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バイクのチェーン清掃・洗浄方法とは?洗車での正しいやり方や頻度を解説!

バイクのチェーン清掃・洗浄方法をご存知でしょうか?バイクを買った後、チェーンを清掃・洗浄せずに乗っている方が多い様子ですが、それはチェーンの寿命を減らしてしまいます。今回はそんなバイクのチェーン清掃・洗浄方法をまとめました!
更新: 2021年2月26日
T・S
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この記事で紹介しているアイテム

呉工業(クレ) チェーンクリーナー1017 1本(760mL)

呉工業(クレ) スーパーチェーンルブ1068 1本(180mL)

【即納】 KRI-R688 ヒロチー商事 チェーンブラシ

WAKO'S(ワコーズ)CHL チェーンルブ

バイクチェーンの清掃・洗浄方法とは?

あったかい時期になってくるとバイクに乗るのが楽しみになりますよね!しかし、バイクには乗ってもチェーン部分の清掃・洗浄はしない方が多い様子です。

もちろん、チェーンを清掃・洗浄しなくても走れるは走れるのですが、やはりメンテナンスをしっかりしないと寿命が下がってしまいますよね。今回はそんなバイクチェーンの清掃・洗浄方法をまとめましたので、是非参考にしてみて下さい。

バイクチェーンの清掃・洗浄をしないとどうなる?

清掃・洗浄をしないとチェーンの寿命が短くなる

チェーンを清掃・洗浄しない方が多いのですが、それはチェーンを清掃・洗浄しない時に起きるデメリットを感じていない、または知らないからかもしれません。

チェーンはある程度の頻度で清掃・洗浄しないと、寿命が下がってしまいます。具体的には、本来3年ほど持つものが1年ほどで寿命となってしまうのです。これはとてももったいないことですよね。

チェーンが錆びてしまう

チェーンを清掃・洗浄しないことで起きる、走行にも関係する部分としては、錆びが早まってしまいます。錆びてしまいますと見た目もとても悪くなってしまい、バイクを大切にしていないと思われてしまいます。

それはバイク乗りにとってとても不名誉なことですよね。せっかくかっこいいバイクに乗るのであれば、ピカピカで錆びていない状態で乗りたいところです。

バイクチェーンの清掃・洗浄に使う道具

チェーンクリーナー

呉工業(クレ) チェーンクリーナー1017 1本(760mL)

出典:Amazon
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バイクチェーンを清掃・洗浄する際に使うのが、チェーンクリーナーです。上記画像のチェーンクリーナーは価格も安く、よく使われていますね。もっと高いチェーンクリーナーもありますが、まずはお手頃なクリーナーから始めてみてはいかがでしょうか。

初めは掃除の習慣がつきにくいですが、パーツがピカピカになる気持ち良さを知ったらクセになりますよ。

チェーンオイル(チェーンルブ)

呉工業(クレ) スーパーチェーンルブ1068 1本(180mL)

バイクのチェーンに塗るオイルのことをチェーンルブ、またはチェーンルーブと言います。上記はクリーナー同様に、クレというブランドのよく使われているチェーンルブです。チェーンルブもそこまで価格が高くないので買いやすいですね。また、後述する日頃のお手入れでも使うものですので、是非持っておきたいお手入れアイテムです。

チェーンブラシ

【即納】 KRI-R688 ヒロチー商事 チェーンブラシ

出典:Amazon

チェーンクリーナーをつけた後に、チェーンをブラッシングする為のブラシも用意しましょう。普通のブラシでも掃除出来ますが、出来れば上記画像のような、専用のブラシがあると良いですね。

価格も安いですので、ネットショップ、またはお店で購入しましょう。専用のブラシは形がとても変わっており、掃除が大変楽になりますのでおすすめです。

メンテナンススタンド

デイトナ バイク用 リアスタンド

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

チェーン掃除をする際は、タイヤを回してチェーンを全体的に掃除しなければいけません。その際に役立つのが画像のようなメンテナンススタンドです。

メンテナンススタンドがあるとタイヤを楽に浮かせておけますので、チェーン掃除がとても楽になります。価格も大体3000円から5000円くらいで販売されていますので、合わせて購入することをおすすめします。

