船舶免許の種類や取得方法は?初心者が気になる取り方や免許の種類まで解説!のイメージ

船舶免許の種類や取得方法は?初心者が気になる取り方や免許の種類まで解説!

釣りをするなら船舶免許、欲しいですよね。船外機(エンジン、モーター)付きのボードなら行動範囲が広がり、プレッシャーの少ないところですれてない魚をフィッシュオン!釣り以外にも重宝する小型船舶免許の種類から取り方まで詳しくご紹介します。

2019年08月14日更新

ふらわ
ふらわ
スノーボード歴20数年、40代現役のボーダーです。但馬、滋賀、スキージャムなどに家族や友人と出没しています。キャンプなどアウトドア、昆虫採集、旅行、車いじり、英語、歴史なども長年の蓄積があります。熊本県出身、兵庫県在住。
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目次

  1. 釣りやレジャーに小型船舶免許を取得する
  2. 小型船舶免許と小型船舶
  3. バス釣りで使うボートについて
  4. 小型船舶免許の種類
  5. 特殊小型船舶操縦士免許
  6. 2級小型船舶操縦士免許
  7. 2級小型船舶操縦士免許(湖川小出力限定)
  8. 1級小型船舶操縦士免許
  9. 国家試験受験と教習所の違い
  10. 大型船舶の免許はどうやって取得するの?
  11. 小型船舶免許で釣りやレジャーの幅が広がる

釣りやレジャーに小型船舶免許を取得する

釣りの初歩は”おかっぱり”から。船やボートに乗らず、陸(おか)から釣る方法ですね。やがて大物やある特定の魚種を求めて船に憧れます。釣りの種類によってはずっとおかっぱりや護岸釣りだったりしますが、特に川や湖でのバス釣りはみんな「いつかはバスボートに」と夢を抱きます。しかしエンジン付きのボートや船を操縦するには小型船舶免許が必要です。この稿ではバス釣り以外の釣りやマリンレジャーなどでも活躍する小型船舶免許の種類や取り方を詳しくご紹介していきます。

小型船舶免許と小型船舶

小型船舶免許で操縦できる船舶について

まずここでは小型船舶免許取得が必要な船舶についてご紹介します。小型船舶免許で操縦できる船舶は総トン数20トン以下のエンジン付きの船です。これらの小型船舶にはクルーザー、エンジン付きヨット、モーターボート、水上バイクなど海洋レジャーでセーリングやクルージング、レース、釣り、スポーツなどを楽しむためのプレジャーボート、バスボートそして最小クラスであるエンジン付きバス釣りボートなどが含まれます。エンジン、モーター(船外機)付きが含まれ、帆船やヨット、手漕ぎ、足漕ぎボートなどは免許取得は必要ありません。

必見!小型船舶免許不要の船があった

バス釣りをしていて、ボートで釣りをしている人見て「いいなあ、免許取りたいなあ」なんて思っていませんか。意外と目にする多くのボートに乗っている人は憧れの免許持ちではなく、免許不要のボートに乗っている人かもしれません。いえ、手漕ぎ、足漕ぎではなくちゃんと船外機付きのボートです。実は長さ3m未満で2馬力のエンジンやエレキモーターの出力が1.5キロワット未満なら免許が不要なのです。特に燃料の要らないエレキモーターは扱いやすく静かで人気があります。

バス釣りで使うボートについて

バスボート/アルミボート/インフレーターの3種類

バス釣りで使うエンジン/モーター付き(船外機)のボートにも種類があります。いわゆるバスプロや経済的に余裕があるセミプロなどが使うのがバスボートというモーターボートでおおよそ新艇で500~1000万円程度します。一般的なボートはアルミボートで箱型、平底の「ジョン」タイプとオーソドックスな船型でV底の「Vハル」タイプがあります。そして一番お手軽な「インフレーター」と呼ばれるゴムボードがあり、いずれも小型の船外機エンジンやエレキモーターを搭載します。

各船の特徴

高価で本格的な船外機付きモーターボートであるバスボートはパワーとスピードもある代わりに移動にはけん引車両、けん引免許(船のサイズ、重量による)、ボートトレーラーが必要で整備も必要です。アルミボートは軽量でルーフキャリア付き車両で運搬できますが、さすがに一人での上げ下ろしや水際への移動は楽ではありません。インフレーターはゴムボートですので折りたたんでトランクやラゲッジルームに収納できますが、風に弱いのが特徴です。アルミボート、インフレーターとも船外機のセッティングが簡単にできます。

