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プランターで育てられる野菜12選!育てやすくて人気な種類を時期別にご紹介!

通常のプランターや少し深いベジタブルプランター、植木鉢など使うと意外といろいろな野菜が栽培できます。今回はプランターを使って省スペース育てられるいろいろな野菜の中から初心者でも育てやすい野菜を春夏秋冬に分けて12種類紹介します。
更新: 2021年7月30日
揚げ餅
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野菜を育てられる環境について

日当たりと風通しは大切

観葉植物の中には日陰でも病気を1つもせず元気に育てられる種類がありますが、野菜は基本的には日当たりが好きな種類が多く、元気にそだてられるかは日当たりが重要なポイントになります。ベランダや軒下で育てるという時は日当たりは特に気をつけましょう。風通しは強すぎても問題になりますが悪すぎると葉が生い茂る夏に、株元が蒸れてきて病気の発生につながったり、害虫が発生しやすくなるので適度な風通しがある場所が大切です。

水はけと肥料

初心者が野菜が育てられるかは日々の管理にかかっています。特殊な種類を除くとほとんどの野菜は常時土が濡れているようなジメジメした環境をきらうので、水が速やかに浸透し余分な水が排水される水はけのいい場所を好みます。また肥料は野菜の種類ごとに与える量などが変わりますが、プランターでは基本的に株元に与えるのではなく周囲に与える事が多くおいしい野菜が作れるかは肥料の与え方も大切です。

土について

育て方によっては自分で土を配合するように書いていることも多いですが、プランターという容量が少ない容器での栽培なら市販の野菜の土でも育てれるので個別に資材を買うより便利です。ベランダまでたくさん資材を持ってこなくてもいいですし、土の配合で3:7などの計算しなくてもいいので初心者でも扱いやすいと言われています。自分で配合して土が作れる方は作ったほうが植物に合った土なので育てやすい土にはなります。

プランターの種類について

植木鉢もプランターの一種

形状が大きく異なることから日本ではあまり同一視されませんがプランターの一種が植木鉢です。植木鉢は幅がなく深さのある形状なので、木を育てるための鉢と思ってしまいますが、プランターのように植木鉢でも野菜を育てることが多いです。植木鉢のほうがあんどん仕立てがしやすいためトマトなどの実のなる野菜を栽培するときによく使われていて、野菜の種類によっては植木鉢と苗がセットになったものも発売されています。

植木鉢・プランターの種類1

プランターや植木鉢の種類は大まかに分けると二種類ああります。1つ目はプラスチック製のプランターや植木鉢は安価で使いやすくて人気です。種類も大きさも多く初心者でも扱いやすいですが、夏になるとかなり熱くなるので、育てやすい材質ではあるのですが水やりの時間や日光に当たる時間など注意が必要です。

植木鉢・プランターの種類2

陶器でできたプランターや植木鉢は目には見えない微細な穴が空いているので通気性がよく水はけの良い土が作れる容器です。さらに日光を受けても熱くなりにくく初心者でも野菜が育てられる容器ですが、重たく衝撃で割れることもありベランダに置く場合注意しましょう。またベランダでも通気性悪いと苔むすこともあります。

容器栽培の特徴

プランターは動かせる

畑で育てると土が多いので大きな植物も育てられますが、動かすことができません。例えば台風が来るような場合にプランターだと家の中に入れたり、風がたりにくい場所に置いたりと対策が取りやすく初心者向きと言えます。雨を避けるために動かせることは重要で長雨になると弱る植物だとプランターのほうが育てやすいです。

省スペース

支柱を使っても植木鉢の周囲とほんの少しのスペースだけあればいいのでじゃまになりにくくどこでも育てられます。そのためベランダでも世話がしやすい場所に起きやすいくなります。

プランターでできる人気野菜<春>1

ミニトマト

Photo by sor

初心者でも作れる人気野菜として外せないのがミニトマトです。苗が出始めるのは4月以降の少し暖かくなってからになります。多少地域で異なりますが、夏野菜に分類される野菜は主に春から初夏にかけて植え付けを行います。ミニトマトは細長いプランターより植木鉢を使ったほうが育てやすいと言われていて、支柱と植木鉢がセットになっているものを使うと簡単にあんどん仕立てが作れるのでおすすめです。

