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Lipoバッテリーが爆発!?その理由と正しい管理方法・使い方を解説!

電動ガンの主流バッテリーであるLipoバッテリー。メリットが多く、使い勝手が良いことから人気もありおすすめのバッテリーです。しかし使い方を1歩間違えると発火や爆発等の事故の原因にもなります。今回はLipoバッテリーの特徴や正しい使い方をご紹介します。

2018年09月11日更新

くまこ
くまこ
サバゲーとDIYが得意分野です。サバゲーでは初心者の方にもその楽しさ・面白さが伝わるよう、写真を豊富に分かりやすい記事作りを目指しています。DIYでは日常生活がちょっとでも楽しくなるようなヒントを与えられるよう、読んでいて面白いと思える記事作りを心がけています。
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目次

  1. Lipoバッテリーとは?
  2. Lipoバッテリーの特徴
  3. Lipoバッテリーのメリット
  4. Lipoバッテリーのデメリット
  5. Lipoバッテリーは爆発するの!?
  6. Lipoバッテリーの正しい使い方
  7. Lipoバッテリー充電時の注意
  8. Lipoバッテリーと一緒に使いたい!おすすめグッズ
  9. Lipoバッテリーの寿命
  10. Lipoバッテリーのおすすめ保管方法
  11. まとめ

Lipoバッテリーとは?

Lipoバッテリーは、「リチウムポリマーバッテリー」の通称で、リチウムイオン2次電池の一種です。

出典: http://www.eco-aesc-lb.com

リチウムイオン2次電池は、リチウムイオンの化学反応を利用して充電と放電を繰り返し行うことができる、という仕組みのバッテリーになっています。 リチウムイオン2次電池の電解質にポリマー(という化学物質)を用いていることから、「リチウムイオンポリマーバッテリー」、通称「Lipoバッテリー」と言われています。

電動ガンの主流バッテリー

電動ガンのバッテリーにはいくつか種類がありますが、その中でもLipoバッテリーは現在、電動ガンに用いられるバッテリーとして主流となっている、代表的なサバゲーアイテムです。 使い勝手が良く、メリットも多いことからおすすめのバッテリーでもあります。

電動ガン以外にも使われている

出典: https://www.amazon.co.jp

そんなLipoバッテリーですが、活躍している場はサバゲー業界のみならず。 ・携帯電話やスマートフォン ・タブレット端末やノートパソコン ・ドローン ・ラジコンなどの電動式玩具のバッテリー などにも使われています。

Lipoバッテリーの特徴

メモリー効果なしで放電作業いらず!

メモリー効果とは、充電残量があるまま継ぎ足しで充電を行うことで、本来より少ない容量でしかバッテリーが使えなくなってしまう現象です。

この「メモリー効果」を回避するため、バッテリー使用後は完全に放電し、容量をゼロにした状態で充電をするのが従来までの電動ガンバッテリーでしたが、Lipoバッテリーについてはその必要はありません。 面倒な放電作業はなし!継ぎ足し充電OKのため使い勝手が良いというメリットがあります。

自己放電がほとんどない

自己放電(自然放電)とは、バッテリーをフル充電状態にしておいても、数日放置しておくと勝手に放電されて充電状態が満タンでなくなっている、という現象です。 ニッカドバッテリーやニッケル水素バッテリーなどの電動ガンバッテリーでは自己放電がありますが、Lipoバッテリーについてはこれがほとんどありません。

Lipoバッテリーのメリット

サバゲー業界のみならずLipoバッテリーが世の中に広く出回ったのは、メリットが多いためです。 そんなLipoバッテリーの主なメリットを、ひとつずつ簡単に紹介します。

小型・軽量

出典: http://www.eco-aesc-lb.com

Lipoバッテリーはニッカドやニッケル水素といったバッテリーと比べてサイズが小さくかさばりません。 図は「同じ容量に対してどれくらいのエネルギー密度を持つか」という内容のものです。 Lipoバッテリーはニッカドやニッケル水素バッテリーと比較すると、同じ容量に対して1/2~2/3のサイズではたらける、つまり小型軽量化できるということを証明しています。

大容量・大出力

出典: http://www.eco-aesc-lb.com

電圧に着目すると、ニッカドやニッケル水素バッテリーで得られる電圧は1.2Vなのに対し、Lipoバッテリーでは3.2~3.8Vの電圧を得ることができます。 電圧が高いことで、一度に放出できる電力量が増え、電動ガンの弾道にパワーを与えてくれます。

