度(6速) 4位 182.7km/h
80km/h(4速) 8位 約6,414rpm

※2007年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング3位

カワサキ ゼファー400Χ(カイ)

出典: https://www.goobike.com/catalog/KAWASAKI/ZEPHYR_X/index.html

カワサキのゼファーΧ(カイ)はクラシカルなスタイルの400ccネイキッドバイクです。ネイキッドバイクブームの先駆者であったゼファー400を4バルブへと変更し、最高出力も高められています。どんな風景にも似合うかっこいいデザインに人気がありますね。

ライダーがしっかりと意思を伝えないと挙動が不安定になったり、エンジン設計の古さが目立ってガサツさを感じたりします。一般的にはマイナス要素になりそうなところも「ゼファー節」というひとことで済ませられる、そんなカリスマ性を帯びたバイクです。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

ゼファー400Χを他の11モデルと比較すると、最高速度は190km/hに達していますが、4速80km/h時のエンジン回転数は平均値に近いといえます。ゼファー400ΧのユーザーレビューではCB400スーパーフォアと比較して「遅い」といわれることが多いのですが、最高速度は空冷エンジン最高位の3位です。

ゼファー400Χはライディングスキルを問われるバイクで、ハンドリングは扱いやすいとはいえません。しかし、ゼファー400Χは挙動を把握すれば思いのほか従順に走ります。そんなかわいさがゼファー400Χの魅力です。

バイク名 ゼファー400Χ
メーカー カワサキ
最高速度(6速) 3位 190.0km/h
80km/h(4速) 7位 約6,403rpm

※2008年モデルの理論上の数値


中型400ccネイキッドおすすめランキング2位

グラディウス400

スズキのグラディウス400はセクシーなデザインがかっこいい400ccのネイキッドバイクです。ソリッドな乗り心地ですが、不快さを感じるほどではありません。ハンドリングは素直ですので、ワインディングロードでのファンライドで人気があります。

他の400ccのネイキッドバイクと比較すると車体サイズは大柄で、車重も若干重く、重心が高いです。しかし、高い位置から腰でコントロールする楽しさがあります。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

グラディウス400を他の11モデルと比較すると、V型2気筒エンジンながら最高速度は2位でした。最大トルクを発生させるエンジン回転数が8,500rpmと低めですので、4速80km/h時のエンジン回転数も低くなっています。高速道路での追い越し加速は十分ですね。

グラディウス400のエンジンはトルキーな特性に定評があります。低回転から中回転まではパンチ力がある加速をし、8,000rpmで暴力的な加速をするエンジンです。スズキ車らしい個性を感じます。

バイク名 グラディウス400
メーカー スズキ
最高速度(6速) 2位 197.7km/h
80km/h(4速) 3位 約5,885rpm

※2015年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドおすすめランキング1位

GSR400

出典: https://www.goobike.com/catalog/SUZUKI/GSR400/index.html

スズキのGSR400は400cc史上で最高馬力を獲得したネイキッドバイクです。剛性感が高いアルミフレームや、前後ともプリロード調整できる豪華な足回りに人気があります。サスペンションはスムーズに動作し、接地感の高さに評判は良好です

GSR600をベースに開発されていますので、車体サイズは大柄ですし、車両重量も重めです。シートカウル下におさめられたマフラーがかっこいいですね。溶接跡がないアルミフレームは美しいですよ。

400ccネイキッド最速バイク比較対決

GSR400は400ccを他の11モデルと比較すると最速で、最高速度は200km/hを超えました。4速80km/h時のエンジン回転数は最高出力を発生させる回転数の半分以下!回転数に応じたトルクを発生させるスムーズなエンジン特性で、ハイパワーながら扱いやすいです。

ワイルドなグラディウス400と比較すると、GSR400はスマートな400ccのネイキッドバイクだといえます。

バイク名 GSR400
メーカー スズキ
最高速度(6速) 1位 202.8km/h
80km/h(4速) 1位 約5,942rpm

※2014年モデルの理論上の数値

中型400ccネイキッドバイク最速対決!まとめ

バイク名 今回紹介した12モデル
メーカー ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ
KTM、ドゥカティ、BMW
最高速度(6速) 平均値 174.9km/h
80km/h(4速) 平均値 約6,305rpm

2019年2月20日現在の理論上の平均値

400ccのネイキッドバイクはラインアップが少なくなりましたが、新型車ほど乗りやすくなっている傾向にあります。かつてのハイパワーな4気筒エンジンも魅力的ですが、ツーリングでは扱いやすさも性能の一つ。

強烈な個性を持った400ccのネイキッドバイクが少なくなっているのは寂しいですね。ホンダのCB400R?ヤマハのXSR400?新型グラディウス400?が新発売されることを願わずにはいられません。

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