LEDの極性(向き)の見分け方とテスターでの確認と判別の方法を解説!のイメージ

LEDの極性(向き)の見分け方とテスターでの確認と判別の方法を解説!

電球より省エネ且つ、しっかり照らせるとすっかり照明の定番化したLEDダイオードですが、極性の判別がしにくいというデメリットもあります。LED極性を判別する際は何処を見るべきか?目視確認の仕方や、テスターでの確認方法も解説していきます!

2019年05月17日更新

咲良09
咲良09
読みやすい記事になるよう勉強中です
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

目次

  1. LEDの極性に要注意!
  2. LEDの極性とは
  3. COBとSMDとは
  4. 極性の種類①・アノード
  5. 極性の種類②・カソード
  6. チップLEDの極性
  7. LED極性をテスターで見分ける
  8. LED極性を間違ったまま使用すると?
  9. 無極性LEDとは
  10. LED極性を把握しDIY活用!

LEDの極性に要注意!

意外と引っかかる、極性の向きがわからない

電球からLEDに交換したとき、よく耳にするトラブルが「プラスとマイナスがわからない」というものです。当然ながら、プラスとマイナスを間違えたまま使用すると様々なトラブルの原因となる為、可能な限り合わせるべきなのですが、LEDはそもそも「プラス/マイナス」の表記自体がないというものも少なくありません。電球からLEDになかなか交換できないという方が結構いるのも、この「極性がわからない」という初歩に引っかかりやすいから、と言えるでしょう。

LED極性の落とし穴

はじめてLEDを使用するかたが引っ掛かりやすい落とし穴が、LEDダイオードはプラス/マイナスという表記ではなく、極性の見分けた方も電球と異なるという事。さらにLEDは「はんだ付け」して使用するタイプのものも多いため、極性の見分け方がさらに重要になります。はんだ付けしてしまうと取り外すのも一苦労となってしまうので、出来る限り確実に判別できるようにしておきたいですね。

LEDの極性とは

LED取り付け前に基礎知識として覚えておきたいのが「極性」です。極性と言うと小難しく聞こえてしまいますが「プラスとマイナスを合わせる」と言えばピンとくる方も多いでしょう。極性を合わせ使用することで、LEDが本来持つスペックを最大限まで引き出すことが出来ます。

極性は基本的に電球と同じ!

LEDの基礎知識である「極性」ですが、極性の見分け方や調べ方は基本的に電球と同じです。電球や電池などでは「プラス/マイナス」表記になっているものが、LED特有の名称に変わっているだけ、ただその「LED特有の名称」がやや覚えにくいため、名前で覚えるよりも極性ごとの判別方法や調べ方を覚える方が確実といっていいでしょう。LEDと電球の極性は違うと言っても、基礎は同じ、慌てず冷静に判別しましょう。

COBとSMDとは

LEDの基礎知識、COBとSMD

もうひとつ、LEDの基礎知識として知っておきたいのが「COB」と「SMD」です。COBとSMDはLED自体の構造を指す単語で、COBは「内臓チップがLED内に取り付けられており、いろんな場所で取り付けられる」ダイオードを指し、SMDは「ダイオード表面にチップを取り付けている」タイプのものを指します。もっと言ってしまえば、イルミネーションなどに使用されるダイオードがCOB形式、小型化され、壁一面に取り付ける等して使用するダイオードがSMD形式です。

COBとSMDで性質が違う

COBダイオードはチップを内蔵するという性質から高輝度には不向きで、SMDは極限まで小型化できる反面、光の広がりが弱く複数用意する必要があるという違いがあります。極性のみでなく「COBかSMDか」も把握しておきましょう。とくにSMDダイオードは小型なものが多く、落としてしまったら見つけるのが大変という声や、そもそも極性の判別をするのにも一苦労というものが多い傾向があります。