鋭いトリガーレスポンス

大容量・大放出で瞬間的に流れる電気の量が多いため、トリガーを引いてから弾が出るまでのレスポンスが速く、トリガーの切れの良さを実感できます。 セミオート戦ではもちろんのこと、フルオート射撃でも安定した弾道を得られるため、電動ガンの威力を最大限に発揮してくれて、サバゲーの楽しさも格段に変わってきます。

寒さに強い

従来までのニッカドやニッケル水素バッテリーは、寒い環境下では充電しにくい、本来の威力を発揮しないなどの欠点がありましたが、Lipoバッテリーにおいては寒かろうと問題ありません。 冬でも安定して電動ガンに電力供給してくれるので、存分にゲームを楽しむことができます。

Lipoバッテリーのデメリット

メリットがあれば、多かれ少なかれデメリットもある…。 Lipoバッテリーにおいてもそれは例外ではありません。 ここではLipoバッテリーのデメリットについてご説明します。

熱や衝撃に弱い

Lipoバッテリーは熱や衝撃に弱いというデメリットがあります。 熱や温度上昇、衝撃によるバッテリーの変形などは、どれも発火に繋がる恐れがあります。 熱や衝撃によりバッテリー内の化学物質が気化し、バッテリーが膨らみます。 それが爆発、発火へと繋がることもあるため、取扱いには十分注意しましょう。

専用の充電器が必要

Lipoバッテリーを充電するためには、Lipoバッテリー専用充電器またはLipoバッテリーに対応した充電器が必要です。 その分お金がかかるというのが、小さな難点ではあります。

使い方を間違えると危険

過充電や過放電など、ちょっとした油断からバッテリーの発火や爆発を招くこともあります。 これについては後ほど詳しくご紹介します。 正しい使い方をしていれば全く問題ありませんが、一歩間違えると危険が待ち受けているのがLipoバッテリーです。

Lipoバッテリーは爆発するの!?

「Lipoバッテリーが爆発した」 「膨らみが出ていて弾けそうになっていた」 噂や実際にあった報道などで目に、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか? Lipoバッテリーの爆発説について、主な原因や危険を回避するための使い方をご説明します。

爆発や炎上を招く原因

Lipoバッテリーは電解質の化学反応を利用したバッテリーであることから、熱と衝撃に弱いというデメリットがあります。 発火や爆発などの主な原因もこれです。 具体的には、 ・過充電によるバッテリーへの過負荷 ・高温環境下に置くことでバッテリーが活性化し、過熱状態になることから発火 ・衝撃によるバッテリーの変形から、バッテリーの化学物質が気化して膨らむ これらが爆発や発火、炎上の主な原因になります。

使い方を間違えなければ大丈夫

爆発や発火など、怖い言葉が並ぶと何やら不安になりますが、Lipoバッテリーは正しい使い方をしていれば安全に利用できる大変便利なアイテムです。 次の項目から使い方や保管の方法について述べるので、参考にしてみてください。

Lipoバッテリーの正しい使い方

過充電を避ける

Lipoバッテリーの電圧には、セルあたり4.2Vの上限があります。 4.2Vを越えて充電すると過充電となり、バッテリーの破損に繋がるのです。 破損とは具体的にどうなるかというと、「バッテリーの内圧が上昇し、過熱状態に→熱暴走を起こし発火」といった状態になることもあります。 発火して爆発の元となる可能性も否めないため、過充電は絶対に避けましょう。

過放電を避ける

単セルの公称電圧は3.7Vですが、フル充電時電圧は4.2Vです。 バッテリーの使用(放電)により電圧降下が起こり、このとき各セルの電圧が3Vより低くなると、過放電状態となります。 過放電になるとバッテリーが膨らむ等の形状変化が起き、これにより寿命が極端に短くなる、バッテリーとしての役割を果たさなくなってしまうなどの影響が出ます。 セミオートでの切れが悪くなった、モーターから異音がする、などの違和感を感じたらすぐに使用をやめることで過放電は防げるので、Lipoバッテリー使用中の電動ガンの調子には常に気を遣いましょう。

