みかんの木の剪定方法!時期や手順・美味しくなるコツと注意点をご紹介!のイメージ

みかんの木の剪定方法!時期や手順・美味しくなるコツと注意点をご紹介!

冬の風物詩で知られるみかんは自家栽培も出来、剪定する事で更にうまみが増し、美味しいみかんが実ります。みかんを剪定するさいは、どんな手順を踏むべきか?仕方や作業工程のほか、みかんの剪定で見るべきポイントも紹介していきます。

2019年06月15日更新

咲良09
咲良09
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目次

  1. 冬の風物詩みかんを剪定
  2. みかん剪定の図解
  3. みかん剪定で見るべきポイント
  4. みかん剪定と徒長枝
  5. みかん剪定のポイント①・枝の種類
  6. みかん剪定のポイント②・樹齢
  7. みかん剪定のポイント③・時期
  8. みかん剪定のポイント④・切り口を見る
  9. 剪定で落とした枝を活用
  10. 剪定で更に美味しいみかんを

冬の風物詩みかんを剪定

美味しいみかんの為に剪定を

冬の味覚で知られ、収穫時期になると木いっぱいに独特の色合いの実をつけるみかん。みかんの実る時期や美味しい時期は知っていても、剪定の時期は知らないと言う方は意外と多く、みかんを自家栽培している方でもみかんの剪定をほとんど行わず、収穫時期までみかんを放置すると言う方や、そもそも剪定の仕方や手順自体を知らないと言う方も少なくありません。収穫時期まで剪定しないと言うのはある意味楽ですが、みかんをもっと美味しくするためには剪定が欠かせないのです。

みかん剪定の図解

動画も参考にみかんの剪定を把握

みかんの剪定手順を知りたい場合は、やはり何と言っても図解を見るのが一番。特にみかんの時期のみでなく、剪定の手順や仕方まで細かく説明された動画を図解にするとより確実です。動画を図解にする他にも、みかん剪定における参考画像となる図解は多くあり、みかんの木自体の性質を図解で把握しておくのも有効です。いくら細かく書かれていても、やはり文字だけだと内容が入りきらない事が多いため、図解を参考にひとつずつ確実に、手順や仕方、作業工程等を学んでいきましょう。

他の柑橘類でも応用可

みかんの剪定で参考となる図解や手順はそのまま他柑橘類でも応用でき、みかんの他にもレモンやユズといった、みかんの親戚に該当するものであれば基本的に同じ図解が適用され、ほぼ手順で剪定する事が出来ます。そもそも「みかん」が該当する柑橘類自体が「ミカン科ミカン亜目ミカン連ミカン属」に分類される植物の総称の為、みかんで可能な作業が他柑橘類でも行えるのはある意味当然。みかんの他レモン等も栽培している場合は、ついでにみかんと同じ図解を覚えてしまいましょう。

みかん剪定で見るべきポイント

大胆な剪定がみかんを美味しくする

みかんの剪定は大胆に、目立つ枝はどんどん切っていき、全体の3分の1になるまで切っていくのがポイントです。この時切るべき枝は樹齢によって異なり、また「切るべき枝」の種類もよく観察しておけば自然と見えてきます。剪定のポイントは大胆に、そして枝の一本一本をよく観察し「切っても良い枝」か確認しながら作業する事です。

経験者の意見も参考に

剪定は初めてでどの枝を切るべきかわからない場合は、剪定を経験した方の意見を聞くと言うのもいいでしょう。適当に剪定すると作業工程を間違えることがある為、必ず動画や図解を参考に行うのがポイントです。

みかん剪定と徒長枝

徒長枝ってどんな枝?

