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痛チャリの作り方と費用は?ステッカーやホイールなど参考デザインもご紹介!

大好きな自転車(ロードバイク)を大好きなキャラクターで飾りたいという方も多いのではないでしょか?好きなキャラクターでデコレーションした自転車を「痛チャリ」、「痛自転車」と言います。痛チャリの作り方は大変そうにみえて実は簡単に作れますよ。
更新: 2021年12月29日
揚げ餅
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痛チャリとは

アニメキャラクターでデコレーションした自転車

痛チャリとは自転車をアニメのキャラクターでデコレーションした自転車のことです。車をデコレーションした場合痛車と呼ばれていますよね。それと全く同じでホイール部分にカバーなどをして、キャラクターがデザインされたステッカー貼り付けたものになますよ。クロスバイクやロードバイクなどのスポーツタイプの自転車でサイクリングを楽しんでいる方も増えて、同じように費用をかけて痛チャリを作る方も多いです。

痛チャリの魅力

好きなものに好きなキャラクターでデコレーションできるところが最大の魅力です。それと同時に自分だけの自転車が作れるので達成感というものも得られますよ。少し違いますが、痛車は世界にも浸透しつつあり日本では変な目で見られることも多いですが、ドイツでは好意的に受け取られている事も多いと言われています。目立ちたいからするという方もいればアニメが好きだからするという方もいて動機はさまざまです。

痛チャリにできる車種1

ママチャリ・シティーサイクル

車体が安く、近所にある普通の自転車屋からホームセンターなどどこでも手に入るごく一般てきな自転車であるママチャリやシティーサイクルなどの軽快車もデコレーションできる車種です。難易度は高めになります。理由としては改造に使うパーツであるホイールカバー、ディスクホイールが軽快車などはタイヤの大きさが車種で異なるからです。よって痛チャリにしたいときはホームセンターなどで資材を買いパーツを作る必要があります。

軽快車を痛チャリにするメリット

デコレーションできる場所が多いというのがメリットです。前述したように自分で一から作らないといけませんがタイヤだけではなく、フレーム、キャリアやバスケットなどデコレーションできる場所が豊富ですよ。後述するスポーツタイプの車種にはカゴやキャリアがついていないのでデコレーションできる場所が必然的に少なくなります。タイヤは少し難易度が高いですがフレームに関しては非常に簡単で費用がかかりません。

費用を抑えた作り方も

ママチャリやシティーサイクルなどの軽快車をデコレーションするメリットとしては、ホイールカバーなどを使わなくてもカッティングシートを利用してデコレーションする方法もあります。

痛チャリにできる車種2

クロスバイク

通勤通学など街乗りで便利なスポーツタイプの自転車です。前述したように軽快車にはあるカゴやキャリアがないのでデコレーションできる場所はフレームとタイヤになります。痛チャリへの難易度でいうと普通程度となり費用を気にしないという場合であれば、ステッカーを自作しなくても既存のものを買ったり印刷を会社に頼んですることで、色褪せないきれいな印刷のステッカーが作れますよ。費用を抑えたいとなると少し大変です。

クロスバイクを痛チャリにするメリット

クロスバイクは軽快車よりも車体そのものがかっこいいものが多く、痛チャリにしてもかっこよさと両立できたり、痛チャリとしては主流の車体なので、デコレーションに必要なパーツであるホイールカバーも手に入りやすかったりします。肝心のスッテカーも印刷を含め制作してくれる会社も多くデザインだけ入稿すればいいというパターンや公式のグッズとしても、ステッカーが発売されているのでデザインに悩まず作れる魅力があります。

痛チャリにできる車種3

ロードバイク

舗装された道を素早く走れる自転車でレースなどの競技もある本格的なスポーツタイプの自転車がロードバイクです。痛チャリへのデコレーションの難易度はクロスバイクと同じとなります。理由も同じで痛チャリといえばロードバイクということもありホイールカバーが安く発売されていますよ。デザインもクロスバイクと同様にステッカーを印刷、もしくは会社に画像データーだけ渡してステッカーに印刷してもらいます。

