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【2019】東京のお盆休みはいつ?気になる日程と他地域との違いも解説!

東京のお盆は新盆と呼ばれ、日本全国で一般的に行われているお盆とは時期が違います。この記事では東京のお盆休みはいつごろなのか、お盆の日には何をするのか、他地域とはどう違うのか詳細に説明していきます。また東京のお盆ならではの習慣も紹介していきます。
2020年8月27日
マロニエ
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目次

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東京のお盆について解説

お盆休みの期間

日本の大部分の地域では、8月がお盆休みです。墓参りなどの主な行事はこの時期に行われます。しかし東京は他と違って、7月の連休にお盆をする人がいます。東京で行われる7月の連休のお盆は、普通のお盆とは時期以外にもいくつかの違いが存在します。(この記事の情報は2019年5月11日現在の情報を元にしています)

関東地方のお盆休み

東京を中心とする関東では、7月13日~7月16日がお盆を行う日です。ちょうどこの期間は7月の連休の時期にあたりますが、お盆が行われている日にち全てが休みになるわけではなく、お盆の始まりの7月13日やお盆の終わりである7月16日が平日になってしまう可能性があります。そのため東京では、お盆の行事を行うために有給休暇を取る人も多くいます。

関西のお盆休み

大阪を中心とする関西では、8月13日~8月16日がお盆です。関西のお盆が行われる時期は、8月の長い連休中にあるため、お盆の行事は連休中に行うことができます。またお盆の時に用意する物の中で注意すべきは盆提灯で、この盆提灯は7月の末から用意して、お盆の終わりの日までずっと明かりを灯しておく必要があります。

東京のお盆休みの日程①

東京のお盆休みの期間:7月13日盆入り

東京を中心とする関東でお盆が始まる日にちが、いつなのかと言えばそれは7月13日です。この日にちは盆入りと呼ばれ、霊が家に戻って来る時期になります。多くの仏教の宗派では、この盆入りの時期に霊が無事に家に帰れるように迎え火を焚く習慣があります。

東京と関西との違い:盆入り

関西の盆入りの日にちは8月13日です。この日は東京の場合と同じように、霊を家に迎え入れる日にあたります。また東京と同じく霊が家に無事に家に帰れるように、迎え火を焚く必要があります。盆入りが始まる前の準備も重要で、お供えや祭壇の用意などはこの日がくる前に用意しましょう。

東京のお盆休みの日程②

東京のお盆休みの期間:7月14日中日


東京を中心とする関東地方の7月14日は中日と呼ばれ、家に招いた霊と一緒に過ごす日になります。家族や家を訪れた親戚と楽しく過ごすことができれば、霊にとっても大きな喜び繋がることでしょう。家庭によっては、墓参りをこの日に行っている場合もあります。

東京と関西との違い:中日

関西で関東の中日にあたる日がいつなのかといえば、それは8月14日~15日になります。関西でも中日は関東の中日と同じく、家で家族や親戚と故人の霊が一緒に過ごす日です。この中日には、お供え物の食事が古くならないように交換する必要がある他、宗派によってはこの時期に僧に経を読んでもらうところもあります。

東京のお盆休みの日程③

東京のお盆休みの期間:7月15日中日

東京では7月15日をお盆の中日にしている場合が普通ですが、中にはこの日をお盆の最終日にしている場合も存在します。また連休が7月15日で終わる年には、止む負えず7月15日をお盆の最終日にしている家庭もあります。この日がお盆の最終日になる場合、送り火を焚いて故人の霊を見送ってあげましょう。

東京と関西との違い:中日

関西では8月16日がお盆の最終日なのですが、中には8月15日がお盆の最終日になるご家庭もあります。お盆の最終日にすることは、東京と大きな違いはありません。最も重要なことは霊を見送る送り火を焚くことです。送り火をきちんと焚くことによって、霊は安心して家を後にできます。