みかんの剪定をしていると必ずと言っていいほど目にするのが「徒長枝(とちょうし)」と呼ばれる、切り口からまっすぐに長く伸びる太い枝。みかんに限らず、徒長枝は元気のいい植物や成長の早い植物ならどんな植物でも観ることが出来、徒長枝が出るのは「健康なサイン」と言っても良いでしょう。みかんは数ある植物の中でも特に徒長枝が出やすい植物と言われており、剪定しているとあっという間に徒長枝だらけになってしまいます。

剪定方法の見直しも

何故みかんに徒長枝が多いのかと言うと、みかん自体の生命力の強さもですが「剪定のやり過ぎ」が原因にあります。徒長枝が多いと感じたら、それは剪定の仕方が未熟と言うサイン。切り口から生える性質から、本来は剪定の対象となる枝ですが、徒長枝自体は元気がよく栄養を蓄えてくれる枝なので、ちょっとやり過ぎた、方法が過度だったと感じたら、徒長枝達が成長するまで剪定を控えましょう。

みかん剪定のポイント①・枝の種類

切るべき枝は6種類

みかんの剪定で切るべき枝は6種類です。いきなり覚えるのは大変ですが、この6種類を覚えれば剪定をし過ぎて「みかんの木自体にダメージを与えてしまう」失敗もおのずと減ってきます。どれもよく観察すれば目視で確認できるものばかり、まずは1つずつ覚え、ゆっくりと全種類を覚えていきましょう。

枯れてしまった枝

樹齢を重ねると自然と枯れた枝も出てきます。枯れてしまった枝がある場合は出来る限りすぐ剪定し、若い枝が生えるようにしましょう。枯れた枝を放置していると若い枝が生えてこなくなるのみでなく、枯れた枝に害虫が住み着き、他の実にも食害が及ぶ場合があります。

切り口から生えた枝

切り口から生える元気のいい枝が前の項目でも説明した「徒長枝」です。徒長枝は木の栄養を大分奪ってしまうので、剪定する際は徒長枝を優先して切り落としましょう。ただし徒長枝を切る方法で気をつけるべきは切り過ぎないこと。切り過ぎたり方法次第では、かえって徒長枝が増える為、切り過ぎには注意しましょう。

内側に生えている枝

木の内側に生えた枝は葉っぱが日陰となり、ほかの実の成長を妨げてしまいます。剪定の際は出来る限り木の外側を向いている枝を残して、内側の枝を優先して剪定しましょう。また細長い枝や成長の見込めない枝も、同時に切ってしまいましょう。

向きがバラバラの枝

枝の向きが不揃いな枝や葉っぱの向きもバラバラとなり、不規則な日陰が出来たり、栄養が均等に行き渡らない場合があります。実がなっても大きさがバラバラになってしまう上、あまり大きく成長しない為、枝の向きが揃うよう切り揃えてあげましょう。

複数生えている枝

一本の枝が枝分かれし、色んな向きに枝が生えている場合は外側に向いている枝のみを残し剪定しましょう。剪定方法で見るべき箇所は枝が車輪状になっていないか、複数の枝が平行に生えていないか等、どれを切るべきかわからない場合は、一番太くまっすぐな枝のみを残し剪定しましょう。

虫のついた枝

若くまっすぐな枝でも、害虫が付いている場合や、虫の卵がついた枝は剪定してしまいましょう。枝に虫がついているか確かめる方法は単純で、枝全体をくまなく見回し、葉っぱの裏までしっかりと確認する事。木に住み着く害虫は葉っぱの裏に卵を産むことが多いため、卵の付いた葉っぱは捨てていき、まんべんなく付いている場合は1枚1枚落とす方法だけでは対処しきれないので、枝ごと切り落としましょう。

みかん剪定のポイント②・樹齢

樹齢により見るべき枝が違う

みかんの剪定の方法は苗木の樹齢により異なり、5年目以降かそうでないかによって剪定の仕方が変わってきます。1年目~4年目まではちょっと覚えるのが大変ですが、5年目以降の剪定は同じ手順となる為、最初の4年をしっかり覚えましょう。

1年目の剪定

1年目の場合に切るべき枝は主枝が中心、主枝を50センチ程度まで切り、太くまっすぐな枝だけ残すようにし、細い枝などは全て剪定していきます。この1年目の剪定が基盤となるので、成長の見込めそうな枝以外は全て切ってしまいましょう。

2~3年目の剪定

2~3年目で見るべきは花。残した枝の中で花がつかなかった枝を剪定しましょう。花の付かない枝が多かった場合は、肥料なども考え、長すぎる枝を切っていきましょう。2年目、3年目の剪定は1年目でダメージを負っている事が多い為、無理して剪定しないようにしましょう。

