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.45ACP弾とは?特性や性能を.45ACP弾を使う銃と合わせてご紹介!

.45ACP弾とは拳銃の中でも有名なコルトガバメントに使われている弾丸です。9mm口径の弾丸が普及するまでに世界中で使われていてた弾丸で今でも数多くの銃に使われています。今回は.45ACP弾の特性や性能、使える銃を紹介していきます!

2018年10月17日更新

ysakura3928
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目次

  1. 弾丸の名前の読み方
  2. .45ACP弾とは?
  3. .45ACP弾の歴史
  4. 9mm弾と.45ACP弾の比較①
  5. 9mm弾と.45ACP弾の比較②
  6. .45ACP弾は日本人に合わない?
  7. .45ACP弾はサプレッサーとの相性が良い!
  8. .45ACP弾を使う銃!No.①
  9. .45ACP弾を使う銃!No.②
  10. .45ACP弾を使う銃!No.③
  11. .45ACP弾を使う銃!No.④
  12. .45ACP弾を使う銃!No.⑤
  13. .45ACP弾を使う銃!No.⑥
  14. .45ACP弾への信仰は今も続いている!
  15. .45ACP弾のまとめ

弾丸の名前の読み方

インチ規格と英語の読み方

拳銃などの弾丸には独特な読み方が存在します。元々はアメリカなどで開発されているからなのですが、長さにはメートル法ではなくてインチが、英数字も英語の読み方となっています。特に.45などは特殊で読み方として「ポイント・フォーティ・ファイブ(point forty-five)」となっています。ポイントというのは小数点のことで本来の大きさは0.45インチということの略となっています。

同じ弾丸でもいくつかの読み方がある!

弾丸の中には同じ種類の弾丸でも地域などによって読み方が異なるものがあります。例えば有名な9mmパラベラム弾は他には「9mm Luger」「 9x19mm NATO」などの読み方もあります。少しややこしいですが、覚えておくとどの銃がどの弾丸に対応しているのかわかりやすくなるのでおすすめです。

.45ACP弾とは?

出典: https://www.amazon.co.jp

アメリカで開発された.45ACP弾

.45ACP弾はアメリカで開発された拳銃用の弾丸です。アメリカの銃器開発で有名なジョン・ブローニングによって設計された.45ACP弾は1905年に開発されてから現在に至るまで一般的な口径の弾丸として世界的に普及して使われています。.45ACP弾を使う口径の銃は数多く、数々の名銃を歴史に残してきました!

世界的に普及した弾丸!

特に.45ACP弾の普及に一躍買ったのは有名な拳銃「コルトM1911」です。コルトガバメントの通称で有名なこの銃には.45ACP弾が使われていてアメリカの制式採用銃となったことから1911年から9mm弾が普及する近年まで根強く使われてきました!未だに各国でも.45ACP弾を撃てるように対応する設計を残している場合が多いほどでまだまだ現役の弾丸と言えます。

bnadventurousさんの投稿
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.45ACPの読み方

.45ACP(Automatic Colt Pistol)弾の読み方はポイント・フォーティ・ファイブ・オートマチック・コルト・ピストルとなります。これはコルト社が開発した拳銃専用の弾丸という意味が込められています。ほかの弾丸でもよく口径の後にその弾丸の名称の読み方を省略して載せている場合がありますね。

.45ACP弾の歴史

jackwyomingさんの投稿
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フィリピンでの民族紛争で

.45ACP弾が開発された経緯にはフィリピンで起きたモロ族という部族との紛争が関係しています。今までアメリカ軍は.38口径のリボルバーを使っていましたが、興奮や薬物によって強化されたモロ族に対しては弾を打ち込んでも行動不能にできるほどの大きな打撃力がたらなかったのです。モロ族は弾丸を撃ち込まれてもそのまま襲いかかってきたそうですからアメリカ軍は早急に打撃力の強い弾薬が必要と判断しました。

.45ACP弾はストッピングパワーが強い!

新しく開発された.45ACP弾は弾頭の質量を増やすことによって初速は低いものの人体に当たった時のエネルギーであるストッピングパワーが強い特徴があります。これは.38口径の弾丸を撃たれても動き続けるモロ族に対してより大きな力で行動不能にするためで、.45口径になったストッピングパワーは人体に重い衝撃を与えることに成功しました。

9mm弾と.45ACP弾の比較①

classiccarsintheukさんの投稿
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現在主流の9mmとの差は?

.45ACP弾の威力などは現在主流とされている9mm弾と比べて違いがあるのでしょうか? 弾頭の口径がかなり違うので用途的に向き不向きはあるはずですが、実際にはどの程度威力が違って銃にどのような違いが出るのかは比較を見る機会がありません。今回は一番重要な物理的な威力(エネルギー)と人体などに当たった時の効果などを比較してみました!