日なたや炎天下に放置しない

出典: http://www.tokyo-marui.co.jp

デメリットでも述べましたが、Lipoバッテリーは熱に弱いバッテリーです。 直射日光の当たる場所や炎天下へ放置することで、過熱状態になり発火へ繋がることもありますので、Lipoバッテリーは必ず日陰に置くようにしましょう。

Lipoバッテリー充電時の注意

過充電、ダメ、絶対

出典: http://www.tokyo-marui.co.jp

再三述べているので「もう分かったよ!」と思われるかもしれませんが、Lipoバッテリーの安全な利用のためにも過充電は絶対に避けましょう。 Lipoバッテリー専用の充電器を使用すれば、過充電の脅威も避けられますので、Lipoバッテリーの利用を考えている方は是非参考にしてください。

Lipoバッテリーと一緒に使いたい!おすすめグッズ

Lipoバッテリー専用充電器

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初心者でも使い易く、他のLipoバッテリー専用充電器と比べて使い勝手が良いと好評のLIPO1 EG Lipoバッテリー専用充電器です。 充電容量の切り替えスイッチがあり、バッテリーに合わせた充電ができます。

Lipoバッテリー専用収納袋

最強防炎 ! LiPo Guard リポバッテリー セーフティーバッグ
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万が一のLipoバッテリー発火に備えて専用袋での持ち歩きや保管をおすすめします。 難燃性素材を使用しているため、発火しても被害を最小に留められるアイテムです。 ただ、これに頼りすぎずにLipoバッテリーの管理は怠らず、正しい使い方と保管方法を守りましょう。

Lipoバッテリーの寿命

こんな場合は寿命と判断

Lipoバッテリーの寿命は外見判断はできません。 平均的な使用可能期間は1~2年、100回以上の充放電ができれば十分に長持ちした方だと言われています。 寿命かどうかの確認は、セルメーター等を活用して確認します。 電圧のバランスが崩れている、充電容量が本来の許容量に達しないといった症状が出た場合は、Lipoバッテリーの寿命です。

こんな場合は問答無用で寿命と判断していい

・膨らみがある、アルミ被膜が破けている等の変形や破損状態 ・充電してもバランスが崩れる ・ちゃんと充電できない 上記の様な症状が出たら、Lipoバッテリーの使用をやめましょう。 Lipoバッテリーは基本的に修理することは不可能ですので、不具合や故障が出たら新品を購入するしかありません。

寿命を迎えてしまったら・・・

Lipoバッテリーが寿命を迎え、いざ捨てるとなった場合の処理方法について述べます。 まずは完全に放電させて、Lipoバッテリーを空の状態にします。 一番確実な方法は、塩水に1~2日ほど浸しておく、という方法があります。 1Lの水に対して大さじ3杯の塩を混ぜ、そこに出力コネクターを切ったLipoバッテリーを入れて放電させます。 その後の捨て方については各地域によって異なりますので、燃えないゴミとして処分か、リサイクル品として処分かは自治体に問い合わせるなどして確認しましょう。

Lipoバッテリーのおすすめ保管方法

電動ガンからはずして保管する

サバゲーを終えたら、バッテリーは電動ガンから必ずはずしましょう。 これはLipoバッテリーに限らず、どのバッテリーについても言えることです。

長期間保管する場合の注意事項

Lipoバッテリーを長期間使わず保管しておくという場合には、充電容量を50%程度残して保管することをおすすめします。 フル充電状態で保管すると、保管場所の環境によってはバッテリーが加熱して過充電状態になる場合があります。 逆に充電残量が空に近い場合、自己放電により過放電になる可能性があります。 長期間の保管の際は万が一に備えて、ガラスの瓶などの電気を通さない物に入れて保管することをおすすめします。 また、Lipoバッテリー専用の保管袋もあるため、そちらの活用もおすすめです。

まとめ

今回は、電動ガン愛用のサバゲーマーに必須のアイテム、Lipoバッテリーについてご紹介しました。 メリットが多く使い勝手が良いことから人気のLipoバッテリーですが、「使い方が難しそう」、「爆発するって噂を聞いたことがあるんだけど…」などと不安を抱いていた方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか? 記事内でもお伝えした通り、Lipoバッテリーは正しい使い方をしていれば安全、安心にサバゲーを楽しむことができます。 これを機に、Lipoバッテリーを使ってみたくなった、電動ガンを触ってみたくなった、という方がいれば幸いです。

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