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ハバロフスクの観光スポット8選!旅行で一度は行くべき名所&人気スポットはココ!

アムール川とウスリー川の合流点に位置するハバロフスク。日本から飛行機で約2時間で観光に行けるロシア極東部の主要都市ハバロフスクは、長く極寒の冬が過ぎると緑に囲まれ、遊覧船が行き交う美しい季節を迎えます。ハバロフスク観光でおすすめ人気のスポットをご紹介します。
更新: 2021年5月14日
ティンカー・ベル
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ハバロフスクのおすすめ人気の観光スポット

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ハバロフスクはロシア極東の主要都市。シベリア鉄道の重要な拠点であるハバロフスク観光でおすすめの人気のスポットをご紹介します。日本ではあまり馴染みない街ですが、実はに飛行機で約2時間で行ける魅力的な街なのです。アムール川とウスリー川の合流地点に位置するハバロフスクの情報をお伝えしながら、おすすめ人気の観光スポットをご紹介します。

ハバロフスクとはこんな街

ハバロフスクの略歴

https://www.photo-ac.com/main/detail/1086448?title=%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%84%80

ユーラシア大陸を北東に流れるアムール川とその支流の1つのウスリー川の合流点に位置するハバロフスクは中国との国境に近いロシアの極東部の街です。
17世紀にこの地を訪れた探検家エロフェイ・ハバロスに因み当初は「ハバロフカ」という名の街でした。
19世紀半ばまでは、中国の清とロシアの中立領土でしたが、1860年の北京条約によって、正式に清からロシアに譲渡され、1895年に現在の「ハバロフスク」という名になりました。

日本から一番近いヨーロッパのハバロフスク

1895年以降、ハバロフスクはロシアの極東進出の拠点となり、1916年ハバロフスク橋が完成するとシベリア鉄道の重要な拠点となります。ロシア極東部の名実ともに首都だとみなされる街になったのです。極東では珍しい外国人開放都市に指定されている街で、近年は、日本から約2時間で旅行に行けるヨーロッパとして観光の人気を呼んでいます。

ハバロフスク観光で気になる物価について

ハバロフスクの物価は、ヨーロッパに比べると格段に安いですが、ロシアの首都モスクワに比べると高いです。理由はロシアの通貨制度によりロシア国内に流通する物品(食料も含め)は、輸入品も国内生産のものもすべて一度モスクワの問屋を経由しなければ地方に入らないため、地方の物価が高くなるからです。ですからロシアの中でもモスクワの物価と比較すると、ロシアの地方都市であるハバロフスクの物価は高めです。

日本の物価と比べると...

ロシアの通貨はルーブル。1ルーブルは日本円でおよそ2円です(2019年4月25日現在の外国為替相場より)。日本の物価と比較するとハバロフスクの物価は地下鉄などの乗り物は日本より格別に安く、日本円で40~90円。しかしファーストフードやホテルなどは日本とさほど変わりません。

高級な価格のホテルやレストランはない!

たとえばハバロフスク駅周辺のホテルや人気のホテルの1泊の宿泊料金は日本円でおよそ5000~10000円くらいが相場。食事に関してみると、ピザなどのファーストフードは日本円で200円~800円。レストランでロシア料理を堪能するにも2000円~3000円で食事ができます。日本のように1泊数万円するようなホテルや高級料亭などのようなに高額になるレストランはないので、それを考えると日本よりも物価の安い街です。

市民の生活水準は安定している街

ロシアの極東部の行政府がおかれているハバロフスクは、ロシア極東の中心都市ということもあり、経済も活性化していて、市民の生活は安定している街です。市民の給与水準もロシアの中では高く、そしてロシアの中では物価も高いですが、日本から旅行に出かけ、日本の物価と比べるとそれほど物価の高さは感じません。

ハバロフスク観光で気になる治安について

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市民の生活水準は悪くないとはいえ、ハバロフスクの街の治安はあまりよくありません。これまでに旅行者が強盗被害にあう事件が度々発生しています。旅行者はお金を持っていると思われることと同時に、土地に不慣れであることから犯罪のターゲットにされやすいのです。犯罪者はグループで連絡を取り合って外国人旅行者を狙います。持ち物から目を離さず、一人ではなるべく行動せぬように気を付けましょう。

公園や市街地ではスリに注意せよ!


