フランス軍の新型小銃「HK416F」とは?その特徴とスペックに迫る!

フランス軍の新型小銃「HK416F」とは?その特徴とスペックに迫る!

フランス軍では正式アサルトライフルとしてFA-MASが採用されていましたが、2017年から「HK416f」へと変更すると発表しました。今度のフランス軍が使用する「HK416f」とはどんなアサルトライフルなのでしょうか? 解明していきましょう!

記事の目次

  1. 1.フランス軍の歴史
  2. 2.フランス軍の使用する小銃など!
  3. 3.フランス軍が使用した「FA-MAS」とは?
  4. 4.フランス軍の次期制式小銃?
  5. 5.HK416fとM4カービンの関係?
  6. 6.HK416fとは?
  7. 7.HK416fのバリエーション
  8. 8.HK269F 擲弾発射器も受注
  9. 9.HK416fの民間仕様
  10. 10.HK416のエアガンは?
  11. 11.HK416のまとめ

フランス軍の歴史

歴史あるフランス軍!

フランス軍は一体いつからあるのでしょうか? およそフランス軍の先駆けと言えるのはシャルル7世(1403~1461)が統治をしていた頃まで遡ると言われていますが、正確な軍隊としてはフランス革命(1789年)からだと考えられています。 その後にフランス革命後に弱っていたフランスでナポレオンとその参謀によって現代のフランス軍の源流が出来ました! 師団や軍団という組織の組み上げ方はこの軍隊を元にされています。

近代のフランス軍

1990年頃には湾岸戦争にて派遣された連合軍の一部としてイラクにおいて活躍していました。 過去のフランス軍は隊員数が多い軍隊でしたが、近年は隊員のプロフェッショナル化が行われていて隊員数を減らしています。

フランス軍の使用する小銃など!

こんな装備を使用!

どの軍隊も作戦の用途によっていくつかの装備を変えて出撃します。その為に各軍隊の正式採用銃以外にも使われている武器が存在しています。 今回はフランス軍が使う小銃などを紹介します!

拳銃・サブアーム

・GIAT BM92-G1 名称が軍の呼び方になっていますが、ベレッタM92の事ですね。この拳銃はアメリカ軍の正式採用拳銃でもありますが、フランス軍でも使われています。 ・FN P90 ゲームなどよく目にするPDWの一種ですね。特殊部隊でのみ使用されています。

ライフル類

・バレットM82 アンチマテリアルライフルとして有名な銃ですね! ゲームなどでは人に対して過剰火力で使われていますが実際は装甲車や戦車用の狙撃銃です。 ・HK416 M4をモデルに作られたアサルトライフルです。各国の軍でも注目されている銃で非常にカスタムや派生品が多いです。

フランス軍が使用した「FA-MAS」とは?

フランス軍の制式小銃

「FA-MAS」とは1978年からフランス軍で正式採用されたブルパップ方式のアサルトライフルです。その格好から別名でトランペット等と呼ばれたりもします。 この小銃の特徴であるブルパップというのは、グリップとトリガーの位置よりも後ろに発射機構がある方式で、銃身の長さを縮めずに全長と重量を減らせることから携帯性に優れる小銃の形式として生まれました!

FA-MASのスペック

GIAT(現NEXTER) FA-MAS 全長:757mm 重量:3,800g 装弾数:30発 使用弾:5,56×45mm NATO弾 射撃:フルオート及びセミオート 有効射程:450m FA-MASはプルバップ方式を採用した小銃で、非常に携帯性に優れています。特徴的なキャリングハンドルは照準器も併用してる他に2脚のバイポットを標準装備しています。 プルバップ方式を採用したおかげで射撃精度などは非常に良かったのですが、逆のデメリットとして発射した際の煙で射手の呼吸器系の健康阻害が起きる可能性や発射機構が耳に近いので鼓膜へのダメージが大きいなどがありました。 また、FA-MASには追加のグレネードランチャーがあって対人・対軽装甲車用のAPAV 40と対装甲車用のAC 58がありました。

新型小銃の登場で交代?

長らくの間フランス軍を支えてきたFA-MASですが、近代化により新型の小銃と比較して多様性に劣ることから2017年より新型小銃のHK416fに正式採用小銃の座を渡すことになりました! フランス軍は2017年から10年をかけて全てのFA-MASをHK416fに変えるとしています。

フランス軍の次期制式小銃?

新型のHK416f

フランス軍が次期制式小銃として選んだのは「HK416f」でした。HK416というのはH&K社がアメリカ陸軍の要請を受けてM4カービンに独自のカスタムを施したモデルです。2008年にノルウェーが制式小銃として採用して以来、軍事関係では2番目となります。 このHK416のfはフランスの頭文字を取った物で、フランス軍仕様として独自のカスタムがいくつも施されています!

HK416fとM4カービンの関係?

兄弟のようなHK416fとM4カービン

HK416fは開発されてきた元を辿るとM4カービンにたどり着きます。近代化の激しい昨今の銃器では新開発の銃よりも既存の銃を独自に改造・改良したものが新しい銃として確立されることが多くあります。 HK416fもその一つでHK416fの元はHK416であり、HK416の元はM4カービンとまるで親子のように感じますが、M4カービンは今も改良型が増え続けていますので、兄弟と言ったほうがしっくりくるかもしれませんね! 双方ともに互換性が多く、銃に詳しくない人から見たら何が違うのだろう?となる程にこの2つの銃はに通っています。筆者もぱっと見せられたら困惑するレベルですね。特徴的にはM4はアイアンサイトが大きいとかでしょうか?バリエーションやカスタムでコロコロ変わるので難しいです!

