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柱サボテンの育て方は?インテリアでも人気なサボテンを育てるコツをご紹介!

柱サボテンの育て方をご存知でしょうか?柱サボテンはよく見かけるオーソドックスなサボテンですが、元々は非常に大きい植物であり、立派になっていく姿を長く楽しめます。今回はそんな柱サボテンの種類や育て方、増やす方法などを解説していきます!
更新: 2021年6月16日
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柱サボテン・ブルー 8号

柱サボテンの育て方は?

サボテンには色々な種類がありますが、大きいものを育てたい方におすすめなのが「柱サボテン」です。自然化では10mに育つ種類も多く、また長い間楽しめるのもポイント。また、育て方のコツさえ押さえれば初心者の方でも育てられます。今回はそんな柱サボテンの種類や育て方、増やす方法などを解説していきます!

柱サボテンの特徴

柱サボテンとは?

柱サボテンとは、柱のような形をしているサボテンの総称です。柱サボテンという種類がある訳ではなく、そういった形をしているものを柱サボテンと呼びます。その名の通り、柱のような形をしていて、上へ上へと大きく伸びていくのが特徴になります。小さい内は迫力はありませんが、大きいものは非常に迫力があり、良いインテリアとなります。

柱サボテンの生息地は大きく分けて4つ

画像の細長い柱のようなものが、野生の柱サボテンです。生息地は大きく分けて4つあり、ソノラ砂漠、アンデス山脈、チリの沿岸部、中央アメリカの熱帯雨林に自生しています。普通の観葉植物が行きにくいような厳しい場所でも強く生きられるのが特徴です。画像のように、細長いサボテンが並ぶ景色は日本では見られませんので、異国感を強く感じさせます。

柱サボテンは初心者でも育てやすい?

インテリアとして育てたいけど、大きい観葉植物は育てるのが難しそうなイメージがあります。しかし、柱サボテンは厳しい環境でも強く生きられる、非常に丈夫な植物ですので、初心者の方でも育てられます。ただし、現地とは気候が違う場所で育てますので、育てる際の注意点や管理の基本は守りましょう。

柱サボテンは開花する?

観葉植物を育てる楽しみの一つに、開花があります。サボテンは細長いトゲトゲした見た目が印象的ですが、実は花もちゃんと咲かせる植物です。ただし、種類にもよりますが、花を咲かせるまでに数十年かかる場合もあり、必ず見れるとは限りません。花を咲かせる為の条件もハッキリとは分かっていませんので、気長に花を咲かせるのを待ちましょう。花色は白や黄色、ピンクなど、種類によって変わります。

柱サボテンの種類

種類①弁慶柱

こちらは画像のように、非常に大きい種類です。10mを超えることもありますが、このサイズになるまで育てるのには非常に長い年月がかかります。日本で育てる場合はここまで大きくするのは難しいのですが、大きくする楽しみはあります。

種類②武衛柱

こちらも同じように、とても大きくなる種類です。トゲが綺麗な白色をしているのが特徴。大きくなると分岐しはじめ、年月をかければ世界最大級のボリュームになる、迫力ある種類です。画像のような大きさであれば、細長い見た目を楽しめます。

種類③翁丸

こちらは名前の通り、おじいさんのようなイメージの柱サボテンです。細長いトゲが白い毛におおわれており、他とは変わった良さがあります。少し変わったものを育ててみたい、インテリアにしたいと考えている方におすすめです。ちなみに、こちらも10mを超えるまで大きく育つ種類ですが、室内で育てる分にはそこまで大きくはなりません。

種類④黄金紐


こちらも非常に個性的な種類の柱サボテンです。名前の通り、細長い茎がヒモのように垂れ下がるのが特徴で、ある程度育つまでは上に伸びていくのですが、成長すると垂れます。吊るすインテリアとして飾ると、細長い茎が下に垂れていく姿を楽しめます。個性的な見た目はしていますが、実は育てやすい種類で、耐寒性も高く、初心者の方におすすめです。

種類⑤蝦サボテン

柱サボテンらしくない見た目をしていますが、こちらも柱サボテンの分類です。根本で分岐するタイプで、ボリューム感があるのが特徴。丈夫で育てやすいので、気になった方は是非育ててみて下さい。とても美しい花を付ける種類としても知られています。