新聞紙やウエス

チェーン掃除をする際に、チェーンクリーナーやチェーンルブを吹き付けたりしますので、地面やバイク本体にかからないように新聞紙も用意しましょう。また、チェーンを拭く為のウエスも必要です。

ウエスが無ければ、いらない服を細かく切った布でも大丈夫です。要は、チェーンについている水気を優しく拭き取れれば問題ありません。

バイクチェーンの清掃・洗浄頻度は?

オイル注油は500㎞に一回か雨の日に走ったあとに


バイクのオイル注油をしようとは思っているけど、どれくらいの頻度ですればいいか分からないという方が多いようです。人によって基準が違ったりするのですが、一般的に言われているのは500㎞から1000㎞ほど走ったら注油をするものと言われていますね。

また、雨の日の走行や海岸沿いの走行をしたあとなども掃除・注油をした方がいいですね。自分の走る頻度に合わせて注油の頻度も変えていきましょう。

一緒にチェーンの清掃・洗浄を行うのがおすすめ

注油は500~1000㎞ほどで行うのが一般的と書きましたが、チェーン掃除はもう少し長めの頻度で行う方が多め。しかし、注油をするのであればチェーン掃除も一緒にしてしまった方が楽ですよね。

はじめは手順に慣れず時間がかかるかもしれませんが、慣れてくればそこまで時間がかかることではありません。乾かす時間などもありますが、速乾性のものや濡れてても使えるオイルなどを使うと速くなります。

バイクチェーンの清掃・洗浄方法①水をかける

水でチェーン全体の汚れを落とす

まずは水でスプロケットやチェーンについている汚れを落としてしまいましょう。スプロケットもかなり汚れているかと思いますので、しっかり水をかけて下さい。この時に、スプロケットの歯が細くなっていないかもチラッと見ておきましょう。

スプロケットの歯が細くなって摩耗していたら、スプロケットの交換が必要かもしれません。こういったチェックをする為にも、ある程度の頻度で掃除をしたいですね。

タイヤを動かしてチェーン全体を洗浄・清掃する

メンテナンススタンドを使っている場合はチェーンを簡単に回すことができるかと思いますので、回しながら洗浄していきましょう。この際、スプロケット付近を触っていると指を巻き込んで怪我をする場合があります。

回す際は絶対にスプロケット付近に手を置かないようにしましょう。かなり強い力がかかりますので、小さな怪我では済まない可能性があります。

バイクチェーンの清掃・洗浄方法②クリーナーとブラシ

チェーンクリーナーをかける

水で綺麗にしたら、そのままチェーンクリーナーを吹き付けていきましょう。チェーンクリーナーを吹き付ける量が多い方もいますが、そこまで大量に吹き付ける必要はありません。ただ、全体的に吹き付ける必要はありますね。チェーンクリーナーを吹き付けた後、少しだけ待つと汚れがとれやすくなります。

ブラシでチェーンをこする

チェーンクリーナーを吹き付けたら、次はブラシでこすっていきましょう。ある程度の力をかけないと落ちないと思うかもしれませんが、クリーナーをつけているので結構簡単に汚れは落ちていきます。

ブラシ掃除をすると途端にチェーンがピカピカになっていきますので、このブラシ掃除が一番楽しい作業かもしれませんね。スプロケット周りやパーツも一緒に優しく掃除してしまいましょう。

バイクチェーンの清掃・洗浄方法③オイル注油

チェーンの水を拭き取ってからオイル注油を

ブラッシングをして水で汚れを洗い流し、チェーンの水気を粗方拭きとり、ある程度乾かしてから注油をしていきましょう。注油をする際、全体的に吹き付けるというよりはプレートの部分に吹き付けていくのがおすすめ。