ロードバイクを痛チャリにするメリット

基本的はクロスバイクと同じです。よく痛チャリに使われている自転車ということでロードバイクでもデコレーションしやすい環境が整っています。公式のグッズとして発売されているステッカーを利用したり自分で印刷してステッカーを作っていきます。ロードバイクもカゴやキャリアがないので主にデコレーションする場所はタイヤ周辺になりますが、作り方やデザイン次第でフレームの塗装を含め細かなところまで仕上げる方もいますよ。


痛チャリを乗車する時に注意すること

カバーをするので風に煽られやすい

ロードバイクでもママチャリなどの軽快車でもホイールカバーを取り付けてホイール部分にキャラクターが来るようなデコレーションが人気ですが、本来ホイール部分はスポーク以外は何もなく風が通り抜ける様になっています。その部分を覆うので横から風が吹いてきた時に強く押されるようになります。安全のため塀に適度に穴が空いているようにタイヤ周辺を覆うと空気が通り抜けなくなり、バランスを崩しやすくなるので注意してください。

走りに影響する

もともとロードバイクのタイヤに付いていないホイールカバーを装着してそこにステッカーを貼るという形になるので本来の走りやすさは落ちます。さらにチェーンなどが干渉するということもあるので、痛チャリを作るには多少のリスクがありますよ。また展示するだけではなく走りたいという場合では低価格で使いやすいカバーではなくディスクホイールを使用しましょう。カバーは走行中破損する恐れがあり危ないと言われています。

痛チャリのデザインについて

原則として公式の絵は勝手に使えない

Photo by komad333

大前提としてイラストには著作権があり、アニメの場合は製作委員会という名の下に複数の企業が関わっていて複雑です。そのため本来は勝手に公式の絵を使うのはよくありません。グレーゾーンとして見過ごされているというだけにしか過ぎず、デザインとしてキャラクターを使いたいという場合は二次創作の絵が望ましいです。二次創作であっても本来は描いた人の許可を得たほうがいいでしょう。

営利目的は禁止

もし展示した時に謝礼をもらうという場合は絶対に公式の絵を勝手にデザインとして取り込んではいけません。個人で楽しむ分にはいいというメーカーも多いですが、お金をもらうとなると営利目的と言われてもおかしくないです。自分のためにステッカーを作るだけにとどめておきましょう。印刷してもらう際はキャラクターなどの使用許諾、許可の有無を尋ねられるということもあります。

穴とフレーム

ロードバイクでも普通のママチャリやシティーサイクルのような自転車でもイラストの中央には必ず穴があくので、それを踏まえたデザインにしましょう。ジオスやアラヤなどメーカーによってフレームのデザインは大きく異なるのでイラストに大きく干渉する場合もあり考慮することも大切です。

痛チャリに必要な費用・値段1

一番楽だけ費用がかかる方法

ステッカーの印刷企業にお願いするという形が一番楽です。自作する場合と比べると、お願いするわけなので費用はかなり高くなリますよ。また完全に自転車の痛チャリ化をしてくれる代行サービスというものはありませんが、ステッカーの貼り付けまでもしてくれるステッカー専門の印刷会社もあります。どんなデザインにするのかなど見積もってみないと値段は分かりませんが、少なくとも加工まで頼むと3万円以上と値段は高くなります。

カットを自分ですると多少値段は下がる

印刷だけ頼んで自分で切り出したいから加工しなくていいと言う場合は少し値段が安くなりますよ。この場合ステッカーだけだと1万円程度ぐらいからになります。ステッカーの印刷から自作する方はすくなく業者に依頼するというのが一般的な作り方になりますよ。いろいろな企業があり版権元から正式に許諾されたキャラクターなども扱っているのでまずは問い合わせてみたり、ネットで探してみましょう。