東京のお盆休みの日程④

東京のお盆休みの期間最終日:7月16日

休みにはならない年もある7月16日ですが、東京ではこの日にお盆の行事が最終日になることが多くなります。東京の多くの家庭では、この日に送り火を焚いて故人の霊を見送ります。送り火を焚く時間帯は夕方で、この時間帯に送り火を焚いて故人の霊を見送ったらお盆の行事は終了です。

東京と関西との違い:お盆最終日

大阪を始めとする関西のお盆の最終日にあたるのは8月16日。大阪ではこの日に送り火を焚いて霊を見送ります。家庭でするお盆の行事はこの日で終わりですが、お盆休みは8月16日が過ぎても続くことになります。またお盆に関連するさまざまな行事は、8月16日以降にも数多く行われます。


東京のお盆休みの歴史

東京のお盆の始まり

東京でお盆の行事が盛んに行われるようになったのは、江戸時代になってからです。この時代に東京のお盆の行事は、現在の内容に近いものになっていました。お盆の初日に焚く迎え火や、お盆の最終日に焚く送り火も江戸時代には行われています。お盆の行事は江戸時代の江戸では庶民にも馴染みのある行事で、江戸の風物詩の1つでした。

東京と大阪の違いが生まれた原因

東京と大阪でお盆休みの日程に違いが生まれたのは、明治時代に行われた暦改革が原因です。明治時代になって旧暦から新暦に暦が改めて、それまで東京でも大阪でも旧暦の7月13日~7月15日にお盆休みがあったのが、お盆の日にちがそれぞれ変わって、東京では新暦の7月13日~7月16日に、大阪では新暦の8月13日~8月16日に行われるようになりました。

東京のお盆休みの特徴

僧侶による法要

東京ではお盆の時は自宅で、僧侶による法要を行う習慣があります。お盆の日に僧侶が家に来る習慣は、大阪にはないもので、東京のお盆に独特な習わしです。近年の東京ではお盆の日に僧侶を呼ぶのは難しくなってきており、お盆の日に法要を行うためには、1月前以上からお寺にお盆の日に来て頂けるように依頼しておくことが重要です。

お盆に行われるお布施

東京ではお盆休みの日に自宅を訪れて読経してくれた僧侶に対して、お布施としてお金を払う習慣があります。お布施として僧侶に払われるお金の相場はおよそ2万円ほどで、お布施を払う世帯の経済力やお寺の事情などさまざまな要因で金額は上下します。お布施を僧侶に渡す際は封筒など紙の中に入れるか、袋の中に入れましょう。お布施の紙や封筒をお盆にのせて渡したら、さらに丁寧な形となります。

現在の東京のお盆休み

小型の仏壇

東京では家の中が狭く、普通のサイズの仏壇を家の中に設置することが難しいことから、小型のサイズの仏壇を家の中に設置する例が増えています。小型サイズの仏壇がでてきたことで、住宅事情が原因でそれまでお盆を行うことができなかった家でも無事にお盆を行うことができるようになりました。また最近は安価な組み立て式の仏壇も販売されています。

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法要をお寺で行う

お盆に行う法要は本来ならば自宅ですべきなのですが、東京では住宅事情や近所に寺院がないなどの理由で、自宅で法要を行えないため、寺院に行ってそこで法要をしてもらっている方も多くいます。法要はお盆の時期には東京のさまざまな宗派の寺院で行われおり、規模の大きな寺院だけでなく規模が小さい寺院でも行うことが可能です。

ホテルで法要

東京には自宅だけでなく寺院でもお盆の法要を行うことができないため、ホテルで法要を行っている人もいます。東急インなど有名なホテルでも、お盆の時期の法要をすることが可能です。ホテルでの法要は設備が整っている中で行われるため快適であるものの、自宅や寺院に比べると位牌の持ち込みなどの面で制限がついてしまいます。

まとめ

東京のお盆休みについて

これまで東京のお盆休みの日程と他地域との違いについて解説していきました。いかがでしたでしょうか?東京のお盆は江戸時代に始まり、明治時代に現在の日程で行われるようになりました。東京でお盆を行われるさいには、江戸時代からの長い歴史について心を通わしてみましょう。

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