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雨の日こそ釣れるチャンス!?梅雨時期のシーバス釣りテクニック

こんにちは!jacksonフィールドスタッフの細野です。今回はまさに時期真っ盛り!雨後の河川のお祭りパターンは目で見ても楽しめる派手なボイルをするシーバスに遭遇するチャンスです!そんな梅雨時期のシーバス釣行についてお伝えしたいと思います。
2020年8月27日
JACKSON FIELD STAFF 細野史哉
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始めに

梅雨の時期と言えば雨ですね。家庭では洗濯物が乾かず、室内干しの日々。七夕のお飾りも雨でびしょ濡れ...なんて、困った事ばかりでは無いんです!雨が降ったら釣りに出かけましょう!ジメジメ気分も吹き飛ぶくらいの釣果に出会えるかもしれませんよ

梅雨時期のシーバス釣りのテクニック:1

狙いは雨後の河川と濁り

梅雨の時期にメインで狙って頂きたいのが河川です。この時期、雨が降り河川が増水し濁りが入ったタイミング。まさに、その時こそがこの時期に最も期待しているタイミングです。増水した流れの勢いに押され、落ちてきたベイトを効率よく捕食しようと待っているシーバスは濁りというブラインドにより普段より警戒心が薄れています。

シーバスの捕食行動パターン

ここからは自論になりますが、濁りによって視界が効かなくなるとシーバスは視野での捕食行動からルアーやベイトの波動を捉える事に意識を集中し捕食行動に移ります。これは自分の中でデータが少ないので何とも確信的では無いのですが、自分の推測、イメージではシーバスは視野と側線との使い分けや組み合わせで判断をしてると考えられます。
 


側線優先型と視覚優先型の使い分けが肝心!

濁りなどで視界が効きにくい状況では波動を頼りにベイトを見つけ、近くに来てシルエットを確認したら捕食する側線優先型が効果的。逆に視界が効きやすいデイゲームやクリアな水質、常夜灯などで明るい場合、場所ではフラッシングなど視覚を刺激する視覚優先型の釣りが効果を発揮します。
勿論、デイゲームでも強波動を出すバイブレーションプラグなどで広範囲にアピールしながら釣って行くというパターンもあるので一概にそれが全てでは無いのですが、海中の濁り方によって捕食する際に変化があると感じています。

梅雨時期のシーバス釣りのテクニック:2

雨が魚にスイッチを入れる!

よく釣りをする上で魚にスイッチを入れる!という言葉がありますが、この時期は雨がスイッチになります!スイッチどころか起爆剤ぐらいの日もあります!狙うタイミングやポイントは河川の造りや雨量にもよりますが、雨が降り出してすぐのタイミングや雨量が少なければその日の夜。また、かなりのゲリラ豪雨となれば日をまたいで、翌日や少し濁りの収まったタイミングで釣行します。先述したようにスイッチは雨が入れてくれているのでアングラー側は食わせ易い場所を探すだけです。

雨の日に狙い目のポイント

魚は効率的かつ安全に捕食しようとしているのでポイントとしては流れ込みの下が少し掘れているような落ち込み、本流と支流の合流点に出来る反転流や淀みが一級ポイントです。


梅雨時期のシーバス釣りのテクニック:3

アプローチ

ある程度ポイントを絞ったらいざ実釣です。ルアーの通し方としては流れに対してダウンに入れ、流れに乗せて漂わせるイメージです。全く早く巻く必要はありません。先日の釣行でもキャスト後何も巻かずに流れに漂わせているだけでキャッチに成功しました。シーバスは流れに負けて岸際やヨレに寄せられて動きの取りにくくなっているエサを効率よく捕食している傾向が強いので無闇に動かさない方が無難です。ルアーと聞くとどうしても動かさないと釣れないと思いがちですが、決してそうとは限らないのが面白い所です!

おすすめアプローチテクニック

この時有効なのが排水の上側にキャストし、そのまま流れに乗せてルアーを落ち込みに落とし、流れに任せるアプローチ。そして、覚えておきたいのがシンキングペンシルやバイブレーションなどでのボトムドリフトです。これはボトム中心になってしまう為デメリットとして根掛かりが多くなってしまいますが、ある程度通いなれたポイントで根掛かりしにくい事が分かっていればこちらも非常に有効なパターンですので是非お試し下さい!

梅雨時期はクロダイなど様々な魚種で楽しみましょう!!

この時期に狙える魚達

この時期は初夏という事もあり、シーバス以外にも沢山の魚がルアーで狙う事ができます。シーバスと並び良く釣れる魚として有名なのがクロダイ。クロダイはエサで狙う方も多く、昔から落とし込みが有名ですが、ルアーで狙う事も出来る魚です。ミノー、バイブレーション、トップウォータープラグ、はたまたワームなどでも釣れるのでシーバス釣行の合間やシーバスの反応がイマイチな時などやってみると以外と楽しめると思いますよ!


クロダイ以外もエキサイティングな回遊魚が狙える季節!!

潮通しの良いエリアではイナダやワラサなどの大型回遊魚が狙えたりもする時期です。陸っぱり以外ではキハダマグロやシイラ、カツオなども夏に向けてルアーゲームで盛り上がっていきます。それぞれどの釣りも非常にエキサイティングなので是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?


気温も上がり暑い時期になりますので水分補給や熱中症対策も怠る事のないように夏場の釣りを楽しんで下さいね!

最後に・・・梅雨時期の釣行は安全面も考慮して

梅雨時期の河川ゲームではビッグチャンスに遭遇出来る事が多い反面、濁りの恩恵を借りる事から雨のタイミングでの釣りが多くなります。ウェーディングなと河川に入水してのゲームを行う場合には急な増水や雷雨、真っ黒な雨雲が近づいて来た場合など自分がいる場所は降っていなくても上流では雨が降っている場合などが多々あり、気がつかない間に増水し急流になってしまう事なども起こり得ます。くれぐれも無理はせず、早めの行動を心がけ安全で楽しい釣行にして下さいね。