痛チャリに必要な費用・値段2

ホイールカバーについて

ステッカーだけで1万円となりステッカーをホイール部分に貼るにはカバーかスポークがない一体型のディスクホイールが必要になります。つまりステッカーだけではなくホイールカバーの費用も必要になりますよ。ホイールカバーはドッペルギャンガーの製品が人気で、値段は5000円以内と比較的安く買えますよ。左右セットになっているので2つ買わなくても大丈夫です。

ディスクホイールについて

プロ(PRO) ディスクホイール Textreme

出典:Amazon

スポークがなく、そのままリムと一体になっているのでステッカーを貼り付けれて、カバーのように後付けしないので段差などでぐらつくことなくしっかり走れるところがメリットです。後付ではないのでカバーのように浮いきて他の場所に干渉するということもなく走りやすいですが、値段が高いので安く仕上げたいという方はカバーがおすすめです。ディスクホイールの値段は中古の安いものでも5万円ほどと非常に効果になってきますよ。

痛チャリに必要な費用・値段3

自分でカバーを作る場合


カバーを自作することも可能です。ポリカーボネートやプラスチックの板などいろいろな材質がありホームセンターでも揃いますよ。自分で作る場合時間と手間が必要になりますが一番安く仕上げられ予算をぐっと抑えられますよ。しかし必ず安くなるというわけではなく工具がないという場合は、工具の値段も入ってきて結局はカバーを購入したほうが安くなるケースもあります。使う素材によって値段は異なりますよ。

素材だけなら2000円以内

カバーを買うよりも素材となる樹脂やポリカーボネートから作り出すとおよそ半額程度の2000円前後で作れるようになります。あとは印刷会社に頼んだり公式から発売されているステッカーを利用するだけで痛チャリができますよ。この場合の値段は自作ホイールカバーが道具があれば2000円程度とステッカー代だけです。

痛チャリに必要な費用・値段4

ステッカーの自作

Photo by yuiseki

家庭用プリンターを利用してステッカーも自作するという方法もあります。こちらはデザインを編集して分割して印刷していかないと家庭用プリンターで出力できる用紙はA4が限界となるのでホイールを覆うことができません。ただ印刷しただけでは雨などでインクが滲見やすいのでラミネートフィルムで保護してカバーに貼ります。自分でステッカーを作ると全て込みでも1万円前後に収まることが多いですがペイントソフトなどが必須です。

痛チャリの一番簡単な作り方

すべて任せる

Photo byStartupStockPhotos

一番簡な方法は企業にすべて頼むというやり方。印刷会社の中には前述したようにステッカーをホイールカバーの大きさにカットしてくれたり加工してくれるサービスもあるので自分で画像のトリミングなどをしなくてもきれいなステッカーにしてくれますよ。依頼するときのポイントとしては小さな画像を使わないことが大切になります。これも会社によって違うのですが、400ピクセルなどの小さい画像は断られる可能性もあります。

自分で貼る自身がない方は

ステッカーをカバーに貼るというのは案外難しいです。空気や異物が入らないようにしながら貼っていくのが無理という方は印刷会社をよく選んでください。ステッカーを作ってくれるだけではなくカバーと一緒に買うと貼ってくれるサービスやカバーを印刷会社に送って施工してもらえる会社を選びましょう。どのように頼むのかはそれぞれ印刷会社で異なるのでHPなどから見積もってもらいましょう。

印刷を頼む際は採寸をする

ステッカーを頼むときはホイールカバーやディスクホイールの大きさです。カバーの直径や中央の穴の直径を測ってから頼むようにしましょう。また自身でカバーを買う場合も自分の自転車のタイヤ(ホイール)にあったサイズのカバーを用意してくださいね。

