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釣りでも人気な魚「メッキ」とは?その生態や食べ方、釣り方まで大公開!

メッキをご存知でしょうか?メッキとはギンガメアジの幼魚の時によく呼ばれる呼び方で、海の中で輝く姿からそう呼ばれるようになりました。メッキは釣り人によく知られた魚で人気ですね。今回はそんなメッキの生態から食べ方、釣り方までまとめていきます!
更新: 2021年7月13日
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人気な魚「メッキ」とは?

メッキと聞くと何が思い浮かぶでしょうか?メッキと聞いてすぐに魚が浮かぶ方は相当釣り好きかもしれません。メッキとは画像の魚のことで、海の中では画像のように竜巻を作って泳いでいる姿がよく見られますメッキの作る竜巻は本当に圧巻で、ダイバーに大人気ですね。今回はそんなメッキの生態や釣り方、食べ方までまとめていきます。また、メッキには他にも種類がありますので後述します。

人気な魚「メッキ」の特徴

メッキの正式名称はギンガメアジ

釣り人の間ではメッキとよく呼ばれている画像の魚。メッキの正式名称はギンガメアジと言います。スズキ目アジ科ギンガメアジ属の魚で、インド洋や太平洋、亜熱帯に生息している魚です。特徴的な名前を持ったギンガメアジですが、この名前は銀色に輝く体が、まるで銀紙のようだということで「銀紙鯵」と呼ばれるようになり、それがギンガメアジという名前に変わっていったそうです。

全長180㎝の大きな魚

メッキは画像のような、とてつもない迫力の竜巻を作ります。メッキの全長は90cmに達することもありますので大型のアジだと言えますね。ただし、九州では大きなギンガメアジが釣れることもありますが、九州より以北だと25cm程度の小さなギンガメアジが釣れることが多いです。大きなギンガメアジを釣りたい方は、南の方に向かうことをおすすめします。

人気な魚「メッキ」の他の呼び方

メッキは正式名称ではなく、ギンガメアジのあだ名のようなもの。特に幼魚の時代にメッキと呼ばれることが多いですね。他によく呼ばれる地方名として、エバ、ヒラエバという呼び方もあります。TwitterなどのSNSの会話でもよくエバと呼ばれることがありますね。また、ゼンメ、ガツン、クチミチャーという呼ばれ方もあります。ですが、メッキやエバがよく使われていますね。

人気な魚「メッキ」の生態

暖かい海に住んでいるメッキ

メッキは基本的に温かい海に住む魚です。ですので、九州より北になるとあまり大きなメッキがいなくなるのですね。特に南西諸島付近でよく見られます。水深200mほどのところを泳いでおり、サンゴ礁や岩礁の周辺に生息します。単独で動くメッキもいるのですが、画像のように圧巻の光景の群れを作ることも多々ありますね。大きくて銀色に反射した群れを見られたなら思い出に残ること間違いなしです。

寒い地域に来るとメッキは死んでしまう

メッキの稚魚が暖流に乗って関東地方に流れてくることがあります。しかし、メッキにとって関東地方の海は寒いので、冬を乗り越えることが出来ません。そういった魚は「死滅回遊魚」と呼ばれています。ただし、関東付近に流れ着いた場合でも、工場排水により温かくなっている海域では生き残ることがあります。ですので、関東でも工場が付近にあるところだとメッキが釣れることは結構あるようですね。

人気な魚「メッキ」の釣り方①タックル選び

小型ミノーを動かしやすいタックルを選ぶ

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メッキで気になるのは釣り方ですよね!釣り方はまず、タックル選びから始めましょう!タックルは基本的に6~8フィートがよく推奨されています。1フィートは30.48cmですので180~240cm程のタックルということですね。釣具屋さんに言って、釣りたい魚がメッキであること、6~8フィートのタックルが欲しいことを伝えればスムーズに購入することが出来ます。

バス釣りのタックルが使える!

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ソルト用ライトゲームロッドがよくおすすめされるメッキ釣りですが、メッキ釣りではバス釣り用のタックルもよく使われています。画像のタックルはアブガルシアのもので、大きい魚を釣る時にも折れることなく頑張ってくれると評判のタックルです。もし近くに釣具屋さんが無い場合は、ネットショッピングで気軽に購入するのもおすすめです。ただし、品揃えが豊富すぎるので、ある程度誰かのオススメに従った方が楽ですね。

人気な魚「メッキ」の釣り方②リール選び

3000番以内のスピニングリールで


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タックルの次はリール選びです。リールはスピニングリールを基本的に使用し、2000~3000番のリールを選びましょう。因みに、2000とか3000という番号は糸巻き量の違いで、2000番=2号の糸を150m負けるリール、5000番=5号の糸を150m巻けるリールとイメージしましょう。画像のおすすめスピニングリールは2500番で調度良いサイズだと言えます。