ハバロフスクの街にはいくつか公園がありますが、公園の治安はあまりよくありません。公園内は樹木も多く、周囲から四角になる場所が多いので治安のよい場所だとは言えません。またショッピング街も旅行者を狙いひったくりなどの事件が発生しています。治安はよい街ではないので、自分の持ち物には注意し、周囲から四角になるような場所や夜は、一人で行動しないようにしてください。

駅や空港は要注意!

ハバロフスク駅や空港は、犯罪グループから旅行者が格好のターゲットに狙われやすい場所です。犯罪グループは、シベリア鉄道や飛行機の到着を待ち旅行者を狙います。ハバロフスクの窓口となる駅や空港の治安は、あまりよくありません。そのため駅を出たら見知らぬ者が後をついてこないか、しばらく気をつけて行動しましょう。また駅や空港では荷物から目を離さないように注意してください。また空港を出るとたくさんの白タクが駐車していますが、土地になれない旅行者は白タクを使わぬようにするのがおすすめです。

白タクとは

白タクというのはタクシー会社に所属していないタクシーです。車に料金メーターを付けておらず、行く先を聞かれ値段を交渉して、その価格で目的地まで乗車することができます。白タクとは一般ドライバーが小遣い稼ぎを目的で人を乗車させているタクシーです。ハバロフスクをはじめロシアでは、この白タクがタクシーの約8割を占めます。日本のタクシーのように街中で手をあげて乗車するのですが、乗車料金は交渉で決められます。

旅行者は白タクを利用しないこと!

ロシアにもタクシー会社に所属し、きちんとメーターを設置し条例に基づく料金で乗車できるタクシーが走っていますが、これらのタクシーは事前に予約しなければ乗車できません。白タクは土地勘のない旅行者がいい値を付けられることが多いのです。白タクにとって(すべての白タクがそうであるとは限りませんが)、旅行者とはぼったくることができるいいターゲットなのです。ロシアでは手をあげて乗車できるタクシーには要注意です。

インツーリストホテル周辺は特に治安が悪いエリア!

アムール川の近くに立地し、ハバロフスク観光に便利な場所にある人気のインツーリストホテル周辺は、過去に外国人旅行者の強盗事件が何度もあり、現地警察でもインツーリストホテル周辺は治安が悪く、特に危険な地帯だとしています。夜は特に周辺が暗く、周囲から四角になりやすいので、益々治安が悪くなります。通行する際は十分に注意してください。

ハバロフスクの冬は極寒!

ハバロフスクは寒暖差の激しい典型的な大陸型の気候です。季節を一巡すると冬の季節と夏の季節の気温差が激しく、また1日の気温差も大きいです。ロシアの冬の季節は長くて極寒であるのは有名ですが、ハバロフスクの冬も誠に寒い!マイナス30℃を下回るのことも珍しくありません。マイナス40℃という日もあります。何せ冬の季節はあのアムール川やウスリー川が凍結してしまうのですから。

極寒の冬の季節も魅力的なハバロフスクの旅行

長く極寒の冬の旅行の感想はただ「寒い!」の一言のみだと思いきや、極寒の冬の季節のハバロフスクへの旅行も魅力的な旅で、また真冬に旅行に来たいをという口コミを見かけます。ハバロフスクの冬の季節の魅力は、まるで絵画のように分厚く凍ったアムール川やウスリー川。オール毛皮に身を包む夫人の姿やロシア坊をかぶった現地の紳士の様子は異国を感じる場面です。

極寒の観光あとのボルシチはさらにおいしく感じる!