痛チャリの作り方1

基本の作り方

基本となる作り方というのはステッカーを頼んで、自分でカバーに貼るという方法です。印刷時にオプションを付けないので価格が安くなりますよ。作り方の流れとしては、発注したステッカーが届くと用意しておいたカバーにステッカーを貼ってホイールに取り付けるという流れになります。ステッカーの貼り方はそれぞれ頼んだメーカーによって材質など異なるため、貼り方のポイントだけ紹介していきますね。

上手な貼り方

カバーにもステッカーにも中央に必ず穴が空いているので、ここがきっちり合うようにしないと綺麗に貼れなくなるので注意してください。この部分が合っているとあとは空気や異物が入らないように慎重に貼っていくだけです。手で貼るのではなくスキージーを利用しましょう。スキージーがあると空気を出しながら貼りやすいです。またホイールカバーに貼る際はホイールカバーをしっかり洗ってから貼り付けていきます。

痛チャリの作り方2

カバーの自作

カバーから作る方法が一番大変ですが、参考になる動画があるので紹介します。ホームセンターなどでポリカーボネートやプラスチックの板を買ってきて、ホイールのおおきに合わせ丸く切り取り中央に穴を開けます。その後は真ん中の穴を中心とする2つの線を書き1箇所だけ線にそって中央まで切れ込みをいれ、ホイールにはめ込み円錐状にしてかなった分は線を引いて切り落とし空気入れ用の穴などを作っていきます。

ステッカーの自作

エーワン 手作りステッカー 強粘着

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon

家庭用プリンター向けのスッテカーシートにイラストを5mmほどかさなるように分割して張り合わせていくという方法です。ロードバイクのタイヤは大きいのでA4までしか印刷できない家庭用プリンターでは大変ですが、張り合わせていかないとロードバイクなどの自転車のホイールが覆えるほどのステッカーを作るのは不可能です。小さな画像を拡大すると荒れますし、画質が極めて悪くなるので大きな画像を用意しましょう。

痛チャリのデザイン集


痛チャリのデザイン1

痛チャリをきれいなデザインにするにはキャラクターが持つ色とフレームの色を合わせるようにします。こちらの車体のデザインは初音ミクということで、初音ミクの色と淡い緑の色がフレームやサドル、ハンドルで使われていて一体感があります。

痛チャリのデザイン2

タイヤではなく小さなステッカーをいたるところに貼った痛チャリのデザイン。痛チャリはタイヤを改造するものが多いですが、タイヤを改良していないので安くなるだけではなく、痛チャリでそのまましっかり走行できるタイプとなっています。

痛チャリのデザイン3

前後のタイヤにフレームといたる所にステッカーをはり痛チャリにしたデザイン。痛チャリとしては豪華ですがロードバイクとして走れない痛チャリとなります。ロードバイクの場合痛チャリしても簡単にタイヤ交換ができるので走れる仕様に戻しやすいく痛チャリをしやすいですよ。

痛チャリのデザイン4

バッグやヘルメットなどの小物、道具までもしっかり配色を意識した痛チャリのデザイン。こちらも一番最初に紹介したようにステッカーやキャラクターの色合いと同じような色にすることで統一感のある痛チャリになっています。

痛チャリのデザイン5

ママチャリの痛チャリのデザイン。カゴやキャリア、フレームの間などデコレーションできる場所が多く華やかな痛チャリが作れます。好きなキャラクターで埋め尽くされていますね。

痛チャリの作り方まとめ

カバーにステッカーを貼る

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/716VqRyW1ML._SL1000_.jpg

ロードバイクの痛チャリの作り方は「カバーにステッカーを貼る」だけです。ママチャリはデコレーションできる箇所が多いのでカゴにぬいぐるみを入れたり、ステッカーを貼ったりといろいろな方法があります。ポイントとなるステッカーは家庭用での小さなプリンターでは作るのが難しいので印刷会社に依頼しましょう。この際画像の大きさは大きければ大きいほどいいですよ。

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