検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

えのきの保存方法は?冷凍して半年先まで長持ち?気になるその方法を解説!

えのきはスーパーで常に安価で購入でき、とても便利な食材です。料理の節約やかさましにも役立つので、冷蔵庫に常備しているという方も多いのではないでしょうか?えのきの正しい保存方法を知って料理にもっと活用しましょう!えのきの保存方法や日持ちについてご紹介します。
2020年8月27日
neonana0511
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

はじめに

Photo by David Jackmanson

えのきは私たちにとってとても身近なきのこですよね。スーパーでも一年中安価で並んでいるので、よく買うという人も多いのではないでしょうか。そんなえのきですが、使い切れなくて困ってしまったことはありませんか?日持ちが短く長持ちしないので、傷んでしまいがちですよね。いくら安いからといって、捨てる羽目になっては本末転倒です。えのきの保存方法や日持ち、保存に適した温度や気温、長持ちさせる方法についてもご紹介します。

えのきとは?

えのきの特徴

えのきにも旬があるのをご存じですか?えのきは冬が旬のキシメジ科のきのこです。気温の低い冬が旬のえのきですが、スーパーのえのきは人工的に栽培した品種なので、気温や旬を問わず一年中味わうことができるんです。白いきのこというイメージが定着しているえのきですが、野生のえのきは茶色のきのこです。野生のえのきは、大きさも白いえのきより少し大きいです。日の光に当てずに温度の低い環境で栽培しているため、ひょろっと細長く白いきのこになります。ちょっと意外ですよね。

えのきの栄養

えのきには果たしてどのくらいの栄養素が含まれているのでしょうか?実はえのきにはさまざまな栄養が豊富に含まれています。主な栄養素としては、ビタミンB1や食物繊維、ナイアシンなどです。特にビタミンB1の含有量については、きのこの中でも1.2を争うほど豊富なんですよ。また、きのこといえば食物繊維が豊富なことでよく知られていますよね。えのきにももちろん食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境を整えるのに役立つので、積極的に料理に取り入れていきたいですよね。

えのきの可食部は?

えのきの石づきを捨てる際、どこまでが食べられるのか迷ってしまうことはありませんか?えのきを切る場所は、えのきの根本3~4cmにある色の変わり目あたりが目安となります。それよりも上の方で切ってしまうと、食べられる部分を捨ててしまうことになるのでもったいないですよ!また、えのきの根本から5cmあたりのところには段差がありますよね。この段差はえのきの栽培時にできるものなので、カットする目安というわけではないので気を付けましょう。

えのきに賞味期限はある?

賞味期限はない

えのきの賞味期限について考えたことはありますか?実はえのきに限らずきのこには賞味期限が書かれていません。しかもえのきは保存方法によって食べられる期間が大きく異なってきます。そのため、見た目やぬめりなどで傷んでいないか判断するしかありません。なかなか判断が難しいですよね。えのきの賞味期限の目安や、痛んでいないかどうかを判断するポイントについても解説します。

食べるまでの日数によって適した保存方法がある

普段えのきを保存するとき、どのやって保存していますか?パックのままで冷蔵庫に入れて保存しているという人が多いのではないでしょうか。実はえのきにはいろいろな保存方法があります。どのくらい日持ちさせたいかによって、最適な保存方法が異なってきます。あまり日持ちがしないからこそ保存方法を知って長持ちさせ、美味しく料理に活用しましょう。

えのきの保存方法1:そのまま冷蔵保存


日持ちは3日程度

えのきの保存方法で一番オーソドックスなのは、パックのまま冷蔵庫などで保存するという方法ではないでしょうか?えのきは温度の低い環境で育つため、同じく温度の低い冷蔵庫や野菜室で保存しましょう。気温の高い夏場に常温で保存すると、長持ちせずすぐに痛んでしまいます。買ってきたらすぐに温度の低い場所に移してあげると長持ちします。また、気温の低い冬場であっても、常温で保存するのはおすすめしません。温度が低く一定に保たれていることも長持ちさせるには大切なことなので、やはり気温に関わらず冷蔵庫や野菜室での保存が適しているでしょう。すぐに温度の低い場所に移した場合でも、日持ちは3日前後です。短めの日持ちなので、早めに使い切るようにしましょう。