極性の種類①・アノード

アノードの性質

View this post on Instagram

@ecopocoがシェアした投稿 -

まずはLED特有の極性の名称を指す「アノード」から、アノードは陽極側、つまり電球などで言うところの「プラス極」に該当し、電流は必ずアノード側の向きから流れるよう作られています。回路図ではアルファベットを取って「A」と表記され、必ずマイナス極に該当する「カソード」と合わせて表記されます。電流が「A」の向きから流れているか、回路図でしっかり確認しましょう。回路図はやや複雑に作られているものが多いですが、見るべきは「A」と「K」の向きが正しいか、それだけです。

アノードの見分け方

アノード側の見分け方を見るポイントは、電流の流れてくる向きを見る他、LED自体の接続端子部分、いわゆる「足」を見るという見分け方もあります。接続端子はよく見ると左右非対称に作られており、必ず片側だけすこしだけ長く作られていますが、この「すこしだけ長い方の端子」がアノードです。電池のプラス極がでっぱっていると同じように、アノード側は「ちょっと長い」という特徴があるので、接続前にしっかり足の長さを見ておきましょう。

極性の種類②・カソード

カソードの性質

続いてカソードは、いわゆる「マイナス極」に該当する極性です。電流は接続したLEDの種類や、LED自体の向きに関係なく、必ずアノード側からカソード側の向きにしか流れない性質を持ちます。回路図では「K」と表記され、必ずプラス極に該当するアノード(A)とセットで描かれます、回路図の向きの通りになる様、しっかり両極の向きを合わせましょう。電流の向きを変える事はできないため、向きを合わせないと故障の原因などになる場合があります。

カソードの特徴

カソードの見分け方は非常にシンプル、こちらも接続端子部分の「足」をしっかり確認し、足が短い方がカソードと見分けましょう。もっと言ってしまえば、先にアノードの方を見分ければ、あまったほうがカソード側とわかります。足の長さはかなり極端に違うため、目視でもすぐ「ちょっと長い方」と「短い方」がわかるようになっています。まず足をよく見て、しっかり2つの端子の長さを確認しておきましょう。

チップLEDの極性

チップLEDやSMD形式の場合はテスターで

ダイオードの中には「足」がなく、目視で判別しにくいタイプのダイオードや、あるいはSMD形式を始めとする、極めて小型に作られているものがあります。この場合は足を見つける事は勿論、目視自体が大変で、そもそもアノード、カソードが判別できないという場合もあります。また、調べ方の要であるダイオードの端子部分、いわゆる「足」が最初から隠されているタイプのものがあります。

チップLEDには要注意

こうした、足を隠してある四角形ダイオードを「チップLED」と呼び、足つきダイオードからすっかり定番型に切り替わりつつあります。四角形ゆえ応用が効きやすく、足が折れる等のトラブルも少ないチップLEDですが、チップ型になっているぶん、極性が判別しづらいデメリットも持っています。便利かつ小型でもしっかり照らせるチップLEDやSMD形式のLEDですが「極性がわかりづらい」という事に引っかかる方も少なくありません。

LED極性をテスターで見分ける

チップLED等の目視で極性が判別しづらいものは、テスターを使用し判別する方がより確実です。ダイオードなどのLEDに使用する場合も、テスターの基本的な使い方や調べ方は変わりません。極性を調べたいLEDダイオードに、テスターのリードを当て、メーターを確認するだけです。

動画も参考に、針の動きを要チェック

メーターを使用した調べ方で見るべき場所は針、メーターの針が小刻みに揺れる場合ほうがプラス、逆に一切触れない方がマイナスです。目視確認だと、足の微妙な長さの違いを見逃してしまう場合がある為、念入りに調べたい場合や、家にテスターがある場合は、足の確認後、テスターでも確認してみましょう。デジタル機器をはさむことで、より確実な極性の調べ方を行えます。

LED極性を間違ったまま使用すると?

トラブルは極性が原因かも?