雪はサラサラで払えばとれる。人出は少ないので、観光スポットをまるで独占しているように見て回れるなどという冬の季節ならではお楽しみ方もおすすめです。極寒の観光の後のロシアのご当地グルメのボルシチも一層に美味しく感じる季節です。教会の広場に群がるハトや雀も毛量が増えてふっくらしている姿も、冬の季節の風物詩かもしれません。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所1

Khabarovsk Regional Museum(ハバロフスク地方博物館)

ハバロフスクの観光名所にアクセスしやすい人気のインツーリストホテルからすぐ近くにあるこちらの博物館は、極東ロシアのハバロフスクに生息する生き物や先住民族のナナイ族の生活、開拓の歴史、そしてロシア戦争当時の様子など、ハバロフスクのことが学べる博物館です。生息する生き物の剥製は迫力満点。フロアを変えるとチョウザメが泳ぐ水族館もあります。雨の日でも楽しめる観光スポット。もちろん極寒の冬の時期もおすすめの名所です。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所2

Spaso-Transfiguration Cathedral(変容大聖堂)


アムール川を見下ろす断崖の上に立っているロシア正教会。ハバロフスクの街にはいくつか名所の教会がありますが、ハバロフスクの観光でここは外せない名所です。金色に輝く玉ねぎのような屋根が目印です。高さ96m。ロシアの中で3番目に高い大きさです。中に入るとき、旅行者の女性でも髪をスカーフやスツールで覆わなければなりません。入り口に貸し出用のスカーフの用意がありますが、気になる方はスカーフなどをご持参ください。教会内の写真撮影は禁止です。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所3

Muravyov Amurski Park(ムラヴィヨフアムールスキー公園)

ハバロフスクの名所でもあるアムール川に沿ったベストロケーションの美しい巨大な公園。観光におすすめのスポットです。長い階段の先には教会の広場が開け異国を感じます。公園の展望台からは、冬は結氷したアムール川が望め、夏は雄大なアムール川とその先には中国をも望めます。

アムールスキー伯爵像が建つ名所

展望台の近くには東シベリア総督として、ロシアの極東政策に深く関わり、領土拡大に貢献した人物であるアムールスキー伯爵の銅像が、アムール川に架かるハバロフスク橋を見下ろすかのように建っています。観光の記念に写真に収めたいスポットの一つでもあります。ちなみにロシアの一番高い紙幣である5000ルーブル紙幣にはアムールスキー伯爵像が描かれています。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所4

Muravev-Amyrskiy Street(ムラヴェフ・アミルスーキ通り)

ハバロフスクのメインストリート。旅先の市街地の探索も、その街の風習や文化を垣間見れるスポットです。ハバロフスク駅から始まりアムール川へと続きます。途中、ロシアの中では2番目に大きいレーニン広場でひと休みするのもおすすめです。レーニン広場では、観光名所の一つで、鮮やかなブルーのとんがった屋根が特徴のウスペンスキー教会が望めます。レストラン、カフェ、ハバロフスクのお土産を買えるようなお店などが立ち並ぶメインストリートです。

インスタ映えする建造物が見どころ!

ストリートに建つ建造物は帝政ロシア時代の欧風の建物やスターリン様式の建物など、ロシアのクラッシックな建造物が立ち並び、異国を感じるストリート。インスタ映えもばっちりです。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所5

North Park(ノースパーク)

ハバロフスクのメインストリートのムラヴェフ・アミルスーキ通りから北へ約9kmほど北上した場所にあるロマンチックな公園です。この公園のコンセプトは「愛」。公園の池で戯れるアヒルなどの小動物にも癒さ荒れます。緑の多いこの公園はカップルで足を運ぶのもおすすめ。現地の人からも人気の公園です。ハバロフスクにはいくつか公園がありますが、その中でも極東ロシアの情緒の感じる公園です。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所6

Amur River (アムール川)

冬は結氷するアムール川。ハバロフスクの最大の人気の観光スポットといえばアムール川は外せません。ハバロフスクの名所からも、アムール川の雄姿を望めますが、川辺はアムール川の壮大さをまじかに実感できます。アムール川はロシアから中国に入りオホーツク海に注ぐ川。中国では「黒竜江」と呼ばれています。

アムール川のクルージングツアーもおすすめ!