プレートとプレートを繋いでいる部分が一番オイルを必要としますので、しっかり注油をして下さい。因みにスプロケットには注油をしなくても大丈夫です。

チェーンの内側も外側も注油

チェーンの外側に注油をしたら、内側にも注油していきましょう。スプロケットなどのパーツに当たるのは内側ですので、ここも大切な部分です。内側に注油をする時は、バイクの腹あたりで行うと楽ですね。

この注油をする際にタイヤを回せるととても楽ですので、出来ればメンテナンススタンドを買っておきたいところです。

バイクチェーンの手入れ

ここまででチェーン掃除は終わりなのですが、ある意味一番大切なのが日頃のお手入れです。ここではお手入れ方法を紹介します。

走行後に軽くチェーンの汚れを拭き取る

バイクチェーンのお手入れ方法を知っている方はあまり多くないようですが、実はとっても簡単。毎日のお手入れとしては、走行後に粗方の汚れを拭き取ってあげるだけでいいのです。

チェーンには埃や汚れがすぐについてしまいますが、軽く拭き取ってあげるだけで綺麗に保つことが出来、錆びも防止出来ます。

チェーンルブで拭く


少し汚れがひどいけど掃除をするほどでもないという場合は、チェーンルブを使ってお手入れをしましょう。チェーンルブを使ってお手入れなんて不思議に思われるかもしれませんが、油っこい汚れは油で落とすことが出来るのです。

チェーンルブをかけて汚れに馴染ませてからウエスなどで拭き取りましょう。

バイクチェーンの清掃・洗浄おすすめアイテム

WAKO'S(ワコーズ)CHL チェーンルブ

出典:Amazon

クレのチェーンルブを紹介しましたが、おすすめはワコーズのチェーンルブです。ワコーズのチェーンルブは水置換性となっており、とても使いやすいので多くの方が愛用しています。

水置換性とは、簡単に言ってしまえば濡れていても使えるオイルということです。チェーンを掃除したあと、濡れた状態のまま吹き付けられるのは楽ですよね。少しクレのチェーンルブより値段が高くなりますがおすすめです。

メンテナンススタンドを使わない場合のタイヤの回し方

バイクを少し動かしてチェーンを回す

メンテナンススタンドを紹介しましたが、もしメンテナンススタンドを買わない場合は、タイヤを動かしながらお手入れ・掃除をしましょう。

メンテナンススタンドを使うより手間ではあるものの、購入しなくていいこと、またメンテナンススタンドを持たなくていいことにメリットを感じる方もいます。ある程度広い場所でお手入れをしないとめんどくさいかもしれませんね。

サイドスタンドを利用してチェーンを回す

メンテナンススタンドを使わなくてもタイヤを回す方法があります。サイドスタンドを立てて、左ハンドルを左手で持ち、グラブバーというパーツを右手で掴んで持ち上げながら右足で後輪を触って回すことが出来ます。

ただし、このやり方をしているとサイドスタンドに負担がかかって曲がってしまう場合があります。出来ればメンテナンススタンドを購入した方が良いですね。

バイクチェーンを清掃・洗浄するなら車体も一緒に

今回はバイクチェーンの洗浄方法について解説をしていますが、ついでに本体やパーツ類の洗車もしてしまうことをおすすめします。定期的に洗車をしてあげた方が見た目も良いですよね。もし一緒に洗車をする場合は、バイクチェーンを掃除する前に洗車しましょう。

水をかけて、本体やパーツ類を綺麗にして、再び水をかけて泡を落としてからチェーン掃除に取り掛かって下さい。

バイクチェーンが錆びている場合は?

