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アメリカ軍用車「ハンヴィー」とは?販売されてる?車内はどうなってる?

ふらわ

アメリカ軍用車「ハンヴィー」とは?販売されてる?車内はどうなってる?

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はじめに

ハンヴィーはアメリカの軍用車ということをご存知の方は多いと思います。一部、ハンヴィー=ハマー(ハンマー)と思っておられる方もいますが、ハンヴィー=ハマーではありません。またハンヴィーには配備部隊や用途によって様々な種類があります。今回は米軍の多用途装輪車両ハンヴィーのスペックや車内、種類、ハマーとの関係などをご紹介していきます。

ハンヴィーの名前の由来

ハンヴィーというのは当然ながら愛称好きのアメリカ人が付けたこの車の愛称です。ハンヴィーはHumveeとつづりますが、実際はHMMWVという頭文字が長くて面倒なのでハンヴィーと呼びやすい愛称を付けました。HMMWVはHigh Mobilty Multipurpose Wheel Vehicle(ハイ・モビリティ・マルチパーパス・ウィール・ヴィークル)、高機動多用途装輪車両と言います。

アメリカ軍用車M998ハンヴィー開発の経緯

アメリカ軍用車の顔、ジープ

高機動多用途装輪車両ハンヴィーの開発計画は第2次世界大戦から1980年代まで米軍の主要軍用車両だったジープシリーズの次世代車両の必要性から1970年代にすでに始まっていました。この開発計画が上がった段階のジープはM151、通称ケネディ・ジープでした。その後、ハンヴィーの生産、配備が始まると、現在は第一線を退き、ほとんど前線で見かけることはなくなりました。

M998ハンヴィーの開発と投入

HMMWV(高機動多用途装輪車両)またはハンヴィーは主に兵員、貨物の輸送を目的とし1980年代前半にはAMゼネラルが試作車両の製作を開始し、1985年には生産を開始しました。ハンヴィーの実戦投入は、アメリカ、ジョージ・ブッシュ政権がノリエガ将軍の独裁政治に軍事介入した1998年のパナマ侵攻でした。

アメリカ軍用車 M998ハンヴィーのスペック

ここではAMゼネラル社製、アメリカ軍用車、高機動多用途装輪車両M998ハンヴィーの主要スペックをご紹介します。 エンジンは6.2ℓ、V8ディーゼルエンジンを搭載、最高出力は190馬力、最高速度は時速125㎞、全長4.84mm、全幅2.16mm、全高1.87mm、重量2.34トン、乗員は4-6名 ※この主要スペックは派生型ハンヴィー、能力向上型ハンヴィーでは変わってきます

アメリカ軍用車M998 ハンヴィーの車内

M998ハンヴィーの車内①運転席周り

M998ハンヴィーの車内、運転席周り(コクピット)です。これは米軍車両ではなく個人所有車ですので内装やハンドルなどが米軍仕様ではないようですね。計器類やスイッチ、シフトレバー、ブレーキ、アクセルペダルなどは米軍仕様とほぼ同一と思われます。このまま運転するのは色んな意味で日本人には難しいかもしれません。

M998ハンヴィーの車内②後部座席

こちらは同じく、M998ハンヴィー車内、後部座席です。四人乗り仕様ですので、座席は四隅にポツンと設置されています。室内の広さがわかりますね。中央、席の間に置いてあるのは防水ケースの様ですが付属品かどうかは不明です。後部座席の後ろの幌の向こうはピックアップトラック同様の荷台になります。アメリカの民間人はあまり手を入れず乗っている人が多いようです。武骨な車内ですね。

アメリカ軍用車M1151ハンヴィーの車内(後部座席より)

こちらは後部座席視点の車内です。天井に開いている丸い穴から360度回転式銃火器用砲座が取り付けられるM1151などの能力向上型のようです。さすがは高機動多用途装輪車両だけあって、中央の広い空間にレールを敷き、大型のカメラが設置されています。工夫次第でなんでも設置できそうですね。

アメリカ軍用車 ハンヴィーは購入できる?①

アメリカで買う方法①米軍払下げハンヴィーをオークション販売で買う

多くの場合、米軍の払下げ品を扱うオークションで、M998ハンヴィーに限らず、一般に流通させることが可能なM1045ハンヴィーなどを落札購入できます。ほとんどはインターネットオークション形式になっています。払下げ品の価格はその車体の程度によりますので、安いものは100万円前後から300万円ぐらいの価格で販売しています。

アメリカで買う方法②中古車販売店でハンヴィーを買う

ハンヴィーやハマーH1などを専門に扱う中古車販売店や個人でも販売していますが、これは払下げのハンヴィーをリメイク、レストアしたり、払下げハンヴィーをオーナーが手放したものです。ある程度の知識がないとアメリカでもハンヴィーとハマーを区別していない場合もあり、後でトラブルになる可能性もあります。

