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イヤホン掃除の仕方を大調査!手入れを怠るとカビや臭いが発生する?!

イヤホンが汚れていると耳垢や臭いが気になるかと思います。この記事では掃除や手入れの仕方を紹介します。カナル型イヤホンの洗浄方法とノズルの手入れおよびメンテナンスの仕方、イヤーチップを直接洗う注意点まで、イヤホン掃除情報をまとめました。
更新: 2021年2月25日
sakakibara-tetuji
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イヤホンの手入れを行う必要性

通勤や通学時間の気分転換には、音楽やラジオを聴くことが習慣づいた人も数多くいるでしょう。イヤホンは気軽にリラックス効果を得られるとても便利なツールですが、手入れを怠ると嫌な臭いが発生したり、耳の中にカビが生えてしまうことも。

ヘッドホンと比べて手入れが大変なイヤホンなのですが、定期的なクリーニングとメンテナンスを行っていくことで、耳垢の増加や病気を防ぐことが望めます。そこで今回は、イヤホンの基礎となる掃除のやり方を紹介いたします。

カナル型イヤホンの掃除の仕方

密閉性が高く音が外部に漏れにくく、手軽に高品質なサウンドを楽しめることで人気のカナル型イヤホン。イヤーチップは、ぷにぷにとしたシリコンやウレタンなどの素材で作られているのが特徴です。まずはカナル型イヤホンの掃除や手入れの仕方を確認してみましょう。

カナル型イヤホンの掃除の仕方①

イヤーチップの手入れ

カナル型イヤホンの特徴として、イヤホン本体と耳に触れる部分が付け外しできます。イヤーチップは汚れや耳垢などがたまる所で臭いが発生しやすいので、まずはここから洗うようにします。

表面を除菌シートで拭く

表面に付着した耳垢はウエットティッシュで簡単に取り除くことができます、ノンアルコールのウエットティッシュでも構いませんが、除菌と臭い除去効果が期待できるアルコールを含んだ除菌シートで磨き上げることをおすすめします。ただ外して拭くだけの簡単作業なので、こまめなメンテナンスを心がけましょう。

歯間ブラシを使って小さなゴミをかきだす

除菌シートで拭きとれる範囲の汚れを全て洗浄したら、次はイヤーチップの穴まわりを歯間ブラシを用いてクリーニングしていきます。くぼんでいる場所など指が届きにくいところの汚れを集中的に取り除いて下さい。

カナル型イヤホンの中は通気性が悪いのでカビが生えやすい環境とも言えます、汚れを放置しておくとカビの増殖スピードも活発化して嫌な臭いも発生しやすくなるので、細かいところまでしっかり洗うようにしましょう。

歯間ブラシは歯医者さんで使っているような本格的なものを使う必要はありません、ご家庭にある普通の歯間ブラシをご用意ください。

カナル型イヤホンの掃除の仕方②

イヤホンのノズルのお手入れ

イヤーチップを外して洗うのみでは、イヤホン掃除のメンテナンスは不足です。耳に直接触れていないイヤホンノズルの音が出るメッシュ部分もまた、耳垢や汚れが多く付着しており臭いもあります。内部から綺麗にすることで、音質の改善や臭い防止などの効果が期待できます。

歯間ブラシで耳垢を除去


イヤーチップの中の汚れを、歯間ブラシで落とした時のようにイヤホンノズルのメッシュになっているところを、優しく力をこめすぎないように丁寧にこすっていきましょう。

こすり続けていけば、たまった耳垢がポロポロとれていくはずなので、汚れが目立たなくなるまで徹底的に掃除してください。以上のメンテナンス方法を実行すれば、カビの発生を防いで音の聞こえ方はクリアになります。