真鍮ブラシでチェーンの錆を取る

洗車をしてピカピカにしようとしても、落とせないのが錆びですよね。錆びないように予防をしておくことが大切なのですが、やはりどこかのパーツは錆びてしまうもの。そういう時は真鍮ブラシを使って錆びを落としましょう。

真鍮とは黄胴という胴と亜鉛の合金のこと。真鍮ブラシで錆びをこすると錆びがとても落ちやすいのでおすすめです。

定期的に注油をしてチェーンの錆予防をする

注油を定期的に行うことで、錆びを予防することが出来ます。つまり、ある程度の頻度でメンテナンスをすることにより錆びがひどくなることは抑えられるのです。錆び錆びのバイクに乗っている方も見かけますが、それはバイク乗りとしてはとても恥ずかしいこと。本体もパーツもピカピカにして乗りたいですね。

バイクチェーンの清掃・洗浄をする際の注意点

チェーン掃除は繋ぎ目をしっかり綺麗に

チェーンを掃除する時に気を付けたいのが掃除する箇所です。チェーンをブラッシングする時は、パーツとパーツの間まで綺麗になるようにブラッシングをしましょう。

表面の汚れを落とすのは簡単ですが、パーツの繋ぎ目はちゃんと集中して掃除しないと取れません。このパーツの繋ぎ目を掃除することが大切ですので覚えておきましょう。

チェーンを強く磨きすぎないこと

また、ブラッシングをする際はあまり強い力をかけないようにしましょう。チェーンだけではなく、バイク本体やスプロケットなども全て同様に、強い力をかければ傷がついてしまいます。傷がつくのはとても悲しいことですので、気をつけてブラッシングして下さい。

注油後にすぐに走行しないこと

洗車が終わったらすぐに走り出したくなりますよね。でもそれはあまりおすすめ出来ません。速乾性のオイルであれば大丈夫かもしれませんが、つけたオイルが馴染みきっておらず、洗車したバイク本体にオイルが飛び散ってしまう可能性があります。

そうなるとまた洗車しなければいけなくなってしまいますので、しばらく時間を空けて、しっかり馴染ませてから乗りましょう。


バイクチェーンの清掃・洗浄方法に関してのTwitter

海辺を走った後もチェーン掃除

こちらのツイートの方は、海風と潮を浴びたのでチェーン掃除をしています。こうしてちゃんとメンテナンスをしている方のバイクは、いつでもピカピカでかっこいいですよね。洗車だけじゃなく、チェーンにも気を配りましょう。

日頃の手入れが大切

こちらのツイートの方は15000㎞を走行してからチェーン掃除をしています。チェーン掃除の頻度としてはかなりオーバーしていますので、もっと高頻度で掃除をした方がいいですね。相当汚れが溜まっていたのではないでしょうか。

多くの方はチェーン掃除頻度が長め

こちらのツイートの方は1500㎞走ってからチェーン掃除をしています。1500㎞でもちょっと長いかもしれませんが、1500㎞を超えても掃除しない方が多いですので頻度としては高い方かもしれません。定期的に洗車&掃除をしたいですね。

チェーン清掃は慣れると速い

こちらのツイートの方はチェーン掃除に慣れきっておらず、時間がかかった様子です。慣れるとスムーズに出来るのですが、あまり頻度が高くないと中々慣れないかもしれません。洗車と同じタイミングで定期的に掃除して慣れていきましょう。

チェーン清掃は余裕のある日に

こちらのツイートの方は、忙しい日にチェーン掃除を行っている様子。意外とチェーン掃除って疲れますので、あまり忙しい日に行わない方がいいかもしれません。焦って行うと作業が雑になる可能性もありますよね。

まとめ~バイクチェーンの清掃・洗浄方法~

今回の「バイクのチェーン清掃・洗浄方法とは?洗車での正しいやり方や頻度を解説!」はいかがでしたでしょうか? バイク本体は洗車しても、チェーンのお手入れをしっかりされている方はあまり多くありません。

しかし、本当にバイクが好きな方はそういう所もよく見ています。かっこいいバイカーになる為にも、ちゃんと掃除・お手入れをしてあげましょう!また、くれぐれもスプロケットに手を挟んで怪我をすることのないよう注意して下さい。

バイクが気になる方はこちらもチェック!

今回はバイクチェーンの清掃・洗浄方法についてまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」では他にも沢山のバイクに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。