ハンヴィーを日本で買う方法

ミリタリーファンやハマーH1でなくハンヴィーが欲しいというレアな本物志向の人向けに、ハンヴィーを輸入販売していたり、日本のオーナーが手放した中古ハンヴィーを販売しているカーショップを探して手に入れる方法です。非常にレアですし、車体価格自体はアメリカで買うより割高になります。どうしても欲しい場合は販売実績があるショップに連絡を取ってみましょう。

アメリカ軍用車ハンヴィーの購入できる?②

アメリカ軍用車 ハンヴィー購入に関するまとめ①

本場、アメリカでは高機動多用途装輪車両ハンヴィーの流通在庫数は豊富です。払下げ品のオークション販売なら程度や型式も選べ、価格も良心的です。ショップや個人から中古車を買うことも可能ですが、これらを日本に持ち込むことが大変で、手続きが煩雑であったり輸送料金、検査費などかなり高額になります。アメリカでハンヴィーを購入する場合、車両価格+諸経費をしっかり見積もりましょう。

アメリカ軍用車 ハンヴィー購入に関するまとめ②

上述のように、アメリカで豊富な選択肢の中から高機動多用途装輪車両ハンヴィーを購入するのはメリットもありますが、デメリットもありました。アメリカの緩い自動車制度ならそのまま走らせることができても、日本の道交法の保安整備基準だと部品の換装や追加も必要となることもあります。そうすると、日本で買う方が色々と面倒や出費が避けられるかもしれません。

アメリカ軍用車 ハンヴィー購入に関するまとめ③

ここではハンヴィーの大まかな販売価格について見ていきます。アメリカで米軍の払下げハンヴィーをオークション販売(GOVPLANETなど)で買う場合、おおよその最低落札価格は2千ドルぐらいからありますが程度がよいと3万ドルぐらいします。最低落札価格ですのでそれ以上の価格になる可能性もあります。 一方、ハマーH1は日本の中古市場価格は5,6百万円台からとなります。唯一この系統で新車で買えそうなハンヴィーCシリーズの価格は詳細は不明ですが1千万円以上ということです。

アメリカ軍用車 ハンヴィーとハマーH1の違い

ハマーH1は米軍の高機動多用途装輪車両ハンヴィーの市販化モデル(民生仕様)ですので、見た目はほぼ変わりません。ハンヴィーは払下げられた時点では軍仕様のままですので、車内は内張もなく、エアコンやその他の快適装備もありません。そのまま乗るのであれば米軍の払下げでハンヴィーを買う意味がありますが、快適な乗用車に改装するのであれば、ハマーH1でよいということになりますね。※画像はハマーH1車内

アメリカ軍用車M998 ハンヴィーのバリエーション

M998ハンヴィーは高機動多用途装輪車両ですので、配備部隊や任務により柔軟に武器・装備を換装、増設あるいは改造できるような仕様で、実際に部隊ごとに改造が行われたり、様々なバリエーションのハンヴィーが作られています。米軍以外でも多くの軍で採用されておりその分、多用途な派生があります。

アメリカ軍用車M998ハンヴィーのバリエーション①M997救急車

高機動多用途装輪車両ハンヴィーM998のバリエーションの一つ、M997、M997A1、M997A2は戦場で負傷者を搬送する輸送車、救急車です。最大で4つの担架、もしくは8名の負傷者、急患を搬送することができます。M998の機動性そのままに最前線では治療ができない傷病者を素早く搬送できます。V8、6.5ℓディーゼルエンジン搭載、武装なし。

アメリカ軍用車M998ハンヴィーのバリエーション②M1151

M1151またはM1511A1は高機動多用途装輪車両M998ハンヴィーに装甲を追加した貨物、兵員輸送車両です。屋根に360度回転式の銃火器砲座を装着でき、また砲座に360度装甲板を装着できます。A1は更にオプションで装甲パッケージを追加可能です。エンジンはターボチャージャー付き6.5ℓディーゼルエンジンを搭載し、190馬力/3400rpmを発生します。最高速度は時速113キロ、重量は約3.7トンになります。

アメリカ軍用車M998ハンヴィーのバリエーション③M1097 HMMWV アベンジャー

こちらはM1097 HMMWVアベンジャーです。なんともいかつい仕様のハンヴィーですね。名前の通り、アベンジャーという近距離防空ミサイルシステムを搭載しています。アベンジャーシステムはスティンガー地対空ミサイル4連装ポッド×2と12.7mm重機関銃を装備しています。この場合、ハンヴィーは乗員2名となります。