ベランダ栽培可能

種の植え付け時期は3月頃になり日当たりと水はけを好む野菜でベランダでも育てられる野菜です。植木鉢を使うことでベランダというスペースが小さな場所でも背のある植物が栽培できます。土の表面がしっかり乾いてから水を与えましょう。茶色い色に黒い無数の点があるてんとう虫が葉に来ることがありますが、トマトなどのナス科の葉を食べる害虫になるので捕まえてしまいましょう。


プランターでできる人気野菜<春>2

二十日大根(ラディッシュ)

Photo byherbert2512

初心者でも育てられる野菜として二十日大根も人気です。プランターだけではなく牛乳パックを使った簡易的な容器でも育てやすいと言われていてキッチンの窓際やベランダでよく栽培されています。また植物としても丈夫な種類で、植え付け時期は真冬以外いつでも可能です。植え付けてから20日ほどで収穫時期になるので、少しの期間だけ野菜を作ってみたいという初心者にもおすすめでき、根の部分だけではなく葉も食べられる野菜です。

日当たりがれば室内でも育てられる

野菜は観葉植物のように室内で育てるのは難しい種類が多いですがラディッシュは日当たりがいい窓際で育てられるので害虫などをあまり気にしなくてもいい育てやすい野菜です。種の植え付け時期は主に春と秋に分かれていています。種を巻いた後は間引きしながら数を調整して育てていくのがポイントです。適度に間引かないと狭すぎて育たないことがあります。水やりは地面の土が乾いてから与えましょう。

プランターでできる人気野菜<春>3

三つ葉

Photo byClker-Free-Vector-Images

お吸い物やとんかつなど和食に使われている三つ葉は、非常に育てやすい野菜の一種です。日当たりも他の野菜と比べるとあまり必要なく、半日陰でも育てやすいと言われています。強健で育てやすいのですが、茎や根張り自体は弱いので強い雨や風が直接当たるような場所は避けるようにすると初心者の方でも育てやすいでしょう。ベランダでも影になるところでも大丈夫です。春に種まきをして収穫時期は6月ぐらいになります。

水耕栽培も可能

三つ葉は土を使わない水耕栽培でも栽培できます。初心者には少し難しいかもしれませんが、市販されている根がついている三つ葉を買ってきて茎の部分を切り取った後は根の部分だけ水につけておきましょう。そのあとは毎日水を取り替えていくと、水耕栽培でも作れるのでダメ元で気軽にチャレンジしてみるのもおすすめです。種から育てる時は発芽率が悪いのでしっかり水につけてから種まきするようにしましょう。

プランターでできる人気野菜<夏>4

ゴーヤ(にがうり)

Photo by Kazuhiro Keino

5月~6月に苗を植える時期になり、種では1ヶ月ほどはやい時期に植えます。ツル性なのでプランターや植木鉢で育てる場合支柱やネットを使って這わせていきましょう。緑のカーテンとしてベランダでも大活躍しますよ。沖縄の植物なので暑さに強く病害虫も少なめなので初心者でも育てられる野菜です。ゴーヤは強い品種なので春から初夏にかけて育てることが多いですが多少植え付け時期がずれても無事育つこともあります。

初心者は支柱のセットがおすすめ

DAIM 緑のカーテン 3m 伸縮ワイド800

出典:Amazon
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ベランダで育てるときに一から支柱をつくりゴーヤを這わせていくのはなかなか面倒で大変です。このような場合は緑のカーテン専用の支柱がセットになっているものを使うと簡単ですよ。雨戸にきれいに固定できるようになっているので風が吹き抜けるベランダでもしっかり固定できます。つる性植物なのでしっかり巻きつけるものがなければ育てにくくなるので、しっかりとした支柱やネットが作れるようになりましょう。

プランターでできる人気野菜<夏>5

ルッコラ

Photo byRitaE

夏に植え付け時期を迎える野菜は葉物野菜が多い特徴があります。ルッコラは大きくならないのでプランターなどの容器で栽培しやすく、初心者でも育てやすい野菜です。食べごろは20cm頃と言われていますがベビーリーフのように間引きしたものも無駄なく使えます。緑黄色野菜に分類され、小さい葉物野菜ですが栄養豊富でサラダやスープなどいろいろな料理に使われているのでベランダや小さなスペースで作れると便利な野菜です。

