サバゲーとは何か?
サバゲーの正式名称は、サバイバルゲームといってエアガンを使い、2つ以上のチームに分かれて撃ち合いをするスポーツのことです。
サバゲーをするには?
サバゲーをするために何が必要になってくるかを説明していきます。遊び方やルールやマナーも大事ですが、ひとまず、サバゲーに参加するための準備から始めていきましょう。
装備を整えるところから始める
1.必須装備
まずはサバゲーをするうえで絶対に必要な装備を説明していきます。
1/3.ゴーグル
ESS タクティカルXTゴーグル アジアンフィット
ゴーグルのレンズはメッシュ(網目状の防護壁)タイプもあります。
コンバットゴーグル5(メッシュレンズ)[デザートカラー]
サバゲーをするにあたって絶対に必要になってくるアイテムの一つが目を守るためのゴーグルです。初心者の方では百均で購入する方もいらっしゃいますが、強度が強くないので使用しないようにしましょう。またサングラスタイプのものはフィールドによって使用可否が変わりますのでゴーグルタイプが無難です。
2/3.エアガン
東京マルイ HK416D 次世代電動ライフル
コストを抑えたい人はハンドガンでも参加できます。
電動ブローバック M9A1 10才以上
次に必要になってくるのはエアガンです。サバゲーで使用できるエアガンのカテゴリは3つに分けられており、電動ガン、ガスガン、エアーコッキングガンがあります。どれを選ぶかは個人の自由ですので自分が気に入ったエアガンを購入するのがいいと思います。
3/3.バイオBB弾
東京マルイ パーフェクトヒット ベアリングバイオ 0.2gBB弾 1600発入
最後にBB弾です。こちらは各フィールドで使用できる弾が異なりますが、基本的には0.2gのバイオ弾はどこでも使えるので便利です。 屋外や屋内でのサバゲーに問わず、自然に帰るバイオBB弾を使用することが各フィールドで義務付けられています。
2.サバゲーで便利な装備
次に絶対に必要というわけではありませんが、あると便利な装備を説明していきます。
1/4.防具(ベスト)
RSBOX MOLLEシステム対応多機能タクティカルベスト エアガン 電動ガン サバゲー ミリタリー
タクティカルベスト こちらは銃の弾倉(マガジン)を複数携帯するためや貴重品を持ち歩くときには便利な装備です。釣りなどで使うレジャー用のベストでも代用できます。 サイズは調整ができるので女性でも使うことができます。
チェストリグ ユニバーサル・タクティカルベスト E)CR-PHUTV
サバゲーは怪我をしないような服装であれば、私服のままでも参加することができます。特に女性のゲーマーは痛い思いをしたくないと言う人が多く、購入する方が多いです。 またフィールド内の貴重品は自己管理ですのでベストの空いたポケットに貴重品を入れるゲーマーも多いです。
2/4.予備マガジン
東京マルイ スペアマガジン ツインドラム 1200連 M4
マガジンとはBB弾を詰めて、銃にセットし弾を発射するためのアイテムです。これがないと銃はただの鈍器になります。またノーマルマガジンですと装填出来るBB弾の数が少ないので、多弾マガジンというオプションアイテムもあります。
3/4.ブーツ
サバゲーブーツ 米軍 SWAT タクティカルブーツ ブラック TY-8004
屋外のサバゲーフィールドは基本的に足場が悪いと考えたほうがいいです。特に森をモチーフにしたフィールドは小石が落ちていたり、泥濘があるところがあるので靴の底が厚く、足首まで覆うくらいの靴がいいと思います。
4/4.マーカー
クイックマーカー 4ロール
チーム分けの時に使うもので、フィールド内の敵味方を判別します。また色が同じであればビニールテープやガムテープを腕に巻きつけて代用できます。 これは一見、必須装備のような気もしますが、各フィールドではマーカーを用意しているところも多いので、ガムテープなどで服の汚れを気にしない方は購入しなくてもいいと思います。
3.夜戦サバゲーで必要なもの

夜のサバゲーに参加する場合には発光BB弾とフルオートトレーサーが必要になってきます。
フィールドによっては夜のゲーム(夜戦)やインドアフィールドを薄暗くして夜戦仕様にしているところもあるので、その場合は、フルオートトレーサーと専用のBB弾が必要になります。