リールはピンキリ

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リールはスピニングリールにしましょうと言っても、世の中には数え切れないほどスピニングリールが販売されています。その中でも値段の高い安いがあり、品質も様々ですよね。あまり安いタックルやリールを買ってしまうと、長い目で見て損をすることもあるかと思いますので、ある程度おすすめされているものを選びましょう。上の物もよくおすすめされているものです。

人気な魚「メッキ」の釣り方③ルアー選び

おすすめのルアーは小型のミノー

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メッキの釣り方で大事なのはルアー選びです。ルアーは5cm目ほどの小型ミノープラグがおすすめされていますね。何種類かミノーのルアーを持っておいて、使い分けながら釣りをしてみましょう。下記のツイートでもミノーのルアーが使われており、ちゃんと釣れていますね。因みにロウニンというのは同じギンガメアジ属のアジで、とても大型のアジです。

メタルジグも使おう!

ルアー選びは、ミノーの他にメタルジグも推奨されています。メタルジグとは金属製のルアーで、金属で出来ているために重量があり、リールを巻いてもルアーが泳ぐような形になりません。ただし、メタルジグならではの反射感があり、それがまるで小魚のように見えるのです。また、メタルジグは重たいルアーですので、ミノーでは届かないような遠い場所に投げることも出来るのがメリットです。

人気な魚「メッキ」の釣り方③場所とコツ

メッキ釣りは砂浜からでも、磯や河口でも狙うことが出来ます。砂浜から狙う場合は温かい海で、出来るだけ遠くにルアーを投げましょう。磯で釣る場合は比較的大きめのメッキを狙うことが出来ます。また、河口にいることも多いですのでチャレンジしてみましょう。メッキは速く動く小魚に執着する傾向がありますので、出来るだけルアーを大げさに速く動かしましょう。

人気な魚「メッキ」の旬時期

秋から冬がメッキの旬時期

メッキの旬の時期も気になりますよね。メッキの旬の時期は秋から冬にかけての寒くなる時期です。産卵の時期は春ですので、それまでに少し栄養を蓄えているイメージですね。旬時期になるとやはり味が美味しくなりますので、釣りで狙う場合は是非旬時期を狙ってみてはいかがでしょうか。旬時期のメッキの刺身はとても美味しく大人気です。

あらまで美味しいメッキ

旬時期に釣れたメッキはとても美味しいのですが、美味しいのは身の部分だけではありません。メッキはあらまで美味しく使えますので、いざ釣れた際には全て楽しみましょう。刺身によくされているメッキですが、メッキでのアジフライも人気です。もちろん旬時期以外でも美味しく食べられますので、釣れた際には料理も楽しみましょう!

人気な魚「メッキ」にはシガテラ毒がある

大型のメッキにはシガテラ毒が溜まる

気をつけておきたいのが、メッキのシガテラ毒です。メッキは全長90cmまで成長する大型のアジですが、大型になればなるほどシガテラ毒が体内に溜まっている可能性が高まります。大体40cmくらいのメッキになってくるとシガテラ毒が溜まっている危険性が上がってきますので、サイズの大きいものが釣れた際には食べないようにした方が無難です。


シガテラ毒とは?

因みにシガテラ毒とは大型の魚に溜まりがちな毒で、熱帯の海洋でよく発生します。元々熱帯域のプランクトンが作る毒なのですが、それが食物連鎖する内に魚に溜まっていくのですね。小さい内はあまり溜まりませんが、大きくなるとやはり積み重なりますので注意です。食べてしまうと吐き気やめまいなどの中毒症状が出ます。ですが、まだ日本では死亡例はありません。

人気な魚「メッキ」の食べ方・さばき方

食べ方・さばき方①ゼイゴを取る

メッキを捌く際は、まずゼイゴをとっていきましょう。ゼイゴとは尾の部分から体の横にかけて盛り上がっている黒い部分のこと。尾のところから包丁をいれて、削り取るように包丁でとってしまいましょう。包丁を当てて上下に動かすと楽にとれていきます。このゼイゴをとっておかないと後々大変ですので、まず最初はゼイゴ取りからです。

食べ方・さばき方②鱗を取る

ゼイゴがとれたら、次はうろこをとっていきましょう。うろこを取る際は水をかけながらうろこ取りで行うとスムーズに進めていけます。刺身をするのであれば細かく気にしなくても大丈夫ですが、加熱料理をする場合はしっかりとうろこをおっておきましょう。少し時間がかかるかもしれませんが、大事な処理です。

