梨の花ってどんな花?花言葉の意味や開花の時期など「梨の花」を解説!のイメージ

梨の花ってどんな花?花言葉の意味や開花の時期など「梨の花」を解説!

しゃりしゃりした食感が美味の梨ですが、実はその梨はとても可憐で美しい花を咲かせます。また、果実としての梨は知っていても梨の由来や意味、花言葉等はよく知らないもの。身近ながら知らないことの多い梨について、じっくり解説していきます!

2019年04月22日更新

咲良09
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目次

  1. 梨(ナシ)はどんな植物
  2. 梨(ナシ)の原産地
  3. 梨(ナシ)の由来
  4. 梨(ナシ)と「無し」の関係性
  5. 梨(ナシ)の別名
  6. 梨(ナシ)の花はどんな花
  7. 梨(ナシ)の花言葉
  8. 唐梨(カラナシ)と言う種類について
  9. 梨(ナシ)の花の名所紹介
  10. 梨は春の雪、花も愛でよう

梨(ナシ)はどんな植物

まずは梨(ナシ)の分類から、梨はバラ科ナシ属の植物、あるいは果実の名称で、食べる梨の他にも、花を観賞する事を主とする種類も存在します。日本では単に「梨(ナシ)」と呼ぶことが多いですが、日本で食される梨は「和梨(ナシ)」と呼ばれ、海外の品種は「洋梨(ナシ)」と呼ばれます。

梨(ナシ)とリンゴが似ているわけ

梨の形状を頭に思い浮かべると、真っ先に浮かぶのが「黄色いリンゴ」のような形状。これはリンゴと梨が共にバラ科で「親戚」に近い存在だから、自然と果実の形状も似るという事に由来します。リンゴと梨の区別方法は色を見る他にも、手に取った時の感触で見分けがつきます。ツルツルしている方がリンゴで、ザラザラしている方が梨。ほかにも食感が異なり、梨には独特のザラザラ感があるという違いがあります。

梨(ナシ)の原産地

梨(ナシ)の原産地は中国、中国や朝鮮半島、日本の本州や四国に生息する野生の「ヤマナシ」を基本種とし、高さ15メートルほど、12センチメートル程度の卵型の葉をつけます。「なしのつぶて」という形容詞があることや、果実の姿がリンゴに似ており「黄色いリンゴのような果実をつける」こと、秋に食べごろを迎えることも有名ですね。原産種のヤマナシは小ぶりで身も酸っぱく、あまり食用には適さない為、今の梨は品種改良を重ねた結果と言えそうです。

梨(ナシ)の由来

梨の名前の意味や由来は諸説あり、梨にはどんな意味があるか、どれが名前の由来かは確定していません。有力な説として、中心部ほど酸味が強くなることから「中酸(なす)」が訛ったものとする説。ほかにも、果肉が白いことから「中白(なかしろ)」あるいは「色なし」と呼んでいたのが縮められたもの、風があると実らないことから「風なし」とする説など、説はどれもバラバラで、何が正しい意味か判明していません。

梨(ナシ)はミステリアス?名前の意味は

ほかにも「甘し」が名前の由来とする説もあり、本当に「無し」が由来とするかもまだわかっていません。どのような経緯を得て「梨」と言う名がついたか、「梨」が持つ本当の意味は何か、実はまだわかっていない、身近ながらミステリアスな植物です。

梨(ナシ)と「無し」の関係性

梨の名前が「無し」と読める事は有名ですが、それは昔から同じことだったらしく、梨は「無し」の別名に通じると忌み嫌われ、家の庭に植える事を避けられたり「するめ」を「あたりめ」に言い換えるように「ありの実」に言い換えるなど、その響きから忌避されてきた植物でもあります。

梨(ナシ)と厄除け

名前が「無し」と読める事を逆手に取り、盗難避けとして梨を植えたり、鬼門の方角に梨を植え「鬼門無し」と読み、厄除けとするという文化もあります。また、手紙やメールの連絡がまるでない事を「なしのつぶて」と読みますが、こちらも梨が由来で、返事が「無し」なことと「梨」をかけたシャレとなっています。