種類⑥鬼面角

こちらは柱サボテンの中でもかなりスタンダードな品種として知られています。太めの茎がしっかりと上に伸びていく姿は、力強さを感じさせます。大きく育つと途中で分岐します。自生しているものは10mを超えるまで成長しますが、室内で観葉植物として育てる分には、管理出来る程度の大きさに収まります。花色は白です。

柱サボテンの花言葉と名前の由来

柱サボテンの花言葉

滅多に開花状態は見られないものの、花を咲かせますので、花言葉も持っています。サボテンの花言葉は「枯れない愛」、「困難に耐える」、「偉大」といったといった言葉があります。砂漠などでも力強く生きるサボテンらしい、力強い言葉です。どなたかに贈り物にされる際は、花言葉も添えると喜ばれるかもしれません。

サボテンの名前の由来

サボテンという名前の由来が気になる方も多いかもしれません。サボテンの英名は「Cactus(カクタス)」であり、日本でサボテンと呼ばれるようになったのは、サボテンを持ち込んだ南蛮人が「石鹸体(さぼんてい)」と呼んでいたからだとされています。これは、サボテンの樹液をシャボン、つまり石鹼として利用していたということです。

柱サボテンの風水

インテリアとして飾るなら、風水も気にしておきたいところです。柱サボテンのようなトゲのある鋭い植物は、悪い気を寄せ付けないのに有効とされていますので、ベランダやトイレといった場所は適しています。逆に、穏やかに過ごしたいリビングやベッドルームなどに置くのは良くないとされていますので、くつろぎたい場所には置かない方が良いでしょう。

柱サボテンの販売価格は?

柱サボテンの販売価格

柱サボテン・ブルー 8号

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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気になる販売価格ですが、大きいものほど高くなります。大きいものは1万円以上になることも珍しくありません。逆に、小さいものであれば数千円で購入出来ますので、初心者の方はまずは小さいものから始めることをおすすめします。また、最近では100均にてとても小さい柱サボテンが売られていることもあります。最初は小さくても、数年も育てれば大きく育ちますので、初期投資を抑えたい方はチェックしてみて下さい。

柱サボテンの選び方

お店で購入する柱サボテンを選ぶ際は、茎の状態をまずはチェックしましょう。元気に成長している柱サボテンは少しふっくらとしており、色合いが濃い緑色になっています。色が薄い、またはやけに細長いようなものは購入しない方が良いでしょう。細くなっているものは日当たりの悪い場所で育った可能性があります。

柱サボテンの育て方①環境

柱サボテンは鉢植えで

柱サボテンを日本で地植えで育てることは不可能ではありません。暖かい場所が原産地の植物ですので、日本でも西・南の方で地植えをすれば、越冬も可能です。しかし、やはり冬の寒さによって枯れる危険性はありますので、鉢植えにして育てる方が良いでしょう。鉢植えにすれば、悪天候時も室内に取り込むことが出来ます。


柱サボテンに適した生育環境

サボテンは日当たりをとても好む植物ですので、日の当たる窓際やベランダ等で育てましょう。もし日当たりの悪い場所のインテリアにしたい場合は、日中だけ日光浴させてあげて下さい。日光不足になると細長い茎になったり、変に曲がってしまうことがあります。1日3時間程度は日に当ててあげましょう。

柱サボテンの冬の管理

寒い地域で地植えにした場合、冬の寒さで枯れてしまいます。鉢植えにして、冬が近づいてきたら室内に入れてあげましょう。5度を下回ったら取り込むタイミングです。室内でも、窓に近すぎると外気を受けてしまいますので、少しだけ窓から離してあげることをおすすめします。

柱サボテンの育て方②用土・植え付け

柱サボテンの用土

鉢植えに使用する用土ですが、市販されているサボテン・多肉植物用の土を使用するのがおすすめです。特に水はけの改良をする必要もありませんので、購入したものをそのまま使いましょう。自分で作りたい場合は、赤玉土を3割、川砂を5割、軽石を2割の割合で混ぜると良いでしょう。