アメリカ軍用車M998ハンヴィーのバリエーション④ハマーシリーズ

ハンヴィーの市販化モデル、ハマーが登場

アメリカ軍用車のハンヴィーはアメリカなどを中心に市販化を希望する一部熱烈なファンがいました。そんな人たちの声を代表したのが、当時の超人気ハリウッドスター、アーノルド・シュワルツェネッガーでした。1992年にシュワルツェネッガーの要望に応える形でハンヴィーの市販化モデル、ハマーの販売が開始されました。

ハンヴィーの市販化モデル、ハマーH1

生産は1992~2006年、2005年よりH1アルファに変更、ディーゼルエンジン(6.2/6.5ℓ)、ガソリンエンジン(5.7ℓ)、アルファはいすゞ製ディーゼルエンジンを搭載、全車V8、最高出力195馬力/3400rpm(H1)300馬力/3000rpm(H1アルファ)、全長4686mm、全幅2197mm、全高1956mm、重量3~3.6トン、ボディタイプはピックアップトラックと4ドアワゴンの2種類。このH1だけが純粋にハンヴィーの市販化モデルと言えます。

ハンヴィー色を薄くしたSUV、ハマーH2

生産は2002~2010年、6ℓガソリンエンジンV8、最高出力242馬力/5200rpm、全長5171mm、全幅2062mm、全高2012mm、重量2.9トン、ボディタイプはSUVとピックアップトラックの2種類があります。すでにベースがハンヴィーではなく、シボレータホになっています。ハンヴィーが欲しい人には物足りません。どの道日本では大きすぎて困りますね。

ハマーシリーズ最終モデル、ハマーH3

生産は2006~2010年、ガソリンエンジン3.5ℓ(アルファは5.3ℓV8)、最高出力164馬力/5600rpm(アルファは295馬力)、全長4742mm、全幅1897mm、全高1872mm、ボディタイプはSUVとピックアップトラックがあります。サイズ的には日本でも乗りやすいサイズで一番見掛けるハマーでした。残念ながら2010年で生産終了しました。

アメリカ軍用車M998ハンヴィーのバリエーション⑤ハンヴィーCシリーズ

ハマーH1の復活!ハンヴィーCシリーズとは

2006年で生産を終了した、高機動多用途装輪車両ハンヴィーの市販化モデル、ハマーH1でしたが、2017年、上海モーターショーでお披露目されました。製造・販売元が違うためハマーの名称は使わず、ハンヴィーCシリーズという名称で復活します。中身は完全なH1のレプリカで中国の富裕層をターゲットに少数を生産するそうです。6.2ℓV8エンジン搭載、430馬力ということです。受注精査のみで価格は1000万円を超えるそうですよ。

ハンヴィーCシリーズという選択肢はありか?

高機動多用途装輪車両ハンヴィーの名を引き継ぐCシリーズですが、要はAMゼネラルが余ったH1のパーツを組み立てキットとして販売していたものを他社が組み立て販売するようです。ハンヴィーはそもそも米軍の払下げで中古、ハマーH1を含むハマーシリーズも中古のみです。そう考えると新車で快適装備が付いているCシリーズはメンテや仕様変更が必要な払下げや中古より安いのかもしれません。

日本版ハンヴィー、高機動車

1990年代から自衛隊で採用されているトヨタ自動車製の人員輸送車です。略称HMV(High Mobility Vehicle)、愛称は疾風(はやて)。エンジンは4ℓディーゼルターボ、最大出力170ps/3000rpm、最高速度時速125㎞、全長4910mm、全幅2150mm、全高2240mm、重量は2.64トンで定員は10名。 高機動車をベースとした市販化モデル(民生用)にメガクルーザーがありますが、こちらもハンヴィーとほぼ同一サイズで大きすぎるためか一部団体で保有、使用される他、個人所有はほとんどありません。

ハンヴィーの後継車両、JLTVとは

JLTV(Joint Light Tactical Vehicle)統合軽戦略車両は1980年代から使用されている高機動多用途装輪車両HMMWVの後継となる次世代型多目的装輪車両です。2019年より配備を開始し、主に装甲型ハンヴィーと入れ替えられるようです。実際に採用された車両はオシュコシュ社のL-ATV(Light Combat Tactical All-terrain Vehicle)軽戦闘戦術全地形対応車両です。

まとめ

いかがだったでしょうか、どうしても米軍仕様の払下げハンヴィーが欲しいのか、見た目はほぼハンヴィーそのままで快適に日本でも乗れるハマーH1の方がいいのか。そういう悩ましい問題を抱えている方にも、ハンヴィーとハマーの違いが今一つよくわからなかった方にも、少しでもお役に立てれば幸いです。

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