梨(ナシ)の別名

梨は日本のみならず海外でも食されており、日本では「無し」を避けるため「ありの実」と名前を言い換える他にも、多彩な別名を持ちます。中国を原産とすることから「Asian pear」「Chinese pear」「Japanese pear」と呼ばれるほか、果実の外見がリンゴによく似ていることから「Apple pear」と呼ばれたり、シャリシャリした食感から「Sand pear」と呼ぶこともあります。また、日本名のまま「Nashi」と呼ぶこともあるそうです。様々な別名や名前を持つのは、それだけ梨が愛される証拠と言えるでしょう。

梨(ナシ)と「pear」

梨の別名に度々出てくる「pear」はそのまま、梨の事を指します。梨は種類が豊富で「種類によって性質や果実の形状が変わってくる」ため、同じ「pear」でも全然違う梨や別名が出てくることは珍しくないそう、pear単体の場合は洋梨の別名を指し、SandやJapaneseとつく場合は和梨と覚えるとよいでしょう。

梨(ナシ)の花はどんな花

果実の印象が強い梨ですが、その花はバラ科の例にもれず大変美しく、4月ごろに白い花を咲かせ、花を見る時期は春、果実を食べる時期は秋、と覚えるとよい植物です。梨の花は5枚の白い花弁からなり、画像を見ればわかる通り、一見するとサクラの花にも見える、どこか儚い姿をしています。

梨の花はにおいに注意

梨の花は開花時期がちょうど4月ごろで、花を愛でる時期に咲くため、咲く姿を意外と見かけやすいほかにも、独特の「におい」を発する事でも知られています。梨の花のにおいは「梨の果実」のにおいとは大分異なり、嗅ぎ慣れていないと臭いと感じることもあるそう。と言っても鼻を近づけでもしない限り、悪臭と感じることはないため、梨の開花時期に、開花した梨を眺める際は、顔を近づけすぎないようにしましょう。

梨(ナシ)の花言葉

梨は咲く花の美しさや果実の美味しさは勿論、花言葉も素敵なものが揃っており、また、花、果実、木の花言葉と、部位により花言葉が違うという特徴を持ちます。果実の花言葉と言うのも奇妙な話ですが、果実は基本的に花が咲かないと実らない為、そう考えると「果実の花言葉」もおかしな表現ではないと言えるでしょう。

梨(ナシ)の花言葉・花編

梨の花が単体で持つ花言葉は「和やかな愛情」「博愛」「愛情」「情愛」「慰め」など、どれも愛の告白などの情熱的なモノと言うより、優しく寄り添うような穏やかな花言葉が揃っています。ほかにも「優しい思い」という花言葉もあり、清らか、清楚と言う言葉が似合いそうな花言葉が揃っています。

梨(ナシ)の花言葉・果実編

梨の果実が持つ花言葉は「愛情」です。これは花の季節が終わり、果実が実り枝がしなる姿がお礼をしているように見える事から「愛情をかけて育ててくれたことに、梨がお礼をしている」と考えられたため、と言われています。日ごろからお世話になっている人に贈ると喜ばれるかもしれません。

梨(ナシ)の花言葉・木編

梨は花、果実の他、木自体にも「慰め」「慰安」「癒し」と言った花言葉があります。果実や花に比べ、ややネガティブな花言葉が揃っていますが、これは梨の原産地である中国の歴史にちなんだもの。中国ではその花の美しさから、雪景色に見立てて「梨雪」と呼び、古くより開花時期や季節が来ると梨の花を愛でる文化があり、8世紀~9世紀の「玄宗皇帝」が梨の庭園で音楽を演奏させ、疲れを癒していたことに由来します。

「梨園」の由来

ほかにも梨の木には「安楽」や「愉快」と言う花言葉もあり、これも梨の庭園で「玄宗皇帝」が音楽を奏でさせたという逸話に由来するものと言われています。玄宗皇帝は梨の花の季節になると庭園で音楽を奏でさせ、芸術を愛した皇帝で知られ、花の季節になると庭園で歌や踊りを教えていたそう、それが転じ、梨畑に「梨園」と言う別名がついたと言われています。

