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日本の潜水艦「そうりゅう型」の世界最強説は本当なのか?その実力に迫る!

ysakura3928

日本の潜水艦「そうりゅう型」の世界最強説は本当なのか?その実力に迫る!

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そうりゅう型潜水艦とは?

日本の最先端潜水艦!

そうりゅう型潜水艦は2009年から海上自衛隊で運用されている日本の最新の通常動力型潜水艦です。

最新技術がふんだんに使われていて、その実力は世界の通常動力型潜水艦の中でも世界最強の性能とされて、さまざまな考察が飛び交っています。海上自衛隊ではそうりゅう型潜水艦は12隻の建造が予定されていて、2018年3月では10隻が建造されています。

日本の海域を現役で守る潜水艦

日本は海に囲まれた島国です。世界の中でもでも所有している海域は広く、近隣国からの防衛において海防は非常に重要なポイントとして力を入れられています。

そうりゅう型潜水艦は日本の最新型の潜水艦として素晴らしい実力と性能を誇るので防衛任務をまかされていて、日本の海域で他国の不審船を海の中から捜索しているのです!

そうりゅう型潜水艦は世界最強なのか?

近代化する潜水艦

潜水艦の技術は近年になってかなり進歩しています。潜水艦の動力のエンジンやバッテリーや防音などの技術は私たちの生活にも関わりがあるので実感ができるのではないでしょうか。

特にロシアやドイツでは日本と同様に最新技術を使った潜水艦が運用されていて、海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦とよく性能を比較されています。

日本のそうりゅう型潜水艦はなぜ世界最強と呼ばれるのか?

そうりゅう型潜水艦は通常動力型潜水艦の中では世界最強と呼ばれています。通常動力型というのは動力にディーゼルエンジンやスターリングエンジンを使う潜水艦のことで、それとは別の潜水艦として原子力潜水艦がありますね。

そうりゅう型潜水艦は原子力潜水艦と比較して総合的には敵わないものの、探査能力などは劣らない性能だとされています。他国の通常動力型潜水艦と比較しても、これだけ高性能なのは日本だけなのです!

そうりゅう型潜水艦は本当に世界最強なのか?

そうりゅう型潜水艦が本当に世界最強なのかを知るには、まずその性能や特徴について知らないといけませんね。

海上自衛隊で現役で稼働しているために機密としていくつかの性能は未公開ですが、わかっている情報からでも数多くの最新技術が使われていることがわかります。

そうりゅう型潜水艦の性能など!

そうりゅう型潜水艦のスペック!

日本海上自衛隊 呉、横須賀所属
全長:84m 横幅:9.1m 高さ:10.3m 機関方式:ディーゼル・スターリング・エレクトリック方式
(11番艦以降はディーゼル・エレクトリック方式)

鉛蓄電池(10番艦まで)
リチウムイオン電池(11番艦以降) 
推進用電動機1機 推進器:スクリュープロペラ一軸 速力:水上27km/h、水中37km/h 潜行深度:未発表 搭乗員:65名

そうりゅう型潜水艦の非大気依存推進(AIP)とは? その1

非大気依存推進(AIP)とは?

非大気依存推進(AIP、Air-Independent Propulsion)とは潜水艦を浮上させずに長期間の潜行を可能にする技術です。

潜水艦は内燃機関に必要な空気を取り入れる為に浮上かシュノーケル航走ができる深さで潜行しなくてはいけませんが、それだけ敵の船やヘリなどに見つかる可能性が高くなってしまいます。

非大気依存推進では液体酸素を積むことで内燃機関に必要な酸素を発生させることで深く潜行したままでも発電することができます。

ディーゼルエンジンとスターリングエンジン

そうりゅう型潜水艦には内燃機関のディーゼルエンジンと外燃機関のスターリングエンジンが搭載されています。

この2つのエンジンは大変燃費に優れるエンジンで潜水艦のような長期間の行動をする用途に適していて、高出力用にディーゼルエンジンを高燃費用にスターリングエンジンを使用します。

この高燃費エンジンのおかげで長期間の潜水が可能になりました!

そうりゅう型潜水艦の非大気依存推進(AIP)とは? その2

長期間の潜水が可能!

従来の潜水艦では酸素の補充に半日からギリギリ数日で浅い深度まで浮上をしなければいけませんでした。しかし、液体酸素と高燃費エンジンのおかげでそうりゅう型潜水艦では最長で2週間ほどの潜水が可能となっています。

これによって原子力潜水艦ほどではありませんが、敵に発見されずに従来の潜水艦とは比較にならない長期間の潜水任務ができるようになりました。

リチウム充電池の補給が問題

長期間の潜水ができるようになったそうりゅう型潜水艦ですが、この非大気依存推進ができるのは液体酸素があるときだけです。液体酸素の補充は一度出航してしまえば帰るまではできません。

液体酸素を使い切ってしまえば通常の潜水艦のように浮上しなくてはいけなくなるために、使いどころは重要なポイントとなってきます。これだけは技術的にもどうにもならない問題点ですね。

そうりゅう型潜水艦のリチウム蓄電池搭載型化!

