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アジサイの育て方は?植え方や増やし方から上手に増やすやり方までご紹介!

アジサイは梅雨の時期によく目にする定番の花です。古くから日本では愛されており、初心者でも育てやすいことから家庭で栽培する人も多いです。今回は、そんなアジサイの基本的は育て方から増やすやり方まで紹介して行きます。ぜひアジサイのある生活を楽しんでみませんか?
2020年8月27日
bambi
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アジサイとは

アジサイとは、梅雨の時期に咲く花として有名ですが、日本ではだいたい4月頃からホームセンターや園芸ショップなどで鉢植えなどが販売され始めます。実際のアジサイの開花時期は梅雨である6月から7月にかけてで、花の色も鮮やかで優しい色合いが多いことからとても人気があります。また鉢植えだけではなく、切り花としても愛されています。4月から7月までは花束にアジサイを入れることも可能です。その為、アジサイを母の日などのプレゼントに贈る人もいます。鮮やかでボリュームがあるので、プレゼントにしても喜ばれます。

アジサイの特徴

アジサイは地植えするとだいたい高さが1m程になります。葉は光沢がありとんがった楕円形の形をしています。そして秋から冬にかけては落葉しますが、上手に栽培していけば、毎年梅雨の時期にアジサイの花を何度も楽しむことが出来ます。アジサイの花は中央の部分におしべとめしべの両方がある両性花に属しています。また、アジサイは鉢植えだけではなく、種から栽培する植え方も出来ます。

アジサイの選び方

アジサイにはさまざまな種類があります。基本的なアジサイは額咲きと呼ばれる小さな真ん中の花の周りに飾りである大きめの花があるタイプです。他にも産地によく生殖するヤマアジサイは、枝が細く葉の見た目が違います。山登りの際などに楽しむことが出来ます。他にも日本のアジサイとは違う西洋アジサイがあります。西洋アジサイはハイドランジアと呼ばれる種類で、特に母の日のプレゼントなどで販売されていることが多いです。

自分好みのアジサイの色や種類を探そう

自分で育てるアジサイを購入する際は、自分好みの色や種類のものを選ぶのがおすすめです。アジサイの色は基本的に青や紫、ピンク、赤、白、緑などがあります。色によって雰囲気も変わってくるので、自分の好きな色を探してみて下さい。アジサイは自分で挿し木などの増やし方を行い、株を増やすこともできるので、お気に入りのアジサイを大きくしてさまざまな場所をアジサイでいっぱいにしてみてはいかがでしょうか?

アジサイの育て方を知る前に

アジサイの育て方を知る前に準備しておきたい物を紹介します。まずは、アジサイの苗木です。実際にホームセンターや園芸ショップなどで好きな物を選ぶのが良いでしょう。そして、使う苗木よりも一回り大きな鉢です。庭などに植え付けする場合は鉢は必要ありません。鉢植えの場合は、鉢底ネットや鉢底石なども必要です。他には用土や剪定ばさみ、スコップなどを用意してみましょう。基本的に自宅である物や手軽に購入出来る物ばかりなので、初心者でも簡単に植え方をマスター出来ると思います。

アジサイの育て方①

土作りをしてみよう

アジサイに適した土は、水はけと水はけの良い土です。鉢を使う植え方の場合は、赤玉土や腐葉土をブレンドして土を作ると良いでしょう。その際の比率は赤玉土小粒7と腐葉土3です。地植えをする場合は、鉢よりも大きな穴をに植え付ける形になります。その際の植え付ける穴の3割ぐらいの腐葉土を混ぜておくと良いでしょう。腐葉土を混ぜることで、栄養のある土になりアジサイを上手に栽培することが出来ます。

アジサイの色は土による

アジサイは土が酸性の場合は青色で、アルカリ性ならピンクに花の色が変化します。種類によっても変わってきますが、色が変化するアジサイの場合は、事前に土を酸性かアルカリ性にしておき、色を楽しむのもおすすめです。土の酸性度合によって花の色が変わるのもアジサイの楽しみ方の1つでもあるので、植え方を変えて色の違いを楽しんでみるのも良いでしょう。

アジサイの育て方②


アジサイに適した環境

アジサイを地植えするなら特に場所選びが大切です。アジサイは日光を好むので、日当たりのいい場所に地植えしてあげるのが良いでしょう。日が当たらないと花つきが悪くなってしまい、せっかくのアジサイの花の数が減ってしまいます。鉢を使う植え方の場合は、場所の移動が可能なので日当たりのいい場所に置いてあげると良いでしょう。アジサイは梅雨の時期の花なので日当たりは関係ないような気がしますが、日光を好む花なので、植え方には注意してみて下さい。