同程度のエネルギー

弾丸の威力(エネルギー)に関してですが口径が大きいほうが大きいのではないかと勘違いしがちです。実際は弾丸の質量と速度によって威力(エネルギー)は求められます。実際に比較してみると軍用の9mmパラベラム弾が112gr・385m/sと軍用.45ACP弾が230gr・260m/sとなっていて計算するとどちらも500J程となって威力(エネルギー)は変わらない結果となっています。

9mm弾と.45ACP弾の比較②

blogfirearmさんの投稿
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9mm弾と.45ACP弾の効果

威力(エネルギー)については比較しても同じような結果でしたが、人体だけではなくボディアーマーに当たった場合は効果がかなり変わってきます。ボディアーマーでは貫通力が重要なポイントになってきますが、弾丸の口径が大きいほど抵抗が増えますので両方を比較すると貫通力では9mm弾の方が優勢になります。しかし、貫通しない場合の衝撃では.45ACP弾の方が優勢になりますので、場合によっての変化が大きいですね。

今後の主流は?

口径の違いによって引き起こる問題は威力や貫通力だけでなく、物理的な反動やフリップ握りやすさ、銃の大型化など様々な要因に関わってきます。現在の主流では小型で汎用性のあるものが好まれているので9mm弾へと変化していくでしょうが、まだまだ根強く.45ACP弾の需要は続いていくでしょう。特にPDWの登場によってSMGの威力不足が露呈したために大きい口径の.45ACP弾は重要視されています。

.45ACP弾は日本人に合わない?

ppanas78さんの投稿
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反動がきついために

第二次世界大戦後には日本で多くのアメリカの技術や規格が普及したために銃もその影響を受けました。特にアメリカで正式採用されてたコルトm1911は軍にも配給されたので日本人もよく使っていたということがあります。しかし、.45ACP弾の反動は日本人の体格では抑えるのがキツくて不評を買っていたようです。昔は現在よりも体格の差があったでしょうから、その差は比較するまでもなく大きなデメリットだったでしょう。

ダブルカラムマガジンの太さ

体格の違いによって起きる問題にはグリップの問題も大きく関わってきます。口径が大きくなることによって装填弾数が減る問題はダブルカラムマガジンにすることで解決されましたが、その分だけグリップが太くなって9mm口径の銃などと違い扱いにくいことが比較して分かりました。特に日本人は手のひらが比較的に小さいので扱いづらさは如実だったようです。

.45ACP弾はサプレッサーとの相性が良い!

hargraves_354さんの投稿
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.45ACP弾は亜音速弾

.45ACP弾は銃口初速が音速を超えない亜音速弾です。銃が発砲した祭の大きな音は銃口から飛んだ弾丸が音速を超えて衝撃波を出す音と圧縮されたガスの音で、亜音速弾は音速をギリギリ超えない為に通常よりも静かな発砲音となります。このためにサプレッサーなどの減音器をつけるとより高い効果が発揮されるので敵に発見されないようにする目的では非常に効果的でした!

特殊部隊の銃に.45ACP弾が多い理由

特殊部隊の使う拳銃には.45ACP弾を使うものが比較的に多く見られますが、その理由が上記で書いたようにサプレッサーとの相性が良いからです。強いストッピングパワーと静かな射撃が出来るというのは非常に理想的で暗殺や隠密作戦ではかなり効果が発揮されたでしょう。現在では9mm口径によるSMGが普及していますが、9mm弾は音速を超えてしまうために改良が求められていて、普及が多くなってきているPDWでは専用の亜音速弾が開発され始めています。

.45ACP弾を使う銃!No.①

oldmausermanさんの投稿
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有名なコルト・ガバメント!

おそらく.45ACP弾を使う銃では1番の知名度と人気を誇るのがコルトm1911、通称コルト・ガバメントでしょう! アメリカの前制式採用拳銃でベレッタM92が出るまで長い間絶大な人気を誇っていたコルト・ガバメントは今でもコピー品・派生品などが多く存在する名銃です。コルト・ガバメントは.45ACP弾を7発装弾することができるシングルカラムマガジンを採用していました。

未だに人気と実用を備える名銃!

コルト・ガバメントは制式採用の座を退いてからも警官や兵士にとっては安心して使える銃として使われ続けています。特に近代化改修された派生モデルなども多く作られていて、ミリタリーをして散る人でその姿を見たことがない人はほとんどいないでしょう。通常モデルも愛用者が多いためにコルト・ガバメントはミリタリー業界から姿を消すことはないでしょうね!

.45ACP弾を使う銃!No.②

zulunylongearさんの投稿
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M1917リボルバー

M1917リボルバーは第一次世界大戦が終わった時にM1911の生産が不足した際の予備として配布されました。.45ACP弾を使用することができるリボルバーで6発の装填が可能なことから2線級部隊に主に配置されていたようです。M1917リボルバーの生産はコルト社とS&W社がそれぞれ作っていて合わせて45万丁のM1917リボルバーが作られたようです。

日本にも伝わっていたリボルバー!