そうりゅう型の更なる改良!

潜水艦は潜行時には音をなるべく出さないために充電池を使って動力機を回します。従来の潜水艦には鉛蓄電池が使われていましたが、そうりゅう型潜水艦でははるかに効率がよいリチウム蓄電池が採用されることになりました。

リチウム蓄電池を搭載することによってスターリングエンジンが必要なくなるほどに効率が良くなったほどです!

11番艦からリチウム蓄電池の使用

本来は5番艦からリチウム蓄電池への移行が行われるはずでしたが、予算の問題で11番艦からの搭載へとなりました。11番艦は2020年に竣工予定となっていて、その性能に期待が高まっています。

ただし、性能の一部公開されている中で、水中最大速力が従来の1番艦~10番艦の20ノットと比較して、11番艦は約20ノットということから瞬発的な速力は下がっているものと予想されています。

そうりゅう型潜水艦のネットワーク!

意外と話されない重要な部分

潜水艦の戦闘システムなどは潜水艦指揮管制装置によって、センサーが個別に持つデータベースによって処理されていました。

そうりゅう型潜水艦では艦内に張り巡らされた基幹信号伝送装置(SLI)という光ファイバーのLANによって接続されて、情報処理装置というサーバによって情報を管理することになりました。

情報の共有化

そうりゅう型潜水艦では情報の共有化技術がかなり進んでいます。従来の潜水艦では確保した情報はその端末のみでしか確認できませんでしたが、基幹信号伝送装置(SLI)のおかげで艦内と司令部での情報共有化ができるようになりました。

また7番艦からはXバンドの衛星通信装置が搭載されました。

そうりゅう型潜水艦の外装強化

音を出さないために

そうりゅう型潜水艦の外装は音を極力出さないように吸音材や反射材によって覆われています。この材質は音が来た方向とは違う方向に反射する特性があるので、敵潜水艦のソナーなどから発見されにくくなります。

そうりゅう型の静音性は世界の潜水艦と比較して大変高性能で、この技術がそうりゅう型を最強とする実力の一つと言われています。

X舵による船体操作の向上

そうりゅう型潜水艦は従来の十字舵ではなくX舵を採用しています。X舵はそれぞれの舵が回頭と姿勢制御を担当することになるので、どれか1本の舵が損傷しても他の舵が役目を果たしてくれます。また着底などをした際に舵が損傷しにくいという特性もあります。

そうりゅう型潜水艦の武装!

6門の魚雷発射管とハープーン

そうりゅう型潜水艦にはHU-606 533mm魚雷発射管が6門搭載されています。この魚雷発射管には日本で開発されている89式魚雷とアメリカのハープーン対艦ミサイルが積まれているので、艦艇に対して攻撃できます。

89式魚雷は射程距離50km、深度900mまで攻撃できる能力があるので潜水艦同士の戦いではどんな相手にも対応できる強さを持っています!

そうりゅう型潜水艦の潜行可能深度は?

未だに未発表の潜行深度

潜水艦は海に潜って移動するわけですが、そうりゅう型はまだ潜行可能深度を公表していません。より深く潜ることができる潜水艦の方が的に見つかりにくくなるわけで、現代の潜水艦は400~600mの深度を潜行できるようになっています。

最新型のそうりゅう型潜水艦はこれを超える潜水が可能だという説が多く、装備である89式魚雷が深度900mまで対応することから、潜行可能深度も900mではないかと噂されています。

使われている素材などからの考察

他にもそうりゅう型の船体に使われている鋼板が「NS110鋼材」というもので、耐圧力が110kgf/mm(1000mの水深に耐えられる)ということから安全をとって900mという考察もあがっています。

いずれにせよ、そうりゅう型は従来の潜水艦と比較して深い深度を潜行できるということは間違いないようです。

日本のそうりゅう型潜水艦とロシアのラーダ型潜水艦を比較!

ロシアの最新潜水艦と日本のそうりゅう型を比較!