ムラヴィヨフアムールスキー公園の長い階段を下ると、港ターミナルにでて、アムール川をクルージングで楽しめるツアーもあります。クルージングではアムール川の大きさを体で体験し、ハバロフスクの観光名所であるハバロフスク橋を川の下からの望むことができます。ただし10月になると終了してしまうようなので、クルージングのツアーを希望の際は宿泊ホテルなどでご確認ください。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所7


Dinamo Park(ディナモ公園)

ハバロフスクの街の中心にありながら緑の綺麗な自然公園です。市民からも人気の憩いの公園。春は花壇にいっぱいの花が咲き、夏は屋台のアイスクリーム屋さんが人気です。秋は紅葉が楽しまれますが、これも日本の紅葉とは一味違った異国の紅葉。極寒と言われる冬は、氷の彫刻やクリスマスツリーが飾られ、キーンと冷える公園も見どころ満載!どの季節に訪れても、味わいのあるハバロフスクの人気の観光スポットです。

ハバロフスクのおすすめ人気の観光名所8

Square of Fame(慰霊碑)

このスポットは第二次世界大戦の戦死者の慰霊碑です。碑にはたくさんの戦死者の名前が刻まれています。慰霊のため、永遠に(24時間365日)消えない炎が灯されています。一方的に中立条約を破られた日本人にとっては、なんだか複雑の思いのするスポットでもありますが、碑に刻まれた名前の多さをみて、戦争の痛ましさと二度と起こしてはならないという気持ちにかられるスポットでもあります。

ハバロフスクの観光はツアーで行くのもおすすめ!

人気の名所を外したくなければツアーもおすすめです

https://www.photo-ac.com/main/detail/253115?title=%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88

日本から約2時間で行けるヨーロッパだと人気のロシア極東のハバロフスクへの観光。近年人気の極東ロシアへ初めて旅するには大手旅行会社ばかりではなく、格安旅行会社でも人気の観光スポットを巡るツアーを提供しています。ハバロフスクの観光名所やレストラン、ショッピング街はほとんどがロシア語です。言葉に不安のある方や一人旅、また女子旅にはツアーに参加するのもおすすめします。

https://www.photo-ac.com/main/detail/701371?title=%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%89%84%E9%81%93%E3%80%80%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AF%E9%A7%85

ロシアへの旅といえば、シベリア鉄道は憧れですが、ハバロフスクへの観光ツアーは主に、シベリア鉄道に乗車し、ハバロフスクとウラジオストクの両街を観光するツアーがメインです。大手ツアー会社は2名からの受付の場合が多いですが、一人旅のツアーも提供してくれるツアーもあります。ツアーなら人気の観光名所外さずに周れますが、ツアーだからといっても、治安については完全に安全というわけではないく、旅先の安全については各自で気をつけて行動しましょう。

ハバロフスクへ旅してみよう!

Photo by jinkemoole

極東ロシアのハバロフスクは、冬はあのアムール川が凍ってしまうほどの寒さですが、それでも冬に観光に出かけた人からは、冬のハバロフスクも魅力的でまた冬に観光に来たいと口コミされています。日本から一番近いヨーロッパ。飛行機で約2時間でヨーロッパの雰囲気満載の極東ロシアのハバロフスクへの観光も旅の計画におすすめです。

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冬は長くしかも極寒の季節であるロシア。ロシア極東のハバロフスクは日本から飛行機で約2時間で行けるヨーロッパだと、近年人気の観光地です。ハバロフスクのほかにもロシアの情報をもっと知りたい方はこちらのチェックもお忘れなく。ロシアの情報がさらに知ることができます。