第二次大戦後には余剰分として余っていたM1917リボルバーが日本の警察に対して貸し出されていたこともありました。それまでは十四年式拳銃が支給されていたのですが、状態が悪かったために好まれなかったそうです。日本に配備されたM1917リボルバーは昭和50年代まで警察に配備されていたそうです。意外と近年までM1917リボルバーは使われていたんですね。

.45ACP弾を使う銃!No.③

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トンプソン・サブマシンガン

トンプソン・サブマシンガンは多くの別名があるSMGで「トムソン銃」「シカゴ・タイプライター」「トミーガン」などと呼ばれています。禁酒法時代に使われていたSMGでサブマシンガンという名前を初めて使ったSMGでもあります。拳銃弾である.45ACP弾を使う初めてのSMGでもあって歴史的に様々な貢献を果たしたSMGです。

古い傑作SMG

トンプソン・サブマシンガンは傑作的なSMGで戦争にも多く使われていました。そのために民生モデルや軍用モデルなど多くのバリエーションが存在するSMGでもあります。当時は数少ないフルオート銃だったので威力面でもかなりの信頼があって爆発的な人気がありました。日本でも第二次世界大戦後に警察貸出がされていて、9mm機関拳銃が採用されるまでは使われていたほどです。

.45ACP弾を使う銃!No.④

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小型のSMG イングラムM10

イングラムM10は1964年にベトナム戦争で開発されたSMGで小型であり、サプレッサーを装備できて.45ACP弾を使うことから特殊部隊用のSMGとして使われました。当時にはこのサイズのSMGが存在しなくて軍だけでなく警察機関のSWATなどにも使われていたようです。ただし、命中精度はあまり良くなくて後に命中精度の高いMP5と比較されて交代しました。

弾をバラまく凄まじい連射力のSMG

イングラムM10は当時では高威力の.45ACP弾を毎分1,090発も発射することができました。ただし、小型ゆえに反動などを抑えきることができなかったので命中精度に関しては良くなくて近距離で弾をばら撒くのがメインだったようです。しかし、1.5秒間でマガジンの32発を撃ち尽くす連射力は最新型のSMGなどと比較しても上位に入るものなので用途によっては非常に強力な武器です。

.45ACP弾を使う銃!No.⑤

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低反動のクリスベクター!

クリスベクターとはクリス USA社が開発しているPDWです。内部にはクリススーパーVという特殊な反動制御システムが組み込まれていて.45ACP弾を使ってもほぼ反動がない状態で射撃することができます。非常に小型で連射力も高く、光学サイトなどの近代オプションも付けられる最新型のPDWです!

特殊な機構で.45ACP弾の反動を消す!

クリスベクターはスーパクリスVという反動制御システムを内蔵します。この反動制御システムは通常ならば銃口とは反対に発生する反動の力を内部に組み込んだ機構で下側へそらすことができます。これによって銃口の跳ね上がりをなくすことができるので高威力の.45ACP弾でも非常に軽い反動で射撃することができます。

.45ACP弾を使う銃!No.⑥

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ステアーTMP

ステアーTMPとはオーストリア・シュタイヤー社の開発したSMGです。TMPとは「Tactical Machine Pistol」の略で、H&K社のMP5Kの対抗馬として様々な機能を持って開発されました。パーツ自体もポリマー樹脂などを多く使っているためにMP5Kよりも小型で軽量、更には低価格という特徴を持っています。

MP5の対抗馬だったSMG

MP5の対抗馬として作られたステアーTMPですが、開発販売がされた時にはすでにMP5のシェアが大半を占めていて残念ながら大きなシェアを得ることはできませんでした。しかし、その後も一部の機能を改良・回収したモデルが開発され続けて一部では使われ続けているようです。

.45ACP弾への信仰は今も続いている!

長年愛用された為に

.45ACP弾は世界的に長い間使われ続けたために信仰的な存在にもなっています。特にリボルバーが主流だった時期からの愛用者などはずっと.45ACP弾を使い続けていたそうです。機能的には現在主流の9mm弾と変わらないので使用するのに問題がない場合はアメリカなどでは1発の威力が高い.45ACP弾の方が良いのかもしれません。9mmのオートマチックも45口径のリボルバーもある意味で撃って当たればいいのです。

今後の弾丸はどうなるのか?

軍隊などでは戦場での携帯性・汎用性・威力を重視するので統一規格の9mmがメインで使われるでしょう。サブアームとしての使い方ですので、生存性が高いほうが重要視されます。.45ACP弾は威力は高いですが、装弾数が少なくなってしまうのでその面ではやはり古い弾丸となってしまいますね。

.45ACP弾のまとめ

juliochoffmannさんの投稿
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.45ACP弾のまとめ

.45ACP弾については特徴や歴史、読み方、使える銃など知ることができましたか? まだまだ現役の.45ACP弾は私たちは触れる機会が少ないですが、世界的には普及している弾丸です。もしも海外のシューティングレンジなどに遊びに行く方はこれを機会に試してみるのをおすすめしますよ!

弾丸が気になった方はこちらもチェック!

弾丸の知識が気になった方には下記にまとめ記事のリンクを張っておくので、よろしければあわせてお読みください!

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