HK416fとは?

HK416fのスペック!

それではお待ちかねのHK416fのスペックを見ていきましょう! H&K HK416f standard 全長:804~900mm(銃床の長さによって変わる) 重量:3,000~3,700g 装弾数:30発 使用弾:5,56×45mm NATO弾 射撃:フルオート及びセミオート 有効射程:450m 以上がHK416fのスペックとなります。元となったHK416A5からぱっと見の主要な変更は少ないです。 HK416A5は元々米国の次期制式小銃として開発されていた物で、近代の歩兵として出来る限りの装備を目指して作られたものでした。その為にクセもなく各M4系列M16系列の銃とも銃弾の互換などが出来るので非常に戦場では扱いやすい小銃となっています! 基礎的なスペックでは大きな変更はない代わりに、取り回しの部分にはフランス軍独自の特徴的なこだわりが現れています!

HK416fの特徴 その1

まず特徴の一つとしてアイアンサイトがあります。光学サイトの使用が多い近代ですが、前制式小銃のFA-MASが構造の問題から光学サイトの使用があまり得意でなく、アイアンサイトの使用が多かった事からフランス軍独自のサイトが開発されました。勿論、今回からはレイルシステムが十全ですので、光学サイトもバッチリ使えます! 次はストックです。ここもフランス軍独自の新型ストックで、反動軽減効果を発揮する素材を使った伸縮ストックを装備しています。FA-MASの特徴であるプルバップ方式は携帯性のよさが良い分、全長小さく重量が軽かった為に射撃時の反動が強かったとされています。その事から今回の小銃では反動の軽減を強く意識しているのでしょう!

HK416fの特徴 その2

フランス軍言えば銃剣が外せないですよね! HK416fでは銃剣にもこだわりを見せていてHK416とは銃剣装着装置などが調整されています。フランス式銃剣にはやはり長い歴史のこだわりがあるのでしょうね! HK416fのムービーなどでも銃剣を装着した兵士がよく映っています。 その他にはスイベルの追加やFFRSの変更、アッパー後部の変更などが加えられています。

HK416fのバリエーション

HK416f Court

HK416f standardと並んで配備されるのが「HK416f Court」となります。Courtはフランス語で短いという意味で、このモデルの銃身は11インチ(279.4ミリ)となります。standardは14.5インチ(368.3ミリ)です。

HK269F 擲弾発射器も受注

小銃にパワフルさを追加!

擲弾発射器とはつまりグレネードランチャーのことです。HK416fにはフランス軍の専用としてHK269f 40mmグレネードランチャーも装備として納品されているそうです! 歩兵として銃撃戦に大きな致命打を撃てるグレネードランチャーはアメリカの近代戦思想の中でも考えられていたもので、フランス軍もその考えは必要だと感じたのでしょう。 このグレネードランチャーはライフル下部に取り付ける事が出来て、射程350mまでをカバーします!

HK416fの民間仕様

MR556とMR223

HK416fはアメリカとヨーロッパで民間仕様として販売もされています。アメリカ市場ではMR556、ヨーロッパとカナダ市場ではMR223と呼称されています。 民間用モデルは軍用モデルと異なってセミオート射撃のみが可能で、マガジンも10発・20発用が販売されています。AR15(M4)のレシーバーと互換性が無くなっているのでパーツを交換することが出来ず、どうやってもフルオートに改造できないようにされています。 アメリカなどではフルオートが出来る銃は軍・警察関係のみとなっていて、民間仕様はほぼセミオートのみのモデルがほとんどになっています。改造によってフルオートに出来る物もありますが、各国の法律に反する可能性があるので注意しましょう!

HK416のエアガンは?

豊富なHK416

HK416のエアガンは東京マルイからこだわったモデルが発売されています。 それぞれ特徴のあるモデルなので、紹介していきましょう!

HK416デルタカスタム

デルタフォースによってカスタマイズされたモデルを元に異なる5種類のタンカラーをリアルに再現したものです 。ハンドガードは金属製でアルマイト処理によって表現された色は素晴らしい質感を出しています! こちらのモデルは次世代電動ガンの中でも新型のモデルでまだ少々値段が高いですが、それを抑える程に出来たリアルさは一見の価値アリです!

HK416D

こちらは次世代電動ガンで初めて東京マルイが出したHK416シリーズになります。デルタフォースに採用されたM4の改造モデルであるHK416Dを再現したこの製品は付属のアウターバレルを変更することで14.5インチモデルと10.4インチモデルを切り替えることが出来ます。

HK417

HK417はHK416の派生系のモデルです。16インチのバレルとロングバレルは非常にカッコ良く出来ていて、各パーツには金属パーツが多く使われていいて非常にリアルな逸品です。ギミックも多く遊びがいも鑑賞も出来るモデルとなっています! ただこちらも次世代電動ガンとしては新型でまだ値段が高いことがネックですね。

HK416のまとめ

HK416fの特徴は実にフランス軍の経験が伝わってくるものでしたね。 それぞれの軍が慎重にトライアルを重ねて制式小銃を選んでカスタムする理由が非常にわかりやすく現れていたと思います。今後FA-MASは数を減らしていきますが、10年は中々に長いのでまだ見かける機会は多いでしょう。 また、新配属されるHK416fは今後見かける機会がどんどん増えるでしょうね! フランス軍がニュースなどに映る時などはどちらを持っているか気にして見ると面白いかもしれません!

ysakura3928
ライター

ysakura3928

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