小型船舶免許の種類

小型船舶免許は3種類+1

現行の船舶職員及び小型船舶操縦者法によりますと、小型船舶操縦士免許には三種類あります。1級小型船舶操縦士免許、2級小型船舶操縦士免許、特殊小型船舶操縦士免許がありますが、それ以前は1級小型船舶操縦士免許と2級小型船舶操縦士免許にはそれぞれ5トン未満限定の免許がありました。また2級小型船舶操縦士免許には区分上は明記されていませんが、湖川小出力限定免許というものが存在し、言わば原付免許のようなもので取り方も簡単でバス釣りに最適です。

特殊小型船舶操縦士免許

特殊小型船舶操縦士免許で操縦できる船舶

特殊小型船舶操縦士免許で操縦できる船舶は水上オートバイ(バイク)になります。水上オートバイはスクリューを使わず、吸い込んだ水を後方に排水する勢い(ウォータージェット推進)で水上を走行するマシンです。免許自体には航行区域の制限はありませんが、水上オートバイは海岸から2海里(3.7㎞)以内でしか航行できません。人気のマリンレジャー、ウェイクボードには必須のアイテムです。ちなみにジェットスキーやマリンジェットは商品名です。※他の船舶免許だけでは水上オートバイは操縦できません

特殊小型船舶操縦士の取り方

特殊小型船舶操縦士免許の取得には各地にある小型船舶教習所の国家試験受験コースの教習に参加し、学科と操船の実技講習を受けるか、自分でテキスト教材やすでに小型船舶操縦士免許を保持する人から実技を習うなどして指定試験機関で国家試験(身体検査、学科試験。実技試験)を受けます。また、小型船舶教習所で国家試験免除コースを選択し学科6時間と実技1時間30分を受け、修了試験に合格すれば国家試験は免除となります。受講は15歳9カ月から、取得は満16歳以上です。費用は免除コースで5万円前後となります。

2級小型船舶操縦士免許

2級小型船舶操縦士免許で操縦できる船舶

2級小型船舶操縦士免許で操縦できる船舶は総トン数20トン未満、または特定の条件を満たす24m未満の船舶となります。1級との違いは平水区域、および海岸から5海里(約9㎞)の範囲までの航行と制限されることです。操縦できる船のサイズは1級小型船舶操縦士免許と変わりません。ダム湖や川などでのバスボート、湾岸・港湾エリアでのプレジャーボートや釣り船、ホーバークラフトなどが操縦できます。またこの免許で水上バイクは操縦できません。

2級小型船舶操縦士免許の取り方

2級小型船舶操縦士免許の取得には各地にある小型船舶教習所の国家試験受験コースの教習に参加し、学科と操船の実技講習を受けるか、自分でテキスト教材やすでに小型船舶操縦士免許を保持する人から実技を習うなどして指定試験機関で国家試験(身体検査、学科試験。実技試験)を受けます。また、小型船舶教習所で国家試験免除コースを選択し学科12時間と実技12時間(マンツーマン指導なら4時間)を受け、修了試験に合格すれば国家試験は免除となります。受講は15歳9カ月から、取得は満16歳以上です。費用は免除コースで10万円以上が相場です。

2級小型船舶操縦士免許(湖川小出力限定)

湖川小出力限定免許で操縦できる船舶

2級船舶操縦士(湖川小出力限定)免許で操縦できる船舶は総トン数5トン未満、エンジン/モーターの出力が20馬力未満のものとなります。バスボートを除くバス釣り用のアルミボートやインフレーター(ゴムボート)はこの免許になります。レンタルボートのほとんどがこの免許で操縦できます。また航行区域が湖と川に限定されていて、一部の指定された湾内も可能ですが、小型なものは潮流、波風の影響を受けやすく、海釣りにはバス釣り用のボートはおすすめできません。

湖川小出力限定免許の取り方

湖川小出力限定免許の取得には各地にある小型船舶教習所の国家試験受験コースの教習に参加し、学科と操船の実技講習を受けるか、自分でテキスト教材やすでに小型船舶操縦士免許を保持する人から実技を習うなどして指定試験機関で国家試験(身体検査、学科試験。実技試験)を受けます。また、小型船舶教習所で国家試験免除コースを選択し学科5時間と実技1時間40分を受け、修了試験に合格すれば国家試験は免除となります。受講は15歳9カ月から、取得は満16歳以上です。費用は5万円前後となります。

湖川小出力限定免許は法改正でなくなった?