日本のそうりゅう型と実力・性能を比較するのはロシアの通常動力型ラーダ型潜水艦です。世界最高クラスの隠密性を誇る潜水艦で、実力においてもそうりゅう型に引けを取らないと言われています。比較するのは潜水艦としての潜行能力と武装面としています。

海上自衛隊 そうりゅう型VSロシア海軍 ラーダ型

○そうりゅう型 海上自衛隊
全長:84m 速力:水上13ノット、水中20ノット 最大潜行深度:不明(推定500m以上)
航続距離:11,300km 潜行可能日数:2~3週間
武装:HU-606 533mm魚雷発射管(89式魚雷、ハープーン対艦ミサイル)
潜水艦魚雷防御システム

○ラーダ型 ロシア海軍
全長:72m 速力:水上10ノット、水中21ノット
最大潜行深度:300m 航続距離:11,000km
潜行可能日数:45日
武装:533mm魚雷発射管6基(魚雷、3M54E1「クラブS」対艦ミサイル、91RE1対潜ミサイル)    

そうりゅう型の優位は深度の深さ

そうりゅう型とラーダ型を比較してみると双方の大きな差は最大潜行深度と潜行日数にあります。そうりゅう型の最大潜行深度は推定ですが、前級のくろしお級が600mの潜行ができることからそれ以上だと考えられます。

対してラーダ級は300mまでしか潜行できないため、深く潜った場合はそうりゅう型が優位でしょう。しかし、潜行しての我慢合戦になればラーダ級の方が潜行日数が長いので優位になるかもしれません。

日本のそうりゅう型潜水艦とドイツの212A型潜水艦を比較!

ドイツの最新潜水艦と日本のそうりゅう型を比較!

ドイツの212A型潜水艦は比較的小型ですが、その実力はそうりゅう型と同等と呼ばれるほどです。特徴としては燃料電池をAIPに使う事によって数週間の潜水を可能にしているというところにあります。性能を落としたモデルが韓国やギリシャ海軍によって使われています。

海上自衛隊 そうりゅう型VSドイツ海軍 212A型

○そうりゅう型 海上自衛隊
全長:84m
速力:水上13ノット、水中20ノット
最大潜行深度:不明(推定500m以上)
航続距離:11,300km
潜行可能日数:2~3週間
武装:HU-606 533mm魚雷発射管(89式魚雷、ハープーン対艦ミサイル)
潜水艦魚雷防御システム

○212A型 ドイツ海軍
全長:57m
速力:水上12ノット、水中22ノット
最大潜行深度:700m
航続距離:15,000km
潜行可能日数:3週間ほど
武装:533mm魚雷発射管6基(魚雷、機雷)

どちらも譲り難い性能

技術的な面と実力的な面で見ても、そうりゅう型と212A型はどちらも性能は肉薄しています。強いてあげるならば船体の大きさで212A型が隠蔽性で優位になりそうですが、武装及び兵装ではそうりゅう型が優位になります。

最強の座を争うのならこの2隻が実力を競うことになるでしょう!

そうりゅう型潜水艦についての総合評価!

日本の誇る先端技術の塊!

そうりゅう型潜水艦の実力は他国の潜水艦と比較しても、ほぼ性能で劣ることのない潜水艦です。通常動力型潜水艦では間違いなく世界最強と名乗っていい実力でしょう!

海上自衛隊には2隻のそうりゅう型最終型(リチウム蓄電池搭載)が建造されるので、日本の防衛はさらに強固なものになるでしょう。

強いて強化するならば?

ラーダ型と212A型と比較した際の条件から強化するのならば、更なる潜水可能日数の増加と船体の小型化が望まれるでしょう。兵装面や機体性能については既に強化する必要はないと思われます。

日本はなぜ原子力潜水艦を作らないのか?

日本の狭い海域では原子力潜水艦は不必要

日本が原子力潜水艦を作らない理由としては、原子力潜水艦の利点である無期限の潜水をする必要がないからです。日本の潜水艦は海域の防衛が主任務で、他国への潜入任務などはありません。

日本の海域は広いですが、遠洋を含めると途端に狭くなりますので、原子力潜水艦のように長期間の潜水をする必要はないわけです。

日本はそもそも原子力について否定的

日本では原子力発電所などが使用されていますが、原子力そのものに日本は否定的です。平和的な利用でさえ原子力に否定的な日本では兵器としての原子力の使用は認められないでしょう。

そうりゅう型潜水艦の「そうりゅう」とは?

大日本帝国の空母からの譲り受け

海上自衛隊は日本帝国海軍の航空母艦「蒼龍」から潜水艦の名前を「そうりゅう」として使い、続く2番艦以降を「うんりゅう」と名づけました。

海上自衛隊の潜水艦の命名に関しては元々海の自然現象や水中動物の名前を使っていましたが、政府の方針で縁起の良い動物にすることが決まったので、「龍」を使うことになったそうです。

そうりゅう型潜水艦にはそれぞれ「OOりゅう」という法則で命名されています。

航空母艦「蒼龍」とは?

航空母艦「蒼龍」は第二次世界大戦時に活躍した航空母艦です。元々は御召艦でしたが、後に空母として改造されました。

日本の空母としても有名で、数多くの作戦に参加した歴戦の空母でもあります。戦争の発端である真珠湾攻撃からミッドウェー海戦まで重要な空母として参戦した記録が残っていて、イギリス海軍の空母であるハーミーズを撃破した記録があります。

空母として終わりを告げたミッドウェー海戦での活躍は非常に興味深いので、調べてみると空母「蒼龍」も好きになるかもしれません。

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