イヤーチップを水で洗浄する方法

カナル型イヤホンの掃除の仕方ですが、除菌シートで拭きあげる以外にも綺麗にする簡単な方法があります。それは取り外したイヤーチップを丸ごと水や湯で洗う方法です。

イヤーチップを丸洗いするときの注意点

イヤーチップの汚れを、しっかりと落としたいのであれば水で洗う方法が最適です。注意すべきことは、洗浄したあとの乾燥の仕方です。

イヤーチップはその性質上さまざまな形があり、湾曲した部分には水滴が溜まりやすく抜けにくいものです、乾燥させるときは全ての面をまんべんなく乾かして下さい。

裏返したり床との接地面を変えたりして、ムラなく乾燥させます。せっかくキレイに洗うことができても、水分が付いたままではイヤーチップにカビが生えてしまうかもしれませんので注意が必要です。

イヤーチップをノズルに装着する前に再確認

洗浄後の乾燥が不十分だとカビが発生する恐れがあると解説しましたが、もう一つイヤーチップを水で洗うときの注意点があります。それはイヤーチップをノズルに装着するときに、水分を含んで濡れていないか確認することです。

ノズルの先は電気が流れる領域です、少しの水分でも漏電する可能性は否定できません。イヤーチップを水で洗浄することはキレイになるメリットがありますが、カビが生えたり故障したりするかもしれない、デメリットがあることを覚えておきましょう。

インナーイヤー型イヤホン(開放型)の掃除方法

続いては、インナーイヤー型イヤホン(開放型イヤホン)の洗浄方法を紹介します。

最近ではすっかりカナル型イヤホンが主流になってしまいしたが、軽くて圧迫感の少ないインナーイヤー型イヤホンは一部のユーザーにとっては人気で、需要はまだまだあります。インナーイヤー型イヤホンも日々のメンテナンスは重要なので、きちんと掃除していきましょう。

インナーイヤー型イヤホンの掃除の仕方①

インナーイヤー型イヤホンのお手入れ

インナーイヤーはカナル型イヤホンと違って、掃除が少し難しい形状です。付け外しできる部品はないので、表面を磨いたりブラッシングしたりが主なメンテナンスの方法です。

先端の細い歯ブラシで汚れを落とす

インナーイヤーカナル型イヤホンのように、ノズルがむき出しになっていないので、直接ブラッシングすることは十分に出来ません。なのでイヤホンのカバーの上からクリーニングしていく方法で、汚れを落としていきましょう。

使用するアイテムは歯間ブラシではなく、普段使っているような歯ブラシで表面をこすっていきます。このとき先端の細い歯ブラシを使うことでより細かい汚れまでクリーニングできるでしょう。

インナーイヤー型イヤホンの掃除の仕方②

手入れの仕上げは除菌シートで磨き上げる


歯ブラシでメッシュ部分やカバーの穴など、隅々までブラッシングすることで奥深くに潜んだ耳垢やゴミなどの汚れが浮き出てきます。仕上げとしてイヤホン表面を全体的に除菌シートで磨いていきましょう。

インナーイヤーは分解したり丸洗いすることが不可能なので、消毒目的と臭い対策を兼ねて仕上げには除菌シートを使うようにしましょう。

スポンジカバーは定期的に交換しよう

スポンジカバーは、インナーイヤーで唯一付け外し出来る部分です。スポンジは主に使い捨ての消耗品なので、汚れてきたらこまめに捨てて新しいものをつけるようにしましょう。

イヤホンプラグの掃除の仕方

イヤホンプラグの手入れは慎重に

音質の低下を感じた場合、まずはじめに疑うべきことは耳垢や汚れの詰まりですが、もう一点見逃してはいけないのはイヤホンプラグのクリーニングにあります。

あまり触れるところではないので、ついメンテナンスを放置してしまいがちですが、汚れをそのままにしておくとノイズの原因につながってしまいます。

プラグはデリケートなパーツなので、ブラシでゴシゴシ磨くと傷が入ってしまい最悪故障してしまうリスクも考えられます、なので触るときは優しく扱うようにしてください。

マイクロファイバークロスで拭く

乾いたマイクロファイバークロスで、イヤホンプラグを優しく包み込むように磨いていきましょう。極細科学繊維で作られたマイクロファイバークロスを使用すれば、埃はもちろんこびりついた汚れまで水なしでキレイなクリーニングが実現。