バス釣りなどの川やダム湖に浮かべる小型の船外機や電気モーター付きのゴムボートやアルミボートは2級小型船舶操縦士免許の中でも、最低限度の費用と手間で取得できる湖川(こせん)小出力限定免許を取ればよいでしょう。2012年の船舶職員及び小型船舶操縦者法の改正により、いわゆるバスボート用の免許というイメージの湖川小出力限定免許が2級小型船舶操縦士免許の区分から消えてしましました。しかし実際は現在も改正以前同様に取得することができます。

1級小型船舶操縦士免許

1級小型船舶操縦士免許で操縦できる船舶

1級小型船舶操縦士免許で操縦できる船舶は、総トン数20トン未満または特定の条件を満たす24m未満のものです。この部分は2級小型船舶操縦士免許の条件と変わりません。ただし、小型船舶免許においてはこの1級が最上級となり、航行区分に制限がありません。つまり沖に出ることができます。外洋での航海が可能な大きさ、装備のクルーザー、釣り船、エンジン付きヨットなどを操縦する場合はこの免許になります。外洋でのトローリングやジギング、離島への船旅、ダイビングなどマリンレジャーの多くを満喫できる夢の免許ですが、講習費用も船の値段もそれなりの値段になってしまいます。

1級小型船舶操縦士免許の取り方

1級小型船舶操縦士免許の取得には各地にある小型船舶教習所の国家試験受験コースの教習に参加し、学科と操船の実技講習を受けるか、自分でテキスト教材やすでに小型船舶操縦士免許を保持する人から実技を習うなどして指定試験機関で国家試験(身体検査、学科試験。実技試験)を受けます。また、小型船舶教習所で国家試験免除コースを選択し学科24時間と実技12時間(マンツーマン指導なら4時間)を受け、修了試験に合格すれば国家試験は免除となります。受講は17歳9カ月から、取得は満18歳以上です。費用は15万円前後となります。

国家試験受験と教習所の違い

国家試験を受ける人がいるのか

ここまで読むと、「教習所で国家試験免除のコースがあるのに国家試験を受験する人がいるのか?」という疑問がありそうですが、国家試験受験にはメリットもあります。教習所の免除コースでは、各免許の修了試験が終了するまで2~4日ほど掛かります。しかも該当する免許の講習日程が各教習所で決められていますので時間が取れない、日程が合わない、教習所が遠いなどの理由がある場合、独学で勉強し国家試験を受験する選択が出てきます。また費用の面だけで考えれば、国家試験は総額3万円弱で受験できます。

大型船舶の免許はどうやって取得するの?

中型船舶はあっても中型船舶免許という区分はない

すでにご紹介した通り、小型船舶免許で操縦できる船は総トン数20トン未満です。それ以上のトン数の船の操縦には大型船舶の船舶職員として「海技士」の資格(海技免状)が必要となります。よく小型船舶と大型船舶の間に中型船舶というものがあるように思われていますが、船舶免許の区分上は中型船舶というものはありません。ただし、実際の船舶のサイズを表す場合、20トン以上の大型船舶の中で大きさにより中型、大型と区分されるようです。

大型・中型船舶に必要な海技士の資格取得について

船舶職員及び小型船舶操縦者法において、総トン数20トン以上の大型船舶(中型を含む)の操縦にたずさわる場合は、海技士(航海)、海技士(機関)、海技士(通信)の資格取得が必要になります。大型船舶になると航海(甲板)、機関(エンジン)、通信にそれぞれの担当者を配置せねばならず、もう一人で操縦することはできません。ここでまで来ると気軽に釣りやレジャーのために取る資格ではなく、また船も大きく、釣りやレジャーを楽しむレベルであれば大型・中型の船舶という選択肢ははずしてよいでしょう。

小型船舶免許で釣りやレジャーの幅が広がる

おかっぱりアングラーの憧れ、エンジン付きボートの操縦は2級小型船舶操縦士免許(湖川小出力限定)がまさにそのためにあるような免許でした。海釣りや他のマリンレジャーをしたい方や沖へ出る目的がある方はそれぞれの用途に合わせて小型船舶免許を取りましょう。また小型船舶免許の取り方も教習所で国家試験免除コースにするか、講習だけ受けるか独学で勉強して国家試験を受験するか、生活スタイルやお財布の事情に合った選択ができます。憧れを実現して充実したフィッシングライフを送りましょう。

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