装備の準備が整ったらサバゲーフィールドを探す
ある程度、装備が整ったら今度はサバゲーをするためのフィールドを探します。基本的には自分が住んでいる地域で近い場所が良いです。サバゲーフィールドには2つの種類のフィールドがあるので説明していきます。
1.アウトドアフィールド
アウトドアフィールドにも動画以外のテーマを持ったフィールドが存在し、森フィールドや市街地フィールドCQBフィールドなど、ゲーマーの好みやニーズに合わせて、多種多様に全国に点在しております。 また最近は女性の参加者も増えてきたこともあり、女性用トイレや更衣室を完備しているフィールドも増えてきています。
2.インドアフィールド
インドアフィールドは動画の通り、屋外フィールドよりも狭く、圧迫感は感じるものの屋外と比べて天候を気にする必要がなく、一年を通して遊ぶことがフィールドなので、近年、新フィールドとして増えてきてます。
ルールがいまいち解らない初心者は定例会に参加するのがおすすめ
初心者の方はフィールドが主催する定例会というものに参加するのがいいと思います。このゲーム会は月に2,3回ほど行われており、初心者経験者問わず、参加できるところが魅力です。 またサバゲー初心者や女性向けに遊び方のレクチャーをしてくれるところもありますので、自分に合ったフィールドを選ぶといいです。
サバゲーのルールとマナー
ここからはサバゲーの具体的なルールとフィールドエリアやセーフティエリア内のマナーを説明していきます。
フィールドルールについて
フィールドに着いて、サバゲーが始まるまでにすること
フィールドに着いたら先に受付に行って参加費を払い、荷物などをセーフティエリアに置きに行きます。銃の準備ができたら、シューティングレンジ(試射場)に持って行って、フィールドスタッフに銃の弾速を測ってもらいます。ちなみに初速が98m/sを超えるとアウトになり、場合によっては警察のお世話になりますので注意しましょう。
基本のゲームルール
1.チーム分け
ゲームを始める数分前に全体で集まって、フィールドスタッフからフィールドでの注意事項などの説明の後に赤と黄色の2つのチームに分けられてます。チーム分けが終わったら腕に自チームの色のマーカーを付けて、準備ができたらゲーム開始になります。
2.準備ができたらフィールドエリア内の自チームの集結地点に集まる
基本的には全てのゲームの始まりは自チームのフラッグからのスタートになります。またフィールドエリアに入るときは、必ずゴーグルを装着をしてから入場するようにしましょう。
3.弾が当たったらヒットコールするのが鉄則ルール
ヒットコールとは全てのゲームで共通のルールで、これがないとゲームが成立しません。相手や味方問わず、またどんな状況でも自分の身体や装備にBB弾が当たった場合、「ヒット!」と声を発し、画像のように大きく両手を挙げて周囲に自身がヒットしたことを相手に知らせます。 ヒットコールをした後は、速やかにセーフティエリアに戻りましょう。 この時、セーフティエリアに戻るまでは絶対にゴーグルを外さず、マガジンを抜いて、弾抜き(銃本体に装填されている弾を抜く作業)をしてからセーフティエリアに入りましょう。
セーフティエリア内でのルールとマナー
1.セーフティエリア内での発砲は厳禁
セーフティエリア内では空撃ちであっても、安全面での観点から発砲は厳禁です。また銃口の向きもなるべく人のいない方向に向けて、マガジンを抜いてベストなどの装備にしまっておき、銃の安全装置を有効にしておくことが望ましいです。
2.試射はフィールドエリア内のゲームが終わってからする
ゲーム中の試射はフィールド内の他のゲーマーに誤解を与える可能性があるので、弾抜き以外ではゲーム中の使用は禁止されています。調整をしたい場合は、昼休みやゲーム間の休憩などの時間にするといいです。
3.セーフティエリア内での火気の扱い
エリア内では基本的には喫煙できるところと制限されているところがあり、制限されている場合は、そのスペース内で吸うのがマナーです。 またバーべキューの場合は、あらかじめフィールドのルールを確認し、スタッフに許可を取った上で行うようにしましょう。