LED極性を間違ったまま使用しても、一応は使用できますが。やはり電流の向きと極性の向きが不一致なまま使用すると、様々なトラブルが生じてきます。買ったばかりのLEDなのに点灯しない、点灯してもチカチカする等の不具合が生じる場合は、LED自体の故障の前に、まず極性の向きがあっているか確認しましょう。また、電流の向きの不一致で、LEDが故障する目安は「5Vまで」と言われています、極性を間違っても、すぐ故障する訳ではないので安心しましょう。

故障や火災の危険性も

すぐ壊れたりしないと言っても、やはり取り付けの時点でLED極性は合わせておくべきです、電流の向きは取り付けるLEDの種類を問わず必ず一定な為、極性不一致なまま使用し続けるとLED自体にも負荷がかかり、LEDの寿命を縮め、故障の原因となったり、またコンセント部分にホコリ等が溜まっている場合は出火してしまう場合もあります。やはり、取り付ける前に必ず極性を確認すべきと言っていいでしょう。

無極性LEDとは

LEDの中には「無極性」と呼ばれるタイプのものが存在します、無極性と言っても極性自体はしっかりあるのですが、通常のLEDと構造が異なり「電流は必ずプラス側から流れてくる」という性質を利用し、回路内を電流が循環するように作られている「極性を持たないタイプ」のLEDを指します。無極性の特徴は「極性の向きに関係なく、どちらの端子も電流の出入り口になる」という、極性の向きにとらわれない特殊なLEDです。

無極性LEDが少ない理由

「極性の向きにとらわれず、どちらからも電流を循環させることが出来る」というと画期的な回路のように見えますが、実際は無極性LEDはあまり出回っていません。なぜ無極性LEDは少ないかと言うと「どちらからも電流を取り込む」性質上、どうしても通常のLEDより回路が複雑になり、コストが上昇し、また故障したさい修理する事が大変な事。また、基本的には回路図は「一方通行でも機能する」ように作られているため「どちらからも循環させる」必要がない、というのもあります。無極性LEDに関しては「そういうLEDもある」程度に覚えておくことがいいでしょう。

LED極性を把握しDIY活用!

便利且つ強力、さらに長持ちすると有名なLEDですが、極性を間違えるとすぐ故障してしまったり、点灯しなくなるなどのトラブルが生じてしまいます。さらに、LEDの極性は電球よりわかりにくいのがクセモノ。LEDは取り付け前に必ず「足の長さ」を確認し、向きに合わせ取り付けましょう。足が見えないタイプ、いわゆるチップLEDの場合はテスターを使用し、取り付けやはんだ付けの前に、確実な判別をしておきましょう。

他LED情報が気になる方はこちらもチェック

LEDの見分け方や極性の調べ方がわかったけど、まだまだLEDについて知りたいことがある!というかたのため、記事内でも少し出てきた「チップLED」とはどんなLEDか?ということを紹介した記事や、極性の見分け方以外にも知っておきたい、抵抗値の調べ方。ほか、LEDの商品説明などでも目にする「ルーメン」とはなんなのか、について解説した記事も紹介します。ぜひ参考にされてください。

ThumbチップLEDとは?その種類と使い方を解説! | 暮らし~の[クラシーノ]
チップLEDという単語を聞いたことはありますか?チップLEDは電子部品の1種で、その使用用途...
ThumbLED抵抗値の計算とは?回路の組み方や爆発しない計算方法を簡単解説! | 暮らし~の[クラシーノ]
ledをDIYで点灯させるのは面倒そうと思っていませんか?抵抗を一つ加えるだけで安全に点灯で...
Thumb【ルーメン(lm)とは?】 LEDの明るさの単位ルーメンを解説! | 暮らし~の[クラシーノ]
最近よく目にするようになったルーメンという単位。主にLED電球を選ぶ時に書かれているのを見か...

関連するまとめ

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