ルッコラについて

Photo by [puamelia]

ルッコラ自体の風味はごまのような香りと少し辛味があります。サラダのアクセントにしたり他の葉物野菜と一緒に茹でておひたしにしたり、パスタソースの具材にしたりといろいろな使えます。もともとイタリアで人気の香味野菜なのでイタリア料理と非常に相性がよくルッコラを使ったオムレツなどもよく作られる料理です。またごまのような風味もあることから単純に醤油で炒めてもおいしいのでおすすめです。

プランターでできる人気野菜<夏>6

ねぎ

Photo by onigiri-kun

すき焼きなどの鍋料理に入れる白ネギではなくうどんやそばの薬味として入れる葉ネギは暑い時期に植える野菜です。また早春と真冬以外はいつでも植え付けられることからいつでも育てられ、初心者でも育てやすく病害虫にも強いことから人気です。葉の部分を食べるためベランダなどの小さなスペースでも栽培できます。強い品種のため市販の根付きのねぎを使った後根の部分だけ植えていてもまた伸びてくることも多いです。

多湿を嫌う

寒さにも暑さにも比較的強い植物ですが、湿度の高い状態を嫌うので水のやりすぎだけでは気をつけましょう。極端に水をやりすぎないのも問題でプランターという土の容量が少ない容器で栽培している場合土の表面が乾いたら朝晩の涼しい時間帯に与えるようにしましょう。また病害虫に強いのですがまったく発生しないというわけではないので、葉ネギを含めた葉物野菜は基本的に防虫ネットを使って栽培したほうがいいでしょう。

プランターでできる人気野菜<秋>7

小カブ

Photo by masahiko

カブは春に植える場合と秋に植える場合があります。生育に適した気温が25度以下20度までぐらいのため真夏に作れる場所は限られてきて、まだ気温があまり高くない時期がおすすめになります。秋に植える場合は9月ぐらいから種まきをして収穫が11月頃になります。初心者でも育てやすく連作を避けて防虫ネットで対策をしていると失敗することは少ないでしょう。水やりは土が乾いたらたっぷり与えるようにして育てましょう。

防虫ネットが必須

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カブは主に根を食べる野菜ですが、葉にも栄養があり十分食べられる野菜です。そのため葉物野菜と同じようにしっかり防虫対策をしないと青虫などが発生します。最悪のまだカブが小さいうちにハイマダラノメイガがきてしまうことです。ハイマダラノメイガは成長点という成長するために必要な部分を食べてしまいカブが成長できなくなり枯れてしまうことです。しっかり防虫すれば大きな被害は出ないのでこの点だけは気をつけてください。

プランターでできる人気野菜<秋>8

小松菜

特に季節を問わずいつでも育てられる野菜ですが、冬に旬を迎えると言われています。初心者でも作れる野菜で簡単ですが、秋の長雨に当たると病害虫が発生しやすくなるので移動させられるプランターだとより育てやすいと言えます。プランターを使えば置き場所を簡単に変えられるので天候や育てる野菜に合わせて日当たりを調整できるメリットがあります。収穫の目安は20cm前後を目安に大きく育てすぎないようにしましょう。

霜に当たると美味しくなる

年間を通していつでの作れる小松菜ですが、霜にあたってから収穫すると甘みが強くなりおいしい野菜になります。霜が降りるほど寒くなると植物は身を守るため糖分を凝縮する傾向にあり小松菜も糖分をできるだけ集めようとします。小松菜だけではなくほうれん草なども甘くなのでプランターでの栽培に慣れてきたらあえて植え付け時期を少し遅らせてある程度大きくなった時に霜が降りるように栽培してみましょう。

プランターでできる人気野菜<秋>9

リーフレタス

Photo byRobert-Owen-Wahl

リーフレタスは葉を丸く巻いていかないタイプのレタスのことです。レタスは菊の仲間で小松菜と一緒に植えるとコンパニオンプランツとしての効果があり、小松菜などのアブラナ科の植物につくモンシロチョウの幼虫が発生しにくくなります。種からも育てられますが初心者が発芽させて育てていくのは少し難しいため苗から育てたほうが育てやすいでしょう。