サバゲーでのルール、マナー違反行為
サバゲーはスポーツと一緒でしっかりとしたルールがあります。フィールドのスタッフもプレイヤー(特に初心者や女性)に楽しく安全に過ごしてもらうために何度も説明します。ここからは気をつけるべきルール違反行為を説明していきます。
1.ゾンビ行為
ゾンビとは弾が当たっているのにもかかわらず、ヒットコールをせずにゲームを続けるプレイヤーのことを指します。この行為をされてしまうとゲームそのものが成り立たなくなってしまうので、重大なルール違反です。場合によっては出入り禁止の措置を取られることもあるので、自分への当たり判定は厳しくし、絶対にしないようにしましょう。
2.暴言や中傷
先にあげたゾンビ行為の次に気をつけたいのが、相手に対して暴言や中傷です。サバゲーはお互いに敬意を払い、スポーツ精神のもとで成り立つ競技です。特にゾンビ行為が疑われるような場合は、トラブルになることが多いです。 これはサバゲーのルール以前にマナー違反です。相手に対して抗議や疑わしいヒット判定が続く場合は、直接、相手に言わずにフィールドのスタッフに申告するようにしてください。
3.ゲリラ撃ち
ゲリラ撃ちとは物陰から銃だけを出して撃つ行為のことを指します。こちらはフィールドによっては許可しているところもあるので、一概にルール違反といえませんが、オーバーキル(ヒットしている人に対して弾を撃ち込むこと)の元になるので、しないほうがいいです。
各ゲームの遊び方とそのルール
ここからはスタンダードなゲームの内容とそのルールを説明していきます。
1.フラッグ戦
フラッグ戦は、2つ以上のチームがフィールドエリア内で相手陣地にある旗を奪えば勝ちの陣取りゲームです。このゲームはルールもシンプルでわかりやすく、スタンダードなゲームになります。 内容がシンプルなので、初心者や女性でも参加しやすいです。
遊び方
遊び方は、ゲーム開始までに自分の色のマーカーと同じ旗のところに集合します。ゲームが始まったら相手のフラッグを目指して銃撃戦をしていきましょう。ちなみにフラッグ付近にはブザーやスタッフが立っていることになりますので、フラッグゲットはしっかりと行いましょう。
フラッグ戦の雰囲気
動画のほうは屋内フィールドですが、弾が飛び交う感覚にワクワクします。女性もこういう体験をもとにハマっていく方が多いです。
こちらは屋外フィールドで、屋内とはまた違ったサバゲーができます。 ちなみに動画の中での芋とは、その場に留まることで、FPSゲームでも同じような意味合いで使われます。最後のおまけ部分は、フィールドの許可を得て行っているようなので、真似しないようにしてください。
2.カウンター戦
カウンター戦とはフラッグ戦のルールを応用したゲームで、フラッグ戦と違い、このゲームはフラッグを奪うのではなく、最終的に相手をより多く倒すことが目標になります。
遊び方
遊び方は、通常のフラッグ戦のようにスタートは自分のチームの陣地からになります。ゲーム開始後は相手を探して銃撃戦を制限時間いっぱい繰り広げます。勝敗はゲーム終了後にスタッフから発表されるので、フラッグ戦よりも難しく感じますが、何度死んでも復活できるので、初心者の方はやりやすいと思います。
カウンター戦の雰囲気
この動画ではカウンターの部分は映っていませんが、相手に打たれたら、自分の陣地に戻って復活しています。
3.リスポーン戦
リスポーン戦のルールは、カウンター戦とフラッグ戦を合体させたようなもので、複数のフラッグを制圧、制限時間内に決着がつかない場合は相手の殲滅数が多いほうが勝利というルールのゲームになります。
リスポーン戦の雰囲気
こちらの動画では全体リスポーンと言って、大規模なサバゲーイベントでは複数のチームに分かれるので、終盤で行われることが多いです。
これからサバゲーを始める方へ
サバゲーは色々な世代の人や交流の場でもあります。 ルールやマナーはもちろんのこと、初心者の方にお伝えしたのは安全の上で成り立つスポーツであるということを十分に認識したうえで、スタッフの指示に従い、楽しく安全にサバゲーライフを送れることを願っております。
マガジンは多ければ多いほど弾数が多いですが、その分、マガジンの個数が多くなり携帯が大変です。