柱サボテンの植え付け

既に十分な大きさの鉢に入っている場合は、植え替えのタイミングまでそのまま育てて構いません。苗の状態であれば植え付けましょう。植え付けの適期は4~5月、もしくは8~9月です。トゲがありますので、新聞紙などを巻いて作業するとケガを防げます。鉢から株を優しく抜いたら、古い土を揉むようにして落とし、長すぎる根があれば切ります。株を鉢に入れて、隙間を用土で埋めましょう。1週間くらい待ってから水を与えて下さい。

柱サボテンの育て方③水やり・肥料

柱サボテンへの水やり

サボテンは多湿状態を嫌いますので、乾燥気味に育てるのがポイントとなります。4~9月の間はよく成長しますので、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりして下さい。10月からは成長が遅くなりますので、水やりのペースを落とします。冬は月に一回程度で良いでしょう。茎が少ししおれるのを確認してから水やりをしても大丈夫です。

柱サボテンへの肥料

丈夫な植物ですので、あまり肥料を必要としませんが、成長期に少しだけ肥料を与えると、より良く伸びます。4~9月の間だけ、月に一回液体肥料を与えると良いでしょう。定期的にではなく、元気が無さそうに感じたタイミングで与えても構いません。10月以降は肥料を与えないようにして下さい。

柱サボテンの育て方④植え替え・増やす方法

柱サボテンの植え替え

柱サボテンは植え替えをして鉢を大きくしていくことで、より大きい株に成長していきます。毎年植え替えをするつもりでいましょう。植え替えの時期は4~9月です。一回り大きな鉢と新しい用土を用意し、植え付けと同じ手順で植え替えます。植え替えて数日は直射日光を当てないようにして、水やりも一週間待つのがポイントです。根を切ったサボテンは水を上手く吸えない為です。

柱サボテンを増やす方法①挿し木

一般的な増やす方法は二つあります。一つめの増やす方法が、挿し木です。挿し木は観葉植物で定番の増やし方になります。4~5月に、茎から出てきた子株を切り離しましょう。切った部分を、鉛筆のような形になるように削ぎます。1ヶ月ほど乾燥させておくと小さい根が出てきますので、あとは用土に茎を挿し木して、数日後から水やりをして管理していきます。

柱サボテンを増やす方法②胴切り


挿し木も簡単ですが、胴切りも簡単な増やし方です。柱サボテンの茎を好きな場所で水平に切断しましょう。切断した茎を風通しの良い場所に置いて1ヶ月ほど待つと根が出てきますので、あとは挿し木と同じように、用土に挿して管理していきます。胴切りした元の柱サボテンは、切断面から新芽が出てきますので、どちらも育てていきましょう。

柱サボテンの育て方⑤病害虫・その他

柱サボテンの病気

柱サボテンは、状態が悪くなると病気になることもあります。病気になると見た目に変化が現れますので、すぐに対処しましょう。病気にかかった部分はもう直りませんので、病気の部分は胴切りして切り離してしまいます。「クモの巣病」というクモの巣が土の表面に張ったような病気は、殺菌剤で直すことが出来ます。

柱サボテンに付く害虫

柱サボテンも、他の観葉植物同様に害虫被害を受けます。特に柱サボテンが被害を受けやすいのがカイガラムシです。カイガラムシは養分を吸汁する害虫であり、ウイルスも運んできますので、見つけ次第補殺しましょう。成虫は薬が効きずらいので、幼虫予防に薬剤を使用しておくのも効果的です。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

湿度の高い場所は避けて管理

柱サボテンは基本的に丈夫な植物ですが、湿度の高い状態がしばらく続くと枯れる危険性がありますので、湿度には十分注意して下さい。風通しが良く、雨が直接当たらなければあまり心配はいりません。

まとめ

今回の「柱サボテンの育て方は?インテリアでも人気なサボテンを育てるコツをご紹介!」はいかがでしたでしょうか?柱サボテンの概要から、育て方、増やす方法まで解説させて頂きましたが、イメージよりも育てやすそうと感じた方も多いかもしれません。実はとても育てやすい植物ですので、気になった方はぜひ育ててみて下さい。

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今回は柱サボテンについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。