他のレタスも栽培可能

リーフは葉を巻かないレタスですが、一般的なレタスのように葉を巻く玉レタスや白菜のようになる立ちレタスや外側の葉を食べていくカッティングレタスなどいろいろな種類があります。プランターでは玉レタスも栽培できるので好みのレタスが育てられます。苗を植え付け時期は遅い場所で10月になり収穫できるのは植え付けてからだいたい一ヶ月半ぐらいになります。

プランターでできる人気野菜<冬>10

いちご

Photo bypasja1000

果物のように甘く、ショートケーキのように高価な洋菓子から単なるチョコなどのお菓子までいろいろな場所で使われているいちごは果実的野菜に分類されメロンやスイカと同じです。いちごというとビニールハウスの中で大切に育てられているイメージがあるかもしれませんが、プランターでも比較的簡単に育てられます。ただし甘いイチゴにするには肥料切れを起こさないようにしたり摘花(果)をして実の量を調整する必要があります。

いちごはハーベリーポットがおすすめ

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いちごを育てるなら細長いよくあるプランターではなくハーベリーポットと呼ばれるY字型のようなやや特殊なポット(植木鉢)を使って栽培することが多いです。Y字型の先端部分がそれぞれ小さな植木鉢のようになっていて3つの苺の苗が植えられます。またハーベリーポットの種類によりますが3つほどまでハーベリーポット同士を互い違い重ねられるので省スペースでたくさんいちごの栽培ができいちごはどんどん子株ができてきます。


プランターでできる人気野菜<冬>11

ほうれん草

Photo byOpenClipart-Vectors

ほうれん草は小松菜と同じように年間を通して栽培できる葉物野菜ですが、あえて寒さに当てることで甘みの強いおいしいほうれん草ができるようになります。温かな地方では11月ごろまで種まきができ、種から育てていく野菜はどの種類も間引きが大切です。双葉が出揃った頃やある程度大きなり本葉が3枚程度なった頃、さらに大きくなり5枚ほどになったころと少しずつ間引いていき適切な株間を確保することで大きく作れるようになります。

収穫の目安は20cm

冬に植えたほうれん草の収穫時は植え付けてから50日ほどと言われています。暖冬だと成長速度が早くなり一ヶ月ほどで収穫時期を迎える場合があります。大きさの目安は20cmほどで株元を持って収穫しましょう。前述したように霜に当たるとおいしくなる傾向があります。冬ということで害虫が発生しにくいですが暖かいとアブラムシ類などの害虫は必ず出てくるので注意しましょう。また水のやりすぎもよくありません。

プランターでできる人気野菜<冬>12

玉葱

11月頃に苗を植えることが多い玉葱はプランターでも作れる野菜です。通常のプランターではなく大型の深めのプランターに植え付けましょう。苗や球根の状態でホームセンターなどで販売されている場合も多いです。種から育てるという場合は秋にまくことが多く、収穫時期は翌年の春になります。紹介してきた野菜の中では少し難易度が高くなりますが、慣れてくると育てやすい種類の野菜になります。

肥料が大切

玉葱を育てていくうえで大切になるのが肥料です。市販の花や野菜の土でも元肥は入っていますがそれだけでは大きな玉葱にするには足りません。定期的に肥料を追加する追肥が大切になりますが、翌年の3月ぐらいからは追肥をせずに育てるのが一般的です。少し難易度があがりますが、苗や球根から始めると初心者でも作りやすく、上手く栽培できると新鮮な新玉ねぎが収穫できるのでオニオンサラダを始めとするいろいろな料理に使えます。

プランターや植木鉢で育てられる野菜のまとめ

連作に気をつけよう

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71XczhOd1EL._SL1000_.jpg

野菜を省スペースで作れるというのはプランターなどの容器を使った栽培方法の魅力ですが、畑と比べると土の量が少ないので連作障害が発生しやすくなります。連作障害とは特定の種類の野菜ばかり育てていると土の成分などが極端に偏り病気が発生しやすくなったり味が極端に悪くなったりします。避けるためには毎回新しい土を用意するか土をリサイクルして使うようにしましょう。通常の苗ではなく接木苗を使う方法もおすすめです。

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