アジサイは水切れに注意

アジサイは梅雨の時期に咲く花なので、水切れに弱いです。暑くなり水切れを起こし乾燥してしまうと、葉がしおれて枯れてしまいます。その為、水切れを起こさないように管理する必要があります。特に鉢植えの際は、水をたっぷり上げて乾燥を防ぎましょう。また、地植えの場合は冬場の寒い風にあたるのも危険です。特に寒冷地で地植えをする場合は注意が必要です。鉢植えの場合は寒い風が当たらないように冬の時期は場所を移動させてあげましょう。地植えをする場合は最初の場所選びがとても大切になって来ます。

アジサイの育て方③

アジサイの苗から育てよう

アジサイの植え付けを行う前にアジサイの苗の選び方を紹介します。だいたい4月頃からアジサイの苗は販売されます。自分の好きな色や種類のアジサイを購入するのがおすすめです。また、鉢植えのアジサイの場合は植え替えの時期も大切です。基本的に小さめの鉢で販売されていることが多く、そのままにしておくと根詰まりや水切れを起こしやすくなります。その為植え替えをする場合は、5月から6月に行いましょう。

アジサイの育て方④

植え替えのやり方

アジサイの植え替えの方法を紹介します。植え替えとは購入した鉢から新しい鉢に植え替えすることを言います。アジサイの花が枯れたら、剪定をして植え替えを行うのが基本です。その際は、花の2節目の上を目安に剪定します。そして一回り大きい鉢に腐葉土や赤玉土などを入れ、植え替えします。その際、根を剪定ばさみなどで崩しながら小さく剪定し、植え替えるのが良いでしょう。最後に鉢の底から水が出るくらい水やりをして終わりです。しっかり鉢の底から水が出ることで、アジサイの根全体に水分が行き届くのでたっぷりあげてみて下さい。

アジサイの育て方⑤

植え付けのやり方

アジサイを鉢植えを直接の地植えに変える際の植え付けのやり方を紹介します。アジサイの植え付けは花が終わり剪定をしてから行うのが良いでしょう。使っている鉢よりも大きめの穴を掘り、穴の中にに腐葉土を入れて、土の手入れをしておきます。鉢から出したアジサイの根は剪定ばさみで剪定し、穴に植え付けで行きます。その際に根と根の間を棒でつついて隙間が空かないように土を入れて植え付けするのがポイントです。植え付けが終わったら、苗の周りの土をくぼませ、水をたっぷりあげて、苗がしっかり固定されるように土を固めて植え付けの完成です。

2年目以降の植え付けや植え替え

アジサイを数年鉢で栽培した後、植え付けや植え替えを行う際は、11月から3月の冬の時期に行うのがおすすめです。ちょうどアジサイの休眠期にもあたるので負担が少なくてすみます。その際のやり方は、通常の植え付けや植え替えの方法と同じです。基本的な植え付けや植え替えを知れば、必要な時にタイミングよく行うことが出来て、アジサイの成長によって、徐々に増やして行くことも可能なので、おすすめです。

アジサイの育て方⑥

水やりをしよう


アジサイの手入れの中で大切なのが水やりです。アジサイは水はけのよい場所が適しているので、土が乾かないように管理するのが大切です。特に夏場の時期は管理が大変になります。乾燥がきつい時期は1日に2回程水やりをするのが胃でしょう。特に鉢植えの場合は、乾きやすいので地植えよりも注意と管理が大切になって来ます。地植えの場合も特に土が乾く夏の時期などはしっかり水やりの手入れを忘れないようにしましょう。

アジサイの育て方⑦

肥料の管理をして育てよう

より綺麗なアジサイの植え方を管理するに必要なのは、肥料を与えることです。アジサイの肥料の時期は、冬と花が咲いた後に行います。冬の肥料の手入れは、春からしっかり成長して花を咲かせてもらう為です。冬の肥料は12月から2月までに行い、油カスや固形肥料を根元に穴を掘り入れてあげます。ホームセンターなどでアジサイ専用の肥料も販売しているのでチェックしてみて下さい。アジサイ専用の肥料を使うことで、バランスのよい栄養をアジサイに与えることが出来るのでおすすめです。