唐梨(カラナシ)と言う種類について

梨は通常の梨の他「唐梨(カラナシ)」と呼ばれる種類が存在します、唐梨は正しくは梨ではなくリンゴの仲間で、ベニリンゴの古名を指し、名の通り梨の花が白いのに対し、唐梨は赤い花を咲かせます。唐梨のほかにも「花梨(カリン)」とも呼ばれ、果実を食べる事も出来ますが、その形状や味は梨と大分異なり、また開花時期や果実が実る季節も異なり、咲く花の色合いも全く異なると「同じ漢字だが、まったく違う」植物の仲間です。

唐梨の花言葉

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唐梨の花言葉は大きく2つ存在し、1つは豊かで美しい事を表す「豊麗」もう1つは「優雅」と言う意味です。どちらも女性への誉め言葉として使う事が出来ますが、性別問わず使用できる花言葉の為、誰に対しても贈ることができる花です。この2つの他にも「唯一の恋」という意味があるため、プロポーズに使用することもできるでしょう。

梨(ナシ)の花の名所紹介

梨の咲く季節は四月ごろ、満開の梨の花を見たい場合は春に出かけることをおすすめします。梨の花が咲く姿を見るならやはり、春に梨園に訪れるのが一番ですが、他にも「梨の花が美しい」ことで知られる名所は複数存在し、ここでは特に有名な場所を紹介していきます。また、夕暮れや夜の梨の花も大変美しいため、そちらも見てみることをおすすめします。

富山の呉羽梨(ナシ)

ゴールデンウィークに富山に出かけられる場合は是非一度足を運んでほしいのが、富山原産の梨である「呉羽梨」の畑に訪れる事。四月はちょうど梨の咲く季節と重なり、満開の呉羽梨がまるで白いじゅうたんの様に咲き誇ります。呉羽梨の群生は「呉羽丘」の周辺一帯ならどこでも見られるため、アクセスも楽々。梨園では受粉作業が行われているため、梨の花を見る際は農家の方に迷惑をかけないようにしましょう。

長野の松川梨(ナシ)

長野に出かけられる場合、おすすめなのが松川梨の花を見に行かれること。松川梨は梨の花単体の美しさは勿論のこと、咲く時期がちょうど重なることから、桃の花やリンゴの花が咲く姿も見ることが出来、一度で三度おいしい、おすすめ観光スポットです。咲く季節が同時とはいえ、違う種類の花を同時に3つみられる光景は名中々珍しく、桃のピンクの、リンゴの薄ピンク、梨の白い花の3色が美しいグラデーションを作り出しています。梨だけじゃなく他の花も見たい!と言う方におすすめです。

東京都の「桜・梨の花まつり」

富山や長野の他にも、東京でも梨の花を見る事が出来ます。東京都稲城市では毎年、梨の花の季節になると「桜・梨の花まつり」を開催しており、ちょうど梨の開花と時期や季節が重なることから、桜の花も見る事が出来ます。今年の花まつりはすでに終了してしまいましたが大盛況だったそう、名前通り「桜の花」も楽しめ、出店なども出る為、来年の楽しみにするのもいいですね。

鳥取の二十世紀梨(ナシ)

富山や長野はちょっと遠い、西日本でも梨の花を見たい!と言う方には鳥取県の梨園がおすすめ。「二十世紀梨」が有名な鳥取県では、もちろん二十世紀梨の花が開花した姿も見る事ができます。鳥取県の各所にある梨園で開花した姿を見る事が出来、四月に鳥取に訪れれば、意識しなくても目に留まるものとなっています。ただ、通りがかりに目にするものと花を見る為に訪れるのでは見えるものも変わってきます、美味しい事で有名な二十世紀梨ですが、一度は花も見てみることをおすすめします。

梨は春の雪、花も愛でよう

独特のしゃりしゃりした食感と「無し」とも読めるユニーク名前から愛好家も多い梨ですが、実が有名すぎて花のほうはあまり注目されない、梨自体の意味は知らない、梨の実は知っているか花は見た事ないという方も少なくありません。梨の花は四月に梨園に行けば見られると比較的簡単に見る事ができる上、満開に咲き誇った時の姿は桜の花にも劣らぬ美しさを誇ります。この記事を機に、秋の梨園のみでなく、春の梨園にも訪れてみてはいかがでしょうか?

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