残り半分のえのきの保存方法

えのきを半分だけ使いたい時もありますよね。残りの半分はどうやって保存していますか?残りの半分は、今までと同じように温度の低い冷蔵庫などで保存するのがおすすめです。残りの半分の石づきはカットせず、残しておくのがおすすめの保存方法です。石づきを外して保存すると、えのきの水分バランス崩れてパサパサの食感になってしまいがちです。使いたい半分のえのきだけ石づきを捨て、残りの半分は石づきをつけたまま保存するのがおすすめですよ。

えのきの保存方法2:冷蔵でも長持ちさせる方法

日持ちを伸ばすための一手間

そうはいっても、3日以内には食べきれなさそうなときもありますよね。そのような場合はひと手間加えるだけで日持ちを1週間にできます。まず袋からえのきを取り出し、新聞紙やキッチンペーパーで包みます。それをジップロックなどに入れて冷蔵庫や野菜室で保存すると長持ちします。袋のまま保存すると、袋の中で水分が充満し長持ちしなくなってしまいます。この方法だと新聞紙が水分を吸ってくれるので、少し長持ちします。少し手間ですが、日持ちが延びるのは大きいメリットですよね!買ってきてすぐには調理しないという場合は、買ったその日にこの方法で保存するとより長持ちしやすいですよ。

残り半分のえのきも長持ち

先ほどと同様に、残りの半分は石づきを残して保存するのがおすすめです。また、残りのえのきも新聞紙でくるんでジップロックなどに入れて冷蔵庫などで保存することで、1週間程度長持ちします。とても助かりますよね。

えのきの保存方法3:一番おすすめ!冷凍保存

なかなか使いきれずに、えのきが余ってしまうこともありますよね。残りのえのきは、思い切って冷凍保存してしまいましょう!冷凍保存することで、1か月程度日持ちするようになります。えのきの冷凍保存には多くの利点があるため、ぜひ一度は試していただきたい保存方法です。

冷凍は1ヶ月保存可能!

えのきの冷凍保存にはメリットが3つあります。1つめは、なんといっても長持ちすることです。パックのまま保存すると3日しか日持ちしませんが、冷凍保存すると1か月長持ちします!2つめは、うまみ成分が増えることです。冷凍することで細胞が壊れてうまみ成分が増します。3つめは、ダイエット効果があることです。えのきに含まれる栄養素の中には、脂肪の吸収を防ぐ働きのあるものがあります。えのきを冷凍保存すると、栄養素が活発になりダイエット効果につながります。

冷凍の保存方法

冷凍保存にもコツがあります。まずえのきを袋から取り出し、石づきをカットします。あとで使いやすいように一口大にカットし、えのきを丁寧にほぐします。ジップロックなどに入れ、その上から新聞紙でつつみ冷凍庫に入れます。新聞紙につつむことでゆっくりと冷やされ、細胞が壊れうまみ成分が増します。冷凍庫に1時間入れたら一度取り出して、袋の上から半冷凍のえのきをもみほぐします。完全に凍ったら袋の空気を軽く抜くと、冷凍庫の中で場所も取りません。


冷凍えのきの使い方

冷凍のえのきを使う際は、解凍せずに冷凍のまま調理しましょう。えのきを解凍すると、余計な水分が出てべちょっとした食感になってしまいます。えのきは火が通りやすいので、冷凍のまま調理するのがおすすめです。スープや味噌汁はもちろん、炒め物などにも幅広く使用できます。

えのきの保存方法4:えのき氷

えのき氷は2ヶ月保存可能!