花が咲いた後の肥料

アジサイの花が咲いた後の肥料は、新しい芽を育てる為にも必要な手入れの1つです。花が終わったら油カスや固形肥料などをあげます。鉢植えの場合は10日に1度の液体肥料でも良いでしょう。この時期にしっかり手入れや管理をしてあげることで、次の年にまた綺麗なアジサイの花を咲かせてくれることに繋がります。手入れをしてあげることで、花の鮮やかさなどが違ってくるので、しっかり1年を通して管理してあげてみて下さい。

アジサイの育て方⑧

アジサイの花が咲いた後の手入れ

アジサイの管理の中で大切なのは、花が咲いた後の手入れです。花が終わったからと言ってそのままにしておくのではなく、しっかり手入れをしてあげて下さい。アジサイは花びらが落ちることがないので、終わったかどうかがわかりにくいです。しかしある程度の時期を過ぎたら剪定をして手入れをしてあげることで、翌年の開花に繋がります。また、アジサイの花の終わりは、花の色の変わり方で見極めて剪定を行います。最後まで楽しむよりは、花の色が鮮やかでなくなってきたら剪定などの準備を始めましょう。

切り花にしてもいい

花の終わりに剪定をする必要があるので、事前に切り花にして違う楽しみ方をするのもおすすめです。早めに剪定をして、切り花として自宅の中でアジサイを楽しむ方法です。手入れもかねて出来るので、地植えなどのアジサイの場合は剪定をして切り花として部屋にアジサイを飾ってみてはいかがでしょうか?鉢植えや地植えのアジサイとはまた違った美しさを切り花なら味わうことも出来ます。

アジサイの育て方⑨

詳しい剪定方法

アジサイを剪定する場合は手入れのコツがあります。花の2節目の芽を切るようにします。高さが高いアジサイの場合は、芽下でも大丈夫です。さらに大きく育ったアジサイの管理の場合は、花が終わった後だけではなく、休眠期にも剪定をします。込み合った枝を手入れするつもりで剪定を行うのが良いでしょう。しっかり剪定することで、風通しもよくなり管理しやすくなります。

アジサイの増やし方を知ろう

挿し木を使う増やし方


アジサイの植え方をマスターしたら、次はアジサイを増やしてみましょう。アジサイの増やし方で基本的なのが、挿し木です。挿し木とはアジサイ以外の草花でも使われる方法です。アジサイの枝を剪定し、枝からさらに根を張らせる方法になります。挿し木をする前に準備するのは、鉢や用土、さらに割りばしがあると便利でしょう。

アジサイの挿し木の作り方

アジサイの挿し木による増やし方は、栽培しているアジサイの中でも元気のある枝を使うのがおすすめです。その際は、花がある枝でもない枝でもどちらでも大丈夫です。枝を切ったら、下の方にある葉を取り除き、水分が蒸発しないように上の葉は半分にカットしましょう。次は水あげです。水あげとは切った枝をたっぷりの水にさしておくことで、この場合は1時間以上行うのが良いです。

水をしっかり吸ったら

水あげが終わったら、用意しておいた鉢に挿して行きます。いきなり枝を挿すよりも用意した割りばしを使った穴をあけておくとやりやすいです。挿し木は1つの鉢に1本ではなく、重ならないようにすれば何本も挿せます。最後に水とよりよく育つように活性剤などを入れても良いでしょう。この増やし方を応用すれば、さまざまな草木でも挿し木による増やし方にチャレンジ出来るのではないでしょうか?

挿し木の増やし方の管理

挿し木を行った場合は、根が出てくるまで管理をしっかりする必要があります。挿し木は明るい日陰におくのがおすすめです。挿し木をしたら3日程は毎日水やりをするのがよく育つ方法です。その後も土があまり乾燥しないようにすることで根が早く伸びます。基本的に挿し木による増やし方に成功すると1ヵ月程で根が伸びるので、その後に植え替えなども可能になって来ます。挿し木による増やし方をマスターすれば、たくさんのアジサイを栽培できると思います。

まとめ

アジサイの育て方や増やし方はいかがでしたか?アジサイは正しい植え方をすれば、初心者でも簡単に綺麗な花を咲かせることが出来ます。アジサイは一度苗を購入すれば、毎年花を楽しめたり、増やすことも出来ます。正しい植え方をマスターして庭や自宅をアジサイで綺麗に彩ってみませんか?アジサイは梅雨時期に人々の心を癒すおすすめの花なので、ぜひいろいろなアジサイを育ててみて下さい。

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