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壺屋やちむん通りで安くていい器を見つけよう!6つの楽しみ方をご紹介!

器が安い値段で購入・見学できる「壺屋やちむん通り」というストリートがあります。沖縄県那覇市の国際通りからのアクセスも良く、徒歩で気軽に観光できてしまいます。「やちむん通り」には、やちむん販売を専門とする店舗やカフェなどで賑わっており、今話題のスポットです。
2020年8月27日
sakakibara-tetuji
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沖縄県にある壺屋やちむん通りとは

沖縄県那覇市内でショッピングや観光と言えば、国際通りが有名スポットです。その国際通りから徒歩10分前後のところに位置する、壺や食器などのギャラリーショップが多く連なった商店街ストリートがやちむん通りです。安い値段で良質な器が購入できることから、近年では人気の観光地になっております。地図を見ても分かるようにアクセスも良好で、歩いて回り切れるくらいの散歩には丁度良い規模のストリートなので、1時間もあれば十分やちむん通りを味わうことができるでしょう。

「やちむん」の意味とは

やちむんは琉球の方言で「やきもの」のことを指します。沖縄県産の焼き物(やちむん)は荒焼・上焼の2つのタイプが存在します。

荒焼

荒焼とは無釉(むゆう)の器を指します。赤土をそのまま焼くので、デザインはツヤもなく古風な仕上がりになります。外見のおしゃれさは期待できませんが、荒焼の特徴として、器の土が食べ物や酒の味わいを深める効果があります。なので荒焼のやちむんは食器としてではなく、シーサーなどの置物や、酒や味噌を保管しておく壺として作られることがほとんどです。次に紹介する上焼よりも値段は安い設定になっています。

上焼

壺屋やちむん通りで目にする多くの器が、上焼とよばれる釉薬(うわぐすり)を使用して、色とりどりの絵柄が描かれた美しいデザインの器です。一般的にやちむんと言えばこの上焼が当てはまるでしょう。

やちむん通り観光でおすすめ!6つの楽しみ方

沖縄県那覇市にある、やちむん通り観光をされるなら抑えておきたい、店舗情報やカフェなどおすすめポイントを6つ紹介します。これから沖縄旅行を計画されている方の参考になれれば幸いです。

①やちむん通りオススメ店舗「ヤッチとムーン」

ヤッチとムーンは、やちむん通りの古美術や伝統を守りつつ斬新でおしゃれなデザインの器を取りそろえた、今やちむん通りで人気上昇中の壺屋です。可愛いクマの絵や、コントラストの優しい海の絵など、個性的なタッチで描かれたやちむんが人気で若い世代からも支持されています。おしゃれなオリジナルデザインのやちむんは、1,000円代から買える器もあり、安い値段も嬉しいポイントです。

おすすめポイント

ヤッチとムーンのやちむんは古風な茶碗や急須など沖縄らしい陶器や、西洋でも人気がでそうなオシャレプレートやグラスまで幅広いラインナップが特徴です。またヘアアクセサリーなどの身につけるやちむんも販売されており、全体的にキュートな形や色をしたやちむんばかりなので、女性へのお土産にピッタリなやちむんが見つかるでしょう。

ヤッチとムーンの基本情報


【住所】〒902-0065沖縄県那覇市壺屋1-21-9
【連絡先】098-988-9639
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩1分
【営業時間】10:00 ~ 19:00

②やちむん通りオススメ店舗「やちむん家」

やちむん家で販売されているやちむんは、シーサーをメインに構成されています。いまにも動きだしそうな、命を吹き込まれたかの美しいシーサーがたくさん並べられています。ご存知のように、シーサーは古来から沖縄で愛されてきた守り神で、無病息災をもたらしてくれると言われています。国際通りや那覇空港でもシーサーの置物はたくさん売られていますが、やちむん家の迫力あるシーサーは別格です、この機に足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

おすすめポイント

やちむん家はセレクトショップではないので、店舗内の商品は全て完全手作りです。もちろんシーサー以外にも器やアクセサリーなどの雑器が購入可能なので、リーズナブルな値段で世界に一つだけしかない1点物が手に入ります。比較的安い値段で、誰とも被らないおしゃれなネックレスを見つけることができます。

やちむん家の基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目22−25
【連絡先】098-861-7009
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩1分
【営業時間】10:00 ~ 18:00

③やちむん通りオススメ店舗「kamany カマニー」

カマニ―は、窯元育陶園が運営するブランド店舗で、カマニ―のやちむんは見た目がクールなのが最大の特徴です。コーヒーを飲むのにぴったりなマグや、パンやサラダが綺麗に見栄える大きめなお皿など、スタイリッシュなやちむんを中心に販売されています。そのカッコイイ見た目からは想定できない安い値段も好評です。可愛さや古風よりも、とにかくモダンでおとなびた雰囲気が全面に押し出されている個性的なやちむんは、男子へのギフトにおすすめです。

おすすめポイント

カマニ―の運営元である窯元育陶園では、やちむんの購入だけではなく、制作工程を実際に見る工場見学ができます。また、ロクロ、てびねり、シーサー作りなど体験教室も受け付けているので、ショッピングだけに終わらず、やちむんに関連したさまざまアクティビティを経験することが可能です。カップルや家族連れなど、大切な人と貴重な体験をシェアすることができます。

kamany カマニーの基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目-22-37
【連絡先】098-911-6664
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩1分
【営業時間】10:30 ~ 18:30