えのき氷とは、えのきをすりつぶしてペースト状にし凍らせたものです。料理にえのき氷を入れるとダシが出て深みのある味になりますよ。えのき氷はかなり長持ちする保存方法です。2ヶ月を目安に使い切りましょう。

えのき氷の保存方法

えのきの石づきをカットして、荒めのみじん切りにします。ミキサーにえのきと水を加え、ペースト状になるまでミキサーで混ぜます。ミキサーをかけ終わったら鍋に移し替え、1時間ほど弱火で煮詰めます。焦げやすいので、たまに混ぜながら煮詰めるようにしましょう。煮詰め終わったら粗熱を取り、製氷皿に入れます。そのまま冷凍庫で凍らせると、ころんとしたかわいいキューブ型のえのき氷の完成です。弱火でじっくりと煮詰めることで、うまみ成分を損なわずに作ることができますよ。

えのき氷の使い方

えのき氷のオーソドックスな使い方は、スープや味噌汁に入れるというものです。えのきのダシがいつもの料理にコクを加えてくれますよ。煮物などに入れるのもおすすめの使い方です。炒め物に入れる時は、使いたい分だけあらかじめ解凍して材料と混ぜ合わせてから炒めるのがおすすめです。味が偏ることなく美味しくなりますよ。また、隠し味として天ぷらの衣に混ぜるのもおすすめです。風味が増して美味しいですよ。

えのきの保存方法5:干しえのき

干しえのきは半年保存可能!

もっと長期に保存したいときは、乾燥させて干しえのきにするのもおすすめの方法ですよ!あまり耳馴染みのない干しえのきですが、干し椎茸のような感覚で使うことができます。乾燥させることでうまみ成分がアップして美味しくなります。干しえのきは常温でも冷蔵でも保存可能で、約半年日持ちします。変色やぬめりもなく、半年もおいしく保存できるなんて驚きですよね!

干しえのきの保存方法

干しえのきの作り方は簡単です。石づきを切り束をほぐしたら、ザルの上に均等に広げます。数日間日光に当てて水分を飛ばします。たまに上下を返すようにするとしっかり乾燥できます。気温や天気が安定している日を選んで乾燥させましょう。乾燥したらフライパンで丁寧に乾煎りし、粗熱が取れたらジップロックなどに入れて保存しましょう。その際、乾燥剤も入れておくとより長持ちしますよ。他のきのこもこの方法で干しきのこになります。きのこを買いすぎた際にはぜひお試しください。

干しえのきの使い方

干しえのきは、馴染みのある干し椎茸と同じように使用すれば美味しくいただけます。水で戻してスープや煮物に入れるのが定番の使い方です。きのこのダシがしっかりでて、いつもの料理がワンランクアップしますよ!また、水で戻さずに塩コショウで炒めるだけでもおつまみとして最適な一品ができてしまいます。干しえのきを常備しておくと、いざというときの一品にもなりとても便利でおすすめです。

新鮮?傷んでる?えのきの見分け方


傷んでるサインはぬめりの有無

そもそもえのきが傷んでいては意味がありませんよね。えのきを冷蔵庫に入れていたら、気づいたらなめたけのようにぬめりが出てきてしまったことはありませんか?えのきは鮮度が落ちてくるとぬめりが出ます。また、酸っぱい匂いがしたり、茶色に変色したりもしてしまいます。食べれるのか不安に感じたときは、えのきを触ってみましょう。表面にぬめりがあったり笠の部分がもげてしまったりした場合は、食べないで破棄したほうがいいでしょう。適切な保存を行うことで、ぬめりや変色を防ぐようにしましょう。

新鮮なえのきの見分け方

スーパーでえのきを購入する際、気をつけておきたいポイントもご紹介します。透明感のある白さで、茎がしなっとしていないものを選ぶようにしましょう。また、えのきの笠の部分の大きさが均一で開いていないことも大切です。パックの内側に水滴がついているものは傷みが早くなるので、避けたほうがいいでしょう。

まとめ

えのきの保存方法を知って料理に活用しよう!

えのきの保存方法や日持ち、保存に適した温度や気温、長持ちさせる方法についてもご紹介しました。いかがでしたか?えのきはついたくさん購入してしまいがちですよね。冷凍えのきやえのき氷、干しえのきが冷蔵庫にストックしてあると、いつもの料理もワンランクアップし、レパートリーも増えます。食べるまでの日数に適した保存をすることで、ぬめりや変色を防いでえのきを美味しく活用しましょう!

えのきが気になる方はこちらもチェック!

暮らし~のではこの記事のほかにも、えのきに関する記事を掲載しております。他の記事もぜひチェックしてみてください。