世界の軍事力は今どうなっているの?
日本以外の世界各国では未だに内戦や紛争が絶えず続いています。世界の情勢や国家間の問題であったり、宗教上に対立などなどきっかけは様々です。今回はそんな世界の軍事力ランキングがどうなっているのかをご紹介したいと思います。
世界の軍事力の発展の中でも、近年北朝鮮の軍事力に対する力の入れ具合などなど、安全である日本に住んでいながらも脅威を感じることもあるかと思います。なので世界の主要な国の軍事力がどのようになっているかを知っていただければと思います。
世界各国の軍事力はどうやって決まるの?
世界各国の軍事力をランキング形式で評価するのは、実際はどんなところを評価してランキングをつけているのか気になるところですね。実際にランキング形式で作成しているにはアメリカの評価機関グローバル・ファイヤーパワーが行っています。主に、軍事費や兵力、そして兵器の数、核を保有しているか、同盟関係まで至るところがランキング付けをする際に大きな指標となっています。
日本国も核を保有していないにもかかわらず、技術力などの面から世界でもトップクラスの軍事力を持っていると言われています。
世界の軍事力ランキングの順位をご紹介!
今年度2018年の世界軍事力ランキングは現時点2018年4月段階では発表されていませんので、前年度の2017年の世界軍事力ランキングをご紹介したいと思います。
世界各国の軍事力に費やす軍事費だったり、軍の兵力だったりと、極めてランキングを決めること自体が難しい事ですが、アメリカの軍事力評価機関であるグローバル・ファイヤーパワーがランキングを発表していますので、そちらを参考にしながら比較していきたいと思います。
ランキングの順位発表!10位~6位
まずは軍事力ランキングを見ていきたいと思います。ランキングの10位から6位まで発表するとこんな国が並びます。10位:イタリア、9位:ドイツ、8位:トルコ、7位:日本、6位:イギリスです。9位にはかつて電撃戦で有名なドイツがランクインしていますね。そしてなんど我らの日本は世界軍事力ランキングで7位に輝いています。
そして6位はイギリスです。イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国が正式名称と言うことで有名ですね。
ランキング順位発表!5位~1位
では10位から6位に続きまして、次は5位から一気に1位まで見ていきたいと思います。では見ていきましょう。5位:フランス、4位インド、第3位:中国、第2位:ロシア、第1位アメリカとなっています。
第7位の日本を除けばランクインしている一桁第の国は総て核を保有している国家になります。そんな核保有国の中で日本は堂々の7位にランクインしています。
順位が10位以下は?
世界軍事力ランキングで10以下にランクインしている今回紹介したい主要国を見ていきたいと思います。ではまず軍事力ランキング第11位になっているのは韓国です。そして今回紹介したい中でも一番の目玉はなんといっても北朝鮮。北朝鮮は近年軍事開発にとても力を入れている国であるため、世界各国から注目されている国でもあります。
ミサイルを日本近海まで飛ばしたりする北朝鮮はランキング23位に入っています。韓国、北朝鮮と南北関係ではありますが、少しランキングでは差があります。
世界の軍事力ランキングの上位国について
さて、世界のランキングの順位がわかっていただけたところで、まずは軍事大国であるアメリカ、ロシア、そして中国の軍事力関係を見ていきましょう。世界では主にアメリカ、ロシア、中国が世界的にも三大軍事大国として知られています。
そんなアメリカやロシア、そして中国の軍力に費やす軍事費や海軍、陸軍、空軍などの事情もご紹介します。グローバル・ファイヤーパワーが決める軍事力も1~3位については大きな違いは無いので、特徴を見ていきましょう。
アメリカやロシアなどの主要な国の軍事力は?