④やむちん通り人気カフェ

うちなー茶屋&ギャラリーぶくぶく

うちなー茶屋&ギャラリーぶくぶくでは、やちむんはもちろん、現代アートやアンティーク品など個性豊かなアイテムを見学したり購入することができます。美しい琉球グラスがカフェで提供される飲み物やデザート類の器として使用されており、その場で実際にグラスの使用感を試すことができます。この店舗の一押しのメニューは沖縄の伝統的なお茶「ぶくぶく茶」と呼ばれる玄米茶です。

うちなー茶屋&ギャラリーぶくぶくの基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目22−35
【連絡先】098-943-4811
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩1分未満
【営業時間】10:00 ~ 19:00

茶屋すーじ小


茶屋すーじ小は、国際通りからも、やちむん通りからも少し離れた所に店舗があり、落ち着いた昔ながらの赤瓦が特徴的で落ち着ける空間のカフェです。周りには住宅や緑も多くあり、開放的なカフェの中に入りこむ風が気持ちよく、つい長居してしまうかもしれません。車は通れない細い路地に店を構えているので、騒音なども気にならないので、観光に疲れたら是非立ち寄って頂きたいカフェです。一押しのメニューは、ぜんざい、沖縄そば、など那覇では定番の心落ち着く食事を満喫してください。やちむん通りのカフェの中でも、値段が安い設定なのも人気の理由です。

茶屋すーじ小の基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目15−23
【連絡先】090-9788-4849
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩2分
【営業時間】12:00 ~ 18:00

琉球料理ぬちがふぅ

やちむん通りや国際通りから徒歩圏内で向かうことができる琉球料理ぬちがふぅは、賑やかな国際通りなどの主要観光エリアの空気とは一変して、心休まる古民家を改装したカフェになっています。重要文化財に指定されている、東ヌ窯や新垣家住宅を、のんびり眺めながら楽しむカフェタイムは格別です。軽食だけでなくランチやディナーも充実しており、本格的な沖縄料理を堪能することができます。

琉球料理ぬちがふぅの基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目28−3
【連絡先】098-861-2952
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩1分
【営業時間】
・ランチタイム 11:00~14:00 
・アフタヌーンティー 14:00~17:00
・ディナー 17:00~完全予約制

⑤やちむん通りの文化

那覇市立壺屋焼物博物館

やちむん通り入り口のちょうど目の前にある壺屋焼物博物館では、1階と2階にある展示場にて、やちむんい関連した歴史や技法など詳しく分かりやすく解説されています。また屋上にあがることもできて、やちむん通りを一望することも可能です。さらに館内にあるトイレの壁やシンクには、やちむんの陶器が使われており、訪れる環境客を飽きさせません。

壺屋焼物博物館の基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目9−32
【連絡先】098-862-3761
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩4分
【営業時間】10:00 ~ 17:30

重要文化財「新垣家住宅」

やちむん通りには、今もなお300年以上前の姿と変わらない光景が残されています。新垣家住宅と呼ばれる重要文化財には、登り窯による陶器制作が営まれており、現在も窯や屋敷など昔のまま残っています。窯から発生する煙が人体に悪影響を及ぼすという理由から、現在やちむん通りでは使用されていませんが、見学は可能です。やちむん通りに行くことがあれば、買い物や食事だけでなく、沖縄の歴史・文化を目や肌で感じるのも1つの楽しみ方でしょう。

新垣家住宅の基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目-28-32
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩1分未満

南ヌ窯 (フエヌカム)


南ヌ窯 (フエヌカム)では、荒焼のやちむんを焼く大きな窯を見学することができます。周りが木々に囲まれており、敷地の中に進んでいくと巨大な登り窯が姿を現します。その窯のサイズは10メートルを越え、縦に長い形をしています。

南ヌ窯の基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目9−29
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩3分

⑥やちむん通りで体験する

シーサー工房不羈(ふき)

シーサー工房不羈では、なんと自分だけの手作りシーサーの制作体験が行えます。陶芸体験は全国各地さまざまな観光地で実施されていますが、シーサーを作れるのは珍しいサービスです。力強く険しい表情のシーサーを作るもよし、アニメキャラのような愛らしい姿に作るのも楽しみです。お面タイプだったり、色付けをしたり選べるバリエーションも豊富です、この機会に是非オリジナルのシーサーを生み出してみてはいかがでしょうか。

シーサー工房不羈の基本情報

【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目17−3 ジョトール壺屋101
【連絡先】098-861-7440
【アクセス】壺屋陶器会館から徒歩1分
【営業時間】10:00 ~ 19:00

まとめ

国際通りから歩いて気軽に行ける「やちむん通り」。そこには、やちむん鑑賞、歴史・文化を見学、お気に入りのやちむんを選んで購入、歩き疲れたら沖縄の古民家など癒し空間でカフェタイム、時間があれば手作りシーサー体験。やちむんの値段は東京で買うよりも遥かに安いので、お財布にも優しい。やちむん通りには、ほんとうに多くの魅力が集まっています。

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