食べ方・さばき方③頭と内蔵を取る

うろこが取れたら、次は頭と内臓をとりましょう。他の魚と同様、ヒレの後ろに包丁をあてて、頭を切っていきます。頭が切れたら、次はお腹に包丁を入れて内臓を出してしまいましょう。内臓を出したら水洗いをして完了です。大き目のメッキであればここまでの作業で大変かもしれませんが、あまり大きくないメッキであればすぐに終わります。

食べ方・さばき方④二枚おろしか三枚おろし

メッキをさばく際は2枚か3枚におろしましょう。塩焼きや煮付け料理にする場合は2枚おろしで、刺身やから揚げを作る場合3枚おろしです。2枚おろしにした場合は片面に骨がつきますね。3枚おろしの方が馴染みがある方も多いかと思いますが、塩焼きや煮つけであれば2枚おろしの方が適しています。

食べ方・さばき方⑤刺身にするなら皮と中骨をとる

刺身用に3枚おろしにしたら、皮や骨もしっかりとってしまいましょう。この際に皮をとってしまいますので、最初のうろことりの作業は軽めで大丈夫です。また、上手くさばけたつもりでも小さな骨がまだ身に残っていますので、そういった小さな骨もしっかり取り除きましょう。皮をはぐ際は包丁を滑らせるように動かすと上手くいきます。

人気な魚「メッキ」の料理レシピ

料理レシピ①刺身

釣りたてのメッキは、まずは刺身でいただきましょう!そのままのメッキの味が楽しめます。旬時期以外でも美味しく食べられますが、やはり刺身にするなら旬時期がおすすめ。釣った時期に合わせて食べ方を変えるのもいいですね。メッキの食べ方は刺身よりも焼いた方が美味しいという声もありますが、食べたことが無い場合はまずは刺身を楽しむのがおすすめです。

料理レシピ②焼き魚

メッキで一番おすすめな食べ方が焼き魚、塩焼きです。メッキはアジですので、焼くと本当に美味しいんですよね。特に塩焼きはよく絶品だと言われています。料理レシピとしてはかなり簡単なレシピですが、王道の料理レシピでもありますので是非試してみて下さい。刺身と同じく、簡単に作れるのが大きなメリットですね。

料理レシピ③その他


その他にも料理レシピは多々あり、よくから揚げにされたり、ムニエルなどの料理レシピでも使われていますね。メッキはどの料理レシピにも使いやすい魚ですので、自分の食べたい魚料理に合わせて使うといいでしょう。旬時期に釣れたメッキであれば刺身を楽しみ、それ以外の時期に釣れた際にはちょっと味付けのある料理レシピにしてみてはいかがでしょうか。

人気な魚「メッキ」は他にもいる

ロウニンアジもメッキと呼ばれる

ここまでギンガメアジのことを指してメッキと書いてきましたが、実は他にもメッキと呼ばれている魚がいます。画像の魚はロウニンアジという大型のアジで、なんと体長は180cmにもなります。このロウニンアジは幼魚の頃はメッキと呼ばれていますので、一口にメッキという呼び方をしているとゴチャゴチャになってしまうことがよくあります。

大型アジ類の総称として

ロウニンアジ以外にもメッキと呼ばれるアジ類がいますが、メッキと呼ばれるのは、基本的に扁平な体型をしている大型アジ類です。それも幼魚の頃の呼び方として呼ばれることが多いですので、サイズが小さいのであれば一口にメッキと言ってまとめるのもいいかもしれませんね。因みにロウニンアジも大型になるとシガテラ毒を持ちますが、メッキ時期には美味しく食べられますので合わせて狙ってみたいですね。

人気な魚「メッキ」に関してのTwitter

ギンガメトルネード

こちらのツイートではギンガメトルネードの魅力を伝えています。ギンガメアジは群れで動いて竜巻のような光景を作ることがあります。ダイバーの楽しみの一つですね。はじめて目の当たりにしたら腰が引けてしまうかもしれません。

アジフライもおすすめ

こちらのツイートではギンガメアジのアジフライが紹介されています。サクサクで食べ応えがあることが書かれていますね。ツイートのメッキはあまり大型ではありませんが、少し大きなメッキが釣れた際にもやってみたいところ。大きなアジフライなんて魅力的ですよね。

まとめ~人気な魚「メッキ」の特徴~

今回の「釣りでも人気な魚「メッキ」とは?その生態や食べ方、釣り方まで大公開!」はいかがでしたでしょうか? メッキの釣り方はさして難しくはありませんので、是非チャレンジしてみましょう!タックルもバス釣りのものを流用できますので、既に持っている方にはありがたいですよね。また、釣り方だけじゃなく料理レシピに関しても触れさせて頂きましたが、釣れた際には是非、刺身と塩焼きを楽しんでみて下さい。

魚が気になる方はこちらもチェック!

今回はメッキについてまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」では他にも様々な魚・釣りに関しての記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。