イヤホンプラグまで日ごろからきちんとメンテナンスをしてあげれば、音とびやノイズなどのトラブルも起きにくくなるでしょう。

イヤホン端子の掃除の仕方

イヤホン端子のお手入れ

イヤホン端子(イヤホンジャック)とは、iphoneなどのスマホについているイヤホンを接続するための穴(接続部分)のことを指します。イヤホンプラグ同様に、接続部分の端子の汚れはノイズの原因になります。

イヤホンを使っていないときは、端子は空洞で非常に汚れが溜まりやすい状態にありますので、プラグ以上にクリーニングを要します。

綿棒を使って溜まった汚れをかきだそう

歯間ブラシを奥深くまで差し込んで強引に汚れを洗浄する方法もありますが、上述したようにプラグや端子などの接続部は、激しくこすってはいけません。そこでおすすめしたい道具が綿棒です。

少量のアルコールで湿らせた綿棒を端子の中に入れて、優しくかき回すように汚れをからめとりましょう。このとき注意したいのは、普通サイズの綿棒を使用を避けることです。

一般的な綿棒はイヤホン端子の穴よりも太いので、無理に入れようとして故障させてしまえば本末転倒です。かならず「子供用綿棒」や「極細」を使うようにしましょう。

イヤホンコードの掃除の仕方

イヤホンコードのお手入れ


Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンが流行っていますが、まだまだ有線のイヤホンも市場からなくなりません。そんなコード有りイヤホンを使っている人は、コード自体のクリーニングも必要です。

コードに耳垢はつくことはありませんが、外出先でバッグの中やさまざまな場所に置かれているので、目には見えない細菌がたくさん付着しています。

汚れたコードを触れた手でイヤホンのイヤーチップを触ると衛生的に好ましくないので、コードとはいえしっかり掃除していきましょう。

イヤホンコードは除菌シートで拭く

除菌シートで端から端まで、まんべんなくイヤホンコードについた汚れをふき取っていきましょう。あまり力を入れ過ぎてしまうと、コードを切ってしまう恐れがあるので、力み過ぎには注意しましょう。

耳に触れる部分はもちろん、コードやプラグなどのパーツまで清潔に保つことで気持ちよくイヤホンを使っていきたいですね。

イヤホンの掃除を楽にする方法

こまめに耳掃除をしよう

ここまでイヤホン自体の掃除方法について紹介してきましたが、掃除自体を楽にする方法として最も簡単で効率的なのが、マメな耳掃除です。ご存知のようにイヤホンが汚れてしまう根源は耳垢にあります。いつも耳の中は清潔に保っていれば、イヤホン掃除の頻度や作業は少なく済みます。

耳掃除のやりすぎは注意

耳の中にある耳垢は、程よい水分と油分で形成されています。耳垢と聞けば不要なゴミのようなイメージをもつかもしれませんが、本来耳垢の役割は、耳の中に水分と油の膜をつくり外部から侵入する細菌から守ります。

なので行きすぎた掃除は、痒みを伴ったり免疫が落ち込むといったリスクが生じます。とくに飴耳の方は水分量が多いので、耳垢を掃除しすぎてイヤホンをつけることで痒くなりやすくなってしまう場合もあります。耳掃除を全くしないのも不衛生ですが、やりすぎないようにすることも意識したいですね。

まとめ

イヤホン掃除はいくつかの注意点を抑えることができれば、難しい作業はありません。忘れがちなプラグや端子部分の掃除も大切です。健康のためにも、気持ちよく音楽やラジオを楽しむためにも、イヤホン掃除はこまめに行っていきたいですね。

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