4年目の剪定

みかんは「実が多く実る時期」と「実りの良くない時期」を繰り返す植物です。多くの苗木は4年目が「実りがよくなる」為、実りが多い時期の場合は不要な枝を間引く程度に留めましょう。実りが悪い場合は、夏の枝や秋の枝などを切り落とし、残した枝に栄養が行き渡るようにしましょう。

5年目以降の剪定

5年目以降の剪定は手順を問わず「不要な枝」のみ剪定していくのが主流となります。剪定の際に見るべき「優先して剪定するべき枝」は前の項目で説明した6種類。6種類の枝を優先して剪定し、みかんの木全体のシルエットをすっきりさせましょう。不要な枝を剪定していくことで作業効率が上がり、来年の剪定も行いやすくなります。

みかん剪定のポイント③・時期

みかん剪定は2~3月に

みかんの剪定時期は新芽が生え始める2~3月頃です。気温や環境によっては季節を問わず全期を通して枝が伸びる植物の為、冬~春にかけてまめな剪定を行いましょう。もっと詳しく剪定時期や「剪定するタイミング」を把握したい場合はみかんに関する専門知識等も必要となってきますが、とりあえず剪定の時期を覚えたい場合は「2~3月」に剪定するとだけ覚えておきましょう。

毎年切らないのも重要

みかんは落葉樹ではない為、環境によっては枝があまり成長してくれず春枝しか伸びない場合もあります。夏や秋にあまり枝が成長しなかった時は、無理な剪定作業は控え、作業ローテーションも変更し「剪定は毎年行うもの」と言う固定概念を捨てましょう。無理に毎年剪定するとみかんの木が病気になる場合もある為、なかなか成長しない時は3~5年ごとに剪定、と作業ローテーションを変えてみましょう。

みかん剪定のポイント④・切り口を見る

切り口をしっかり保護し病気防止

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剪定を行った後の切り口はとってもデリケート。剪定は切る時のみでなく、切った後のアフターケアの仕方も重要です。むき出しになった切り口の保護の仕方には「癒合剤」がおすすめです。癒合剤はホームセンターでも売られている、植物の中でも特に繊細と言われる「サクラの木」の剪定にも用いられる保護剤です。癒合剤を塗ることで木へのダメージを抑えつつ、しっかり栄養を行き渡されることが出来ます。

癒合剤が手元にない時

癒合剤が家にない場合でも、代用品である程度なら切り口の保護が出来ます。剪定した後に切り口をアルミホイルで覆ったり、木工ボンドを塗ったり、墨汁を塗ったりと外気を遮断できれば切り口が保護できます。ただこれらの代用品は雨に弱い、湿気が溜まる、風でズレる等の欠点がある為、確実に保護したいなら「癒合剤」を使用するようにしましょう。

剪定で落とした枝を活用

剪定で落としてしまった枝が勿体ないと言う方の為、間引いたみかんや、まだ青いみかんの実の活用法も紹介します。

青みかんジャムでビタミン補給

そのまま食べると味気ない青みかんは、煮詰めてジャムにしてしまいましょう。青みかんは熟れ切っていない分、独特の苦みや柑橘類特有の酸味が強く、風味付けとしても有効。宛ら「かぼす」や「すだち」のような味付けが出来ます。青みかん特有の苦みが苦手と言う場合は砂糖で煮詰めジャムにすると、熟れたみかんとちょっと違う味わいのジャムが出来ます。

みかん茶はどんな味

みかんの皮を乾燥させお湯を注げば「みかんのお茶」が出来ます。古来よりみかんの皮は漢方薬でも使われる健康食材。みかん茶はみかんの実とはまた違う深みのある味わいで、胃腸の働きを良くしてくれ、風邪の予防に繋がります。特にみかんの剪定は2~3月と言う、1年の中でも特に寒い時期に行うので、みかん茶を飲んでしっかり元気をつけておきましょう。

剪定で更に美味しいみかんを

そのままでも美味しいみかんは、枝を剪定する事で更に美味しく、また来年の収穫がやりやすくなります。みかんの剪定はした事ないと言う方でも、とりあえず優先して剪定すべき枝を覚え、今のみかんの苗木が何年目か把握しておけば、まず失敗する事がありません。徒長枝だらけになったらその年の剪定は控え目にし、来年にしっかり剪定するようにしましょう。

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