まずはアメリカの軍事力を見ていきたいと思います。ランキングを指数レートで表すと1位のアメリカは(0.089)で2位のロシアは(0.096)、3位の中国は(0.0977)という数字になっています。()内の数字は軍事力指数を表しており、1位から3位においてはどれも差は無く、中国がロシアを抜いて2位になるのも時間の問題と言われているほどです。
アメリカの軍事力は陸軍、海軍、空軍においても新企画の兵器などが優秀ですが、なんといっても空母や戦艦などの海軍の力がとても大きいと言われています。 236万3675の兵力を持っており、軍事費も5878億ドルとのことです。
軍事大国ロシアの軍事力
第2位のロシアの軍事力を見ていきましょう。まずロシアが軍事費として予定している資金は446億ドルほどとのことです。ロシア軍はなんと言っても最強の陸軍があることで有名ですね。
ロシアといえば、ソ連軍時代に数多くの名銃を生み出したことで知られています。337万1027もの兵力を束ねており、戦車の数も2万216以上保有しており、非常に陸軍、陸地線において有利に戦うための余力を持った国と言えます。
軍事大国中国の軍事力
ランキング第3位に輝いたのは、軍事大国と言われている外気汚染で有名な中国です。中国では軍事力以外でもサイバー攻撃などの技術力面でも秀でている国と言われています。
軍事費などの資金面ではロシアを上回る1617億ドルを予定しており、371万人以上の兵力を持っていることで有名です、兵力の数でも、資金面でも、技術力でも軍事大国と言われるほどの力を持っている国です。1位2位と比較しても待ったく引けを取っていないほどの実力を備えています。
日本は核を持っていないけどランキング一桁!
日本は日本国憲法9条という縛りがあるため、海軍、陸軍、空軍という軍隊に属する部隊を保有することは出来ず、また表だっての戦闘が出来ない用にはなっていますが、日本は日本軍では無く、なんともグレーゾーンに値する日本自衛隊という実力を保持している国でもあります。
日本では軍隊の呼び名では無く日本海上自衛隊、日本陸上自衛隊、日本航空自衛隊を保持しています。日本の国力は31万ほどですが、米国から導入しているイージスシステムや、日本独自の技術力や護衛艦などなどと軍力としてみればとても高い戦力を保持しているのもまた事実です。
世界の軍事力ランキングの下位の注目国について
先の見出しでは主要な国、それも軍事大国と言われているランキングトップの国をご紹介しました。今回はランキングには入っている物のランキング下位の韓国や北朝鮮について見ていきたいと思います。
北朝鮮はここ数年でランキングを大きく上昇させてはいますが、現状での兵力などなどを見てきましょう。韓国の陸軍や海軍、そして空軍についても見ていきたいと思います。
韓国や北朝鮮の軍事力は?
それではランキングでは二桁台にランクインしている韓国の軍事力について見ていきたいと思います。まず韓国の兵力は582万ほどで日本よりも多くの数の兵力を保持ししていることがわかります。
また韓国も日本同様にイージスシステム、対空システムを導入しています。よく韓国軍はお笑い軍などと言われていますが、攻撃力を見てみると、優秀であると言われていますが、装備関連の管理が杜撰な面があるため少し劣ってしまうのも事実です。
北朝鮮の現状
さて、皆様が一番気になるのは北朝鮮では無いでしょうか。近年の北朝鮮の軍事活動はとても活発化してきており、金正恩政権になってからはますます活発になってきています。644万ほどの軍兵力を持っています。
また、核保有国家として、技術力も高まってきています、そのため、ここ数年で軍事力ランキングもどんどん上がってきており、今後どのような展開になっていくのかわからない等のが北朝鮮です。水爆実験の精巧などなど、実力を上げているのもまた事実なのです。
世界軍事力ランキング総まとめ
世界の軍事力は一個の力だけでは決まらない
これまで世界各国の主要な海軍、陸軍、空軍や軍事力に費やす軍事費などを元にグローバル・ファイヤーパワーが作成したランキングと、そのランキングの内容をご紹介してきました。日本も日本の自衛隊や独自の技術力で世界にも劣らない日本ならではの実力を持っています。
世界の軍事情勢を少しでも理解することで今後、世界がどうなっていくのかなどなど気になる点はたくさんあります。是非ともグローバル・ファイヤーパワーのランキングだけでなく、世界の軍事情勢についてもプラスで調べてみてはいかがでしょうか。
1~3位はバランスよく見るとどこも拮抗しています